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J1第29節 ガンバ大阪vs川崎フロンターレの試合をパナソニックスタジアム吹田で観戦。2-2のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】5分 渡邉(ガンバ大阪)50分 大島(川崎フロンターレ)63分 ダミアン(川崎フロンターレ)65分 倉田(ガンバ大阪)【戦術】ガンバは、攻撃では、福田と藤春の両ウイングバックが高い位置に張り、3バックと矢島とのビルドアップから、井手口、倉田、小野瀬がポジションチェンジしながら細かいパス交換を使って両サイドを基点にして攻めていく。守備では、5-3-2を基調としつつ、前線からのプレスと中盤との連携により、ブロックを使ってディフェンスする。リトリート対応が主体。フロンターレは、攻撃はディフェンスラインとボランチのパス交換によるビルドアップから、中村、家長が頻繁にポジションチェンジし、両サイドバックが中に入ってフォローしつつ、ダミアンのポストプレーを交えて攻めていく。守備では、4-4-2を基調として、前線からのプレスからボールを奪いにいく。矢島に対しては中村がチェック。【試合の流れ】(前半)序盤は、ガンバが最初のチャンスをモノにする。5分に、藤春との連携で左サイドから中に切れ込んだ小野瀬のシュートがバーを叩いてゴール線付近こぼれたボールに詰めていた渡邉が押し込んで、ガンバが1-0と先制する。その後は、フロンターレが徐々にディフェンス面で落ち着きを取り戻し、守田、大島を基点としたパス回しでリズムを掴んでいき、両サイドから家長、中村が絡んでボールを支配していく。まず19分に、ドリブルにペナルティエリア付近まで上がっていた山村のパスをこぼれ球を受けた登里のシュートが左隅に外れ、25分に右サイドにいた家長の右クロスにダミアンがニアに飛び込んで頭ディフェンス合わせたが、右隅に外れてしまう。これに対して、ガンバはフロンターレのパス回しによりリトリート対応せざるを得ない状況となり、バイタルエリアを固めてディフェンスしていく。42分に、カウンターから、渡邉がペナルティエリア内までドリブルで侵入してシュートを放つも、フロンターレのディフェンス陣にブロックされてしまい、得点には至らず。フロンターレがボール支配する時間が続くも、ガンバが1-0とリードを守って前半終了。(後半)フロンターレは開始早々から、ボランチを守田から田中に代えて、田中をアンカー気味の役割にし、大島を前目の位置にして攻撃的にした戦術が功を奏す。50分に、左サイドでの車屋からのクロスにダミアンが頭で落としたボールを大島が右隅に流し込んで1-1に追い付き、さらに63分に、今度は右サイドでの登里からのクロスにダミアンがニア側で反応して振り向きざまの右足でのシュートが左隅に突き刺して、2-1と逆転に成功する。これに対して、ガンバはその間の62分に、藤春からスサエタに代えてトップ下に配置し、小野瀬を右ウイングバックに、福田を左ウイングバックに変更して、その策が功を奏す。65分に、右サイドをえぐった小野瀬のクロスに倉田がフロンターレディフェンス陣の間にうまく入って頭で合わせて、ガンバが2-2と追いつく。その後は、フロンターレが再度ボール支配して試合の流れをつかむ。73分に、登里から代わって投入された脇坂からのスルーパスを受けた家長のシュートがバーを超えさらに81分にも、カウンターを基点にドリブルで上がった脇坂からパスを受けた家長から切り返して放った右足のシュートが左隅に外れてしまい、逆転には至らず。ガンバもロスタイムに入り、小野瀬からの右クロスにパトリックが頭で合わせるも、左に外れてしまい、2-2のドローで終了。【システム】(ガンバ大阪)3-1-4-2(右から)GK 東口DF 高尾、三浦、金アンカー 矢島MF 福田、井手口、倉田(67分 高江)、藤春(62分 スサエタ)FW 渡邉(87分 パトリック)、小野瀬(守備時は5-3-2)(川崎フロンターレ)4-2-3-1(右から)GK 新井、DF 登里(69分 脇坂)山村、谷口、車屋ボランチ 守田(45分 田中)、大島3シャドー 家長、中村(78分 下田)、長谷川1トップ ダミアン(守備時は4-4-2さまたは4-4-1-1)【まとめ】ガンバは、フロンターレが長い時間ボールを支配されて、リトリート対応を余儀なくされながらもも、サイド攻撃から数少ないチャンスをモノにしてドローに持ち込んだ。