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楽天レンタル前記事の「ブラインドネス」では、少々張り切り過ぎてまとまりの悪い悪文になってしまった。反省。(_ _;)/ さて、外国映画に日本の風物が登場するとなんとなく嬉しいもの。 日本車やスシ、キモノ・ガウンは当たり前過ぎて何とも思わないけど、BONSAI(盆栽)には嬉しいと言うかちょっと驚いた。(^_^;) 話は変わって、私はネット・レンタルを利用してるんだけど、時々入荷予定を見て予約しておくだけで、結構ほったらかし。なので、時々「え"~!?なんでこんなのが?」ってDVDが届いて驚くことがある。 驚きのBONSAIが出てくる驚きのDVD。 それはこの映画(^-^)b 「アナコンダ・アイランド Vipers」(2008 米) オリジナルビデオ 監督:ビル・コーコラン出演:タラ・リード ジョナサン・スカーフ 「どんな話?」は、置いといて、今回は解説文を載せておこうかな。 『人間を喰らうヘビの脅威を描き出したモンスター・パニック。孤島の秘密研究所で遺伝子操作による新種の毒ヘビが生み出された。凶暴を極め、猛毒を持つそのヘビたちが解き放たれてしまい、常夏の楽園が地獄と化す。 「アナコンダ」「スネークフライト」etcメガヒット作の系譜に続く新たなる傑作が誕生!悲鳴さえも、飲み込まれる!”エデン=楽園”という名の島に最凶のモンスターは居た! 』 んと、アニマルとモンスターの中間パニック映画。とにかくヘビものだ。d(^_^;) タラさんが主演だから"巨乳"って付けられないこともないか… ま、色んな意味でマニア向けですな。別に観なくてイイ、とも言う。(o ̄▽ ̄o)b いや~、なんて勇ましい解説文なんだろう。(//▽//)ドキドキしちゃう。 人間を喰らうヘビ!遺伝子操作!常夏の楽園が地獄に!悲鳴さえも飲み込まれる!最凶ですよ、最凶!居た!ですよ! スゲー、スゲー!!ヽ(゜▽、゜)ノ 面白そうやん。ワクワク。……( ゜д゜) (;゜д゜) ? _, ._ (;゜ Д ゜) ?? えーと、えと(^_^;) まず、やっぱり"アナコンダ"は出てこない。Viperだからおかしいなぁと思ってたら、見かけはガラガラのないガラガラヘビだ。2mくらい。なんで"アナコンダ"?(`ε´) 北太平洋にあるバイオ企業の研究所で毒から抗癌剤を作っていたんだけど、乱暴なバカが乱暴なバカをやって多数のヘビが逃げ出してしまう。 ん?北太平洋?「常夏の楽園」じゃないの? ありゃ、島の名前が"エデン島"ってだけだ。(-ω-;) 担当者!せめて早送りでもイイから中身を観ようよ!ヽ(#`Д´)ノ ともかく遺伝子操作された凶暴なヘビの大群が、近隣の島に上陸して住人たちを襲うって内容だ。 (°o°)おぉ!?頭だけになった魚が釣れたり、港中魚の頭がプカプカ浮いてるからスゴい食欲、と思ってたらなんと!人間を襲うだけじゃなく人間を喰う! 寄ってたかってどんどん喰う。最初に襲われたカップルなんか血まみれの服と肉片のついた指輪だけになってる! これは新しい。ホントに喰らってる。(≧ω≦)うははは 繁殖力もものスゴくて、住人たちが気づいた頃には画面に出てくる範囲は(島中かどうか分からないも~ん)ヘビだらけ。 CGのヘビたちがやたら規則正しい早い動きで襲い掛かって来る。(≧∇≦)わははは ヘビものにしては血や肉の描写が多いのも変わってる。 でも、一番変わっているのは、基本の人間関係と言うか男女関係。ドロドロ。(^_^;) 不倫中のお父さんは人目も気にせずおおっぴらにイチャついてるし、お母さんもそんな夫より同級生の保安官が好きみたいだし、同じく同級生のヒロインと仲が悪いし、思春期の娘はそんな親を嫌ってる。 ヒロインは盆栽を売るかたわら副業で大麻を売ってるし、仲の悪い同級生(前述のお母さん)を殴って留置場に入れられたりするし、逮捕した保安官(同級生)は実はヒロインに気があるのかも。 ヘラヘラとやって来た主人公はヒロインの戦死した夫と戦友なんだけど、ヘビ事件の最中にヒロインとデキてしまうし、どうしてみんなそんなに下半身がユルいのか!?モラルはないのか!? とまぁ、今時お昼のドラマでも見かけないような設定だ。(≧ω≦)うはははは ストーリーはみなさんの予想の範囲内、バカはバカをやるし、悪いヤツは途中で死んで、黒幕も酷い目に遭う。この世に悪の栄えたためしなし、めでたしめでたしだ。 前述のドロドロした人間関係が実は伏線(伏線?)で、娘のピンチを親が助け、夫婦仲も元通り?って感動場面につながってるんだろうなぁ、自信はないけど。(o ̄▽ ̄o) 一番気になったのは主人公役の役者さん。 海兵隊あがりの医者で、島にいた老医者の代わりにやって来たって設定なんだけど、これがいかにも軽そう。笑顔なのかな?どう見てもニヤニヤ・ヘラヘラしているようにしか見えないのは致命的。絶対主役のはなれないタイプの役者さんだ。 百歩譲ってヘビは許そう。(許してイイのかな?)とにかく主人公の男性がダメ。犠牲的精神を発揮してどんなに活躍しても…やっぱりダメだった。 またもやRHIエンタ&アルバトロスという布陣の強力さを思い知らされた作品だった。(≧ω≦)うははは(T_T)はぁ~そろそろ学習しなければ… それにしても、いつの間にこんなのチェックしてたんだろう?全然全くこれっぽっちも覚えがないぞ。 蛇神の呪いか!?みぃさんの祟りか!?( ̄Д ̄;) オススメできる○:不倫とヘビの両方が好みの人、ヘビものマニアオススメしない×:ヘビが苦手な人、普通の映画ファン 余談 関西では奈良の三輪神社に祭られているようなヘビの神様のことを「みぃさん」と言います。 十二支の"己(み)"ね。(^_^)b
2008年11月29日
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(-ω-;)う~ん 仕方ないと思う反面、あまりにも的外れな感想の多さにがっかり。ってことで今回は全力で擁護することに決めた。(`へ´)b この作品にはその価値があると思う それはこの映画(^-^)b 「ブラインドネス Blindness」(2008 日、ブラジル、カナダ) PG-12『全世界、失明』 とんでもなく面白い一気呵成本「白の闇」の映画化作品 監督:フェルナンド・メイレレス原作:「白の闇」ジョゼ・サラマーゴ著、NHK出版刊脚本:ドン・マッケラー出演:ジュリアン・ムーア マーク・ラファロ アリシー・ブラガ ダニー・グローヴァー 伊勢谷友介 ドン・マッケラー 木村佳乃 ガエル・ガルシア・ベルナル 「どんな話?」は割愛あらすじは映画も小説も同じなので、私の過去記事でも参照して下さい。(^_^)(「白の闇」) 原作小説と映画化作品は別物。それを身にしみて理解した上での応援記事です。 SFパニックに形を借りた寓話、思索映画。もの凄く想像力を刺激するシリアスなSFドラマだ。 観て驚いた。(°o°)非常に鋭い着眼点と想像力豊かな原作を見事に映像化。それもかなりハイレベルだ。まず、121分にまとめきった脚本がスゴい。さすがに駆け足の部分も所々見受けられるけど、問題にならないレベル。 「目が見えない」表現は、ぼんやりとした白い映像は観ての通りだけど、音の使い方も特徴的。画面に映っている人物とは別人の声や映像とは無関係の背景音が頻繁に聞こえるのには感心した。(^-^)b それに、メジャーなスタジオ制作ではないし、予算もそこそこなのに街のスケール感が大きいのも立派。 「シティー・オブ・ゴッド」「ナイロビの蜂」で力量を見せたメイレレス監督の才能が開花したと言える。\(^o^)/ 通行料の多い交差点で突然一人の男が見えなくなってしまうオープニングは衝撃的。 そして感染が始まる。 事態と原因を突き止められない政府がとるのは隔離。 感染を恐れて遠巻きに警備する軍は必要以上に厳しい。。 精神病棟で感染者たちが地獄の生活を続けるころ、外の世界でも感染が拡大。 人類社会が瞬く間に崩壊していく様子を、感染者たちが縮図として繰り広げる。 比較的初期の食事のシーンで、飲み物の匂いを嗅いで顔をしかめる木村さんのカットが象徴するように、食事や排泄もままならない。(>_<) 文化・文明的な生活を送ることを人間らしいと呼ぶとすると、そのらしさを支えているのが「目が見えること」だけだという事実に慄然とする。単に視力を失うだけで、個人・集団・種としての人間らしさを失ってしまうなんて、今の人間社会はなんと脆いことか。 それをメイレレス監督は気負い過ぎず淡々とも言える映像で綴っていく。 もちろん人間らしさを失って逆に、より人間らしいとも言えるエゴが噴出すのは予想通り。 でも、暴力描写は普通でも食料に関する脅しが意味するものはかなり凶悪だ。 「目が見えない」ただそれだけで人間でなくなっていく恐ろしさ。そして雨が象徴するのは水の大切さ、ではなく触覚が代表する世界だ。 そして自力での水浴び・入浴=人間らしさの再生に繋がっていく。 人間が視力を失うことによるパニック描写に加えて、人間「らしさ」の崩壊と再生を、安易な残酷描写に頼らずに見事に描き出した傑作映画だと思った。 ジュリアンさん演じる眼科医の妻は主演だけど主役じゃない。この映画では観客と同一視点を持つ語り部だ。言うなれば裏方。 主役はあくまで感染者たち。 イヤでも地獄の光景を見、聞き、体験せざるを得ない大変損な役回りだ。 一見彼女が主役っぽいので感情移入しようとしてしまいがちだけど、それは多分失敗してしまう。観客とほぼ同一視点の語り部なんだから、本作を観ている自分自身に感情移入しようとするのと同じことで、したくても出来なくてイライラするのは当たり前だ。 その語り部が物語りに積極的に関与するのはたった1箇所。 神の代わりに罰を与える宗教めいたことなら、そこだけは良く分からない。 蛇足だがスーパーのシーンは、精神病棟のシーンの間に街でどんなことが起きていたのかを、説明代わりに描写しただけだと思う。 難点は2つ。(´ε`)v 最初に失明するのはもう少し年上の印象があったから少々違和感があったけど、それは始めだけ。日本人は2人とも好演している。逆にミスキャストなのは大柄なグローヴァーさんだけだ。理性的でリーダーシップを取れるだけの経験と知性があるけれど、実は肉体的には弱い方がグループへの依存度を表現できるし、街に出てからのシーンが効果的なので小柄な役者さんが良いと思った。 