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景気はどうかね?横浜の伊勢佐木町で拾った客はバックシートで酔い潰れた体をシートに預けている。「そうですね、旦那、いつもなら、朝から走って、30回ぐらいだけれど、60回は拾えますよ。まあ、今年は暑いですからね。」客はそうか、そうかと繰り返していた。客は、関内のマイウェイのママが俺を指名してくれたのだった。「将ちゃん元気?」順子ママは貫禄が出たのか?昔の横浜じゃ、順子ママの取り合いで、死人が出る騒ぎも今じゃ、只の飲み屋のママなのだ。そんな当時、会社の金回して遊んでいた俺に、彼女はやさしかった。もちろん、そんな彼女をアフターで頂いた夜もあったっけ(笑)最近不景気のせいで、若い奴らも増えてきた。「タクシードライバー急募!!月給50万!」こんな甘い求人誌のキャッチコピーにつられてやってくる所が、そんなに甘い世界じゃない!!この世界でも、いつも稼ぎのいい奴は何故か毎月変わらない運がいいんだなこれが!!若い奴はムリするんだけれど、運が無い奴は辞めて行くよ。タクシードライバーってやつは、リズムなんだな。儲かる時はロング(長距離)やってお終い!とついていやがる。様は、この世界個人経営者といっしょなんだなー。「将さん!この仕事で運の無い奴はどうなるのかね?」将さんの事思い出し僕は関内の順子ママの店の新人の若いチャンネイからかいながら、ママにタクシーを頼む!!ママは携帯から将さんのタクシーを呼ぶ。将さんはこう答えた!!「旦那!!この仕事賢く無いと生き残れないよ!!運の無い奴は何処いっても、使えませんよ!!」「旦那!!私でさえ、縁起担ぎますから!!運なんて、自分で見つけるものですよ!!」賞賛はバックミラー越しに話してくれた。「将さん、釣りはいらないよ!!」将さんは、「旦那、いつもありがとうございます。又呼んで下さいな。」そう言うと自動ドアを閉めた。粋な横浜の夜だった。 つづく。
2004.07.31
英樹は話を続けた。「人間正直過ぎたら、うまく行かない事もある。」英樹は部屋の蛍光灯の光を見つめながらゆっくりと話始めた。「人生なんか、幻じゃないかな?」「えっ?どう言う事?」順一は眉間に皺を寄せた。「それってどういう意味なの?」「俺があいつを試すのは、どれ位俺の事を好きなのか知りたいだけなんだ!」「英樹それはそうだけれど、お前と付き合いたいといっているあの子を使うのは、卑怯じゃないかな!」英樹は笑った。「だって、お互い様だろう?俺だって生身の人間なんだから、傷つくのは怖いさ。いけないか?」「順一、俺はそれも、相手に対しても優しさだと思っているよ。彼女を騙して陥れる嘘はついていないしね。」「優しさ?英樹の?」「いや、男の。」「嘘で、お互いがキズつかないで済むのなら、いいんじゃない?それも、必要だろう?」「うーん?」順一は、英樹が間違っているとは、思えなくなってきた。「順一、人間て真実を知らなかった方がいい時ってあると思うんだ。真顔で嘘つける奴って優しいと思うよ。」「真実を知らない?」「そう、男はね、多少の事で動揺したり、うろたえたりするもんじゃないんだ。回りの人間まで、不安にさせるから。」「何だか、つらいね、男も?」「恋愛においては、相手の気持ちを引き寄せる事は重要なんだよ。」「ふーん、ずいぶん自分勝手なんだね!!」英樹は、笑って見せた。順一は思った。賢く生きる事も生きて行くには必要なんだと思うのだった。 つづく。
2004.07.30
英樹に僕は話をした。英樹なら聞いてくれるのをわかっていたし、友達だと思っていたから、甘えてしまっていたのかもしれない。「ふーん、だから順一どうしたいの?」ニヤリと英樹は笑った。お前って、熱いよなぁもっとクールに考えたら、お前の親も子供と同じレベルで熱くなるから、喧嘩になるんだよな!順一、お前みたいに、白か黒かで世の中割り切れたら、戦争だらけさ。英樹は自分の部屋にコーヒーを運んできた。「お前だから話をするけれど、人間、嘘やハッタリが時には人間関係を維持させるのに必要なのは、わかるよね?」順一は英樹の顔を見た。「優しい嘘と、陥れる嘘?」そう。それと、冷静な状況判断。例えば、順一の親だって、順一が俺はあんた達の子供だと思うから、腹が立つんだろ?他人だと思って、考えれば冷静に対処出来るはずさ、そこに感情が入るから厄介なのさ。例えば、恋愛も育った環境が違えば始めは居心地いいけど、お互いに、愛してると言いながらもお互いの感情受けとめるの嫌になって終わるよね!「順一!お前も俺も感情だけで走って痛い目に逢ってきたよな!」順一は、銀色の煙草の煙を見つめた。「まあな!」英樹は話を続けた。「もし、お前が言う本音ばかりで、恋愛していったら、お前は気分いいかもしれないけど、相手はキズつくだろうなぁ。」順一は何だかムシャクシャして、英樹に反撃した。「じゃあ、お前は、彼女を試して、汚く無いと言うのかよ?」少しの沈黙がそこにあった。 つづく。
2004.07.29
綺麗ごとじゃ生きて行けない!!それが英樹の口癖だった。どんな手を使っても、欲しい物は手に入れてやる。「好きよ!愛してる!サヨウナラ!」こんな言葉の駈け引きに俺はいつからか麻痺しているのかもしれない。真実だけが欲しくて、あいつに愛を求めていたのかも?順一は俺に言った!「英樹は夢って無いの?」俺は誰も信じない!俺は何も夢見ない!俺は。。。「平凡に、波風立てないで静に生きて行く事!熱くならないし、ムダな夢は見ないよ。」バイクで風を切って走ると、すべてを忘れられる。いい女の条件?従順で俺の言う事を何でも聞いてくれて、俺と同じ考え方ですべて、ハイ。と答えてくれる奴。そんな俺の好みに変わって行く女を見ているとかわいい奴と思える。「そうかなぁー?俺はそうは思わないけど?」「順一!!お前はだからおめでたいって言うんだよ!」「お前には、学習能力無いんじゃないの?あれだけ傷ついてメソメソしていたのもう忘れたの?」「確かに、英樹には世話になったけど?」「順一、俺は賭けに出るよ!!あいつを俺の物にするんだ!!」「俺の事好きだったら、あいつも変わるだろう?」「えっ、どうするのさ?」「俺と付き合いたいと言ってきた、マユミを利用するのさ、あいつが嫉妬してきたら、俺の勝ちさ!!」「でも、英樹!!あの子それで失ったらどうするのさ?」「俺にダメージは無い計算さ。その時はマユミと取り合えず付き合うさ!!」「好きよ、愛してるなんて言葉に騙されちゃダメさ。所詮一つになれないのが、男と女さ!!「順一、それが俺とお前の頭の違いさ!!」悪気は無いのさ!!恋はゲームなのだから!!クールに行こうぜ!クールに!熱くなった奴の負けなんだから!!英樹は深く吸い込んだセブンスターの煙を空高く吐いた。この時から僕らの辿る道は二つに別れた。アダムとイブが昔ひとりの人間だった様に。天使と悪魔が存在し、光と闇がある様に、順一と英樹が相反する二人である事を二人はお互いに知っていたのである。 つづく。
