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2014.12.13
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エアバス:超大型機A380、生産打ち切りの可能性示唆


14年はA380が市場に投入されて以降初めて航空会社による購入のない年となる。今年唯一の買い手となったのはリース会社で20機を発注したが、利用を予定している航空会社はまだ1社もない。A380をめぐっては、エアバスは今年、スカイマークが発注した6機の購入契約を解約している。

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ついに、そういう報道が出るような事態になってしまったのか、という感じです。引用記事にもあるように、日本ではスカイマークが発注していたけれど、キャンセルになってしまった騒動は記憶に新しいところです。その後の報道によれば、スカイマークがキャンセルした機体は、転売のめどが立ち、キャンセル料はスカイマークがすでに払った手付金の範囲内で納まる見込みのようです。
ただ、A380は、それほど売れていない。それだけではなく、製造に手間取って納期の遅れがかなり発生しています。延滞金が発生する事態も生じていたのではなかったかと思います。
現在のところ、A380の発注数は、Wikipediaによると確定発注318機だそうです。他に、オプションが20~30機。まだ開発費の回収はできていないはずです。

まだ打ち切りと決まったわけではなく、エンジンを刷新するか(つまり、燃費をもっと下げる、ということでしょう)生産打ち切りにするかという選択肢があるようですが、現状が赤字なのに、さらに開発費をつぎ込んでそれが回収できるのかと考えると、エアバスが改良型を開発するよりは、生産を打ち切る可能性のほうが高そうな気がします。
世界最大の巨人旅客機、空飛ぶ豪華ホテル、A380は夢のある飛行機ではあるのですが、その夢は、現実の航空業界の需要とは一致しなかった、ということなのでしょう。

考えてみれば、B747は1969年に登場して、2005年にA380が完成するまで36年間、世界最大という位置を保ち続けました。商売になるなら、とっくの昔にB747より大きな旅客機が開発されたでしょうが開発されませんでした。貨物機であれば、旧ソ連が1980年代に開発したAn224という、A380よりも大きな飛行機があります。2機しか作られず、現在運用されているのはたった1機ですが。技術的には、作れない飛行機だったわけではなく、商売として成り立つかどうかが不安だったので、どの飛行機メーカーも開発しなかったのです。
需要があるかどうか、各飛行機メーカーともに自信がなかったのでしょう。巨人機は開発費も巨大だから、売れなかったときのリスクも大きいですから。

そして、結果としてみれば、やっぱりB747を超えるような巨人機の需要は、それほど大きくはなかった、という結論ということになるのでしょう。同じエアバスで、客席200席弱のA320は6000機も売れています。300席クラスのA330は1000機、その後継のA350も、800機の発注がある。それに比べてA380の発注300機というのは、実に少ない。



夢は美しいけど、現実はなかなかそう上手くはいかなかった、ということなのでしょうか。





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最終更新日  2016.11.19 09:28:04
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