それと、音楽が邪魔。背景音の一つにしてしまえば、皆でラジオの音楽に聴き入る素晴らしいシーンと逆の意味で効果的だったかも。 あとどうしようもないことなんだけど、教会での目隠しが象徴する宗教上衝撃的なシーンは、大部分の日本人には意味を成さないだろう。(´ε`) それに、原作で醸し出されている共産主義シンパシーからくる資本主義批判が、映画でも感じられるのは居心地が悪く感じた。 映画化を知り、単純なパニック・エンターテイメントにしないと一般ウケが悪いだろうと思っていたんだけど、残念ながらその危惧が的中。/(x_x)\ 単なるパニックものか単純な勧善懲悪・因果応報のヒーローものを観て楽しみたかった人や、映るもの全てに説明を求めるナンセンスな人には非常にウケが悪い本作だけど、本年度公開作品ではかなり完成度の高い映画だ。 もちろん原作の力によるところが大きいんだけど、制作スタッフ全員、特に脚本のマッケラーさんとメイレレス監督には大きな拍手を送りたい。 Jホラーがハリウッドでも人気との話を聞くけれど、それは日本向けの宣伝。あくまでもその他大勢のネタ一つに過ぎない。日本人しか怖がれない特殊なホラーであると言える。 他国のホラーだと怖がらせてもらうだけの人でも、Jホラーだと結構な駄作でも自分で怖がって楽しんでいるのが常々不思議。 それはともかくそれ同様、設定に、物語に、展開に、映画そのものに乗っかっればかなり楽しい時間を過ごせること請け合いだ。 興味のある人はぜひ。(`へ´)b超オススメです。 オススメできる○:想像力の持ち主オススメしない×:感受性が貧しい人、想像力に乏しい人、身の周り半径1mにしか興味がない人、SFが嫌いな人 余談 ギャガがまたやっちゃった。(^_^;) 原作を読まず映画も観る前にあらすじだけで付けたキャッチコピーなんだろうけど、よりにもよって「失明」って! 本作は、失明=暗黒の世界を描いてるんじゃない。白い光以外何も見えないのと光を失うことは、結果は同じでも全く意味が違う。 それを少しでも考えないと、スタートラインにも立てない作品なのに鑑賞前からのミス・リードとは… 売る気が感じられませ~ん。(`▽´) 余談2 真っ白で何も見えない=ありとあらゆるものが見え過ぎている、のかも知れないって哲学的なことについてはご自分で。(o ̄▽ ̄o) 余談3 普段は、バカをメインに埋もれそうな映画のサルベーシにいそしんでいる私の感想なんかあてにならないかも知れないけれど、皆が言うほど悪くないし、それどころか非常に楽しめた人間もいるのは事実なので、ぜひご自分の目で確認して欲しいと思います。m(_ _)m
2008年11月28日
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ばしばいいきます未公開(^o^)/ ようやく12/1にDVDリリースされるので、そろそろ記事UP。 idiot。直訳すれば白痴どうやらアメリカ人にとってはバカの最上級らしい。 それがdemocracyの-cracyと合体してるのはナゼだろう?(´ε`) それはこの映画(^-^)b 「26世紀青年 Idiocracy(原題)」(2006 米) Idiocracy:白痴主義、柔らかく言えばおバカ主義。劇場未公開 監督・原案・脚本:マイク・ジャッジ出演:ルーク・ウィルソン マヤ・ルドルフ ダックス・シェパード ジャスティン・ロング トーマス・ヘイデン・チャーチ 「どんな話?」 2005年、陸軍は秘密裏に「冷凍睡眠」の実験を行おうとしていた。被験者は、全てが平均的な軍人の主人公、とついでに一般人女性。しかし、責任者が事件を起こして逮捕されたことで実験そのものが忘れられ、冷凍カプセルは廃棄物の山に埋もれてしまった。そして500年後の2505年、崩壊したゴミの山からカプセルがころげ出し主人公は目覚めた。そこは驚異の世界だった。 (≧∇≦)わははははこれは楽しい、面白い、でも恐ろしい。 バカの世界、バカの惑星。ともかくバカの国に目覚めた普通人があれやこれや苦労するコメディ。 バカ合衆国の天才。バカの描写を最初は笑えるけれど、良く考えたら怖くなってくる映画だ。(^_^;) かなりブラックな表現もあるので、バカ笑いはできないかも。でも、未来社会のかなりイイ描写もあるし、オチもラストもそこそこなので最後まで楽しめる。 バカな邦題に惑わされずに、興味のある人はぜひ!(^▽^)b オープニングはIdiocracy:おバカ主義の成り立ちが語られる。 一般的にIQ(知能指数)の似通ったもの同士が結婚することが多い↓高い同士:収入や自分の生活を考慮して子供を作ることに慎重低い同士:ばんばん子作り↓高い:少子低い:ばんばん作った子供が、さらに似たような相手との間にしこたま子供を作る。↓高い:人口減少低い:人口増加↓世の中バカばかり。そして500年。 こんな感じだ。(≧ω≦)うはは もうアメリカでもIQなんて使われないハズ。それを本作では記号代わりに使ってるだけなので目くじらを立てる必要はないよ。 もし上の理論がホントなら、とっくにそうなってるだろうけど現実は違う。 昔、ウチのバカな父が 背の高い女性は背の高い男性と結婚するから背の高い子供が生まれる。背の低い男性は背の低い女性と結婚するから背の低い子供が生まれる。かくして「未来は背がやたら高い人間と低い人間ばかりになる」 と言うバカな理論を展開して家族を呆れさせていたけど、それと同じこと。(`ε´) 全ては時間の経過とともに混沌へ向かう(エントロピーの増大?)らしいから、結局物事は全て極端なことにはならないんだろう。 で、その発想を膨らませて映像化したのが本作だ。 ルークさん扮するごくごく平均的な軍人が選ばれ、責任者の将校の馴染み(?)の売春婦と共に冷凍睡眠実験開始。でも、将校がポン引き絡みで逮捕されてしまうのが運命の別れ道。 主人公が睡眠から目覚めて全然知らない街の様子に戸惑うんだけど、なんとなく馴染みがある。あれこれあって、2505年と知ると「オーマイガーッ!」連発。(≧∇≦)あはは 人間が遊んで暮らせるくらいには文明が発達したみたい。街も服も全て広告だらけなので、働く必要がなくなってるかも。 まず、グランド・キャニオン並みの高さのゴミの山が崩壊する様子に爆笑してしまった。(≧∇≦)わはは でも、ゴミの雪崩を誰も気にしないし、トイレ付きの椅子に座って流動食を食べて一日中TVをみていられるし、水道からはスポーツ飲料、スターバックスは風俗店になってるし、ニュース・キャスターは男女のボディー・ビルダーだし、アメリカ大統領はアフリカ系の元プロレスラーのポルノ男優だし、医療も司法もイイ加減だし、死刑はデカいスタジアムでバカなビッグ・フットでひき殺すことだし、下ネタを過剰に喜ぶし、もうそれはそれは大変なことになってる。(≧ω≦)うはははは そしてなんと映画は…言うもおぞましく悲しいものになり果ててた。(T_T) そして主人公は、この世界にタイム・マシンがあると聞いて探しまわる。そりゃぁ、戻りたいでしょう。 でも彼の知能指数が世界一(そう、今や天才。(≧ω≦)うはは)だと分かって、追いかけられるって段取りだ。 全てが適当イイ加減なのに、横暴・乱暴な警察や機械で管理された社会。(>_<) 「面倒くさいから便利にして楽したい」から文明が発達したんだろうけど、全く向上心がなくて自堕落一直線になればこうなるよなぁ。 てか、今でも似たような人や状況は見かけるなぁ。 それを誇張しただけだよなぁ。 失くしたものは大きいなぁ。 とりかえしがつかないなぁ。 笑えないなぁ。 怖いなぁ。(x_x) バカ合衆国か、ホントに嫌だなぁ。(>o
2008年11月27日
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ふわふわいきます80年代(^o^)/ 新作「慰めの報酬」は評判が良いものの、残念ながら全米興行成績ではあっという間に2位に転落。(^_^;) てことで、今回も007。 記事の流れから言えば「私を愛した…」か「死ぬのは奴らだ」だろうけど、今回はファンでも「あまり観ないし観ても覚えていない」率が非常に高いだろう作品。(`▽´) それはこの映画(^-^)b 「007/オクトパシー Octpussy」(1983 英) シリーズ第13作 監督:ジョン・グレン主題歌:リタ・クーリッジ出演:ロジャー・ムーア モード・アダムス ルイ・ジュールダン 前作「ユア・アイズ・オンリー」が、かなりリアル指向でアクション盛りだくさんだったのを反省(?)したのか、ありえない設定、各国の景勝地、女性、派手なスタント、秘密兵器を蘇らせて、ついでにボンド・ガールまで再登板。ある意味ムーア・ボンドの全てが詰まった作品かも。 「どんな話?」 009が命と引き換えに入手したファベルジュの卵のニセモノ。その謎を解明する指令が007に下った。謎のインド人カマル・カーンに目をつけた007はインドに乗り込み、カーンの協力者オクトパシーの存在を知る。宝石密輸、ソ連のタカ派の陰謀が渦巻くなか007に危険が迫る!どうする007!?世界の平和は守れるのか!? と、盛り上げたものの…(^_^;) 「007の背後から、たくさんの腕がからみついているポスター」って言えば思い出せるかな? ま、ファンでも「007だから」って惰性で観ていた人が多いこの作品。内容を覚えている人が少ない映画なのでは?その意味では印象が薄い作品かも。その分、「オクトパシー軍団」だけを覚えていたりして。(`▽´) 特にファン以外にはオススメしません。d(^_^;) プレタイトルは割と派手。 馬匹運搬車から見えている馬のお尻がパカっと開いて登場する超小型ジェット機「アクロスター」が活躍。ミサイルを避けながら敵の格納庫にドカン。 この爆発がすごく派手で、やっぱりお金がかかってる映画は違うなぁ、と変な所に感心してしまった。(o ̄▽ ̄o) ジェット機でガソリンスタンドに乗り付けて、「満タン」には思わず笑ってしまうが、実はそのシーンのジェット機はなんと足漕ぎ式!ムーアさんがキコキコやって走らせたらしいです。(≧∇≦)わはは さて本編。 おそらくシリーズ中、女性が一番たくさん登場する作品じゃないかなぁ?(「ムーンレイカー」では突っ立てただけだから除外。) とにかく本作は「オクトパシー軍団」につきると思う。 プールではビキニ、赤いピッタリレオタードとボンデージ風コスチューム(結構巨乳さんも登場)でうろうろしていたかと思うと、クライマックスでは怒ったオクトパシーに率いられて大暴れ。まあまあ&へなちょこな格闘シーンを見せてくれる。(≧ω≦)うはは あ そうそうQの出番も多くて、インドに出張。顔見せだけでなく現場で007のサポートをするし、クライマックスでは彼女たちのピンチに空からさっそうと現れ、助けたりもするよ。微笑ましい。(≧∇≦)わはは それと、007七変化が見られるのも楽しい。 ゴリラ、ワニ、の被り物だけじゃなく、ピエロにも変装。泣き顔メイクまで。(≧ω≦)うはは さて、今回一番の貧乏くじはスタントマンだ。 正直あまり緊迫感のないストーリーだけど、ムーア・ボンドの特徴としてスタントはかなりハイレベル。本作では、爆走する列車にぶら下がり&移動と飛行中の飛行機しがみつき。ムーアさんの部分は合成なんだけど、それ以外は実際にやってる。 列車では接触事故で大怪我したらしいし、飛行機なんか外に縛り付けられてるだけでもスゴい。(`ε´)b 当時の手に汗握るスタントは、いつ見ても感心させられる。 なのに、大部分の人には「オクトパシー軍団」の方がインパクトがあったと思われるのよねぇ。恐るべし、「オクトパシー軍団」。(`▽´)b クーリッジさんが歌うホワんとした主題歌が、これまた内容にピッタリだった。 オススメできる○:007コンプリーターオススメしない×:007のファンではない人 余談 同年公開なのが「ネバーセイ・ネバーアゲイン」 成績は本家の勝ち。
