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2020.01.09
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テーマ: ニュース(96635)
カテゴリ: 戦争と平和
トランプ氏、イランへの反撃明言せず 軍事力行使「望まない」


トランプ氏は「昨夜の攻撃で米国人の死傷者は一人も出なかった」とした上で「米国は優れた軍隊と軍事装備品を保有している。しかし、それを使用しなければならないということではない。米国は(軍事力の)行使を望んでいない。米国が持つ軍事面と経済面における双方の力こそが最大の抑止力になる」と語り、イランへの軍事行動を巡って直接的な警告を避けた。
同時にイランの「侵攻」への対応として、追加的な経済制裁を即時発動する方針を表明した。制裁の具体的内容には触れなかった。また「世界がより安全で平和になるよう、われわれは一致してイランとの合意に向け努力していかねばならない」とし、各国に協力を求めた。

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米国の暴挙に対してイランがミサイルを発射した時には、この先どうなるかと思いましたが、いや、今も思ってはいますが、イランのミサイルによって米軍に死傷者は出ず、トランプの側も上記の報道によれば、これ以上更なる報復は現段階では考えていないようです。いずれも現段階では、という保留付きですが、これ以上事態が悪化しない方向性が見えてきた、とは言えます。

結局、怒りにまかせてこれ以上報復合戦をエスカレートさせても、お互い得るものは何もないと、イランもトランプ政権も悟って、かろうじて自制した、というところでしょうか。イランはミサイル発射に際して、意図的に標的を外して米軍に死傷者が出ないようにした、という 見方もある ようです。上記リンク先には、早速SNSにアップされたミサイル着弾跡の写真が出ています。イランの中距離ミサイルは700キロとか1トン程度のペイロードがあると見られているようですが、その割には弾痕は極度に浅い。写真がミサイルの一部部品の落下跡に過ぎないかも知れないので断定はできませんが、もしこれが弾頭の着弾跡だとすれば、ごく小さな爆弾しか搭載せず、または爆弾を積まずに撃ったのかもしれません。

とは言え、当面一触即発の状況は続くし、イラン側(あるいは親イラン勢力)は一枚岩ではないので、もう安心などと言える状況でもまったくありません。いつ報復合戦がエスカレートするか分かったものではありません。
すでに、ここまでの緊張状態だけでも株式市場には影響があったようですが、全面衝突なんてことになったら目も当てられません。中東は日本から遠いとは言え、石油供給の重要地域ですから、日本はモロに影響を受けます。とにかくこれで事態が終息していくことを願うばかりです。

ところで、安倍首相は中東歴訪(元々その中にイランもイラクも入っていないが)を取りやめる一方、海上自衛隊護衛艦の中東への派遣はやめないのだそうです、逆だろう、と思う。日本が外交で存在感を発揮するつもりなら、こういうときにこそ訪問すべきだし、逆にイランに対して敵対姿勢を示すことになりかねない護衛艦の派遣はやめるべきです。
もっとも、安倍に外交で存在感を示せる力量などあるわけもなく、そういう意味では、どうせ何もできないんだから中東歴訪なんてやめておいた方がよい、とも言えるでしょうが。





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最終更新日  2020.01.09 19:00:11
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