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2013.10.21
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テーマ: 戦争反対(1248)
カテゴリ: 戦争と平和
核不使用声明:「いかなる状況でも」明記 日本署名へ
国連総会第1委員会(軍縮)で、日本が初めて署名する意向を表明した核兵器の非人道性と不使用を訴える共同声明の内容が17日、判明した。毎日新聞が入手した声明の最終案では「いかなる状況下でも核兵器が二度と使われないことが、人類存続の利益になる」と明言。米国の核抑止力を損なうとして、これまで同様の声明で日本が署名を見送る理由としてきた文言が盛り込まれている。
声明案では、日本が署名を見送ってきた過去の同様の声明にはなかった「核軍縮に向けたすべてのアプローチと取り組みを支持する」とする文言が盛り込まれた。米国の核抑止力に頼りつつ、段階的な核廃絶を目指す日本だけでなく、多くの国の支持を集めやすい内容になっている。この部分を含め、修正の結果、全体的に核抑止力を否定しない内容になったとして、日本も署名する方針に転換したとみられる。
国連外交筋によると、80カ国以上が署名する意向を表明。18日か週明けの21日、声明案を起草したニュージーランドの代表が第1委員会で発表する。
声明案では、核兵器は「人類の存続、環境、社会経済の発展、将来の世代の健康に重大な影響を与える」と指摘。こうした非人道性は「核兵器が最初に使用された瞬間から明らかになった」として、広島・長崎への原爆投下を想起させる表現になっている。
また、核兵器の非人道性は長い間、核軍縮・不拡散問題の「核心ではなかった」が、現在では「地球規模の課題として確立された」と指摘。2010年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議以降、さまざまな国際会議で取り上げられていることに触れ、核廃絶への新たな潮流になったことを強調している。さらに、核兵器の再使用を防ぐ唯一の手立ては「核全廃」のみで、世界から核兵器の脅威を取り除くことは「我々が将来の世代に対して負っている責任」と訴えている。
同じような共同声明は昨年5月のNPT再検討会議準備委員会以降、3回発表され、日本はいずれも署名をしてこなかったが、岸田文雄外相が今月11日、今回の声明に署名することを発表した。

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当初、これまで日本政府がこだわっていた「いかなる状況下でも核兵器が二度と使われないことが、人類存続の利益になる」という文面がなくなったので署名に応じることになったように報道されていましたが、実際は削除されていないそうです。
が、何はともあれ日本政府がこの共同声明に署名することになったのは喜ばしいことです。安倍政権の政治姿勢には全面的に反対ですが、この件に関してだけは支持したいと思います。

ちなみに、共同声明の要旨は 以下のとおり だそうです。


核兵器が再び使われないことを保障する唯一の方法は全廃だけだ。核兵器の使用、保有数や保有国数の増加を防ぎ、核拡散防止条約の目的実現と普遍化を通じた核軍縮の達成に向けた責任は、すべての国が負うものだ。
我々は、国際社会が赤十字国際委員会や国際人道組織と共に、核兵器がもたらす破滅的な人道上の影響に対処すべく決意を新たにしたことを歓迎する。我々が責任を全うするにあたり、この問題に関する認識を高める上で、市民社会は政府と協調して果たす極めて重要な役割を担っている。我々は、協力してこの問題に取り組み、世界から核兵器の脅威を取り除く義務を、未来の世代のためにも負っている。

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ごく当たり前の内容であり、これに署名を拒むのは、被爆国の態度としてどうなのか、と私は思います。

ところで、日本政府が歴代、この種の核廃絶を目指す署名を拒否してきたのは、米国の核の傘に安全保障を依存してきたからだ、と言われます。
でも、本当にそうなのでしょうか。


核の傘というのは、日本が米国の核抑止力の庇護下にある、という考え方です。それは突き詰めて言えば、日本が核を保有する某国から攻撃を受けた場合、米国が日本のために核で反撃してくれる、という理論です。
でも、本当にそんなことがあり得るのでしょうか。私はあり得ないと思います。米国が某国に対して核攻撃をかければ、その某国は確実に米国に対して核で反撃をかけることになるからです。もちろん、米国を射程に収めるミサイルがあれば、ですが。
日本でもイギリスでもドイツでも、どこの国でもいいけれど、米国にとっていかに大事な同盟国だとしても、外国です。外国を守るために、自分の国、自分の国民の頭上に核ミサイルの雨が降ってくるという事態が容認できますか?
米国が対外戦争でもっとも多くの死者を出したのは、第二次大戦の40万人です。大都市に10発も核爆弾が降ってくるだけで、それをはるかに超える死者が出ることは確実です。広島の原爆は16ktの爆発力で10万人以上亡くなっているんだから、今日の200ktクラスの核兵器なら、1発だけでも死者は第二次大戦を超えるでしょう。
そんなリスクを犯してまで、自国をではなく外国を守るために核兵器を使う、なんてことがあり得るはずがない、と私は思います。





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最終更新日  2013.10.21 22:53:52
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