2008年11月25日
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つぎつぎいきます未公開(^o^)/ 「珍しい」のと「マニアック」なのは違うと思うんだけどなぁ。(´ε`)なぜか「マニアック」と紹介されていて、解せん!(`へ´) ゾンビ、ストリッパー、ニンジャ、チアリーダー 魅惑的なキーワードの映画をちょこっと紹介してきたけど、あとそれに匹敵すると言えば… 女囚!?(o ̄▽ ̄o) 観ました。 それはこの映画(^-^)b 「Werewolf in a Women's Prison(原題)」(2006 米) 監督:ジェフ・リロイ出演:ヴィクトリア・デ・マレ Domiziano Arcangeli Yurizan Beltran 「どんな話?」 山でキャンプ中のカップルが何者かに襲われる。男は惨殺され、女は傷を負うものの火で撃退、しかし意識を失ってしまう。気がつくと刑務所で、彼女は男殺しの罪で収監されていた。そして、刑務所内の争いに巻き込まれた彼女に異変が… 女囚もの。低予算エログロホラー映画だ。 トンでもな設定にゆるいストーリー、ヘタな演技と3拍子そろっているのでZ級の匂いがプンプンするし無駄にエロい。(>_<) でも、展開が速いのと趣向をこらしたグロシーンやコミカルな部分もあって、最後まで楽しめる。かも(`▽´) なかなか見所は多いので、お好きな人はどうぞ。ただし低予算なのでそのつもりで。(`▽´)b 直訳すると「女子刑務所の狼男」。「これでホラー好きの男がバンバン釣れるぞわっはっはっ」て制作者の高笑いが聞こえてきそうだ。(^_^;) でも、タイトル・イメージに偽り無くエロ満載なので良心的なのか?( ̄ー ̄?) オープニングのキャンプ・シーンから始まって、刑務所で目覚めると全裸で拘束。ボンデージ・ファッションを身にまとったサディスティックな女性看守があれこれといたぶる。(レズか?) 女囚たちも看守連中に対して、タバコのためとか身を守るためとかとにかくサービス・シーンばかりで、始めはそっちがメインかと思った。(^_^;) 懲罰のために主人公とお友達が砂漠に鎖で繋がれるんだけど、水に手が届きそうで届かない嫌らしさ。でも喉が渇くから、お互いの汗を舐め合う。(//▽//)うは~ ホントにホラーかと心配になってるいると、突然始まるゴアゴア大会。(°◇°;) 腕や足、首が引っこ抜かれるのは当たり前、股裂き、頭部爆裂もあってけっこうグロい。お金がかかっていないけど、そこそこやってくれる。 結局、主人公が狼人間にかまれていたので彼女も変身する。血を流しながら皮を破って登場するよ。 抜け殻もあってなかなか楽しい。(≧ω≦)うはは ま、勢いだけかもしれないけれどサービス精神旺盛、見所満載の良心的(?)な映画なので、この手の映画が好きな人は観る価値があるかも。 オススメできる○:女囚コンプリーターオススメしない×:目をつぶる時に目をつぶれない人 最初に死んだ男がゾンビメイクで出てきて話相手になるところなんかは「狼男アメリカン」をリスペクトしているようだけど… な~んにも考えずに面白いからやってるだけ?(`▽´)
2008年11月21日
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どしどしいきます未公開(^o^)/ 決して絶対断じてB級映画を選んでいるつもりはないけれど、最近マイケル・パレさんを見ることが多いような気がする。パレさんが出ているのがB級って訳じゃないよ。限りなくB級の匂いがするだけ。(o ̄▽ ̄o) 監督が「ヒッチャー」の脚本家、それと豪華出演者で期待して観てみました。(^▽^) それはこの映画(^-^)b 「100 Feet(原題)」(2008 米) 監督・脚本:エリック・レッド出演:ファムケ・ヤンセン マイケル・パレ ボビー・カナヴェイル Ed Westwick 日本未公開本国では未公開なのに、韓国、フィリピン、ロシアなんかでは劇場公開。 「どんな話?」 警官である夫の暴力に耐えかねて、彼を殺害してしまった女性が主人公。逮捕、服役していたが、100フィート(30.48メートル)離れると自動的に通報される監視システムを足首につけることを条件に、自宅待機を許される。夫の元パートナーだった刑事は彼女を目の敵にし、違反即逮捕を狙って家の前で張り込む。そんな時、死んだ夫が悪霊となって彼女に襲いかかった! オカルト・ホラー。 やけに暴力的な悪霊でものすごい力もちなんだけど、出るタイミングが微妙なので残念ながらあまり盛り上がらない。(´ε`) せっかくの設定を生かしきれていない感じだ。なかなかイイ描写もあるので惜しい。 劇場公開は無理だろうから、興味のある人はDVDリリースを待とう。 まるで「ディスタービア」のような状況なんだけど、郊外の一軒家と違って都会のアパート。階段を降りて玄関まで行くのが精一杯。地下室ではピーピーピー。外には一歩も出られない。(>_<)b 刑務所よりましだけど退屈そのもの。外では嫌味たらしく刑事が張り込んでるし。 そこに悪霊が現れる。文字通りの悪霊。 ファムケ姐さんが主人公で、パレさんが元暴力夫の悪霊役だ。見かけはボヤーッとした霊のくせに、死んでからも暴力的。始めは怪我する程度なんだけど、彼女が怒らせるようなことをしたから、さあ大変。 怒りの矛先が第3者に向かい、持ち上げて振り回して、殴る殴る。腹腹腹、顔顔、投げ、顔顔顔、腕、投げ、顔顔…顔の形が変わるほど。可哀そ過ぎる~(T_T) 家の中には悪霊、でも警報を鳴らせば刑務所っていう緊迫した状況をファムケ姐さんはどう切り抜けるのか? なかなか面白い設定でしょ? なのにラストも含めて全体的にはイマイチだった。所々イイところもあるので、めげずに頑張って欲しいなぁ。 オススメできる○:オカルト好き、出演者のファンオススメしない×:怖い映画を観たい人 それにしてもファムケ姐さん。X-MENのジーン・グレイ役で若い人にも知名度が高くなったのに、あんまり日本で公開されないのはなぜ? こんな微妙な映画に出てるからかな?(^_^;)
2008年11月20日
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楽天レンタルうお~!Σ( ̄ロ ̄lえらいこっちゃー!\(>o
2008年11月20日
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ティン ティン ティン ティン …♪チャララ~チャ チャチャチャチャ~ チャチャーア~ア~ ア アアアア~ …♪ 待って待って待って待ちに待ってる「スター・トレック」映画版第11作目 「Star・Trek(原題)」(2009)の劇場版予告編がようやく公開! どれ…おお!ホームページは新しくなってるぞ! では早速。 (°o°)え!?「ジェームズ・ティベリアス・カークだ!」って、ティーン・エイジャーやん! ほほぉ建設中のシーンだけでも、ちょいと嬉しくなってくる。にょほほ。 うは~、雰囲気出てる、出てる。クイントさんのスポックはイイかも。 おぉそう言えばスコティはペッグさんやった、うはは (°o°)えぇ!?何で?戦闘しまくり?しかもものすごい至近距離! あぁ~「ネメシス」と同じく、ロミュランが悪役か。これがエリック・バナさんかな? 文字通りunder constraction(工事中)だったteaser trailerと違って、偉い派手なシーン続出なので、ファンでなくても楽しめるかも。 とにかく楽しみ楽しみ。\(^o^)/ 「Star・Trek(原題)」(2009)監督・制作:J・J・エイブラムズ出演:クリス・パイン ザカリー・クイント カール・アーバン 来年5/6.7.8、世界公開予定 あ、コラコラコラーッ!o(`ω´*)o なんで日本だけ1ヶ月遅れの6/6予定やねん!ヽ(#`Д´)ノ ウソでしょ?間違いやと言って~。(T_T)
2008年11月18日
