inti-solのブログ

inti-solのブログ

PR

×

カレンダー

コメント新着

inti-sol @ Re[1]:目詰まりではなく不足だ(05/22) マルダリッグさん 商品がない、そういう…
マルダリッグ@ Re:目詰まりではなく不足だ(05/22) 昔ソ連など旧社会主義国が、商店に商品が…
nordhausen@ Re:その昔、公務員叩きが流行したことがありましたが(05/25) ところで、北海道新聞2026年5月12日記事で…
inti-sol @ Re[1]:富士スバルラインで五合目へ(05/17) マルダリッグさん いや、エンジンのない…
2014.11.22
XML
カテゴリ: 政治
結局、報道のとおり安倍政権は解散総選挙という道を選んでしまいました。


それはともかく、自公が過半数割れで下野!という事態が起こることを、私は熱望はしていますけれど、現実的には、今回の選挙でそうなる可能性は、極めて低いだろうと、私ですら考えざるを得ません。それに、野党だって、次世代の党とか維新の会とかの、政策の上では自民党とたいして変わらない党も含まれているわけですから。
今回の選挙で、野党の現時点での傾向を見ると

民主党は、多少は回復しそう。でも、100議席も取れたら奇跡でしょう。
維新の会は減りそう。30議席くらいかなあ。
みんなの党は戦う前に消えてなくなった。(残党の大半は民主へ?)
共産党はかなり増えそう。ひょっとして20議席?
次世代の党も減りそう。10議席くらい?

社民党は現状維持。2議席かな。
その他の諸派、野党系無所属は5議席未満。民主に集まる傾向。

と、考えると、野党の合計で、議席数が170議席程度しか思い描けません。それも、かなり大甘な推定です。(現実に民主党が3ケタ取れる可能性は低そう)
そうすると、自公で305議席、うち公明が約30議席ですから、自民党が275議席前後ということになります。今より20議席程度は減るかもしれないけど、そこまで、ということです。民主党が現状維持程度にとどまれば、逆に自民の議席増という事態すら、ありえないことではありません。
私はもはや民主党には何の期待も持っていない反面、それでも民主党がある程度は議席を取らないことには自公圧勝という結果しか待っていないという現実もあるわけです。私としては、比例区は民主党に入れない。小選挙区はこれから考える、というところです。

それはともかく、今回の総選挙もまた、小選挙区比例代表並立制で行われます。更に、議席数は前回から5議席減って475となっています。

過去何回か書いていますが、小選挙区制というのは、非常に害悪の大きな選挙制度です。その害悪の大きさは、総選挙の回数を経るごとに大きくなってきているように見えます。

小選挙区制の最大の弊害は、選挙区内で比較第1位でさえあれば議席を独占できるため、第1党が得票率に比べて過大な議席を獲得できてしまう、という点です。
例えば、前回2012年の総選挙における自民党の得票率は、小選挙区で43%、比例区に至っては27%に過ぎません。公明党と併せての与党合計でも、小選挙区45%、比例区39%です。それで、議席数は自民党が6割以上、自公全体で2/3以上を独占しているのです。
逆に、2009年の総選挙では、民主党の得票率は小選挙区47%、比例区42%、連立与党陣営全体ではかろうじて得票率が過半数を超えた程度で、議席数は民主党が6割以上、与党陣営合計で2/3を占めています。
それどころか、得票率で第2党が議席数では第1党になってしまう事態すら起こりえるのです。日本でも、参院選(完全な小選挙区制ではないが、選挙区の過半数が1人区)で2010年にそういう事態が起こっているし、小選挙区制を採用する諸外国でも同様の事態は起こっています。


実際、小泉政権の郵政解散以来、「劇場型政治」などと言われて、そういう選挙のあり方がもてはやされているような傾向も感じられますが、それで実際の政治の中身が何かよくなったのでしょうか。むしろ悪くなっているだけであるように、私には感じられます。

民意は移ろいやすいものです。自民党は郵政解散で瞬間的支持によって得た圧倒的議席数を、2009年夏まで持っていましたが、民意の支持(というか、追い風)は第1時安倍政権末期(2007年頃)にはほとんど失われていた。同じく、民主党は、2009年総選挙での瞬間的支持によって得た圧倒的議席数を、小沢派が離党する2012年夏までは握っていましたが、実際の民意の追い風はずっと前に失われていた。どちらの例でも、民意の支持を失った政権は、議席数がどんなに巨大でも、やることなすことすべて思うに任せず、党内はゴタゴタ、結局は崩壊への道を歩んだわけです。
よく、議席数において「安定多数」という言葉が言われます。小選挙区制は安定多数を制しやすいということがメリットとして言われます。しかし現実には、自民党も民主党も、議席数で安定多数を握っていたところで、民意の支持を失うと、片肺飛行となって「安定政権」はおぼつかない、というのは、事実が示しているとおりです。
この傾向は、どんな選挙制度でもある程度は起こりうることですが、議席数と民意との乖離が大きいほど、つまり小選挙区制においては特に状況は深刻化することは明らかです。実際、日本に小選挙区制が導入されて以降、安定政権と呼べるものは小泉政権くらいしかなかったではないですか。

もう一つ、今回の選挙は前回より5議席が減らされています。1票の格差で違憲判決が出たために、最低限の議席配分の見直しだけが行われたためです。


小選挙区制の問題とは離れますが、衆院選の比例代表制にも問題があります。それは、ブロックが小分けされすぎていて、議席数が少なすぎ、「比例」の名に値しないブロックがある、ということです。四国なんか6議席です。中選挙区制の時代でも6議席という選挙区はありました。本来、比例のブロックは全国1区であるべきです。最低限、20議席にも満たないような比例区は「比例」とはいえません。東北と北海道、東京と南関東あるいは北関東、北陸信越と東海、中国と四国の各ブロックは合併すべきです。

とはいえ、これらのことは選挙後の話にならざるを得ないのでしょうし、民主党も小選挙区制賛成派だし、なんとも明るい展望は見えません。共産党が増えそうなのが、(私としては)若干明るいニユースではありますが、社民党は伸びそうにないし、私としては社民党にも共産党にも、以前ほどには期待を寄せる気がなくなってしまった。(票は投じるでしょうが)
何と言うか、自分の中で政治への期待値が、どんどん低下してきている。そうなってしまった元凶は、やっぱり民主党政権の失敗にあるかな。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.11.22 10:48:25
コメント(7) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: