全5件 (5件中 1-5件目)
1

私は当初、今回のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」には、余り関心がなかったのですが、私の住む静岡県のからみもありますし、伊豆半島、伊豆の国、伊東なども行ったことのあるなじみのところでもあり、また千葉県は個人的に関係の深いところでしたので、「NHKプラス」で遡って見てみました。戦国時代のようなダイナミックさはありませんが、静岡県の歴史でもあるので、どういうドラマで、13人とは誰のことかなどよく分からなかったので調べた次第です。ちょつと深堀してみました。(出典:宝島社、書籍表紙撮影筆者)<大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のあらすじ>この大河ドラマの主人公は、鎌倉幕府2代執権「北条義時(ほうじょうよしとき)」。鎌倉幕府を開いた源頼朝(みなもとよりとも)は十三人の家臣団に支えられていました。頼朝の死後、鎌倉幕府内で内部抗争を繰り広げるが、最後に残ったのは北条義時。鎌倉幕府の最高指導者である執権(しっけん)に北条義時が武士の頂点に上り詰めるまでの波乱万丈な鎌倉初期を描いたものです。鎌倉殿の13人とは、有力な御家人を幕府の重要ポストに配置し、「13人の合議制」と呼ばれる政治体制のメンバー13人が輩出された。 [13人の有力御家人]北条時政、北条義時、大江広元、中原親能、三善康信、二階堂行政、三浦義澄、安達盛長、足立遠元、八田知家、比企能員、梶原景時、和田義盛。以上の13人です。(出典:NHK)「鎌倉殿の13人」のプロフィールを調べてみました。(Youtube、書籍(宝島社)より)。知らない方々が結構いましたね。なんとか整理ができました。お役に立てたら幸いです。 ① 北条時政(ほうじょうときまさ) 主人公義時の父伊豆の国の豪傑幕府の実権を握るも追放→武士御家人、初代執権、伊豆・駿河・遠江守護②北条義時(ほうじょうよしとき)頼朝に最も信頼された側近ライバルや父を蹴落とす北条家の支配を確立→武士御家人、二代執権、頼朝の家子第一(親衛隊長)③大江広元(おおえひろもと) 朝廷から鎌倉へ幕府中枢を担い基礎固めに尽力子孫は全国に広がる→文士御家人、政所別当④中原親能(なかはらちかよし) 大江広元の兄頼朝とは旧知の仲文武両道の武将→文士御家人、政所公事奉行人・京都守護⑤三善康信(みよしやすのぶ)まめに連絡する男火事で邸宅全焼→文士御家人、初代問註所執事の法律家⑥二階堂行政(にかいどうゆきまさ)貴族出身の官僚鎌倉在住で頼朝とは遠縁→文士御家人、政所執事⑦三浦義澄(みうらよしずみ)メンバー最年長壇ノ浦で先鋒を務めた武人息子義村は義時の忠臣→武士御家人、相模守護⑧安達盛長(あだちもりなが)隆盛をきわめた安達氏の祖頼朝流人時代からの側近息子景盛は頼家に女を寝取られたことで有名→武士御家人、三河守護⑨足立遠元(あだちとおもと)もっとも影が薄い足立郡の在地武士義朝時代からの古参→武士御家人、公文所寄人⑩八田知家(はったともいえ)頼朝の異母弟説平家追討、奥州征討など転戦頼朝をたびたび怒らせる→武士御家人、常陸守護⑪比企能員(ひきよしかず)北条氏最大のライバル比企尼(頼朝の乳母)の養子将軍家への強大な影響力→武士御家人、信濃・上野守護⑫梶原景時(かじわらかげとき)平氏側から頼朝に鞍替え義経と作戦をめぐり対立メンバー全員から嫌われ→武士御家人、侍所所司・別当、播磨・美作守護⑬和田義盛(わだよしもり)頼朝死後は北条氏に加担義時の挑発に乗り挙兵→初代侍所別当 ~あとがき~ この今回のNHK大河ドラマは、三谷幸喜さん脚本で、どっかコミカルなところが随所にでてきますので、シリアルな中でもホットするところがあります。俳優では、時政役をやっている「坂東彌十郎」さんが最初から妙に引き付けられました。その自然でものに動じない態度などその存在感が大きく、毎回楽しみに見ています。鎌倉幕府成立後はその人物がすっかり変わって謀略、冷酷な人物像に変わっていくようですのでその変化も楽しみです。以上※坂東彌十郎さんのプロフィール1956年5月10日生まれ(65歳)日本の歌舞伎役者、平成13年に重要無形文化財(総合認定)に認定され、伝統歌舞伎保存会会員になっている。暴れん坊将軍、水戸黄門、髪結伊三次などに出演。