残留争いの中、宇佐美やアデミウソンなど故障者の復帰が待たれるところ。フロンターレは、中村、家長、大島を中心に、ボール支配で終始ガンバを圧倒できたが、序盤の試合の入り方のところでガンバに先制されたのは痛く、優勝争いからは完全に後退。2-2のドローに見合う好ゲーム。
2019.10.19

J3第26節 ギラヴァンツ北九州vsいわてグルージャ盛岡の試合をミクスタで観戦。ギラヴァンツが2-1で勝利。以下、レポートします。(長文で失礼します。)【得点】1分 高橋(ギラヴァンツ北九州)57分 嫁坂(いわてグルージャ盛岡)64分 加藤(ギラヴァンツ北九州)【戦術】ギラヴァンツは、攻撃では、前半は川上がディフェンスラインに下がって数的優位を作って、藤原と連携してビルドアップをし、福森、野口が両サイドに張って、サイドチェンジを交えながら、町野のポストプレーを池元、高橋、新垣が絡んで攻めていく。後半は河野、岡村、福森を3バックにし、野口、新垣が両サイドを張り、2ボランチ、高橋、池元のシャドーにトップを町野を配置する3-4-2-1システムを採用。守備では、4-4-1-1をベースに前線から積極的にプレスをかけていく。池元がグルージャの両ボランチに対応する。グルージャは、攻撃では、ボランチとディフェンスラインのビルドアップから、両サイドを基点にして、前線3選手のコンビネーションを中心に、カウンターを交えながら攻めていく。守備では、基本的には5-4-1のブロックを作ってゴール前とバイタルエリアを固めながらリトリート対応する。【試合の流れ】(前半)序盤からギラヴァンツがボールを支配し、早速チャンスをモノにする。左サイドからサイドチェンジのパスを受けた高橋がそのままドリブルで右サイドを切り込んで放った左足のシュートがゴール左隅に吸い込まれて、ギラヴァンツが1-0と先制する。その後も、ギラヴァンツが5分にはパス回しの中、池元が町野のポストプレーを利用した左足のシュート、7分にはカウンターから左サイド福森の左クロスを受けた池元のシュートがともに左に外れ、さらに8分には河野のミドルシュートがGK射庭の正面を突くなど、ディフェンスラインからの確実なビルドアップからゲームを支配する。これに対して、グルージャは、ギラヴァンツの攻めに対してリトリート対応せざるを得ない場面が続く中、両サイドを基点にしてチャンスをうかがうが、シュートチャンスはつかめない。26分と33分にCKを得るが、麦倉のCKはいずれもギラヴァンツのディフェンスを跳ね返されてしまう。ギラヴァンツは終了間際にも、38分に高橋からパスを受けた池元のシュート、さらに40分に右サイドの野口からパスを受けた町野が振り向きざまのシュートを放つがことごとく枠を捉えられずに、ギラヴァンツが1-0とリードして前半終了。(後半)ギラヴァンツは河野、岡村、福森を3バックにし、野口、新垣が両サイドを張り、2ボランチ、高橋、池元のシャドーにトップを町野を配置する3-4-2-1システムを使って後半に臨む。ギラヴァンツがボール支配する中、グルージャがカウンターで対抗する。そして、49分と51分の嫁坂のシュートを皮切りにゲームの流れを押し戻して、チャンスをモノにする。57分に、右サイドで菊池からパスを受けた嫁坂が右サイドを切り込んで放ったシュートが左隅に決まり、グルージャが1-1に追いつく。その後は、ギラヴァンツが川上から加藤に交代したことでゲームの流れを再度引き戻し、チャンスをモノにする。64分に、左CKのショートコーナーから福森からパスを受けた新垣のクロスに、ニアにいた加藤が頭で右隅に流し込んで、ギラヴァンツが2-1と逆転する。その後も、ギラヴァンツは、71分に、ディサロを池元に代えて攻勢を強める。74分に新垣が左サイドから中に切れ込みながら放ったシュート、77分にカウンターから町野からスルーパスを受けたディサロのシュート、さらに80分に高橋?