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楽天レンタルびゅーびゅーいきます未公開(^o^)/ 日増しに寒さが加わって落ち葉散るころとなりました。皆さんいかがおすごしてしょうか?m(_ _)m イエ~イヽ(゜▽、゜)ノ 冬だ冬だ!早く雪が降らないかな~。 ボードだ、ボード。スノーボード。楽しみ楽しみ。o(^▽^)o (瀬戸内海沿岸住民のわがままです。降雪地帯の方ごめんなさい。)m(_ _)m 前祝いとして、ボードが出てくる雪まみれのホラーがあるってんで観てみました。 それはこの映画(^-^)b 「Fritt vilt(原題) Cold Prey(英題)」(2006 ノルウェー) 珍しいノルウェー産のホラー。 監督:ロアー・ウートハウク出演:イングリッド・ボルゾ・バーダル ロルフ・クリスチャン・ラーセン 「どんな話?」 オフピステ(未整地)でスノーボードを楽しむためにやってきた5人の男女。なだらかな雪山を登ると素晴らしい景色と絶好のパウダー・スノー。歓声をあげてさっそく滑りを楽しむ。ところが、男性の1人が滑走途中で転倒し、はずみで足を折ってしまう。助けを求めて辺りを捜すと廃棄されたホテルが見つかり、そこに避難することに。しかしそこには… 正統派のスプラッター。正体不明の殺人鬼に一人ずつ惨殺されていく直球のスリラー映画だ。 周囲を雪に覆われて逃げ道がない限定空間で若者たちと殺人鬼が死闘を繰り広げる。 主要な登場人物は6人だし、舞台は古びた山荘だけなのでやけにスケールは小さい。それに、ヒネリのないストーリーはストレート過ぎる。(´ε`) この手の映画が好きな人向けかな。 カップル2組+男性の5人の若者たちが4WD車で登場。 スキー場じゃないから板と荷物を背負って、えっちらおっちら山を登っていく。頂上にたどり着くと一面の銀世界。さっそく滑り出す。ヒャッホウ! 行きたい行きたい、滑ってみたい!o(`ω´*)o気持ち良さそう~。 と思って観てたら、いきなり転倒。ボキッ!(°◇°;)え? と思う間もなく、ボード・シーン終~了~。う~ん、残念。(-ω-;) あとはサバイバルの始まり始まり。 もちろん携帯は圏外。天候は良いけれど、身動きがとれなくなってしまう。で、見つけた山荘に転がり込むって段取りだ。 ノルウェー産ってことでどんな感じかなと思っていたけど、舞台が比較的なだらかな山岳地帯で雪だらけなぐらいしか特徴はないよ。雪原に深い深~いクレバスがあるのが珍しいかも。(´ε`) でもはっきり言って、スカンジナビアかアラスカか私には区別がつかない。 戦うヒロインはショート・カットの似合う可愛い役者さん。 凶器はツルハシだ。 基本的には殺されるだけでグロいカットやシーンは少ないので、ホラーファンには物足りないかも。サービス・シーンもないし。(o ̄▽ ̄o) 寒いはずなのに、あまり寒さを感じないのが残念だった。てか、ノルウェーの人だから寒さには慣れてるのかな?私たちだと凍えてる?(>_<) オススメできる○:ホラー初心者オススメしない×:エロ・グロなシーンを観たい人 余談 日本でも「コールドプレイ」ってタイトルで12/5にリリース予定。興味のある人はどうぞ。(^-^)b 余談2 本国ではかなりの成績だったので先日(10/10)続編の「Fritt vilt II」が公開され、記録的な興行収入だったらしい。 "ノルウェーの映画史上最も恐ろしい映画"らしいので、そちらも楽しみ。 余談3 ノルウェー大使館では文化イベントとして「ノルウェー映画鑑賞会」なども開催しているらしくて、本作もそこで上映されたらしいです。 寒さに向かう折柄、風邪などひかぬようご自愛下さいませ。かしこ。m(_ _)m
2008年11月17日
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どんどんいきます未公開(^o^)/ 「26世紀青年」のように思いがけずリリースされることを祈って、先取り先取り。てか、こらえ性がないだけか…(^_^;) 以前「スペース・トラッカー」を記事にしたら、スチュアート・ゴードン監督に根強いファンがいることが分かった。私も意識したことなかったけど、なぜかたくさん観ているから私の趣味に合う映画を作る監督なんだろう。 少なくとも「死霊のしたたり」(1985)と「ロボ・ジョックス」(1986)を作ったってだけでも賞賛に値すると思う。(`へ´)b そのゴードン監督の劇場映画最新作が手に入ったので観てみた。 それはこの映画(^-^)b 「Stuck(原題)」(2007 米) 日本未公開 監督・脚本:スチュアート・ゴードン出演:ミーナ・スヴァーリ スティーブン・レイ ラッセル・ホーンズビー 「どんな話?」 失業して家賃が支払えず部屋を追い出されたトーマスは、職業安定所でもそっけない対応をされ凹んでいた。行く宛もなく力なく町をさまよっていた彼は、道路を横断中に信号無視の車にはねられてしまう。運転していたのは看護士のブランディで、今夜も酒とドラッグを楽しんだ後の帰宅途中だった。トーマスは足を骨折、上半身をフロント・ガラスに突っ込んだまま意識不明の重態。慌てたブランディは重傷の彼をそのままにして発車してしまう。そして… 事故を起こした女性がフロントガラスに突っ込んだ被害者をそのままにして家まで逃げたっていう、実話か都市伝説か微妙なエピソードをアレンジ。 曲がり角を一つ間違えたらとんでもない所に到着って感じの「曲がり角」スリラーだ。「自業自得」又は「墓穴」映画かな?(^_^;) 日本だけ劇場公開までした「デイ・オブ・ザ・デッド」(2008)でヒロインをはったミーナさんだし、ゴードン監督なのでリリースされる可能性は高いと思う。 興味のある人はお楽しみに。ちょっと地味だけど。(^-^)b コトが起きるまでは、苦笑いできるようなある意味ほんわかムードのオープニング。 しょぼくれた感じがイイ具合のトーマス=レイさんが行く宛もなく公園のベンチに座っていると、アフリカ系のホームレスが同類とばかりに話しかけてくるし、親切にもショッピングカートまで分けてくれたりする。(o ̄▽ ̄o) 一方、老人施設で働く看護士のブランディ=ミーナさんは、今日もお年寄りのしもの世話なんかで忙しそう。仕事が終わると、ストレス発散のためかクラブに行きアフリカ系のBFからドラッグをもらったりする。 その2人の不幸な出会いが物語の始まりだ。 車を運転する人なら分かると思うけど、フロントガラスに突っ込んだ人をそのままに走り続けるのはかなり凶悪。外から見たら、かなりシュール。 深夜だったので問題にならずに家までたどりついてしまう。(>_<)ドラッグの事を警察に知らせたくなかったんだろうけど… レイさんはお腹にガラスが刺さったりして出血してるんだけど、まだ生きている。足が折れてもいるので、自力ではガラスから抜け出せない。 ガレージに着いて、レイさんが死んでいないと分かったミーナさんはヤケクソ気味に開き直ってしまって 「(*`皿´*)何で生きてんのよ!」 …( ̄Д ̄;) BFに助けを求めたり、必死のレイさんが脱出を試みたり、友人が訪ねて来たり、隣人が登場したりどんどん事態は悪い方へ。レイさんの見かけがホームレスっぽいのも、事態悪化に拍車をかける。ゴードン作品にしては極端にユーモアが少なくてかなりシリアスなので、事態の深刻さや暴力描写が目立つ。 必死になった人間同士の醜く残酷な面はそこそこ描けていると思った。 でも、実話が基だと身近に感じて恐ろしさが増す反面、まとまりを良くするためにはお話をエスカレーションさせにくいんだろうと感じた。やり過ぎると、全部がウソ臭くなって「身近」効果が半減するものね。(´ε`) ちょっとこじんまりし過ぎな感じだけど、観ても損はないと思った。 オススメできる○:真面目なゴードンさんに興味がある人オススメしない×:派手な映画を観たい人 それにしてもミーナさん。「アメリカン・ビューティー」(1999)ではキュートな美少女だったのに、こちらに路線変更したのかな?(`▽´)
2008年11月16日
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♪と~ぅめ~ぃにんげ~ん あらわるあらわるーと~ぅめ~ぃにんげ~ん あらわるあらわるー うそーをいってはこまりますぅ あっらわっれないのがとーめーぃにんげーんですー♪ 味わい深いなぁ~。(o ̄▽ ̄o) 何となく都々逸(どどいつ)みたい。 えとヤボだけど、知らない人に説明すると「都々逸」は、寄席や座敷の演目の中で、7・7・7・5文字のヒネリの効いた文句を囃子にのせて唄ったもののことだ。 よさこい節の 土佐の高知のはりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た とか 立てば芍薬座れば牡丹 歩く姿は百合の花 ざんぎり頭を叩いてみれば 文明開花の音がする なんかも都々逸の詩だ。(^-^)b 白だ黒だとけんかはおよし 白という字も墨で書く 赤い顔してお酒を飲んで 今朝の勘定で青くなる のようなサラリーマン川柳のようなのもあるけれど、 嫌なお方の親切よりも 好いたお方の無理が良い 君は吉野の千本桜 色香よけれどき(気、樹)が多い あついあついと言われた仲も 三月せぬ間に秋(飽き)が来る 信州信濃の新ソバよりも わたしゃお前のそばが良い みたいに色恋を題材にしたものが多い。 私が好きなのは、 恋に焦がれて 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす これは与謝野晶子さんの作。 もちろんもっと直接的なものもあって 梅も嫌いよ桜もいやよ ももとももとの間(あい)が良い 山のあけびは何見て開く 下の松茸見て開く なんてのも。(`▽´)にょほほ。 あ、そう言えばその昔、私がまだ花も恥らう乙女だったころ、家にあった原律子さんの漫画を読んでいたら、「あ、今私の中で何かが変わった」と感じたくらい衝撃的な都々逸が出てきた。 後家という字は後ろの家よ 前の空き家をわしに貸せ 味わい深過ぎる~(o ̄▽ ̄o)……(°o°)はっ思わず余韻にひたってしまったけど、都々逸の記事じゃなかった。♪と~ぅめ~ぃにんげ~ん♪だ。 それはこの映画(^-^)b 「透明人間 Memorirs of an Invisible Man」(1992 米) 『愛に不便な逃亡者この夏、現わる!』 現われませ~ん。(≧ω≦) 監督:ジョン・カーペンター原作:H・F・セイント 「透明人間の告白」出演:チェビー・チェイス ダリル・ハンナ サム・ニール マイケル・マッキーン なぜタイトルを、「透明人間」にしたのかな?「…の告白」そのままでイイのに。おかげで勘違いする人が多いけど、H・G・ウェルズさんの「透明人間」の映画化ではないし、もちろんリメイクではないよ。(´ε`)b 「どんな話?」 ハイテク企業の会議に二日酔いで出席した主人公は、トイレを探してうろつくうちに見つけた重役室で寝込んでしまう。ところが実験中に事故が発生、建物の一部が透明化してしまう。寝ていて取り残された彼も一緒に… 軽いユーモアSF。事故で透明になってしまった普通の人間の苦労と、彼を利用したい政府の秘密機関との追いかけっこを描いたコミカルなSF映画だ。 原作とは少々違うけど雰囲気は良くでているので、読んだ後でも楽しめると思う。(^-^)b それより、ホントにカーペンター監督!?( ̄ー ̄?).....??他の作品と違い過ぎ!調べ直してみたくらい。 まるで、ジョン・ランディス監督かジョー・ダンテ監督の映画を観ているようで、ホントに驚いた。 ちゃんと感動的なロマンスはあるし、美しいシーンもあってこんなのも撮れる人だったのねって再認識。とにかく監督の名前からは想像できない内容なので、普通の人でもOK。 お気軽にどうぞ(^-^)b オススメできる○:チェイスさんが苦手じゃない人オススメしない×:カーペンター映画のファン 思わず都々逸のネタに力が入り過ぎたことをおわびします。m(_ _)m それにしても「前の空き家」…しみるなぁ~(o ̄▽ ̄o)