2022.02.27
コメント(0)
今回は漢数字「九」「十」が入った「四字熟語」ですが、余り多くは無いようですが、普段はお目にかかれないような「四字熟語」がありますね。 <「九」の入った「四字熟語」>「九十九髪」(つくもがみ)老女の白髪、また、その老女をいう。白髪が水草のツクモに似ているところからいう。また一説に、「百年に一年たらぬ」とあるところから、「つくも」を九十九の意とし、これを「百」の字に一画たりない「白」の字に代用し、白髪を「つくも(九十九)髪」といったとも。 「薬九層倍」(くすりくそうばい)暴利をむさぼるたとえ。薬の売値は原価よりはるかに高く、儲もうけが大きいこと。薬は売値が非常に高く、原価の九倍もするという意から。用例:薬九層倍というのは、あれは製薬会社と医者のことで、薬の小売店じゃそうはゆかねえんだそうだな。<丸谷才一・笹まくら>類語:花八層倍(はなはっそうばい) 「面壁九年」(めんぺきくねん)一つのことに忍耐強く専念して、やり遂げることのたとえ。長い間わき目もふらずに努力を続けることのたとえ。▽「面壁」は壁に向かって座禅を組むこと。「九年面壁(くねんめんぺき)」ともいう。出典:『景徳伝灯録』句例:面壁九年の努力がみのる用例:面壁九年の修学をば、なお終えずして早く巳に、尻が裂ぶれたる書生もあるべし。以下の物語を読む人々は、情欲の種類のいろいろなるをば、些ちと気をつけて見たまえかし。<坪内逍遥・当世書生気質>故事:中国南北朝時代、達磨だるま大師が中国の嵩山(すうざん)の少林寺(しょうりんじ)に籠もり、九年もの長い間壁に向かって座禅を組み続け、ついに悟りを開いたという故事から。 ※他に「九仭之功」(きゅうじんのこう)、「九腸寸断」(きゅうちょうすんだん)「九牛一毛」(きゅうぎゅうのいちもう)など <「十」の入った「四字熟語」>「十風五雨」(じゅうふうごう)十日に一度風が吹き、五日に一度雨が降る。農業に最適な気候のこと。農作物の生育にとって順調な天候のこと。また、万事、平穏なこと。出典:陸游(りくゆう)「村居初夏(そんきょしょか)」類語:五風十雨(ごふうじゅうう) 「十全十美」(じゅうぜんじゅうび)完全で全く欠点のないこと。すべてがそろって完全なさま。▽「十全」は完全なこと、少しの欠点もないこと。「十美」も完璧かんぺきで、非の打ちどころのないさま。 「韻鏡十年」(いんきょうじゅうねん)理解することが、きわめて難しいこと。『韻鏡』が難解で理解するのに十年はかかる意から。▽『韻鏡』は、唐末の漢字の音韻を研究し図示した書。鎌倉時代に伝わり、江戸時代になって漢字音研究に利用された。 ※他に「十年一日」(じゅうねんいちじつ)、「十中八九」(じっちゅうはっく)、「十人十色」、「十死一生」(じっしいっしょう)など ~あとがき~ 「四字熟語」も調べていくと、「一」のつくものが圧倒的に多いようです。次に「三」ですが、漢数字以外で多いのは「無」(無欲無私、無用之用・・・)「不」(不承不承、不買美田・・・)「大」(大賢虎変、大兵肥満・・・)「天」〈天長地久、天罰覿面・・・〉などが結構の数があります。また、「魑魅魍魎(ちみもうりょう」、「已己巳己(いこみき)」などは驚きです。以上※魑魅魍魎(ちみもうりょう」人に害を与える化け物の総称。また、私欲のために悪だくみをする者のたとえ。▽「魑魅」は山林の気から生じる山の化け物。「魍魎」は山川の気から生じる水の化け物。※已己巳己(いこみき)(已・己・巳と、それぞれの字形が似ているところから)互いに似ているものをたとえていう語。
2022.02.22
コメント(0)

実は、前々から興味があった「スマートプロジェクター」を購入してみました。要するに、自宅に簡易「ホームシアター」を作ってみようという事です。最近のTVは大型化しかも4Kや8Kなどの鮮明な画面のものが続々と出てきています。大型TVも魅力的ですが、映画館のような大画面で映写映像を見てみたい気持ちもあったので、今回はプロジェクターでしかもアンドロイドOSの入っている機種を選んでみました。 (購入したスマートプロジェクター「mitemi」)<スマートプロジェクターの購入>スマートプロジェクター「mitemi」(34,800円)という商品です。