2004.07.28
昔、僕はこんな話を友達どした事がある。今まで人生の中で一番古い記憶ってどんな記憶?子供の頃、覚えていた記憶は、いつの間にか消えて行く。僕の記憶は1歳から2歳の時に叔父さんのお葬式の時の記憶母にその話をしたら、その通りだった。印象に残っているのは、高台のお墓に秋の空の青さと雲が美しかった事。鎌倉霊園のすり鉢状の墓地を見るとその時の記憶が蘇る。断片的だが、その当時の自分が住んでいた家の間取りとか、記憶している。面白い物で、小学校や中学校の記憶の無い人もいる。友達が「あの時、あんたこんな事言っていたよねー!」本人:「そうだったけー?」ごめん、覚えていないとか。僕は子供の頃、哲学者の様にあれこれ考えていた子供で、老人の様に理屈っぽいタイプだったと思う。歳を取るにつれて、忘れっぽくなったような気がする。デジャブ!!「この港、昔にも来ている。」「この坂道の上は確かこうなっている。」やっぱりそうだ。このシーンは夢で見た事がある。とか、最近ではゾッとする様な事が結構ある。僕の考えには、輪廻と云うのはあると思う。誰かが、生まれ変わる時には、昔の記憶をけしてしまうのだろう。記憶の彼方に、きっと太古の昔からの記憶を封印しているのだろう。君の記憶の彼方、デジャブ!!ぜひ、あなたの体験を教えてください。 続く。
2004.07.27
順一は、ベットの中でフッと目が覚める時がある。そんな時はユミコの髪を撫でながら、じっとユミコの寝顔を眺める。「僕は何で君の事をこんなにも愛おしく感じるのだろう?」出会いは大したキッカケでもなかったし、こんなにも安らかに眠る君は偶然僕に出会っただけで、こんなにも、愛おしい君の寝顔は他の誰かにも見せるのだろうか?そんな事を考えると切なくて僕は涙する夜だってある。「順一、どうしたの?」ユミコは僕が起きて居る事にきずいた。「何でも無いよ!」僕は布団の中に潜り込んだ。僕はユミコの胸の中で眠る。ユミコは優しく僕の頭を撫でながら、優しく抱きしめてくれた。僕が君を強く抱き締めると、君は優しく僕を抱き締めてくれる。僕が君を抱き締める時、あらゆる覚悟をした。「君を守りたい、全ての悲しみから。ただ一人の君を。」そんな覚悟で、いくつもの恋をしてきたけれど、男の僕が抱き締められたのは、君だけだったと思う。「順一、安心して。私はここにいる。。。。」このままずーとこうして君といっしょに居たいんだ!朝が来るまで、ずーとこうして居たいんだ。やっぱり、僕は君を愛している。。。。夜の空が、明るくなり夏の朝、僕はベットの片隅で、一人22歳の覚悟を決めるのだった。男は女を守るものだと思っていたけれど、女は男を守るものだって、年下の君に教えられた。不思議だね?可笑しいね、君って人は。僕は君の愛を永遠の物にしたかったから、欲張りだね、人間って!!永遠に続く花火が無い様に、愛は一瞬だから、美しいのだね。やっぱり、僕は君を愛している。すべて本当だよ!! つづく。
2004.07.26
順一は焦っていた。僕がやりたい事って何だろう?自分のやりたい事、したい事!音楽で身を立てる事は残念ながら、難しい。この間も大学で仲良くなった、バンドのメンバーとスタジオの中で揉めた。僕の要求する音が作れなくて、ギターの速水とケンカした。「順一はいつも、難しい注文するけれど、僕はプロになるつもりはないから!」速水は冷たくメガネの向こうで答えた。「じゃあ、なんのつもりで、俺達、スタジオで練習しているんだよ!!」僕は、ギターをスタジオの壁にもたれかけさせると速水に言った。「趣味だと思っているよ!プロなんて無理だから!」僕は目の前が真っ暗になった。速水程のギターリストはいままで、見た事が無い腕だったので、彼抜きでは考えられなかった。ベースの秋山も留年が掛かっていたし、ドラムの石塚も音楽よりも、車に情熱を傾けていた。「辞めよう!解散しよう!」僕は女より大切に思っていたバンドをあっさり解散させた。もし、僕にチャンスがあるならば、一人でもやれるハズさ!その気にならなければ生きられない。ギター1本でロックして行くのが、僕のやり方だった。バンド全盛の頃に、僕のギターにはヘビーゲージが張られていた。オリジナルを3曲コビーを何曲か、ライブハウスの前座に出して貰えば御の字だった。2週間に一度出して貰えればラッキーだった。流石に僕も人並みだった。自分の才能の無さに嫌になったいた。「順一は、将来何になるの?」ユミコは僕に言った。ジーンズの膝の穴を見ながら僕は答えた。「やりたい事が見つからないんだ!今は!」「平凡でいいじゃない、私といっしょに暮らすだけで!」順一は何も答えられなかった。順一は色々な事を考えた。今までの事、好きだった貴子の事。そして、貧しくて苦労だらけのムラカミの事。自分だけが何も努力せず、このまま幸せになる事が許されるのだろうか?「ユミコ!まだ僕にはやりたい事がある。それが何なのか今はわからないけれど、このままじゃ終れないんだ。」ユミコは、悲しそうな目で僕を見つめた。「わかった。順一がそう言うのなら、わかった。」僕は黙ってユミコを抱き寄せた。思い通りに行かない世の中に苛立つ毎日だったが、君が居てくれたから、あの時夢が見れたのだと思う。僕らの将来は真っ暗闇の中を一筋の光を目指す様な思いだったと思う。 つづく。
2004.07.25

