inti-solのブログ

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2022.09.30
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先週の三連休は山に行く予定が悪天候のため中止してしまいましたが、3連休の最終日にやっと天気が回復したので、青梅市にある梅の公園に行ってきました。


7月に霞ケ浦に行ったときに次ぐ距離を走ってきました。正確な距離は秘密ですが、80km以上150km以下、としておきましょう。日曜の朝、往路はすいすいと進みました。


こんな場所です。


なんと、イノシシが出るそうです。


公演の入口と一番奥では50m以上の標高差があり、結構登ります。


眼下に青梅市の市街地が一望できます。


公園内で一番標高の高い地点はここだと思われます。2往復もしちゃいました。そして言うまでもなく、笛を吹きました。最初、8時半過ぎに吹いたのですが、案外市街地が近くて、こりゃ迷惑になるかなと思い1曲でいったんやめ、11時過ぎに再度吹きました。その時間帯なら、聞こえたとしても許されるだろう、と。

ところで、今は9月、梅の公園といっても梅なんて1輪も咲いていません。そんな時期にそんなところに何しに行ったのか?ただ笛を吹きに行ったのか?
そういうわけではありませんで、タカの渡りの撮影に行きました。ここは、都内で有数のタカの渡りの観察ポイントとして、 日本野鳥の会多摩支部が定点観測を行っています。


まず登場したのはクマタカです。初めて撮影します。「タカ」と名がつく鳥の中では日本最大であり、「ワシ」とのつくカンムリワシより大型です。


クマタカ。でも遠くて、豆粒のようにしか写りません。このクマタカは渡りをするわけではないようです。


サシバが登場。渡りの本命です。ただ、このときは1羽で飛んでいただけでした。


サシバ


ノスリ。一部は南に渡る個体があるようですが、多くは日本国内で越冬します。冬場は葛西臨海公園の常連。この個体も渡りはしないようです。


ノスリ


サシバ、11時過ぎ、唐突に渡りの第1陣が登場しました。全部で30羽以上でしょうか。遥か高空を、上昇気流に乗ってどんどん高度を上げていきます。


11時過ぎ、サシバの渡り第1陣。あまりに高度が高くて、肉眼ではかろうじて存在が分かる程度。写真もトリミングなしだとご覧のような豆粒です。ただ、この数のタカが一斉に舞っていると壮観です。(この写真の後、いったん観察ポイントを離れて笛を吹きに行きました)


その場ではハイタカではないかということになっていましたが、後刻野鳥の会多摩支部の記録を見ると、この日ハイタカの記録はなくツミしか記録されていません。ということは、これはツミということです。ハイタカとツミは近縁で、酷似しています。ツミなら初見、初めての撮影です。


ツミ。東京近くでも繁殖事例はあると聞きますが、鳥情報に疎い私はまだ撮影したことがありません。


またサシバ。1羽だけかと思っていたら




野鳥の会多摩支部の記録を見ると、この日180羽以上のサシバの渡りが観察されたようです。このうち私が見たのは60~70羽くらいでしょうか。今までに見たことがない数でしたが、いずれも遠くて、写真としてはなかなか厳しいものがありました。
12時半過ぎに現地を離れて帰路につきました。帰りは新青梅街道、結構混んでいて(片側1車線しかないから)、結構時間がかかってしまいました。





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最終更新日  2022.09.30 19:00:08
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