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J1第33節 セレッソ大阪vs清水エスパルスの試合をヤンマースタジアムで観戦。2-1でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】18分 エウシーニョ(清水エスパルス)74分 水沼(セレッソ大阪)78分 柿谷(セレッソ大阪)【戦術】セレッソは、攻撃では、ディフェンスラインとボランチと連携して数的優位を作ったビルドアップから、両サイドを基点として、バイタルエリアへの縦パスを交えながら攻めていく。守備では、4-4-2ブロックを基盤として、サイドで囲い込んでボール奪取して攻めにつなげていく。ボールを奪取していく。エスパルスは、攻撃では、ディフェンスラインとボランチとの連携したビルドアップから、両サイドを基点に、左右の3シャドーとSBとの連携、ドウグラスのポストプレーを交えながら崩していく。守備では、4-4-2システムのリトリート対応を基本としながら、バイタルエリアやサイドで確実にボールを奪取して攻撃につなげていく。【試合の流れ】(前半)序盤は、セレッソが両サイドからチャンスを作る。1分に、水沼がファールを受けて得た左SB丸橋の右FKにエスパルスGK大久保がパンチングでセーブし、11分に、エスパルス竹内のパスミスをソウザがカットして出したスルーパスに柿谷がエスパルスセンターバック2人の間に入ってドリブル仕掛けて水沼にパスを送るも決定機には至らず。これに対し、セレッソに両サイドのスペースをうまく使われていたエスパルスは、いきなりのセットプレーでチャンスを掴む。17分に、西澤のニアサイドを狙った左CKに松原が頭ですらせたボールに反応したエウシーニョが押し込んでエスパルスが1-0と先制する。続いてエスパルスは、右は金子とエウシーニョ、左は西澤と松原のコンビネーションに河井が絡んでセレッソのサイドを攻める。26分に、金子からの右FKにドウグラスが頭で合わせるも右隅に外れてしまい、追加点には至らないが、4-4-2システムを基調としたリトリート対応をする。これに対し、セレッソは両サイドに振ってパスを回しながら清武、藤田、ソウザが柿谷らへの縦パスを入れてエスパルスディフェンスに揺さぶりをかける。37分に、左サイドで清武からパスを受けた丸橋の左クロスに奧埜が頭で合わせると右に外れ、続く39分に、ソウザのミドルシュートが大久保の正面を突いてしまう。セレッソが両サイドにボールを散らすも、エスパルスがセレッソのパスをバイタルエリアで囲い込んでボールを奪う展開が続き、前半はエスパルスが1-0とリードして終了。(後半)序盤から、セレッソが両サイドを積極的に突いていく。46分に、左サイドでの展開で清武からの左クロスに柿谷がエスパルスディフェンスのマークを外したヘディングシュートが惜しくも右に外れてしまう。エスパルスは前半に引き続き、セレッソのサイド攻撃を4-4-2システムのリトリートで対応する。その後は、セレッソは藤田、ソウザを基点に、右は水沼、松田、左は丸橋、清武に柿谷が絡んで、サイドチェンジを交えながら両サイドを使ってパスを回し、これに対してエスパルスは4-4-2ブロックの複数で対応する我慢比べの展開がしばらく続く。エスパルスは、66分に、西澤からフォアを狙った右FKにファンソッコが頭で折り返したボールをペナルティエリアにいたドウグラスがオーバーヘッドを狙うが、右に外れてしまう。エスパルスはドウグラスを基点にしたいが、ヨニッチ、瀬古のハードマークに遭い、基点になれない。セレッソは中盤以降、これまで我慢強くサイドチェンジを交えたパス回しをすることでエスパルスのディフェンスを徐々に下げさせることに成功して、チャンスを続けてモノにする。72分に、右サイトからの松田のクロスに柿谷が頭で合わせるも大久保のファインセーブに遭うが、74分に、クロスの跳ね返りを水沼がドライブがかかったミドルシュートを打ち、そのままゴール前でドロップしてゴールに吸い込まれ、セレッソが1-1に追いつく。さらに、78分に、清武から交代して投入された田中が左サイドからペナルティエリアに切り込んで放ったシュートがブロックされるも詰めていた柿谷がゴール右に押し込んで、セレッソが2-1と逆転に成功する。