いやー、暑かったです。今日のコンサートは、主催地の住民優先のコンサート日を知り合いから、チケットを入手して、楽しんで参りました。 二年ぶりの逗子マリーナのコンサートでしたが、現地に到着したのが、16:00頃でしたが、リハーサルしていましたね!総合プロデューサーの松任谷正隆様は厳しいですから、ユーミンも暑い中、楽じゃないでしょう!!僕は地元の仲間と、ビールを飲みながら、江ノ島方面の海を見ていました。 ついでに、マリーナの中はこんな感じ! しかし、ステージセットは今年は手抜きなのかなぁ?などと思っていたら、(暗くなるまでは野暮ったいセット) 脱帽です。今年はお約束の、噴水、シンクロ、水上歩行、に、炎ありで、すごかったのは、照明、大型モニターが、コンピューター制御で、昔のディスコに近いな!!屋外なのにね!!コンピューターアートのなかで歌うんだけど、殆んど、3Dの中で歌うみたいな感じで、噴水は、ラスベガスのベラッジオの噴水の様と表現します。しかし、正隆さんには、脱帽ですね!!宇多田も真っ青!ロシアからシンクロ呼んでるは!!間違え無く、ここまで凝った物作るのは、凄いの一言です。WOW,WOWでぜひ、ご覧下さい。DVDをぜひ観てくださいね。ご飯は、オープンカフェのここで食べました。 僕はユーミンより、パーカッションのオノ カオリちゃんが大好きです。ぜひ、皆さん探してみてください。今日はユーミンから、パワーを頂きました。やはり、好きな事を前向きに取り組むと言う事は、いまさらながら、大切な事ですねー!!まだまだ、戦わないとね!!おまけ、(夕日のマリーナ)
2004.07.24
ウメ:二日に渡って申し訳ないねー、順一!!順一:ウメさん、小説サボってない?ウメ:いいの!!只今夏真っ盛りなんだから。明日は、ユーミン行くしね。順一:じゃー、いつも遊びに来てくれる、ちょえや、うさこちゃんの為にがんばらないと!!ウメ:そうそう、僕の小説のデートスポットに、遊びに行って欲しいしね!!順一:夏だからねー、カップルで、ゲームやらないで、夏の日差しの中で楽しんで欲しいです。ウメ:そうだねー、思い出作りだねー。順一:ルート134号について、お話します。この134号線は、海沿いと、山沿いの二本に別れていて、下馬の交差点から、逗子市の方へ向かうと、小坪トンネルがあります。このトンネルは、昔から、心霊スポットとして、有名ですが地元の人に言わせると、出てきませんね、何も!!ウメ:そうなんだー!!順一:小坪入り口の信号を右に曲がると、300メーターぐらい行った所を左に曲がると、披露山入り口で、一番上が、公園で、サル山もあって、ここからの眺めは最高だよね。ウメ:そうそう。昔、裕次郎さんが、紙飛行機を飛ばした所だよね?順一:そうです。弟よの小説にも出てきたよね!!下を見ると、有名人の高級住宅地!!松島ナナコさんの家もあるし、中西礼さんや、小田さんや、松任谷さんの両親も住んでるよね!!ウメ:詳しいねー、石原さんの実家もあるよね?順一:そうそう、石原さんよく見かけましたよ!!昔は。順一:ウメさんが明日行く逗子マリーナも一望だよね!!ウメ:はい。順一いいお店無い?順一:僕らはよく、逗子マリーナの入り口にある、ピッコロバッソに、シシリア料理を食べに行きました。ウメ:明日は東京から来る友達の為に予約しておいたよ!順一:それがいいですよ!!あそこはおいしいですよね。ウメ:あー。今日も眠くなってきた。順一又ね!!順一:ウメさんは勝ってだからなー!!今日は頭逗子偏になりました。 つづく。
2004.07.23
今日は皆さんに、順一とユミコがよく訪れたデートスポットを順一から、皆さんに、ご紹介します。ウメ:順一は、結構いいデートスポットをよく知っているよね! 順一:ユミコといると、新しいデートスポット探しで、二人で休みの日はほとんどを湘南で過ごしましたね。 ウメ:湘南て、やっぱり江ノ島だよね!順一:いいえ、江ノ島も好きですが、どちらかと云うと江ノ島を境として、葉山方面ですかねぇ。茅ケ崎はあまり探険しなかったかなぁ。 ウメ:そうなんだ。何か理由が?順一:緑が字の如く、葉山方面の方が綺麗だったからかなぁ? ウメ:そうか。何か面白い事教えてよ!順一:夏は、藤沢か七里ガ浜の駐車場に車を停めて、江の電でユミコとデートしましたねぇ!僕とユミコは、海側の席に座り、外を眺めた。海沿いに珊瑚礁と云うカレーとハワイアン料理の店があり、いつも混んでいるので、僕らは、プリンスホテルの先にある珊瑚礁によく行ったなぁ!ウメ:それは、あまり混まないの?順一:ええ、海が見えない分、味は同じなんですけどね!ウメ:へー、他には?順一:由比ヶ浜には、広島風お好み焼きのお店、かたつむり がよく行きましたね!!この辺は穴場かな?ウメ:鎌倉の駅の辺りは?順一:やはり、鶴岡八幡宮の、太鼓橋に、蓮の池、何と言っても見て欲しいのは、静御前が、舞ったと云う舞台に北条氏の歴史も勉強して欲しいかな? ウメ:勉強したの?順一:ええ、ユミコとデートの時はそんな話もしたなー。ウメ:成るほど!!鎌倉は広いからねー。順一:銭洗い弁天や、源氏山公園なんかも行きました。ウメ:見所いっぱいだねぇー。順一:そうですね!!夏の昼間は海には車で行きませんでし たねぇー?ウメ:何で?順一:渋滞が恐ろしいので!!ウメ:そうだねー!!確かに!!デートでケンカになるかも? 順一:その辺もチェックしとかないと大変ですよー。ウメ:さすが、順一!!順一:今日はこの辺で!次回リクエストいただければ、ウメ:えっ、まだあるの?順一:もちろん、逗子、葉山もご紹介致しますよ!ウメ:みんな、もうお腹いっぱいかもよ?順一:リクエストいただければ、ご紹介します。ウメ:そうだねー!!皆さん、リクエストよろしく!又ねー、順一。 順一:いつも、応援ありがとうございます。
2004.07.22
皆さん、ご心配おかけしました。今日全てが完了しました。長い一日でした。お陰様で、自分の人生感などをリセットするには、もってこいの二日間でした。究極、生まれて来る時も裸で何も持たずに生まれてきて、どんなに偉い人でも、お金持ちでも、あの世に持って行ける物は無し!!土に帰るだけ!!そう考えると、笑えました。いっそ、一回きりの人生なら、チビタニみたいな人生はごめんだな!!おいしい物も知らないで、ケチケチ生きるなら、同い年の墨田のオヤジの方が豪快だな!!(笑)チビタニは、自分だけ長生きするつもりらしい!同じ、リズムで、80歳以上生きる気です。そんなに健康気を使って長生きしても、脱け殻のおまけの人生ですかね?私もそうならない様、一日一日を大切にしなくては!!馬鹿に振り回されるほど、馬鹿らしい事は無いかも?小説もしっかり書かないと!!本当に最近ありがたくおもいます。僕のホームページに来てくれる方が日に日に増えている事を実感します。僕のお友達は、皆さん個性的で、楽しいです。そんな、友達と、いっしょに将来はお仕事できたら、楽しいでしょうね!!ウメのホームページは前向きなんだぁー!!よろしくぅー!