このプロジエクターの特長はスマホ大で軽量、しかもアンドロイドOSが入っているので、家にWi-Fi環境があれば、単体でプレインストールされている「youtube」、「アマゾンprime」の映画を見たり、パソコンとつないで、パソコンからの映像やUSB接続で資料を投影し、会議、打ち合わせなどができるものです。いわゆる「プロジェクター」なのですが、プロジェクター単体でも映像がみれるところに魅力があります。同じような「スマートプロジェクター」には他に2機種ほどあり、紹介動画も「youtube」にもアップ映像がいくつかあり、購入の際には大変参考になりました。大きさや、アンドロイドOSなどが入っているのは同じですが、一番の違いは、バッテリー内蔵か、ストレージの大きさにありそうです。わたしは、バッテリー内蔵でないものを選びました。余り調べずに選択しましたので、あとで反省点もありました。他社製品の特長は、バッテリー内蔵のものは一回受電で3時間程度であること、ストレージに映画をダウンロードしオフラインで見れるのも魅力ではあります。わたしの購入した「mitemi」は小型で軽量、ポータブルバッテリーを使えば、3時間をはるかに超える稼働が可能になるからです。実際に使ってみると、小型モバイルバッテリーでも稼働できますが、途中で、バッテリーのパワー不足みたいな症状がでてきて、あまり使えなさそうだとわたしは判断しました。 <手こずったアマゾンプライムの設定、断念!>「youtube」は本体から単体で映写することができましたが、かなり手こずって諦めた設定がありました。それは、1.「アマゾンプライム」が、すでに加入していた会員のID、PWでアクセスができない。要するに、同じ入力作業の繰り返しとなり設定が完了できなかったことです。業者のヘルプデスクとやりとりしましたが、業者はできたようですが、わたしは残念ながらできずに別の方法を模索しました。わたしのやり方が間違っていたのだとは思いますが、それにしてもかなり、不親切な入力画面でした。<アマゾンプライム会員の動画を見る方法を模索した>そこで試したのは、「パソコン」と「スマートプロジェクター」をHDMIでつないで、パソコン画面をそのまま映せるようにしました。具体的には、同梱されていた「.HDMIケーブル」でパソコンとプロジェクターを接続し、プロジェクター側の「アプリの環境設定」でHDMIを選択。すると、画面が、パソコン画面になりました。PC側で「アマゾンプライム映画」を選ぶと、プロジェクターにて映写した画面でも確認できました。画質は気持ち落ちる感じがしますが、十分映画鑑賞が出来るレベルで、わたしとしては合格レベルでした。 <大スクリーンを探して購入した>プロジェクタースクリーンは 84インチ NIERBO (3,499円)を選びました。大は小を兼ねるのですが、保管のこともあるので、最終的に84インチのものを選びました。ただ、実際に自宅に取り付けると、もし、スぺースがあるならば100インチのものがいいかもしれません。ちょっと、わからなかったのはスクリーンの「サイズ」でした。調べるとTV画面サイズの見方も同様ですが、下記の様になっていました。<購入したサウンドバー>スマートプロジェクターを使ってホームシアターづくり始めると、プロジェクター(映像)、スクリーン、スピーカーが構成要素になってきます。スマートプロジェクター自身にスピーカーは内蔵されていますが、大画面で見るときには残念ながら迫力がいまいちです。そこで、外付けで、「購入したスマートプロジェクター」でも利用ができるものに「bluetooth接続」があったので、あまりコストをかけないでそこそこの音響環境を作ろうと考えてみました。ホームシアター用の音響は結構幅がありますね。 今回は、低コストで環境作りができる商品を探しましたが、わたしは音響については詳しくありませんので、ユーザーの評価を基本で選んでみました。サウンドバーのメジャーは「SONY]や「ヤマハ」のものですが、品質面と共に価格もあるので、最終的に「サウンドバー」FunLogy SOUND2(13,800円)を選びました。中国製のようですが、わたしの経験では、中国製はICTがらみの分野ではかなり低価格でかつ品質が良い印象です。ただし、物によってはばらつきが大きいので、ユーザーの評価は結構参考にしています。