これに対し、エスパルスは、81分に西澤に代えてドゥトラを、84分に河井に代えて楠神を投入して反撃の機会をうかがうが、個人技やパワープレーに終始して、セレッソのディフェンスにことごとく跳ね返されてしまい、セレッソがそのまま2-1と逃げ切って終了。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、瀬古、丸橋ボランチ ソウザ、藤田MF 水沼、清武(77分 田中)FW 奥埜(55分 鈴木)、柿谷(91分 片山)(守備時は4-4-1-1または4-4-2)(清水エスパルス)4-2-3-1(右から)GK 大久保DF エウシーニョ、ファンソッコ、二見、松原ボランチ Bアウグスト(55分 六平)、竹内3シャドー 金子、河井(84分 楠神)、西澤(81分 ドゥトラ)1トップ ドウグラス(守備時は4-4-2が基本で、時に4-5-1のリトリート対応)【勝敗の分かれ目】セレッソが後半、藤田、ソウザを基点に両サイドのサイドチェンジを多用して、エスパルスのリトリート対応を攻略して両サイドを崩せたこと。また、ヨニッチ、瀬古がドウグラスに基点とさせなかったこと。【まとめ】セレッソは後半途中まで、エスパルスの4-4-2リトリート対応に苦しんでいたが、我慢強く両サイドにボールを散らすことにより、エスパルスのディフェンスラインを下げさせたのが勝因。あくまでフロンターレ次第ではあるが、ACLに望みをつなぐことができた。次節のトリニータ戦、3バックをどのように攻略するかに注目したい。エスパルスは前半のセットプレーからの得点から、バランスを保ったディフェンスが後半途中まで功を奏し、思い通りの試合展開だったが、攻撃面でドウグラスが基点になれなかったのが痛かった。次節はホームでの降格争い中の鳥栖戦なので、まさしく勝負所。
2019.11.30

J1第32節 サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズの試合をエディオンスタジアムで観戦。0-0のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【戦術】サンフレッチェは、攻撃では、両ウイングバックが前に張りながら、ディフェンスラインと青山、稲垣とのビルドアップから、Lペレイラのポストプレーと両サイドを基点として、サイドチェンジを交えながら攻めていく。守備では、5-4-1のブロックを基調としたリトリート対応して、バイタルエリアでボールを奪取する。アントラーズは、攻撃では、ディフェンスラインとLシルバ、永木とのビルドアップから、両サイドを基点して、伊藤のポストプレー、土居のスペースへの飛び出しを利用して攻めていく。守備では、4-4-2のブロックを基調としたリトリート対応する。【試合の流れ】(前半)まず、サンフレッチェがセットプレーからチャンスを掴みかける。3分に、佐々木からの左FKにフォア側にいたLペレイラが右足で合わせてゴールを突き刺せたように見えたが、オフサイドの判定でゴールは認められず。その後はアントラーズがビルドアップから左右のスペースを基点としてペースをつかもうとするが、リトリート対応するサンフレッチェのブロックにあって、主導権をつかめない。これに対し、サンフレッチェは、右から左へのサイドチェンジを使うことによりチャンスをうかがう。特に、内田の裏のスペースを柏と森島が連携して崩しにかかり、29分に森島との連携により左ペナルティエリア内に進出した柏の左クロスにLペレイラが合わせるも、ゴール左に外れてしまう。また、43分に、左ペナルティエリア内に柏が侵入することで得た森島の左CKに川辺が右足で合わせるも、GKクォン・スンテの正面を突いてしまう。アントラーズは、34分に左サイドのパスでの展開から土居がミドルシュートを放つが、バーを大きく超える以外にチャンスを作れず、0-0で前半終了。(後半)序盤はアントラーズが積極的にサンフレッチェ陣内に侵入する。4分に、土居からパスを受けたセルジーニョがシュートを放ち、57分にLシルバがミドルシュートを放つが、共にゴールには至らず。