2004.07.21
今日は、携帯から日記を書いているので、読みづらいかもしれませんが、御了承下さい。オヤジの通夜の後、僕は、ポッリとオヤジの祭壇の前に残された。オヤジのお通夜には、連絡していなくても、疎遠の親戚やら色々な人が、オヤジの事を聞き付けてやって来た。どうやら、人の不幸は興味をそそるらしい!お坊さんのお経の話は、とても興味深かった。遥か無いと云う意味は、はかどるとか、と同義語でもともとは、田植えの稲と稲との間隔が均等に取れている事で、あの世とこの世の間隔が取れている時と云うのが、通夜の事らしい。昔のお坊さんの書いた、お経はさすがにすごいね!どんなに栄えた人でも、永遠は無く衰退は訪れると言っていた。(親鸞)オヤジは死ぬ前に、もう一度一旗上げたいが口癖だったが、金を持った人間が一文無しになり、都内の路上で弁当売ったり、していた。大きな金あれば、勝負するのに!彼は残った弁当を、墨田川の畔のホームレスに配っていたらしい。僕は彼には、色々な話持ちかけられたが、断った。僕には、魅力がなかったからだ。僕が最後の夢だったのかも?あれから、平行線の僕らは意見を交わす事も無く、オヤジは何も言わなくなった。オヤジは病院に行かなかった。体が悪いとわかっていても、先が長く無いとわかっていたのだろう。オヤジは好きな事やって死ねれば本望で酒もタバコも辞めなかった。ある朝、吐血して、救急車で病院に運ばれたが、手遅れだった。僕宛てに、遺言が残されていた。「ウメへ!この手紙を君が読む頃には、僕は病院のベッドの上だと思う。もし、皆に迷惑をかける事になるようなら、延命はしないで下さい。喜んで見送って下さい。」と書いてあった。三月に書いた物だった。僕はオヤジと飲んだ時の言葉を思い出した「死んだら終わりだよ。オレなんて、デタラメな人生送ってきたから、ウメはエライよなぁ!オレは人に雇われた事なんて無いからなぁ」と言っていた。僕は缶ビールと、ロングピースをオヤジの祭壇に備えた。愛も命も永遠では無いから、遥か無い!遥か無いからいとおしい。オヤジの引き際はサムライの様だと思う。もうすぐ、朝です。あなたがいなくても、この世は朝が訪れます。 つづく。
2004.07.20
明日と明後日は会社を休む為に、スケジュールを変更する為にオヤジの葬儀の打ち合わせを葬儀屋としながら、こなした営業マンと云うのは器用な生き物だ。笑いながら、お客さんと接していても頭の中では、次の展開を考えていた。心は感情と反対に鈍化してゆく。痛みや悲しみより、目の前の厄介事を片しながら、前へ進もうとしてゆく。「愛してるよ!!」と言いながら、舌を出している人種なのかもしれない。あの世に行った人のおこぼれを商売にしようと、死んだ本人の意思とは関係無い所で、この世は駈け引きが続く。(あんたも生きる為に大変なんだね、葬儀屋さん。)僕の心は、理解不能だろうな!!(やさしいあの人には。)明日は墨田のオヤジのお通夜です。明日は一晩中オヤジのお付き合いです。楽しみです。僕は、最近読んだ2冊の本を読みながら、墨田のオヤジの人生を思い出したいと思います。勿論、辻 仁成の、愛と永遠の青い空。【楽天市場】本・雑誌・コミック 何だか、自分が老人になったら、主人公の周作みたいな頑固なオヤジになりそうで、終わりがあるから、ある美しさについて語られている作品です。もう一冊は、辻 仁成の、白仏。【楽天市場】本・雑誌・コミック この本の最初の頃はとても面白くない本だと思っていたら、舞台はすごく古い所からスタートするのですが、男の人の気持ちとても良く描かれていて、やはり、死と云うものの、描写が、とても僕の考える物と一致した作品だった。明日はこの2冊の本を又読みながら、色々考えてみようと思う。決して、死と向き合う事は後ろ向きで、暗い事では無いのだから。僕は、笑顔の墨田のオヤジとお別れの前に話してみようと思う。明日は、小説もとどこうってしまいすいませんが皆さん、どうぞご理解の程よろしくお願いします。(もし、書けたら更新しますね。)
2004.07.19
お爺さん!!大丈夫?もうすぐ救急車来るからね!!会社の前で、一人の老人が倒れていた。通行人の若い見知らぬ男女が、彼を支えていた。外を見ていた、僕らはそれに気がついた。お爺さんの脈が速い。僕らはお爺さんを日蔭に移した。会社から、救急車を呼んだが、サイレンの音は聞こえない。僕らは痙攣しているお爺さんの手を握ってあげるしか出来なかった。微かに、遠くから、救急車のサイレンの音がした。今度は僕の携帯電話が鳴った。「今、いい?」突然の仲間の電話に「大丈夫だけれど?」と答えた。「墨田のオヤジが、今亡くなった。ウメ今から来れるか?」僕は事務所から、カバンを取り、とにかく早く走れる車をエンジンを掛けて、高松のインターから、高速に乗った。オヤジは向島の病院の集中治療室で亡くなっていた。「ウメには心配かけるな!!」で、オヤジに口止めされていたらしい。「ずいぶん、あなたにはお世話になりました。血で繋がる親よりも。」オヤジは本当にろくでもなかった。下町で育ち、インチキ商売で、バブルの頃には、一山当てて、みんな若い連中は彼によくしてもらった。パクられてからも、「生き方なんて変えられないで、頑固だった。」「ウメ!!お前もサラリーマンなんて辞めて、商売人になれなっちまえば、何とかなる!!」それがオヤジの口癖だったオヤジはここ何年か、商売も辞め、糖尿病で、目も見えなくなっていた。オヤジに会ったのは、去年の秋、浅草で逢ったのが、最後だった。「ウメ、今やらなかったらいつやる?」オヤジは俺とつるもうとしたが、俺は断った。「今は時期が悪るすぎる。それともオヤジが俺の面倒を見てくれるのか?」それは、弱りきった彼には、酷い仕打ちだったと思う。三日前、吐血して向島の病院に運ばれて、意識は戻らなかった。「もし、俺が植物人間になる様なら、機械を外してくれ!」オヤジは飲んじゃいけない酒と、ロングピースを吸いながらよく俺にそういっていた。身内のいないオヤジの死に顔は優しい笑顔だった。オヤジはお洒落な人で、床屋にいったばかりの頭に、オーダーが自慢のブルーと白のストライプのシャツを着て、あまりにすべてが、カッコ良過ぎた。64年のあなたの人生には見習うべき物がある。「俺が死んだら、隅田川にでも、骨をまいてくれ。死んだら終わり!葬式なんかいらないから。」のオヤジが今日死にました。僕には、あなたに対して幾つかの後悔があります。でも、あなたの笑顔を見たら、僕は涙が溢れました。人は何の為に生まれてきてどこへいくのでしょうか?あなたの人生はあなたが言っていたとおりすばらしい人生だと思います。いい加減なあなたの人生が羨ましくおもいました。明後日、あなたの御通夜ですね。安心してくださいね。僕はあなたの様に最後は笑顔で終れればいいなぁーと、心から思います。 終わり。
2004.07.18