の右クロスに合わせたディサロのヘディングシュートがことごとくGK射庭のファインセーブなどグルージャの好ディフェンスに阻まれで追加点には至らず。グルージャもセンターバックの木下を前線に上げるなど反撃を試みるが決定戦を作るには至らずに、ギラヴァンツが2-1とリードを守って勝利。【システム】(ギラヴァンツ北九州)4-4-2(右から)GK 後藤DF 野口、河野、岡村、福森ボランチ 藤原、川上(62分 加藤)MF 高橋、新垣(84分 椿)FW 池元(71分 ディサロ)、町野(攻撃時は4-4-2と前半3-1-4-2、後半は3-4-2-1との併用。守備時は4-4-1-1)(いわてグルージャ盛岡)3-4-2-1(右から)GK 射庭DF 福田、木下、深井MF 太田(45分 廣田)、梅内(77分 藪内)、石井、麦倉2シャドー 嫁坂、大垣(66分 谷口)1トップ 菊池(守備時は5-4-1)【勝負の分かれ目】ギラヴァンツが3バックシステムを柔軟に採用して、両サイドを基点にして、グルージャの5バックを攻略したことと選手交代策が的中したこと。【まとめ】ギラヴァンツは、ディフェンスラインからのビルドアップによりボール支配率を高めることができたとともに、両サイドを基点にして得点につながることができた。ただ、3バックでの攻めからのグルージャのカウンターによる失点は、3バック攻撃に対するサイドをえぐられたもので、課題としてJ2昇格に向けて今後に活かしたい。グルージャは、5バックで中央やバイタルエリアエリアを固く防御できた反面、サイドのディフェンスで裏の取られるシーンがしばしば見受けられた。プレスの際のチェックが甘くなる傾向があり、下位脱出には、ディフェンス面での修正が必須。
2019.10.13

J1第28節 セレッソ大阪vs鹿島アントラーズの試合をヤンマースタジアムで観戦。1-0で鹿島アントラーズの勝ち。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。) 【得点】5分 犬飼(鹿島アントラーズ)【戦術】セレッソは、攻撃では、ディフェンスラインとボランチと連携したビルドアップから、両サイドを基点として、サイドチェンジを使いながらポストプレーを交えて細かいパス交換で、また、ディフェンスラインやソウザからのアントラーズディフェンスの裏を狙ったミドルパスで崩していく。守備では、4-4-2ブロックを基盤として、数的優位を作ってボールを奪取していく。アントラーズは、攻撃では、ディフェンスラインとボランチと連携してビルドアップし、両サイドを基点に伊藤のポストプレーを使いながら、セルジーニョ、土居、中村が絡んで攻めていく。カウンターは、土居を中心に手数を掛けずに鋭く攻める。守備では、4-4-2ブロックを形成して臨機応変にリトリート対応しつつ、時に前線からチェックをかけながら、両サイドの連動したディフェンスによりスペースを消してバイタルエリアでボール奪取してカウンターによる攻めにつなげていく。【試合の流れ】(前半)序盤セレッソがボール支配を狙う中、アントラーズがセットプレーにより、チャンスをモノにする。5分に、左奥で得た永木の左CKにフォアサイドで町田が頭で中に折り返したボールに、GK前に飛び込んだ犬飼が頭で合わせて、アントラーズが1-0と先制する。これに対して、セレッソはボランチ、特に藤田がディフェンスに降りながらのビルドアップで数的優位を作って、サイドのスペースやアントラーズディフェンスラインの裏を狙ったパスにより、ボール支配を高めることに成功する。12分に、中央エリアにいたソウザからのスルーパスに反応した柿谷がゴールニア側でGKクォン・スンテと1対1になりシュートを放つが、クォン・スンテのセーブに阻まれ、17分に、ソウザの右CKにニアで合わせたメンデスのヘディングシュートが惜しくも左に外れて、さらに26分に、右サイドで基点となった水沼からパスを受けたメンデスのライナー性の右クロスにニア側に飛び込んだ奧埜に惜しくも合わす、得点には至らず。