<bluetoothでプロジェクター、サウンドバー、PCをつなぐ>次は、今度はサウンドバーに音声がつながらない。PC、スマートプロジェクター、サウンドバーをそれぞれBluetoothで認識させてみました。それでも、音がでないので、bluetoothを切断したりして、試行錯誤してみました。なんとか、映像とスピーカーの連動ができましたが、その設定に再現性があるように明確にしたいと思っています。~あとがき~簡易な「ホームシアター」作りで恥ずかしいレベルですが、感動したのはいくつかのハードルがありましたが、それを乗り越えて何とか大画面の映画を見ることが出来たという事です。大したことではありませんが、構成をどうするか、プロジェクター、スクリーン、サウンドバーをどこにするか、どこに設置するか・・・をはじめ、アプリの設定、使い方、PCも含めた機種間の設定などやるべきことが結構あり、苦労する反面楽しいものですね。この種のICTの活用には、正しく設定を行わないと絶対にうまく動かないということです。装置が悪いのではなく、装置は正しく設定しないと動かないということです。間違ったやり方やあいまいでは、絶対に動いてくれないのも「かわいい」と考えるようにしています。以上
2022.02.16
コメント(0)
今回は漢数字の「七」「八」の入った「四字熟語」を調べてみました。この後続いて「九」「十」「百」「千」「万」と続けます。出典:コトバンク、四字熟語辞典、三省堂新明解四字熟語辞典、小学館大辞泉 <「七」の入った「四字熟語」>「七堂伽藍」(しちどうがらん)仏教寺院の主要な七つの建物をいう。七堂は宗派によって種類が異なる。南都六宗では、金堂(こんどう)・講堂・塔・食堂(じきどう)・鐘楼(しょうろう)・経蔵・僧坊の七つをいい、禅宗、たとえば永平寺(曹洞(そうとう)宗)では、法堂(はっとう)・仏殿・僧堂・庫院(くいん)(台所)・東司(とうす)(便所)・三門・浴室(よくしつ)をさす。それぞれの堂宇は、普通、回廊で結ばれている。 「七生報国」(しちしょうほうこく) 七度生まれ変わって国に忠誠を尽くすこと。この世に生まれ変わることができる限り、永遠に国にむくいること。「七」は数が多いことのたとえ、「七生」は仏教の言葉で、何度も生まれ変わるということ。※万朝報‐明治三七年(1904)四月三日「前電広瀬中佐が福井丸船長に与へし辞世の語は〈略〉七生報国 一死心堅 再期成功 含笑上船」 「七難九厄」(しちなんくやく)七と九の年回り(十七歳や四十九歳など)は災難がありがちだという俗信。注記:「難」は、災難。「厄」は、厄災。※他に「北斗七星」(ほくとしちせい)、「七歩之才」(しちほのさい)、「七転八起」(しちてんはっき)、「七転八倒」(しちてんばっとう)など <「八」の入った「四字熟語」>「八面六臂」(はちめんろっぴ)多方面で、めざましい活躍をすること。また、一人で何人分もの活躍をすること。もとは仏像などで八つの顔と六本の腕をもっていること。▽「面」は顔、「臂」はひじ・腕。句例:八面六臂の働き用例:こうして、ついに政宗の八面六臂の活躍は始まった。<山岡荘八・伊達政宗>類語三面六臂(さんめんろっぴ) 「八面玲瓏」(はちめんれいろう)どこから見ても透き通っていて、曇りのないさま。また、心中にわだかまりがなく、清らかに澄みきっているさま。また、だれとでも円満、巧妙に付き合うことができるさま▽「八面」はあらゆる方面、四方八方。「玲瓏」は玉のように美しく輝くさま。澄みきって美しいさま。出典:馬熙(ばき)「窓(まど)を開(ひらき)て雨(あめ)を看(み)る」句例:八面玲瓏として輝く用例忘れ果てていたそういう静かな生活では、さすが世に聞こえた八面玲瓏の才弁も<里見弴・大道無門>類語八方美人(はっぽうびじん)活用形〈―タル〉 〈―ト〉 「天門登八」(てんもんとうはち)仕官して、一番上の地位を得ようとすれば、自身の命が危うくなるということ。「天門」は天にあるとされる門。古代中国では、天には九つの階層があるとされていて、晋の陶侃は翼で飛んで八つ目をこえ、九つ目の前で門番に叩き落とされる夢を見た後に、八州を治める高官になった。さらに上の地位を目指そうとしたが、夢を思い出して自重したという故事から。出典:『晋書』「陶侃伝」※他に「八万奈落」(はちまんならく)、「子建八斗」(しけんはっと)「黄塵万丈」(こうじんばんじょう)、「八方画策」(はっぽうかくさく)など ~あとがき~ 四字熟語(四文字熟語)も今の世の中でも十分に当てはまるものが実に多いと感じています。裏を返せば、当時の世相や常識などが現在ともほとんど変わっていないところも多いようです。以上