夏のアルバイトはきつかった。僕とユミコは、冬にスキーに行く事を計画していた。と云うのも、バンドのギターの速水がスキーが趣味で、楽器を見に神田に出掛けたとき、「順一、スキー用品見に行こうよ。順一は確か滑れるんだよねぇ」そう、僕は父の仕事の転勤で小学校を札幌の真駒内ので一時期過ごした。丁度札幌オリンピックの年だったので、学校が終わると、友達とリンクの妖精ジャネットリンが演技した、アイスアリーナがあり、スピードスケート場もあり、週末はよく父と近くのスキー場に出掛けた。そんな子供の頃の事もあり、神田の街は、一年遅れのビンディングやら夏は安く手に入るのだった。ケイツウや、サロモンに、アトミックに、見ているだけで、スキー用品のメーカーにも詳しくなるのだった。冬の遊びの準備は、真夏から、バンド仲間の速水からそう教わってから、「ユミコさー今年の冬はスキーに行こうよ!!」ユミコは「順一も気の早いひとだねー?真夏にスキーの事考えるの?」ユミコはキョトンとしていた。「そう!!、だってさ、南半球じゃ、今真冬だぜ!!」「えー、私もバイト代じゃ、スキー買えないし?」「何言っているんだよ!!俺がいるじゃない!!働き者の 順一様が!」「えー、順一無理しなくていいよ!ミヨコの家庭教師もあるし、大変だよ。」「今年の冬はお揃いのスキー板にしようね!!」ユミコはコクリと頷いた。夏のバイトはキツイ!!それからは、僕は精力的に働いた。休みの日は、ワックス掛け、4台にオイル交換3台後、洗車と、間違い無く生涯でもっとも暑い夏だった。 つづく。
2004.07.17
真夜中の街を走り抜けた。何もかも、忘れさせてくれる、一人きりのドライブが好きなんだ。東中野から、山手通りを抜けて、富ヶ谷一丁目の交差点を左に曲がり、表参道に向かう。いつの間にか、僕らが過ごした街は無く、ブランドショップが立ち並ぶ街になった。「ペニレインでバーボンを」の吉田拓郎の歌に出てくる、ペニーレインも様変わりをしてしまった。国道246に入り、皇居に向かい右折して、銀座にむかった。今日も相変わらず、タクシーが数寄屋橋を我が物顔で、三重駐車している。Mカルロは健在らしい。左折して、京橋から、一号線にアクセスする。昼間の渋滞が嘘の様だ。そのまま、屋根を開けたまま、お台場へ向かう。今夜は懐かしい織田哲郎のベイビーローズを聞きながら、久保田トシノブにスイッチする!!流星のサドルがお気に入りだ。レインボーブリッチから、懐かしいお台場を通過する。まさか、橋の上から、海を眺める事なんかあの頃想像出来なかった。お台場から、大黒向けて走る!!スピードで目がくらみ、風の音にジェットコースターの様に空を飛んでいる様な錯覚に囚われる!!10トントラックを横目に見ながら、後ろに誰もいない事を確認しながら、全開で川崎の工業地帯の三車線のストレートを加速する。スーパーチャージャーの加速がエキゾーストがコダマする。翼橋を通り、僕は横浜にたどり着く。この橋を幌無しトラックで渡った時から、一人で生きる覚悟をしたんだっけ!昨日の事の様。ここから、町並みを見下ろすと、あの頃の覚悟が蘇る。風が車体を揺らし、僕は町並みを見つめる。山下町で降りて、チャイナタウンを流した。クレイジーケンバンドの「ブラウンメタリック」をかける。そうそう、バンドウホテルは、今はドンキになっちまった。味のあるホテルだったのにねー。苦い思い出に浸りながら、港の見える丘公園を駆け上がる。昔、良く真夜中のデートにあいつ誘ったっけ。僕はそのまま、本牧を抜けて家路を急いだ!!今は、ここが、僕のホームグランド。僕の街にやっと辿りついたのだった。 終わり。
2004.07.16
あれから、何度か僕はユミコの家へ、呼ばれ食事をする事になった、いつの間にか、妹とも仲良くなり、ユミコの部屋はミヨコと同じ部屋だったので、三人でユミコの幼い頃のアルバムを見たり、よく遊んだ。夕ご飯の時間になると、ユミコのお父さんと、お母さんは、仕事を終え、僕もその一員として、晩御飯をご馳走になったユミコのお父さんは僕を自分の息子の様にかわいがってくれたし、何よりお母さんも優しかった。その事が何よりうれしかった。ミヨコは、相変わらず食べるのが遅く、彼女のお気に入りのテレビ番組は、志村ケンの馬鹿との様だった。番組が始まると、笑いながら、彼女は食事をしていた。ふっと、ユミコの父が僕に言った!!「順一君、頼みがあるんだけれど!」僕は「はい、」と答えた。「来年、家のミヨコが高校受験なんだけれど、君にミヨコの家庭教師を頼めないかなぁー?」僕は、一瞬椅子から転げ落ちそうになった。「えっ、僕がですか?ユミコさんだっているじゃないですか?」「ミヨコは、あまり人の話を聞かない子だから、君の話なら 聞きそうなので、恥を忍んでお願いしているんだ。」僕は暫く黙った!もし、この話を受けたら、責任は重大だ!!いいことは、ユミコに逢う機会が増えると言う事。ユミコの家にも、フリーパスになるのだ。「順一君、勿論タダでとは、言わないのでお願い出来ない だろうか?」「わかりました。少し考えさせてください。」僕はユミコの父と母の顔をみながら、そう答えた。そして、僕とユミコは、少しドライブをした。「ユミコ君のお父さんにミヨコちゃんの家庭教師頼まれたん だけれど、どう思う?」「私はいいと思うし、お願いしたいは!!だって順一と、 私の家でデート出来るし、家に帰ってくれば、順一が いるのってすごく楽しいじゃない!!電話じゃ無いんだよ。」「そうかぁー!!それに、お父さんとおかあさんみていたら、何とかしてあげたいと思ったし。」「わかったよ!!ユミコ、スタンドのバイト少し減らして、 ユミコの家に行く事にするよ。」ユミコは僕の腕に抱きつき、喜んでくれた。そんなこんなで、最近では、彼女の家の方が、居心地が良くなって行くのだった。 つづく。
2004.07.15
順一の愛車ゴルフのトータルメーターは地球を一周していた。ガソリンスタンドのバイトが終わると、マネージャーにスタンドの鍵を渡されていたので、スタンドの整備室に、愛車を入れシャッターを閉めると、毎晩の様に、整備を始めた。その姿は、映画(私をスキーに連れてって)のオープニングシーンの様だった。深夜。カーラジオをかけながら、順一は黙々と作業をした。スタンドのお客でもあり、バイトの先輩でもある、根岸さんと云う人が僕の師匠でもあった。彼は僕より、10も歳が離れていて、ちょっとした、街のお金持ちの所の息子だった彼は車を改造するのが趣味で、車の事をよく知っていたし、何より、自分の手で車を改造する技術はすばらしく、当時、日本車では、最高速度を矢田部のテストコースで走らせた物の中では最高タイムを持っていてちょっとした有名人だった。彼の口癖は、彼女と別れていた事もあり、「順一!!女を俺を裏切るけど、マシンは俺を裏切らないぜ」だった。僕は夜の首都高速を彼といっしょに彼のマシーンでよく、走りにいった。当時まだ。ルーレット族なんて言うのもいなかったし、300キロをのスピードを体験した事もなく、僕は彼のマシーンのテスト走行によく付き合わされた。「順一、もう引き返せないから、覚悟してくれよ!」根岸さんの、ツインターボのL型のZは、料金所を過ぎると一気に加速し、僕の体は呼吸困難になるぐらいに、レカロのシートに押さえつけられた。まるで、ジェットコースターに乗っている様で、首都高速の二車線の斜線が、スピードで1斜線にしかどう見ても見えないのだ!「順一、ポルシェも俺の車にはかなわないぜ!!」気がついたら、追いかけっこをしていたら、あっという間に中央高速の勝沼を越えていたり、そんな事が度々あった。僕はこの人には、すべてにおいて敵わないなぁーと尊敬していたし、車の事に関してはこの人に負けたくないと言う気持ちがあった。湾岸ミッドナイトと言うマンガの主人公のモデルは、根岸さんなんじゃないかなーと思う時がある。「根岸さん、僕は大人になったら、根岸さんに負けない様な車のオーナーになりますからね!!」「順一、楽しみにしているよ。」当時、順一は夢も漠然としていたが、深夜もくもくと車の整備をしながら、ラジオから流れてくるブルーススプリングスティーンを聞きながら、明日を夢みるのだった。