これまで4-4-2のブラックでリトリート対応していたアントラーズは、28分に、バイタルエリアでボールを奪取してからのカウンターで、土居がドリブルで駆け上がりながら出したスルーパスに反応したセルジーニョのシュートが木本に阻まれ、さらに43分に、右サイドでのカウンターから、白崎の浮き球のパスを土居が頭で落としたボールをセルジーニョがシュートを狙うが、惜しくも左に外れてしまう。終始ボール支配していたセレッソは、46分に、右サイドに流れていたメンデスからの右クロスにソウザが頭で合わせるも、またもやクォン・スンテのセーブに阻まれて、前半はアントラーズが1-0とリードして終了。(後半)反撃に出たいセレッソは50分に、左サイドでの攻防から伊東と1対1となって勝負した舩木の左クロスがGKクォン・スンテの正面を突いてしまう。その後は、セレッソが両サイドを基点としてボール支配し、アントラーズが4-4-2ブロックに敷きながらリトリートしてディフェンス対応する場面、つまり、セレッソは藤田がディフェンスラインに入ってビルドアップして左右に展開し、右は水沼と松田、左は柿谷と舩木にソウザやメンデス、奥埜が絡んで攻撃を仕掛ける一方、アントラーズも左は中村(途中から白崎)と町田、右はセルジーニョ(途中から遠藤)と伊藤の連携に永木、白崎(途中から名古)がフォローする形で対応するという我慢比べの展開となる。最初に動いたのはセレッソで、58分に柿谷から鈴木に代えて前線に配置し、奥埜を左中盤にコンバートして反撃に出る。これに対して、アントラーズは63分に負傷したセルジーニョに代わって遠藤を右中盤に、69分に中村から名古に代えてそのままボランチに配置してディフェンスの強度を高めていく。セレッソは右は水沼、松田、左は舩木と両サイドからの攻略を図るが、アントラーズは町田、伊東が危険なスペースを与えないとともに、永木が適切にスペースを埋めてセレッソにチャンスを与えない。またセレッソに有効な縦パスを入れさせないとともに、バイタルエリアで確実にボールを奪取していく。逆にカウンターで対抗し、88分に左サイドで白崎からパスを受けた土居がシュートを放つもバーを超えて追加点にはならず。セレッソは後半決定機を作れずに、アントラーズが1-0で勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、木本、丸橋(37分 舩木)ボランチ ソウザ、藤田MF 水沼、柿谷(58分 鈴木)FW Bメンデス、奥埜(75分 高木)(守備時は4-4-1-1または4-4-2)(鹿島アントラーズ)4-4-2(右から)GK クォン・スンテDF 伊東、ブエノ、犬飼、町田ボランチ 永木、白崎MF セルジーニョ(63分 遠藤)、中村(69分 名古)FW 土居、伊藤(83分 上田)(守備時も4-4-2)【勝負の分かれ目】アントラーズが4-4-2システムを基調として、サイド、ボランチがバランスよく連動して数的優位を終始保ったディフェンスにより、セレッソのサイド攻撃や縦パスを封じたことと、試合開始直後のセットプレーでの先制点。【まとめ】アントラーズは試合開始早々の先制点により、得意のゲームプランに持ち込むことができた。 セレッソのサイド攻撃に対しても、終始両サイドバックと中盤が連動し、そしてボランチがバランスよくスペースを埋めることにより危険なスペースを与えなかったことが最大の勝因。この勝利により首位に立ったことで、以後はアントラーズ中心にリーグ展開され、これから川崎や広島を迎え撃つことになる。非常に大きい勝利。攻守にわたって奮闘した永木はマンオブザマッチ級の活躍。セレッソは、やはり試合開始早々の失点が痛かった。前半はアントラーズのディフェンスライン裏を積極的に狙い、後半はサイドのスペースを基点として攻撃を試みることなど万策を講じたが、縦パスなど決定的なパスを入れさせないアントラーズのディフェンスを崩すことができなかった。またもやアントラーズの厚い壁に跳ね返されてしまった。優勝争いから完全に後退。これまでの実績やノウハウが活かされたアントラーズの試合巧者ぶりが全面に出た試合。勝負どころでの自力の差か?
2019.10.06
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