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ひみつのさくせん作: ニコロ・カロッツィ訳: 橋本あゆみ化学同人登場人物は、ねずみにきんぎょにねこちいさな世界ですでも、とてもスケールが大きく感じられますおはなしはこうですなかよしのねずみときんぎょ毎日なかよく遊びます今日も、いつものようにねずみがきんぎょの元を訪れますそこへ忍び寄る3つの影影はねこたちでしたどつやら狙っているのはきんぎょのようねずみはいいことを思いつきました勇気を出して囮になります貯蔵庫に逃げ込んだけど、後がないどうしよう…でも、よかった!そこには、ねこのエサがありましたねこはエサに夢中お腹がいっぱいになったねこたちは眠ってしまいます…いいこと、考えた🤭ねずみはなにやら思い付いたようですうふふ、なかなか大胆な作戦ですよがんばれ!小さななかまたち思わず応援している自分がいますよ😊絵が精密で、美しく、キャラクターたちはかわいらしく、魅力的構成や、作者の目線にもご注目ください具体的には忍び寄る怖さを光を利用して、伸ばした影で表現したり、金魚鉢の向こう側から覗き込むことで、ガラスの屈折率を利用して猫の顔を拡大させて恐怖感を煽ったり、猫が追いかける様子を3匹で順に一連の流れのように表現したり、その一方で襲いかかったり、飛び込む時には3匹同時にしてみたり、読者がドキドキワクワクする工夫がいっぱいです冒頭で、"小さい世界なのに大きなスケール感"と書きましたそれは多分、金魚鉢のような小さなものに寄った画があるかと思えば、湖水地方の絵画を観ているような俯瞰で見たヒキの画が挟まっているからなのだと思います手元に置きたい一冊です#絵本 #ひみつのさくせん #ねずみ #ねこ #絵本ノート #絵本くらぶひみつのさくせん [ ニコロ・カロッツィ ]価格:2,090円(税込、送料無料) (2023/10/29時点)楽天で購入
2023.10.29
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空の絵本作: 長田 弘絵: 荒井 良二講談社"私には描けない絵"そんなの当たり前でしょうどういう意味で言ってるの、ですか?皆さんは"空を描け"と言われたら、どう描きますか?私はまったく絵心がなく、"空を描け"と言われたら、水色で塗りたくり、雲を適当に散らばせると思うのですそれしか浮かびません手に取った"空の絵本"表紙は、私が思う"空"そのものでしたところが、表紙をめくると、飛び込んできたのは、"これが…空?"と思うような色槌で頭を叩かれたような衝撃ページをめくってもめくっても、最後まで"澄んだ青い空"は出てきませんでした確かに今にも雨が降りそうな空じゃんじゃん降りの空雨が降ったけど急速に止んで、陽がうっすらと差している空空にはいろんな顔があるんです答えはひとつじゃない当たり前なのでしょうが、この本で改めて思い知らされたのでしただんだんだんだんだんだだだ だーん書いていて気持ちがいい口に出したら、もっと気持ちがいい#絵本 #空の絵本 #荒井良二 #長田弘 #絵本ノート #絵本くらぶ空の絵本 (講談社の創作絵本) [ 長田 弘 ]価格:1,540円(税込、送料無料) (2023/10/19時点)楽天で購入
2023.10.19
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テレビがなかったころ文・絵: イワン・ポモー訳: ときありえ西村書店…想像していたのとは、まったく違う内容!😳というのが、私の初感想冒頭「1939年9月から1945年5月8日まで戦争がありました」と始まります第二次世界大戦は1939年に始まり、1945年に終わったとわかっているのに、"戦争は点ではなく、その間ずっと続いていた線・面なんだ"と改めて気付かされた気がしました表紙を開けて直ぐに、頭をハンマーで殴られたようでした"テレビがなかったころ"よく考えれば、テレビのない時代の方が長いのですよね日本の例えで悪いけれど、平安時代だって、お江戸の時代だって、言ってみればテレビのない時代ここで取り上げるのは、テレビというものが存在することを知っていて、それがまだ存在していなかった頃を知っている人が生きた時代それが第二次世界大戦後のフランステレビだけじゃない冷蔵庫も、暖房器具も、ミシンも何もかもが形も使い方も違っていた時代そうした"物"だけでなく、トイレにはトイレットペーパーはなく、新聞紙を切って使っていたとか、ブリキの缶を片手に牛乳を買いに行っていたとか、すべてが不便な時代でしたこの本は30代以下の若い方たちと、40代後半以上の方たちとでは、ずいぶんと感じ方が違うのではないでしょうか私は"懐かしい"と感じました子どもの頃、テレビはありましたが、カバーをかけていましたし、買い物も籐の重い買い物かごを持って、肉屋や豆腐屋に行ったものでしたからほかにもうなづいてしまう場面がいくつも子どもたちの遊びも似ていて、洋の東西を問わず、おもしろいことだと思いましたただ、お風呂だけは"日本に生まれてよかったー"と思いましたけれど今、昭和の時代は“エモい"と言われていますねちょうどその頃に似ているのではないでしょうか"ノスタルジック"という言葉がぴったりの1冊ですそれにしても、作者の記憶力には驚かされます子どもの頃の記憶を言葉のみならず、絵でこんなに細かく描いてしまったのですから感服致しますこちらの絵本、ボローニャ国際児童図書賞ノンフィクションの部 優秀賞を受賞している作品でしたやはり、みんなの心をグッと掴む1冊なのですねぜひ、読んでみてください#絵本 #テレビがなかったころ #ボローニャ国際児童図書 #昭和30年代 #絵本ノート #絵本くらぶテレビがなかったころ [ イヴァン・ポモー ]価格:2,090円(税込、送料無料) (2023/10/5時点)楽天で購入
2023.10.05
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