これに対し、サンフレッチェは両サイドの裏のスペースを狙った速い攻めでチャンスを作る。66分に、右サイドでのカウンターから、森島からパスを受けた柏の左クロスにフォア側に飛び込んだフリーの稲垣のヘディングシュートが惜しくもゴール右に外れてしまう。両チームとも得点が取れない中、まずアントラーズが62分に左MFの白崎から名古に代え、68分に右SBの内田から三竿に代えてボランチの位置に、ボランチの永木に右SBに配置して、サンフレッチェのサイド攻撃に備える。また、サンフレッチェも68分に1トップのLペレイラからDヴィエイラに代える。両チームとも一進一退の展開の中、アントラーズがチャンスをうかがい、、77分に土居のミドルシュートがGK大迫の正面を突き、79分に右サイドでの展開からセルジーニョからボールを受けた三竿のミドルシュートがバーを大きく超えてしまい、得点には至らず。サンフレッチェも、両サイドからのカウンターでチャンスをうかがい、91分にバイタルエリアでボールを受けたDヴィエイラのスルーパスにディフェンスライン裏のスペースに走り込んだ柏のシュートがゴールに吸い込まれたが、惜しくもオフサイドの判定によりゴールは認められず、結局0-0のドローでタイムアップ。【システム】(サンフレッチェ広島)3-4-2-1(右から)GK 大迫DF 野上、荒木、佐々木、MF ハイネル(89分 清水)、青山、稲垣、柏2シャドー 川辺(80 東)、森島FW Lペレイラ(67分 Dヴィエイラ)(守備時は5-4-1を基本)(鹿島アントラーズ)4-4-2(右から)GK クォン・スンテDF 内田(68分 三竿)、ブエノ、チョン、町田(84分 相馬)ボランチ 永木、LシルバMF セルジーニョ、白崎(62分 名古)FW 土居、伊藤(守備時も4-4-2)【まとめ】サンフレッチェは前半、柏、森島らの連携で内田の裏のスペースをうまく攻略できたがアントラーズのディフェンス陣の前に多くの決定機を作ることができなかった。一方、大迫を含めたディフェンス陣はアントラーズ攻撃陣に決定機を作らせなかった。アントラーズは、Lシルバを基点として、伊藤、土居らのポジションチェンジを交えて崩しにかかったが、サンフレッチェ共々、決定機を作ることできなかったが、ディフェンス陣は安定した対応。ただ、このドローは痛い。今日の試合は、11月下旬としては予想外の暑さで、両チームとも積極的にプレスには行けずにリトリート対応せざるを得ず、バイタルエリアを固める堅い試合展開となった。
2019.11.23

J1第31節 セレッソ大阪vs湘南ベルマーレの試合をヤンマースタジアムで観戦。1-0でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】49分 奧埜(セレッソ大阪)【戦術】セレッソは、攻撃では、ディフェンスラインとボランチと連携したビルドアップから、両サイドを基点として、2トップが裏のスペース、バイタルエリアに縦横の関係を作って柿谷、水沼、ソウザが絡んで攻めていく。守備では、4-4-2ブロックを基盤として、指宿への縦パスを入れさせないよう、バイタルエリア固めながら、数的優位を作ってボールを奪取していく。ベルマーレは、攻撃では、1トップの指宿のポストプレーに2シャドーの松田、山田、ボランチの金子が絡み、また両サイドを基点として縦パスやクロスを使った速攻を中心に攻めていく。守備では、前線からマンツーマン気味に激しくプレスをかけてボール奪取し、またリトリート時には5-4-1のブロックを形成してカウンターへの対応をする。【試合の流れ】(前半)試合開始早々、両チームにチャンスが訪れる。まずは1分に、ベルマーレが鈴木からの左クロスにペナルティエリア内で反応した指宿の左足のシュートがキム・ジンヒョンに阻まれる。そして、セレッソも3分に、右サイドの松田からパスをペナルティエリア付近で縦パスを受けた水沼からのパスに反応した柿谷のシュートがGK富居にキャッチされ、また16分に水沼からパスを受けたソウザのシュートがベルマーレディフェンスに当たって、そのボールに反応した柿谷が詰めたが、左ポスト外に外れてしまい、得点には至らず。