2004.07.14
今年も、間もなくユーミンの逗子マリーナのコンサートが始まります。ユーミンとの出会いは、やはり、学生時代つきあっていた子の影響かなぁ?リゾートでのコンサートと云うのが、大人の感じで、当時お子さまのウメには、プラチナチケットで、なかなか手に入らなかったので、大人になってからは、その反動で、冬は苗場に新幹線で一泊、夏はやはり僕のホームグランドでコンサート。地元の知り合いのレストランでイタリアンランチしながら、歩いてコンサート会場にむかいます。いつまで、歌えるのか?大変だよね!ユーミンもお金の問題じゃないです!逗子はプールを使ったステージなので、ギターリストは沈むは、ロシアのシンクロチームは踊るは、すごい金のかけかたです!僕が尊敬するのは、ご主人の舞台監督の松任谷正隆さん、キーボードの武部さん(結構有名人。)昨日の浜田省吾はドラム、松任谷正隆さんはキーボードで吉田拓郎のバックでした。拓郎は偉大ですぅ!裏方の方々をチェックします。個人的には、ユーミンの後ろでパーカッションやってる小野カオリちゃんばかり見惚れていますぅ。(彼女かわいいです。)曲も楽しみですね!勿論、好きな曲はたくさんありますが、パールピアスに、中央フリーウェイ、ひこうき雲、ルージュの伝言、翳りゆく部屋、などなど、夏のコンサートは楽しみですね。どんな仕事でもそうだけど、ロングランは大変だよね!コンサートが近くなると、逗子マリーナのウェッブカメラでチェックです。http://www.marineresort.co.jp/zushi-marina/index_camera.html当日の様子は皆さんにご報告しなければなりません。ぜひ、一度、冬の苗場と夏の逗子はお薦めです。来週の今頃はコンサートです。今週は、ユーミン週間です。
2004.07.13
今日は、小説はちょっと休憩(せっかく、初めて来てくれた皆さん、どうか今日は左の日記をまとめてあるのを、クリックしてください。)今日は集中力欠けるので、カンベンしてね!(笑)小説は結構書いていると、自分がのめり込んで書くので、パワー使います。今日はちょっと、一息!!パワーを出したい時は(その日の気分によるのだけれど、)浜田省吾のDVDを見ます。(とても私的です。ほっといて)17歳の頃、無名のシンガーで、1000人入るホールで、30人位しか、オーディエンスいなかったなー。彼のアルバムは勿論、すべて好きですが、皆さんにぜひ、聞いて欲しいのは、80年代に、彼はすでに、2000年以降の社会の流れを読んでいたアルバムプロミスランド(約束の地)は、今聞いても恐ろしいぐらい当たっています。レコードジャケットは、後ろに核ミサイルでその前で、彼が、仁王立ちしているのですが、一曲目が、ニュースタイルWar,と云う曲で、核戦争(冷戦の時代)から、人工衛星からの情報でコンピュター戦争になり、狼に養われたテロリストにより、正義のバランスは脅威により計られると云う内容の歌詞を当時歌っているのですが、今聞くと成る程うなずけるのです。19のままさ、などは、J.boyと云うアルバムと、入っているのですが、このアルバムも、多くの人に影響を与え、Jリーグの名称の産みの親らしいです。僕は、ぜひ多くの若い人にオススメしたいです。僕は、声を大にして言いたい(笑)尾崎豊よりもサザンよりもある意味浜田省吾は偉大です。ぜひ、彼が全国をコンサートに回っている間、一度は足を運んでみては!!ON THE RODE,ライブ盤お勧めです。今日はホームページのテーマに沿ったお話でした。 ウメより。
2004.07.12
マモルは若い頃、思っていた「ダサイ親父には、なりたく無いなぁ。」マモルの回りの大人は、尊敬に値する大人は少なかった。自分を持った大人。危険な香の男、ロックな生き方をしている男、なかなかいないものだ!30歳過ぎたら楽になったね、仕事も女も思い通り。あんなに嫌がっていた大人も最高さ!回りの連中と来たら、子育ては楽しいですよとか?子供の為に早く帰らないと、とか、おいおい、子供の為じゃ無く、家庭に見離されるからだろうよ!最近じゃ、いやー、参りましたぁ!かみさんに全財産持っていかれて、マモルさんはいいですね!だって。だから、人並みになんて信じていないのさ!平凡が幸せとか、愛の結果が結婚だなんてもしかして信じている?俺?結婚は、同盟関係ぐらいに思ってないと、だってどこまで行っても、血縁関係じゃ無いからね!あっ、体は鍛えておかないと。この間、後輩のウメと銀座に飲みに行って、ママくどいたら、「ママ、マモルさん、あそこで挨拶できるぐらい元気らしいよ!」と隣からうるさいから、ママ、引いちゃったけど、「マモルさん、今度私にもご挨拶してくれるかしら?」でごっちなんだぁ!人生なんて、楽しまなきゃ嘘なんだぁ!60歳まで現役で行くんだぁ。いや、いける所まで行かなきゃ!人生なんて、くよくよしてたって何にもならない。金が無い?稼げばいいじゃん。簡単、簡単!!セクシーで、いけてるオヤジじゃ無いとね!!大人になる事はずる賢くなる事さ。ワカルカナ?
2004.07.11
あたりさわりの無い会話って、以外と難しい!あまり親しい間柄でない時は、以外にお互いの距離を縮める為に、天気の話や、野球の話や服装の話など、話の切り口を考える。これが、合コンや初めて逢った女性と話す時は、会話が職務質問にならない様に、気を付けないとなおさら嫌われる。まあ、定番と言えば定番なのが、電話番号や住所を聞き出す前のお話として、星座の話をする。「七夕って、星見えた?」(はいかいいえでしょう。)相手「曇ってて見えなかった。」「そうなんだ!どこで観たの?」「都会じゃよく見えないからね!」「所で何月生まれ?」「7月生まれですぅ!」「じゃあ、誕生石はルビーだね!赤い石だよね!」「良くご存じですね、ウメさん。」「お祝いしないと、何日生まれ?」「10日生まれです。」「蟹座だね!」「良くわかりますね。」「良くわかるかぁ…。」そりゃそうさ、だって、昔の彼女の誕生日なのだから!誕生日おめでとう!インターネットの片隅から、君に送ります!きっと永遠に君の誕生日は僕の記憶に刻まれたまま!今年で35歳だね!子供も大きくなり、たまに僕の事を思いだしてくれる事があるのだろうか?あれから君はどんな人生を送っているのだろうか?僕は何とかやっているよ。君とサヨナラしてから、僕はオマケの様な人生を生きています。自分の親の誕生日でさえ忘れてしまう男が、君の誕生日は忘れ無いでいる。不思議だね。幸せでいて下さいね。僕は君より幸せでいたいと思います!今日も満員電車の中で、君の夢を見ました。ユーミンの青春のリグレット好きで車の中で良く聞いていたね!あの曲のとおりになりました!心から、お誕生日おめでとう!!35歳の君へ。 ウメより。
2004.07.10