2008年11月16日
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まだまだいきます未公開(^o^)/ ホラーファンのみならずヒマな人は必見(?)の驚愕のラストで有名な「サマーキャンプ・インフェルノ Sleepaway Camp」(1983) 内容よりその撮り方が衝撃的なので、私も含めて忘れたくても忘れられない人が多いと思う。(^_^;) なぜか本国では人気があって 2-「レディ・ジェイソン/地獄のキャンプ Sleepaway Camp 2: Unhappy Campers」(1988)3-「Sleepaway Camp 3:Teenage Wasteland(原題)」(1989)4-「Sleepaway Camp IV: The Survivor(原題)」(2002) とシリーズ化されて定期的に続編が作られている。 「パンプキンヘッド」のようにキャラに人気がある訳じゃなし、どうして消えてなくならないのかホントに不思議だ。(?_?) 前世の悪行が祟ったのか、私は3まで観(させられ)ていて「4はビデオ映画なので、もう観ることもないぜ。(o ̄▽ ̄o)わっはっは」と安心していたら大間違い。 なんと、友DVDに混じっていた!!( ̄Д ̄;)アンジェラの呪いか!?/(x_x)\ それはこの映画(^-^)b 「Return to Sleepaway Camp(原題)」(2008 米) シリーズ5作(!)目本国でも、ものすごくひっそりと限定公開されてほぼDVDダイレクト状態らしい。(当たり前だ) 監督・脚本:ロバート・ヒルツィック出演:ヴィンセント・パストーレ Michael Gibney Jonathan Tiersten アイザック・ヘイズ フェリッサ・ローズ 「どんな話?」 殺戮から20年、またまたキャンプ場で惨劇が始まった。アンジェラが戻ってきたのか!? ま、詳しく書くほどの内容じゃあないので、この程度で十分。(`▽´)b 巨乳ホラーもとい ティーンズ・スラッシャーいや、サービスシーンがないから 普通のスラッシャー…ちょっと違うか、んと… とにかく殺人鬼ホラーだ。(^_^;) 日本でリリースされる可能性は、非常にたいへんものすごく低いけど、興味のある人は輸入版でどうぞ。 団体でキャンプしている子供たちはちょっと幼い感じなので、ホントのミドル・ティーンかな? こんなに主人公が誰なのか分からない映画も珍しい。感情移入しかけたとたんに嫌いになるような描写が出てくるし、このガキ(`皿´)とおもったらつぎには可哀相なシーンを持ってきたりして、まったく意味不明。いじめっ子が次の瞬間いじめられっ子。 最初ビッチだった巨乳ちゃん(ほんとにデカい!どう見ても10代だしそんなに体格も良くないのにアレはイカン!o(`ω´*)o絶対イカン!)はいつの間にかヒロインっぽいポジションになっている。 全員がそんななので、人物に関してポイントが掴めないのにはまいった。(`ε´) 切り株・ホルモンメイクはところどころ力が入っているんだけど、見せたりみせなかったり、ショボかったり豪勢だったりこちらも良く分からない。 ホント分からないだらけ。でもそんなことにおかまいなしにストーリーは進む。 本作では死者数は減少。頭部フライ、飲ガソリン炎上、全身串刺し、ネズミのエサくらい。でも、樹に縛られて釣り糸でじわじわと局部を切断される男性(なぜかじっくりと描かれてて無駄に長い)、鉄条網頭部グルグル巻き女性も登場するし、最後の"いなばの白ウサギ被害者"は予算の大部分を使ったかと思えるくらい力が入っている。 ここだけは見ものかなぁ。(o ̄▽ ̄o) ラストは、1作目同様の衝撃を狙っているのは分かるけど、撮り方が雑なのでイマイチだった。 で、やっぱり「Sleepaway Camp Reunion」(2008)もできるらしい。(>_<)トホホ オススメできる○:1作目を観た人(必須条件)オススメしない×:筋の通った映画を観たい人
2008年11月15日
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さてさて続くよ未公開(^o^)/ 「惑星テラ」(1973)「異邦人」(1968) さて共通するものはな~んだ?( ̄ー ̄) 正解は、両方とも原題が「The Stranger」(^-^)b 他にも「オーソン・ウェルズinストレンジャー」(1946)とか、ズバリ「ザ・ストレンジャー」(1994)とか。 でも、今回観たのは複数。 それはこの映画(^-^)b 「The Strangers(原題)」(2008 米) 監督・脚本:Bryan Bertino出演:スコット・スピードマン リヴ・タイラー 日本未公開、予定も不明(>_<)b リブ・タイラーさん、結婚・出産後「ハルク」に続いて本格復帰第2弾。実話を基にしたホラーで、全米では思いのほかヒット。制作会社はすでに続編の制作を決定。それは調子に乗り過ぎ。(`ε´) 「どんな話?」 結婚の話が上手くいかず、気まずい雰囲気で別荘にやってきたカップル。言葉数も少なく時間だけがたっていく。突然、ノックと共に訪問者が… 不条理スリラー。突然理由も無く暴力に巻き込まれるお話だ。 なんとなくジメっとした人智を超えたものに襲われる雰囲気が怖いのが国産ホラーの特徴だとすれば、その対極とも言える内容で非常に現実的だ。 いつ何時わが身に降りかかるか分からない非常に身近な怖さがウケたのか、本国でスマッシュヒット。「好きこそものの上手なれ」で、この手の映画を作らせたら、やっぱりアメリカ人は上手いと思った。(^_^) 展開は予想できるけど間延びせず飽きることはないし、想像力豊かな人はホントに怖い思いができると思う。 友人の結婚披露宴の後、彼氏の父親の別荘に向かう2人。恋人同士みたいなのに、なぜか車内はものすごく暗い雰囲気。彼女の頬には涙の跡。(°◇°;) 実は、彼がプロポーズしたのを彼女が断ったのよ。(x_x)でも一応、予定していた通り別荘に向かっている。 別荘は林の中の一軒家で、すごく静でイイ感じ。愛し合う2人にはもってこいだ。 中の様子は涙なしには語れない。。(T_T) 部屋の床一面にバラの花びらが撒かれているし、テーブルにはキャンドル、シャンパンまで。 彼女がバラの花びらの浮かんだお風呂につらい顔で入っている間、彼は沈んだ表情でデカいアイスクリームをやけ食い。もう、涙なみだナミダ。涙で画面が良く見えない。(ToT)… あら?何の映画の話をしてるのかしらん。(^_^;)ともかくそんな導入部。 そして、付かず離れず微妙な雰囲気のまま時間ばかりが過ぎていく。その時ノックの音がした。(星新一さんではございません)時計は4時。今頃誰?何の用?( ̄Д ̄;) 理由無き暴力に巻き込まれるのは、フランス/ルーマニア産の「THEM ゼム」(2006)と同じで、途中の展開も良く似ているのは少々残念。都市伝説も含めて、実際に起こったいくつかの事件を一つにしたのだろうと思える点も同じだ。 でもリメイクや原作ものが大流行の中、まがりなりにもオリジナル脚本だと応援したくなるなぁ。(´ε`)それに、犯罪を身近に感じる人にとっては、たとえウソでもこの手の映画は怖いと思う。 とにかく、観て損はしないと思うので興味のある人は公開&リリースを待とう。(^-^)b タイラーさんの熱演も見もの。 オススメできる○:超自然的スリラーに飽きた人オススメしない×:人里離れた別荘を持ってる人、全て説明してもらわないと気がすまない人 明け方の4時に、「タマラはいますか?」って訪ねて来る女性には気をつけよう!(`▽´) DVDのジャケがさりげなく怖いので、オマケ。(o ̄▽ ̄o)
2008年11月14日
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続いていきます未公開(^o^)/ 今年7/23のイギリスでの興行成績は 1:WALL-E(初登場)2:ハンコック(3週目)3:カンフー・パンダ(3週目) なんだけど、なんと9位が! それはこの映画(^-^)b 「Donkey Punch(原題)」(2008 英) もちろんルパン三世でもなく、バンド名でもない。 "ロバのパンチ"ねぇ、何のこっちゃ?( ̄ー ̄?).....?? "donkey engine"で小型(補助)エンジンのことだから、何か関係あるのかな?イマいちピンとこなかったので必死で調べましたよ、スラング。…え゛…調べるんじゃなかった…/(x_x)\ えと、エッチの時に…やっぱり、やめやめやめ。や~め。o(`ω´*)o知りたい人は自分で調べよう。 監督・脚本:Oliver Blackburn出演:Sian Breckin Robert Boulter Nichola Burley Julian Morris 「どんな話?」 地中海のリゾートの遊びに来た若い女性3人組は、クラブで知り合った3人の男性たちに豪華クルーザーに誘われる。船にいた1人を合わせた7人の若者たちは、快適なクルージングに出て、やがてドラッグ、乱交へ。ところがその時悲劇が… 仲間割れスリラー。厳密に言うとホラーじゃないかも。 とにかく悪い時には悪いことが重なるって転落もの。一つの事故で最悪の破局まで転がり落ちるって映画だ。(^_^;) ものすごく楽しそうな女の子3人がTAXIでリゾート地を走り抜けていく。開放的な気分になってて、3人の男性に声をかけられそのまま船へ。慎重な娘まで、「一杯だけなら」って乗り込んでしまう。 