2022.02.09
コメント(0)
今回は漢数字の「五」「六」の入った「四字熟語」を調べてみました。四字熟語ではやはりダントツに多いのは「一」で、次に「三」、「千」が多いようです。出典:三省堂新明解四字熟語辞典、デジタル大辞典(小学館) <「五」の入った「四字熟語」>「五倫五常」(ごりんごじょう)人として常に踏み守るべき道徳のこと。儒教の教え。▽「五倫」は基本的な人間関係を規律する五つの徳目。父子の親、君臣の義、夫婦の別、長幼の序、朋友の信。▽「五常」は仁・義・礼・智、信の五つ。用例:なお五倫五常の献立を作りて、これは仁なり、それは義なりと、急用に取り出す。<森川許六・風俗文選>「五臓六腑」(ごぞうろっぷ)はらわた。内臓。からだの中すべて。また、腹の中。心の中。五つの内臓と六つのはらわたの意。▽もと漢方の語。「五臓」は心臓・肺臓・脾臓(ひぞう)・肝臓・腎臓(じんぞう)。転じて、全身の意。「六腑」は大腸・小腸・胃・胆・膀胱(ぼうこう)・三焦(さんしょう)。三焦は胃の上(上焦)、胃の中(中焦)、膀胱の上(下焦)で消化や排泄をつかさどる。古い典籍では「臓」は「蔵」、「腑」は「府」と書かれることもある。出典:『漢書(かんじょ)』芸文志(げいもんし)句例:五臓六腑にしみ渡る用例:まちがっても四くちとまでは欲ばるな。五臓六腑がとろけてしまう。<石川淳・至福千年>「五行相克」(ごぎょうそうこく)水・火・金・木・土の五つの根元要素が互いに力を減じ合い、水は火に、火は金に、金は木に、木は土に、土は水に勝つという考え方。五行の徳を歴代の王朝にあてはめて変遷の順を理論づけた学説の一つ。▽「剋」は勝つ意。「五行」は日常生活に欠くことのできない木・火・土・金・水の五つの要素で、これらがある一定の法則で循環交代して万物を生ずる根元となると考えられた。「剋」は「克」とも書く。出典:『春秋繁露(しゅんじゅうばんろ)』五行相勝(ごぎょうそうしょう)類語:五行相勝(ごぎょうそうしょう)対義語:五行相生(ごぎょうそうしょう)※他に五里霧中(ごりむ-ちゅう)、五濁悪世(ごじょく-あくせ)、五体投地(ごたいとうち)、「陰陽五行」、陰陽五行(いんようごぎょう)など <「六」の入った「四字熟語」> 「六道輪廻」(ろくどうりんね)この世に生きるすべてのものは、六道の世界に生と死を何度も繰り返して、さまよい続けるということ。▽仏教語。「六道」は生前の行為の善悪によって、死後に行き先が決まる六つの世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)。「輪廻」は、車輪が回転してきわまりないように、霊魂は不滅で死後また生まれ変わるという考え方。出典:張説(ちょうせつ)「唐陳州竜興寺碑(とうちんしゅうりゅうこうじひ)」句例:六道輪廻の思想用例:また私はここで仏法の六道輪廻を思いみる。インドには、殊にシャカムニの生国としてのインドには、そもそもから進歩などという想念はなかったろう。<唐木順三・死の灰についてのひとりごと>類語輪廻転生(りんねてんしょう )流転輪廻(るてんりんね )六趣輪廻(ろくしゅりんね)「六月無礼」(ろくがつぶれい)陰暦6月は暑さが厳しいので、服装を略式にする無礼は許されること。「六月無礼とて紐解かせ給ひ」〈長門本平家・二〉「六菖十菊」(りくしょうじゅうぎく)時期が遅れて、もう役に立たないこと。端午(たんご)の節句(五月五日)に一日遅れた六日の菖蒲(しょうぶ)と重陽(ちょうよう)の節句に一日遅れた十日の菊の花という意。注記「ろくしょうじっきく」とも読む。「六日(むいか)の菖蒲(あやめ)、十日(とおか)の菊(きく)」ともいう。類語夏炉冬扇(かろとうせん) ※他に六根清浄(ろっこんしょうじょう)、六十耳順(ろくじゅうじじゅん)六韜三略(りくとうさんりゃく)など ~あとがき~「四字熟語」は調べるほど新しいものが出てきて楽しいですね。意味、出典、用例などをちょっと丁寧にみていくのも興味の世界が広がります。以上
2022.02.04
コメント(0)
全5件 (5件中 1-5件目)
1