ミヨコは、姉とは、まったく似ていなかった。どちらかと云うとお父さん似で、ユミコより二つ年下だった。「ウメさんと家のお姉ちゃんって、本当に仲いいよね。私は、お姉ちゃんみたいに彼作らないかも?だって、お父さん寂しがるから。」ミヨコは優しい、妹分だった。いつも、ユミコの家に遊びに行くと、ミヨコはテレビを見ながら、食事をしている。ミヨコはゆっくりと食事を摂るのが好きらしく、僕が遊びに行くと、ミヨコは、録画してあるビデオを持って来ては、見せてくれるのだった。彼女のお気に入りは、CCBに男組。いつだか、話に熱中して食事が終わらず、お母さんに怒られていた。「ウメさんも妹いるんだよね?」僕は突然のミヨコの質問に、「ああ、」と答えた。「私とどちらがかわいい?」僕は、「面白いのは、ミヨコだな!いつも話ていて面白いな!」ミヨコは「そう。」と小さくため息をついた。「私、お姉ちゃんみたいに器量よく無いけど、かわいいでしょ!」後ろから、ユミコが、妹の頭を軽く叩いた。「痛い!」ミヨコは後頭部を押さえた。「何馬鹿な事ばかり、言っていないで、二階に行っていなさい!梅本さんに、気やすく何でも話すんじゃないの!あんたの友達じゃないんだから!」ミヨコは、「お姉ちゃんの馬鹿!!」と言い残し、二階の自分の部屋へと逃げていった。ユミコは、「順一は、私の物なんだから!!」と、少し拗ねていた。しかし、女の兄弟と云うのは、以外に似ていない物なんだなーと思った。ある年齢まで、お互いに反面教師で、お互いに相手の嫌な部分については、反対の姿勢をとる事によって自己主張をする様だ。しかし、そんな姉妹もある年齢になると(自我が形成される頃)になると、お互いに、ベクトルが同じ方向に向き、協調してくる物らしい。僕とミヨコはいつの間にか、友達になっていた。ユミコの幼い頃のドジやら、色々な事を教えてこれた。「でも、順一さんは、幸せよ!!家のお姉ちゃん、私から 見ても、美人だと思うもの。」いつも、僕らが仲良く付き合っているのを、楽しみにしてくれていたのは、妹のミヨコだったと思う。僕はそんな彼女の妹が、とても愛おしく思えた。 彼女の妹。 完
2004.07.09
あの人は父親として尊敬できる父親であり、あの人の優しさは、一生僕が忘れられない優しさを持った母親だった。事実、ユミコの親はすばらしい家族だった。お父さんは一代で、製材所を作り、お母さんは、お父さんを手伝った。家の裏が製材所になっていて、お父さんは苦労人だった様だ。「初めまして、よく来ていただきました。」お父さんは背が低く、角刈りの色黒で目がクリットした、優しい人だった。「まあ、わざわざ疲れたでしょう?今日はご飯食べて行って下さいね。」お母さんは背が高く繊細そうな人だった。「先日は、勝手な事をしてすいませんでした。」素直に僕は言葉が出て来た。ユミコの両親の懐の広さに、この夫婦がいかに苦労して今の暮らしを手に入れたのか、こんな言葉のやりとりだけで理解できた。「順一さんも大変だね!学生さんりながら、家のユミコとのデート代、バイトで稼いでいるんだろ?」お父さんは、僕にそう話しかけてきた。「いいえ、自分の生活費と学費のためですから。」自分の父に無い優しさを感じた。「私はね、家の奴と結婚が遅かったんだよ。トラックの運転 手をやりながら、材木を大型トレーラーで運んでいたんだ いわゆる、トラッカーさ。ユミコが生まれる時に、お客さ んから、材木屋の分家の話をもらってね!」 ユミコのお父さんは、そう言うと、グラスのビールを、 一揆に飲み干した。 「まあ、家族四人何とか暮らしているんだ。この通り、 家には、男の子がいないから、遠慮しないで、遊びに 来てくれ!」お父さんは、枝豆をつまんだ。お母さんは僕にビールを勧めてくれた。僕の家は、父親がサラリーマンで、いつも母と父は、夜になると、お金の事で毎日夫婦げんかをしていた。父はお酒の強い人で毎日酔って帰って、又家でも飲む。会社の嫌なことは、家まで持ち帰って、お酒でまぎらわせ、子供心にこの人達は、子供を育てる為にはしょうがないといつも、言っているが、このままで家族としてやっていく事の方が可笑しい様に思えた。知らぬうちに、オカネハジュウヨウダ。と言う情報が、子供心にも、刷り込まれていた。まさに、ユミコの両親が本当に居心地良かったし、羨ましかった。ただ、ユミコのお父さんが言っていた、結婚が遅かったからの意味は、僕には、よくわからなかったが、ユミコから聞いた話だと、二人とも若い頃にとても、辛い恋愛を経験した後、二人は出会ったらしい。「結婚は早いうちの方がいい!」はお父さんの酔った時の口癖だった。ユミコの両親は僕にとって、自分の親以上に大切な人達になった。「今日は、君の両親に逢えて良かったよ。」順一は、帰り際途中まで。送ってくれた時にそっと、彼女の瞼にキスをした。ユミコは「良かった!!」と小さく呟いて、僕の頬にキスをしてくれた。僕はすべてがうまくやれると思っていた。 つづく。
2004.07.08
夏が終る頃、僕は彼女の家に挨拶に出掛けた。。。 或る日、ユミコは「今度の日曜日、私の家に来ない?家族 が順一に逢いたがっているのよ!」ユミコはミルクティーを飲みながら小さな声で言った。彼女の家は四人家族で、小さな製材所を営んでいた。兄弟は二つ年下の妹のミヨコとの姉妹だった。僕は突然のユミコの申し入れに一瞬たじろいだが、先日の旅行の件もあり、多かれ少なかれ礼儀として、ユミコの両親に逢わなければならない事と頭ではわかっていたが。。。その時がやって来たのだ。僕はユミコに「わかった!君の両親に御伺いすると、君の両親に伝えてくれないか!」僕はマルボロに火を点けた。ユミコは少し潤んだ瞳で「無理言ってごめんね!何かあったら、私が順一の事守るから安心して!」僕はユミコの真剣な眼差しを見て吹き出しそうになった。台詞がまるで逆さまだ、16歳の彼女にそこまで言われるとは夢にも思わなかった。「安心しているよ!君を産んでくれた両親だもの、すばらしいに決まっている!」僕はユミコ」のそんな所がたまらなく好きだった。 つづく
2004.07.07
あの頃の僕は、愛と云う名の海を君と二人で一生をかけて、泳ぎ切るつもりでいた。いつまでも、同じ岸を目指して、いつまでも、二人でやっていけると信じていた。君と云う人が僕の喜びであり、すべての生きる意味が君と共にあり、二人は兄弟の様であり、そして強いとても強い絆で結ばれているのだと、思っていた。10年後の僕らは何処で暮らしているのだろう?2000年の僕は、35歳で君は31歳、歳の差なんて、変わらなくなっているね!僕にとって君は空気の様な存在で、君がいない生活なんて、想像できない。お互いにそんな事を話していた。★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ある、雨上がりの日曜日僕らは都内でデートをした。その頃僕は音楽に夢中だった。ただ、何となく、ぴあを見ていて、目に止まった映画があった。60年代の映画で、モノクロで、リバイバル上映だった。二本立てのその映画は、僕にとって見た事も聞いた事も無い映画だったが、タダならぬ予感があった。映画のタイトルは、ティファニーで朝食をと、ローマの休日だった。僕とユミコは日本橋の三越の近くにある、映画館で二人は映画を鑑賞した。「オードリーって綺麗だよね!」ユミコは微笑んだ。「そうだね!モノクロには見えなかったね!」「順一、私もオードリーみたいに、ローマにも行きたいし、ニューヨークのティファニーにも行きたいなぁー。」僕は、「うん、うん!」と笑いながら答えた。「約束だよ!!」とユミコは僕に笑いかけた。 つづく。