男性の1人の親の所有するクルーザーで、そこには真面目そうなお兄さんがいるんだけど弟のためにOKしてしまう。 音楽、酒、ドラッグ。快晴、ベタ凪の海にドッボ~ン。楽しそう。まぁよく見る展開なんだけど、ヨーロッパの金持ちはホントにそんなことしてるのかな? まるで「オープン・ウォーター2」だけど、あんなにマヌケなことにはならないよ。 でも、慎重な娘とお兄さんがイイ雰囲気になってる間、デッキでは男3人女2人がイヤらしい方向へ盛り上がってしまう。そして5人で寝室へ…。(>_<)b 前半はまるでソフトポルノ。ボカシが必要だ。(`▽´) で、突然事件が起こり、後は転がり堕ちていくだけって寸法だ。 主要な登場人物は7人だけだしほとんどが船上なので、低予算だと思うけどクルーザーはホントに豪華。リビング、主寝室、キッチンはスゴく広いし、予備の寝室やクルーの船室もあってホントに豪華。予算の大半がレンタル料かも、っていらぬ心配をしてしまった。(o ̄▽ ̄o) 広いといっても限られた空間だし少人数だけど、時々派手なカットや痛い展開を入れたりしていろいろ工夫しているので、最後まで飽きずに楽しめた。(^-^)b 特別な所はないけれど、無理せず普通に作っている所が良かったかな。 ギリギリ凡作ではないと思うので、興味がある人はDVD化を待とう。(^o^)/ オススメできる○:坂道転落雪ダルマ式スリラーを観たい人オススメしない×:エロエロ、グログロを観たい人 えと、上で「ボカシ」と書きましたが、必要なのは男性ばかりで女性は必要ない程度なのであしからず。(`▽´) 私の理解が正しければ、"donkey punch"で事件が起こり、"donkey punch"で決定的な出来事が起こる映画だった。
2008年11月13日
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80年代をメインに紹介してきたけど、それってブログではかなり辺境に住んでるような気がするなぁ。(´ε`) 未公開ホラーとなると僻地、極北かも… ま、私のブログの特徴と言えば言えないこともないし、好きなんだから仕方ない。(`へ´)貸してくれた友からの圧力もひしひしと感じるし… とし、2周年企画でイイのを思いつくまでこれでいこう。 と言う訳で、新旧取り混ぜてしばらく未公開ホラーが続くよ。(`▽´)b劇場公開は微妙だとしても、いつかDVDリリースされた時の参考にでもどうぞ。 まずはこの映画(^-^)b 「Trailer Park of Terror(原題)」(2008 米) 監督:Steven Goldmann出演:ニコール・ヒルズ Trace Adkins プリシラ・バーンズ オカルト・スプラッター。 閉じ込められ型田舎ホラーの変形で、ストーリーはヒネリがないけれど皮剥ぎ、腕切りなんかのグロシーンはそこそこ。 原作はアメコミらしくて、笑えるシーンもあるしエレキもむせび泣くよ。 貧乏人たちが毎日うだうだと生活するトレーラーパークから出て行こうとした女性が結局出られずに、住人もろとも死亡。で一緒に地縛霊となっているって設定だ。 そこに嵐で事故を起こして立ち往生したスクールバスから高校生たちが迷い込んで来る。明かりの点いた管理棟には、やたら色っぽい女性が1人。いかにも怪しいんだけど、引率の先生も鼻の下を伸ばしてデレデレ。(o ̄▽ ̄o) 地縛霊なのにゾンビっぽいのはいかにもアメリカらしくて結構面白い。 ほどほどのエロとほどほどのグロ、一応ちゃんと結末があるので普通の人向け。 お次はこ映画 「Joy Ride:Dead Ahead(原題)」(2008 米) ご存知「ロード・キラー」(2001)の続編。"dead ahead"って大流行だなぁ。ともかく続編を作るほど人気があるとは思わなかった。 監督:ルイス・モーノウ出演:ニッキー・エイコックス ニック・ザーノ 前作同様、考えなしの若者たちが謎のトレイラーに追いかけられ、酷い目に遭うお話。 結婚前のカップル+妹+妹の知り合いの男でベガスに向かう途中、荒野で車が事故。携帯も通じないから、とりあえず高いところに登ろうってことで丘の上へ。そこに一軒家。一応携帯の番号なんかを書置きして無断借用。あとはご想像通りの展開だ。(´ε`) 携帯電話大活躍。 全体的には普通の出来具合なんだけど、男性2人が捕まって強制参加させられるゲームは面白いよ。机をはさんで2人の男性。無理やりサイコロを2つ振らされる。 「1のゾロ目。…セ~~フ。」なんてね。(o ̄▽ ̄o)他の数字だとどうなるのかは」見てのお楽しみ。(`▽´)b それにしても余韻を残すんじゃなくて、続編を考えたようなラストはイイ加減にして欲しいなぁ。 ん?2009/1/9にDVDリリース予定。タイトルはなぜか「ロード・キラー マッド・チェイス」お暇な人はどうぞ。 友から借りたDVDは山ほど。未公開ホラーはまだまだ続く…(^_^;)
2008年11月12日
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楽天レンタルばんばんいきます80年代(^o^)/ 諸事情で遅くなってしまった…(T_T) ま、せっかくなのでUPしとこう。(´ε`) みんなが新作鑑賞にいそしんでいるころ、私は一人で緒形拳さん追悼企画を考えていたのだった。 「復讐するは我にあり」(1979)とか「楢山節考」(1983)、「陽暉楼」(1983)なんかは誰かが記事にするだろうし、「鬼畜」(1978)はトラウマで観られない。 「北斎漫画」(1981)や「薄化粧」(1985)は私のガラじゃないし、「咬みつきたい」(1991)はピンとこないなぁ。かといって"ぬらりひょん"は問題外。 やっぱり私にとっての緒形さんは"知らぬ顔の半兵衛"だ。でもTVだしなぁ。(´ε`) よ~し、武蔵だ「魔界転生」(1981)だ。と思ったけど、主演じゃないし誰か書きそうだからここは一発思いっ切り変化球でいこう。(`▽´) それはこの映画(^-^)b 「将軍家光の乱心 激突」(1989 東映) 東映お得意の『~~の~』時代劇シリーズ(勝手に命名、「柳生一族の陰謀」とか「真田幸村の謀略」とか)(o ̄▽ ̄o) 監督:降旗康男アクション監督:千葉真一原作・脚本:中島貞夫 松田寛夫音楽:佐藤勝主題歌:THE ALFEE出演:緒形拳 松方弘樹 千葉真一 加納みゆき 二宮さよ子 京本政樹 丹波哲郎 長門裕之 織田裕二 胡堅強(フー・チェンチャン) 「どんな話?」 将軍家光は長男の竹千代を嫌い佐倉藩に面倒を見させ、次男の徳松を可愛がっていた。そればかりか密かに竹千代暗殺を老中・阿部重次に命じていた。ある日、阿部の放った刺客が多数、湯浴み中の竹千代を襲ったが、佐倉藩が護衛のために雇った凄腕の浪人たちの活躍で事なきを得る。しかし、佐倉藩主・堀田正盛に竹千代の元服の儀のため江戸城へ向かうよう勅命が下る。期限はあと5日。かくして日光から江戸へ向け、地獄の旅が始まった。 ウリ文句は「サバイバル・アクション・時代劇」(`▽´) なかなかイイ線までいってて、最後まで楽しめた。(^o^)/ とにかく普通の時代劇じゃなくて派手。主題歌、挿入歌がTHE ALFEEなんだから推して知るべし。 爆発、炎上、人馬転、殺陣、カンフーまで盛りだくさん。もう少しテンポが良ければ文句なしだけど、年代相応だと思うのでそのあたりは大目に。 興味のある人は見て損はないと思う。 冒頭、山中の湯殿にいる竹千代を目掛けて、突如100人の刺客が襲来。 最初は矢。見張りの侍たちはあっという間にハリネズミ状態。先を尖らせた丸太で壁をぶち破り、刺客たちが踊りこんで行く。 そこへ登場したのが拳さんご一行。ばったばったと敵を切り捨て、殴り、突き、屋根からは爆風で吹き飛ばす。 つかみはOK。( ̄ー ̄)V とにかく期限までに江戸に着かないと、廃嫡(跡継ぎ取り消し)されてしまうから、そのタイムリミットがお話を盛り上げる。 拳さんご一行の少数精鋭でこっそり山越えを企むんだけど、ちょっとしたミスで竹千代や乳母たち3人がサニーの別働隊に足尾銅山で捕まってしまう。(>_<) もちろん救出するんだけど、坑道ごと爆破してしまう派手さ。(≧ω≦)うはははは 一息つく間もなく、サニーの本隊と出くわす、山へ逃げる、近くの藩総出で山狩り、さらに山を逃げる、って忙しさだ。 最初は金で雇われたからって感じの浪人たちも、拳さんを筆頭に自主的に竹千代を守り始めるのは予定通り。 自己犠牲もいとわず、敵を足止めするために1人ずつ死んでいく。 ん?数も同じ7人だから、まるで「七人の侍」か? このあたりから拳さんは竹千代に父性を感じ始める。イイ表情を見せてくれて嬉しい。( ´ー`)ノ 馬はコケまくり倒れまくり崖から落ちたりもするし、爆発が頻繁に出てくるのも特徴かなぁ? あ、浪人の一人で爆薬使いを織田さんが演じてて、最後は爆死する。遠景ではっきりしないけど、首が飛んでるような…(^_^;) 拳さんは元阿部藩士で、阿部重次:松方さんに因縁を持つ設定だ。 阿部の家臣で暗殺実行部隊長:サニー・千葉との果し合いは従来の殺陣の枠を超えるもので、思わず感心してしまった。 戸をぶち破って家に転がり込む。その辺のものを投げつける。果ては2人同時に茅葺き屋根に登場した時は、思わず笑ってしまった。(≧ω≦)うはははは デフォルメした実戦剣法と言えるかなぁ?とにかく面白かった。 で、意識しないうちに熱血スイッチが入ってた。 うぉ!長門ーぉ!o(`ω´*)o やっと見せ場だ、長門ーぉ!スゲーッ! やったれ長門ーぉ!ヽ(゜▽、゜)ノ (≧ω≦)うははははは でもその後の、拳さんの爽やかとも言える笑顔で、我に帰った。(^_^;) そうそう、やけに身のこなしが軽い言葉を喋らないカンフーのウマい坊主頭の人がいると思ったら、フー・チェンチャンさんだったのでビックリ!どおりで棒だけでなく三節棍まで使いこなせてるハズだ。 精神を病んでいる家光:京本さんはハマり過ぎ。(≧ω≦)うはは でも、松方さんや二宮さんのいつもの演技が、この映画では完全に浮いていてちょっと残念な感じ。(´ε`) とにかく、緒形拳さんの魅力を再確認できた映画だった。合掌 オススメできる○:「忍法帖シリーズ」のファンオススメしない×:動物愛護協会の人 余談 宮城県の方はいらっしゃいますか?ディアゴスティーニから「隔週刊・東映時代劇傑作選DVDセレクション」なるものが、宮城県で先行発売されてるって噂はホントでしょうか?
2008年11月08日
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今日は、もう一度観たいけどなかなか観られない映画を紹介。(^-^)b 記憶の中で美化されつつあるので、再確認したいんだけどなぁ。(´ε`) 冒険小説好きの人なら必ずご存知のアリステア・マクリーンさん。私も個人的なオールタイム・ベストに「女王陛下のユリシーズ号」を入れている。「今頃マクリーン!?」と笑われそうだけど、好きなんだから仕方ない。(`へ´) たくさん映画化もされていて 「ナバロンの要塞」(1961)「北極基地/潜航大作戦」(1968)「荒鷲の要塞」(1968)「ナバロンの嵐」(1978)「オーロラ殺人事件」(1979) はよくご存知のことだと思う。 話は変わって、1970年代はパニック映画が大流行。 「ポセイドン・アドベンチャー」(1972)「タワーリング・インフェルノ」(1974) がその代表だけど、他に 「カサンドラ・クロス」(1976)とか。 細菌兵器に感染した乗客を列車ごと始末しようとする、とんでもないお話だ。主演はリチャード・ハリスさん。(^-^)b ハリスさんは当時英国代表のように活躍中で、「オルカ」(1977)なんてのにも出演してた。 わ~い、やっと到着。\(^o^)/ マクリーンさん原作、ハリスさん主演。 それはこの映画(^-^)b 「黄金のランデブー Golden Rendezvous」(1977 英、南アフリカ) 『そこは嵐のカリブ海―目的は何か? 誰が企んだのかいま始まる原爆と金塊の危険なランデブー! 』 監督:アシュレイ・ラザルス原作:アリステア・マクリーン出演:リチャード・ハリス アン・ターケル バージェス・メレディス デイヴィッド・ジャンセン 「どんな話?」 嵐のカリブ海で客船がテロリストにのっとられる。無線は破壊され、船長は死亡。負傷した振りをして難を逃れた一等航海士は船医らとともに船の奪還をはかるが…。 海洋サスペンス。 (「かようさすぺんす」と似てるな…ポカッ (._+ )☆\(-.-メ)) シー・ジャックされた客船を舞台に、テロリストを妨害し船の奪還を目指して奮闘する一等航海士の活躍を描いた映画だ。 「しかしその船にはあのコックが乗っていた」(`▽´)ら違う映画になってしまうけど、ケイシー・ライバックほど超人的ではないもののハリスさんは大活躍する。 私の記憶では、普通に楽しめた覚えがあるのに、他のレビューではかなり酷く書かれたりしていて、特に原作ファンには評判が悪い。私も原作のファンなんだけどなぁ。(^_^;) ともかく、もう一度観たい映画だ。 テロリストというか大掛かりな強盗というかの目的は金塊。 客船からウソの救難信号を発信して、目当ての貨物船をおびき寄せる計画だ。しかも、金塊強奪後は客船を爆破して沈めてしまうつもりらしく、ご丁寧に拉致した科学者つきで原爆を運び込んでいる。 それに敢然と立ち向かうのがジョン・カーター=ハリスさんだ。 面白そうでしょ。(^m^) マクリーン作品はセリフや心理描写が特徴で、人間関係なんかもそれで表現しているから映像での表現が難しく、映画化はほとんど失敗。「ナバロンの要塞」も原作のレベルからすれば凡作だと思う。 その中でもコレはましな方だと思ったんだけどなぁ。ミステリー部分を端折って、アクション重視の娯楽作品にしていたし、普通に面白かったような…(´ε`) ビデオにすらなってないので、やっぱりダメ映画なのかな?自分でもう一度確認したいぞ。DVD化してくれないかなぁ。せめてTV放映を希望。(`へ´)b それはともかく、原作未読の方はぜひ一読を! 冗談でライバックって書いたけど、良く考えたら絶対に参考にしてるような気がするのは私だけ?(^_^;)
2008年11月06日
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今年はバカ映画の当たり年。超個人的バカ映画ランキングに大幅な変動がありそうで、スゴ~く嬉しい。\(^o^)/ 今年の春に乱入してきたのがThe FEAST/ザ・フィースト(2005)かなりのバカ力を感じさせてくれた映画だ。(^▽^) その続編が2本まとめて制作されるとの噂を聞いて楽しみにしてたのに、2は本国で全国公開されずにDVDダイレクトになっちゃった。前作ほど好意的なレビューもなくて、かなり微妙な感じ。(^_^;) 我慢できずに、恐る恐る観てみました。 それはこの映画(^-^)b 「Feast II:Sloppy Seconds(原題)」(2008 米) 日本未公開 "sloppy":ぐしょぐしょの、ずさんなどっちだろう?不安。(-ω-;) 監督:ジョン・ギャラガー出演:ジェニー・ウェイド クルー・ギャラガー ダイアン・ゴルドナー Martin Klebba カール・アンソニー・ペイン・II 「どんな話?」 ようやく化け物を退治し"ボゾ"一行が去った後の酒場に、一人のバイカーがやって来る。彼女は入れ墨のある手首を見つけると号泣。化け物と共にダイナマイトで吹っ飛んだ"ハーレイ・マム"の姉妹だったのだ。生き延びていた"バーテンダー"を見つけると早速痛めつけて一部始終を聞き出し、仲間と共にボゾのいる街に向かった。しかし、街はすでに化け物に… 相変わらずのバカ・スプラッター・ホラー。 前作のすぐ後からストーリーが始まる第2作目。第3作「Feast III Happy Finish」(なんちゅう、タイトル)と同時に制作。 そのせいか、前作ほどストーリーにつながりがなく、たたみかけるような展開じゃない。(´ε`) クセのある登場人物は前作同様ダメ人間の集団なんだけど、全く親近感を感じないので、普通に観るとつらいかも。なにより、白昼の田舎町に化け物をさらけだしてしまったので、神秘性がなくなった分少々安っぽくなっちゃたのは致命的。 本作を観なくても第3作は鑑賞可能なので、無理してみることはないと思う。興味がある人のみ自己責任でどうぞ。(´ε`)b キャスティングでわかると思うけど、"ハニー・パイ"と"バーテンダー"は再登場、ダイアンさんは"ハーレー・マム"と双子(?)の"バイカー・クイーン"として登場だ。 いきなりショットガンで犬を撃ち殺すから、なんじゃらほいと思ったら手首を咥えてた。で"クイーン"が殺した犬から手首を取って自分の指と合わせると「SISTER」の文字が。2人で入れ墨をしていたのね。怒り心頭の"クイーン"。車の下に隠れてた"バーテンダー"を見つけて、問答無用でボコボコ。焼けたマフラーに顔をジュー。たまらず一部始終を話すと、"ボゾ"の逃げた街目指して4台のバイクが荒野の1本道を走り去って行くってオープニングだ。 "バーテンダー"はタンデムシートに縛り付けられてる。(≧ω≦)うはは 怪物が街で大暴れするのは勢いがあって良し。で、だんだん生き残り=本作の登場人物がそろっていく趣向。ふざけた紹介も有りだ。 "バイカーガール"その1、その2をサービスシーン要員として出しているのは感心しない。全く不必要。 コビトプロレスのスターレスラー兄弟が大活躍するけど、笑っていいのか感心していいのか困ってしまう。(^_^;) 前作で"ハニー・パイ"が自分だけ逃げたのを覚えてる? 本作では"バーテンダー"に見つかってタコ殴りに殴られる。なんとか逃げるものの、以後単独行動。だから画面は、生き残り集団と"ハニー・パイ"を交互に映していく構成。個々のエピソードは面白いものもあるしグロもバカも健在なんだけど、上でも書いたようにつながりが悪い。前作のような笑ってしまうくらい無理矢理な展開ではなく、ただエピソードが並んでいる印象だ。(´ε`)それと、「下品」さ「汚さ」が大幅にパワーアップしているので、耐えられない人が多いんじゃないかなぁ。 ネコに●●●したり、怪物も人間もゲ●吐きまくりだし、おならに、集団顔●まで出てくる。化け物に集団●射って…(-ω-;) とにかく、真昼間の田舎町に怪物を出してしまうし、解剖までしてしまうので全く神秘性なし。見せ過ぎ。 個人的にダメだったのは、まだよちよち歩きの赤ちゃんが酷い目に遭うところ。珍しくハッキリ映しているので、さすがに引いてしまった。/(x_x)\ 出来具合と内容からして、前作と違って劇場公開は無理なような気がするので、どうしても観たい人はDVDリリースを待とう。…待つ価値がないかも。(o ̄▽ ̄o) オススメできる○:「赤ちゃん」を客観的に見られる人オススメしない×:普通の人、家族、子供 前作が良かっただけに厳しくなっちゃたけど、マジで見なくても「Happy Finish」鑑賞には差し支えないよ。"ハニーパイ"が傷だらけになってる理由がわかるだけだもの。 (^_^;)あ、 えと、そうです、"ハニー・パイ"だけまたまた生き残りました。(`▽´)
2008年11月05日