2004.07.06
人間とは強いもので、愚痴や嘆きは何も生まない。最近、僕の回りでも「僕のやり方はこうなんです!」とか言う割りには「わかったよ!やってみなよ」でやらせると、「今度はうまくやります!」とか、言い訳はするが、ケツは更けない奴が多く感じます。「馬鹿やろー!次回は無いんだぁ!プロだったら今出来ないのに、次は無いんだぁ!恋も仕事も真剣勝負なんだぁ!」とウメは思う。鬼頭と云う変わった上司や先輩から、色々な事を学ばせていただいたと思います。ある日営業所でお客様の電話をとっていました。その日は森田係長と僕と鬼頭しかたまたま、いませんでした!僕が電話している隙に係長は出掛け、暫くして、僕が電話が終わり、背後に、鬼頭が忍び寄ってきた!「ウメ!係長は電話で誰と話ししていた?」僕は答えた。「私も電話していたので、わかりません。」気がつくと、鬼頭のライターが飛んで来た。「馬鹿やろー!」なぜ?鬼頭が烈火の如く怒りだした。「おまえは馬鹿だ何で電話しながら、他の奴が何話ししているのかわからないんだぁ!」ユニマットのコーヒーカップを投げつけ、「電話しながら、何はなしているかわからない奴!!他の人間の行動を把握してなくて、どうする!!見ていなくても、他の6人の営業マンが何処に行ってどんな客と商談しているのか、知らない、そして、興味のないお前が俺は悲しい」と、怒られた。鬼頭はクレイジーだと思った。自分の電話に集中しているのに、何で人の話が聴けるのか?聖徳大使じゃないんだとその時は自分を正当化したが、実は訓練すると、それが、出来る事にきがついたのは、それから、三ヶ月後でした。僕の仕事は教えて学べる仕事じゃ無い(芸人に近いかも?)先輩にバレナイ様に遠くから、聞き耳立てて、聞くしか無かったので、今何喋っているのか?電話の内容から、推測しておくと聞こえなくても、断片的で想像がつく様になりました。そうそると、嫌いな先輩のトークでも物真似で盗み、実践であの人なら、どう切り崩すかなど、自分以外の人間も演じられる様になりました。「自分のやり方で!!とか、私は間違っていない!!」ってつまらないプライドは、「いつか絶対に鬼頭の奴に勝ってやる!!」に変わり、僕も剛も相変わらず売れない営業マンで草むしりやらされましたが、いつも、目と耳は全神経は学生時代とは違い、研ぎ澄まされていました。いつか、必ず、今にみていろ!!のし上がってやる!!「ウメー、お前なんか面白い事やれ!!」夜は平日だろうが、週末だろうが、毎日が宴会!!「家は体育会系なんだから!!お前はジャニーズ系じゃないんだから、面白い事やらないと、お姉ちゃんにモテないぞー。」大きなお世話だ!!と思いながらも!!「はい、梅本行かせていただきますぅー」バブルの夜は、毎日が大騒ぎ!!男はタフじゃなくては、生き残りません!!まっつん、心配いつもありがとう!!男は、仕事も恋も命懸けなんだぁー。 つづく。
2004.07.05
今日もヘビーにお仕事でしたぁー!!帰ってきたのも遅く、今日も皆さんのコメントに支えられ、写真アップして良かったなーと思いました。小説はコンセプトを外さず、長編を書き続けたいと思います。コンセプトとは、前書きに書いた通りなんですが、書きたい事がありすぎて、まとめている所です。今は、順一とユミコにとって人生の夏を描いている訳なのですが、二人が熱く二人だけの関係が深くなればなるほど、現実の重みがのしかかってくるのだろうと思います。大人になると云う事は少しずつ、失って行く事なんだろうなー!!写真もアップして、皆さんの想像の世界は、より、現実味を帯びていただけたのではないだろうか?ウメの小説と、あなたの恋愛を重ね合わせたり、昔の恋を思い出したりしていただければと思います。今後とも、梅吉屋をよろしくお願いいたします。。。。
2004.07.04
こんばんわ、福山マサハルですぅー!!違うかぁ!!ウメですぅー!!小説もなかなか良く書けてきました!(自画自賛)今日は、ウメさんの小説写真館と言う事で、小説自体、僕の分身みたいなもので、現実と、空想の産物なのですが、ウメさんの青春時代が、元になっているのは確かなので、順一と、ウメがラップしそうな所の写真を、ウメさんと相談しながら、古いアルバムを出してきました。「順一!!、いいよね、」「何が?」>順一「いやー、ほら、写真までアップしちゃってさー!」「大丈夫ですよ!!道端で誰かに逢っても、ウメさん だって、わかりません!!」>順一。「それ?ホメ言葉?」「この間の食事会のときだって、山口さんに詐欺だとか? ウメさん、ダイエットしたら?とか、言われていたじゃな い!!」>順一「君はそこまで言う?産みの親に?まあ、ストーリーは、 僕の思いのままだからね!!」「すいません!もう言いません!!」>順一まあ、皆さん、楽しんで下さい。感想待っていまーす!!!
2004.07.03
土曜日が休みの為、いい気になって泡盛飲んでいたら、気がついたら、テレビでメジャーリーグやってますぅー!!朝ですぅー!!日記更新してないで、まっつんに叱られるぅー!!みなさんすいません!!自分で小説読んで!自画自賛して喜んでいたら、朝になっていましたぁー!!今日は、これから駅前にご飯食べに行って、駅前のヨドバシカメラを探検して、スーパー銭湯に行って、クリーニングに行ってワイシャツ出して、日記の模様替えしようかな!!今日は充電しないと!!お楽しみにー!!
2004.07.02
由比ガ浜の海岸は、何処から来るのか?人で海岸は身動き出来ないくらい、埋め尽くされた。ユミコは、僕の腕を強く強く絡ませた。そうしておかないと、人込みの中に流されてしまう様な、錯覚に陥る程の人出だった。花火は始まった!花火は海の沖の船から発射された。「ドン。。。ヒュードン。パチパチパチ!!」空に広がる花びらの大きさが、陸の打ち上げ花火と比べるとかなり大きい!!僕の家の近所で上げる、江戸川の花火よりかなり大きい。それは、見ている位置が近いからと云うよりは、不発であったとしても、海の上と云う事もあるのだろう!!どこからか、「鍵屋!!玉屋!!」の掛け声が聞こえてくる。「ドン。。」鈍いガス爆発の様な音の後見事に夜空に花開くと、花火もすばらしいが、その花火の光に写し出される、見物客の数も異様な光景だ。きっと、江戸時代に沖に黒船がやって来た時も、日本全国から、人が集まり夜通し、それを見つめる見物人はまさに、花火見物に集まる人の様だったのだろうなぁー?黒船を見物していた人たちは、この世には、誰一人と居なくどこに行ってしまったのだろう?とフッと思った。鎌倉の花火のクライマックスは何と言っても、海からのしだれ柳!!まるで、海から陸(海岸)に多いかぶさる様に、空から陸へ光の帯が空から降って来て。その帯が燃え尽きないで、砂浜に降ってきそうな大きさなのだ!!もう一つの目玉は水中花火!!海の中で、花開き、半円状に海の上を扇の様に開き、まさに、この海岸を大昔、平家と源氏で戦ったと云うのが嘘の様だ!!「順一!すごかったね、又いっしょに来れるといいね!」ユミコは無邪気に僕にそう告げた。「ああ、又来年鎌倉の花火観に来よう!」順一とユミコは最後の花火を見ながら、そう語り合うのだった。 鎌倉の花火大会 (完)
2004.07.01
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