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先日のルトガー・ハウアーさんのように、出演者リストに名前があると、おっ!?っとか思ってしまう役者さんはたくさんいるけれど、その中でも"仕事の選ばなさ"では世界一ではないかと思えるのが、デニス・ホッパーさんだ。(≧ω≦)うはは で、やっぱり観てしまった。(^_^;) それはこの映画(^-^)b 「スペース・トラッカー Space Truckers」(1996 米) 『宇宙をカッ飛ばす二人のトラック野郎と一人のスペース・ウェイトレスが、地球を守ってしまう物語』 監督・制作:スチュアート・ゴードン出演:デニス・ホッパー スティーブン・ドーフ デビ・メイザー チャールズ・ダンス 「どんな話?」 宇宙のトラック野郎ジョン・キャニオンは、荷物の到着が遅れたことでクライアントともめる。そしてそれが元で、惚れている宇宙ステーションのバーのウエイトレスと若いトラッカーの3人でヤバい荷物を地球まで運ぶことに。ところがそれは、地球征服用の殺戮ロボットだった! んと、ハッキリ言って… 楽しかった。\(^o^)/ 大声で言うのはちょっと恥ずかしいけど…(^_^;) なんじゃこのコピーは?と言いたくなるキャッチそのままの内容で、宇宙のトラック野郎ご一行が地球の危機を救うお話だ。 CGよりセットやミニチュアが目立つSFコメディ・アドベンチャーで、昔のB級宇宙SF映画そのままのノリが楽しい映画。スタッフや出演者が楽しんで作っている感じが嬉しくて、思わず頬が緩んでしまった。 CGバリバリのとんがったSFに疲れたら、こんな癒し系のゆるいSFもイイんじゃないかと思うので、興味があればどうぞ。(^-^)b あ、ビデオしかリリースされていないけど、そのうちまたTV放映があるかも知れないのでお楽しみに。 ある惑星。何者かが次々に防御を破って基地に侵入してくるって緊張感あふれる導入部。 司令室の中は兵士で一杯。全員ドアに銃口を向けている。そこにドアを破って入ってくるのが、空山基さんデザイン、スクリーミング・マッド・ジョージさん制作の殺人マシーンだ!… 正直言って見かけはあんまり怖くない。「ノーモア映画泥棒」のキモいキャラとどことなく似た感じ。(o ̄▽ ̄o) でも、強いよ。たった1体なのに大勢の兵士たちを次々に惨殺。全員血祭り。 で、その凶悪な"ノーモアさん(キャラの名前分からず、どなたかご存知ないですか?)"が、科学者と司令官に迫る。危うし!! ま、そんなこんなで陰謀のネタふりの後、我らがホッパーさんの登場って段取りだ。 どんな宇宙船かな~?と思ってたら、これが大笑い。(≧∇≦) すごくすごく長い長~い貨物ユニットの先頭は、トレーラーヘッドそのまんま。まさしくトラック野郎。(≧∇≦)わはははは 上向きのデカいマフラーまでついてる。(≧ω≦)うはははは 続編は菅原文太さんか!?キンキンも出るのか?(`▽´) 宇宙空間に浮かぶ誘導灯の列の中をしずしずと進むと、現れるのがたくさんの広告。電光看板が宇宙空間に一杯浮かんでいる。で、ようやく宇宙ステーションに到着だ。 積荷は…四角い豚。(≧∇≦)わはははは 遺伝子操作でもしたんだろうけど、とにかく四角い檻にぴったりの四角い豚。それがずーっと並んでる。 磁石の靴、バイオ兵器、円筒形のステーション内部、無重力ラブシーン、非常脱出艇、作業着みたいな宇宙服、等、いかにもな小道具や画面はそれなりにお金をかけているし、隕石や宇宙海賊なんかも出てくるので見ていて飽きることはないよ。 さまざまな苦難を乗り越え、もうすぐ地球ってところでバイオ工学的に完成した"ノーモアさん"たちが続々と活動開始。防御装置のせいで積荷を切り離せないホッパーさんたちと"ノーモア"さんたちとの攻防がクライマックスだ。 宇宙服を着たホッパーさんの活躍がちょっとおとなしいのが残念だけど、オチもそこそこでラストまでいろいろと楽しめる映画だった。(´▽`)ノ ハッピー・エンドだし。 オススメできる○:ゆるいSFを楽しめる人オススメしない×:SFが嫌いな人 余談 日本公開は1997年。同年のSF映画は 「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」「バットマン&ロビン」「フィフス・エレメント」「コンタクト」「MIB」「タイタニック」
2008年11月02日
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坂本スミ子さんが歯を折り、コネリーさんはやめると言えなくなり、「メリー・クリスマス、ミスター・ローレンス」。 チャック・イェーガーのX-1が音速を突破し、伊丹さんは目玉焼きの黄身をすすり、キングズレーさんは断食。 壊れても壊されても車が復活、ラベンダーの香りが未来へと誘い、○×ゲームが世界を救う。 最新鋭ヘリが軍部の陰謀を暴き、目黒さんと夏木さんが薬師丸さんをいじめ、ハン・ソロがホッとしていた、1983年。 ある家族が休暇旅行に出発しようとしていた。 それはこの映画(^-^)b 「ホリデーロード4000キロ National Lampoon's Vacation」(1983 米) 監督:ハロルド・ライミス原案・脚本:ジョン・ヒューズ出演:チェヴィー・チェイス ビヴァリー・ダンジェロ ランディ・クエイド ジョン・キャンディ 「どんな話?」 休暇を利用して、シカゴからカリフォルニアまで大陸横断の自動車旅行に出発したグリズウォルド家。新しいステーション・ワゴンで一路西を目指すが、途中考えられないトラブル続き。一家は苦労しながらようやく最終目的地のワリー・ワールドに到着したが… いやもう直球のコメディ。ど真ん中のストライク。ものすごくアメリカンなコメディ映画だ。(^-^)b アメリカでは根強い人気があるようで、コメディ映画のランキングには「ゴースト・バスターズ」や「ビバリーヒルズ・コップ」同様必ず上位に顔を出す映画。 そこそこブラックな部分もあるけれど、英国流にはほど遠いしブラック・コメディとは言えないなぁ。(´ε`) 基本的にはハッピーエンド(?)だし、何も考えずに楽しむ映画だと思う。日々の生活に疲れたときにでもどうぞ。(^_^) アメリカのコメディ俳優で必ず名前が出るのがチェビー・チェイスさん。80年代から本格的に活動して出演作も多いのに、なぜか日本では人気が薄い、てか、無い。(`ε´) 一番有名なのが「サボテン・ブラザーズ」(1986)かなぁ? 主演映画も未公開が多くて、ちょっと可愛そうなくらいだ。あの「いい加減」キャラが日本人にウケないんだろうなぁ。私も、同じ80年代の「フレッチ/殺人方程式」(1985)は観たくないもの。(-ω-;) でも、本作のチェイスさんはイイ。やり過ぎないどころか、あらゆるトラブルを飄々と受け流す感じがイイ。( ´ー`)ノ いい加減なんだけど、クレイジーなまでの家族愛をそこはかとなく感じさせてGood。チェイスさんの映画で一番気に入った。 内容はストレートな定番ギャグばかり。 新車を買いにいったら注文と違ってたり、やめるから元の車を返せと言ったらすでにペチャンコだったり、通り過ぎる街の描写が"いかにも"だったり、田舎の親戚が"いかにも"だったり、食べ物のネタとかも定番中の定番。 でも、気合を入れ過ぎてないので素直に笑える。まるで吉本新喜劇のような安心感。 その他、アメリカン・コメディを見慣れた人なら気が付く子ネタは満載。 とにかく珍道中、チェイスさんの空回りが笑える。(≧∇≦)あはは おばさんとイヌはブラックだとしても、前編明るい笑いなので気楽に楽しめた。 家族4人が楽しそうに走るシーンで流れる「チャリオッツ・オブ・ファイヤー」(byヴァンゲリス)には思わず爆笑。(≧ω≦)うはははは 知ってても笑ってしまう「ワリー・ワールド」は最高。 原案は「ナショナル・ランプーン」に掲載されたジョン・ヒューズさんの短編らしく、もっと残酷なオチだったのを映画化にあたってハッピーエンド(?)に変更したらしい。 なにしろ、「パパがウォルト・ディズニーの足を撃ったりしなかったら、最高のバケーションだった。」って始まりらしい。次々と降りかかる災難でとうとう父親が… そんな「フォーリング・ダウン」みたいな本来のラストも見てみたいかも。(´ε`) それにしても、家族旅行で4000キロって…(^_^;) オススメできる○:チェイスさんが苦手な人オススメしない×:家族で歌うシーンを見たくない人 余談 目的地の「ワリー・ワールド」は「Six Flags Magic Mountain」って遊園地。本当はネズミの国にしたかったのを、あえなく断られたとの事だ。(`▽´)
2008年11月01日
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