序盤はベルマーレが前線と中盤が連動してセレッソのボール保持時に激しいハイプレスをかけてセレッソのビルドアップを遅らせることに成功し、指宿へのくさびのパスと両サイドを基点にチャンスをうかがい、19分に、左サイドでFKを得た松田からのクロスに指宿の打点の高いヘディングシュートが左隅に飛ぶも、キム・ジンヒョンの好セーブに遭ってしまう。その後は、セレッソはベルマーレのハイプレスに苦しみながら、徐々にディフェンスとボランチからのパス回しでのビルドアップによりペースを掴み、ベルマーレディフェンスはリトリート対応することになる。38分に、セレッソがソウザのスルーパスに反応した柿谷のクロスが富居にキャッチされ、45分には左サイドの柿谷からスルーを介してパス受けた鈴木のシュートが富居を阻まれて、得点には至らず、前半は0-0で終了。(後半)序盤は、セレッソが前半にはあまりなかった両サイドのスペースを使ってチャンスをモノにする。49分に、ベルマーレディフェンスを下げさせることに成功して、右サイドから奧埜、鈴木と経由して左への横パスを受けた丸橋がオーバーラップして、ベルマーレディフェンスをかわして上げた浮き球のクロスにペナルティエリアにいた奧埜が頭で合わせて右隅に流し込み、セレッソが1-0と先制する。これに対して、ベルマーレは、51分に1トップの指宿を山﨑に代えてチャンスをうかがう。ベルマーレは58分に、左サイドでのカウンターから鈴木がドリブルに持ち込みながら上げたクロスに飛び込んだ松田の左隅を狙ったヘディングシュートがキム・ジンヒョンにセーブされる。これによりリズムを掴んだベルマーレは62分に、ボランチの齊藤を梅崎に代えて、梅崎を左ウィングバックに、2シャドーの松田をボランチに配置して、両サイドからの攻撃を活性化させる。64分に、古林からの右クロスに山﨑が合わせるも右に外れてしまうが、その後はサイドチェンジを多用しながら、78分に菊池を投入して2シャドーの一角に置き、セレッソのディフェンスブロックを揺さぶりにかかる。ベルマーレは83分に、松田からの右CKが左に流れたボールを受けた梅崎がペナルティエリア内に切れ込みながら右隅上を狙った右足のシュートをキム・ジンヒョンが右手1本で阻み、さらに88に右サイドを駆け上がった古林からのクロスに山﨑が合わせるも、セレッソディフェンスにブロックされてしまい、得点には至らず。結局、ベルマーレの反撃も及ばず、セレッソが1-0と勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、木本、丸橋ボランチ ソウザ、藤田MF 水沼(76分 田中)、柿谷(87分 片山)FW 奥埜、鈴木(74分 高木)(守備時は4-4-1-1または4-4-2)(湘南ベルマーレ)3-4-2-1(右から)GK 富居DF 岡本、坂、大野MF 古林、齊藤(62分 梅崎)、金子、鈴木(78分 菊池)2シャドー 松田、山田1トップ 指宿(51分 山﨑)(守備時はプレス時は5-2-2-1。リトリート時は5-4-1)【勝敗の分かれ目】セレッソが後半立ち上がりのいい時間帯に、サイドのスペースをうまく使って先制できたことと、GKキム・ジンヒョンを含むディフェンスラインの踏ん張り。【まとめ】セレッソは前半はベルマーレのハイプレスに、後半は左右の梅崎、山田によるサイド攻撃に苦しみながら、キム・ジンヒョンの好セーブなどで勝ちをモノにした。復帰の丸橋を基点としたクロスからの奧埜のゴールはセレッソらしい得点で、次節のヴィッセル戦もサイド攻略が鍵を握る。ベルマーレは、前半のハイプレスにより、セレッソにリズムを作らせなかったが、後半立ち上がり早々に、ディフェンスが丸橋に振り切られてサイドのスペースを使われてしまった。後半の梅崎投入でサイド攻撃を活性化させられたが、キム・ジンヒョンの好セーブ連発に阻まれてしまった。ただ、内容的にはベルマーレらしさが出ていたので、次節のFC東京戦、最終節の松本山雅戦で結果を出せるか?
2019.11.09

J1第30節 セレッソ大阪vs松本山雅FCの試合をヤンマースタジアムで観戦。1-1のドロー。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。) 【得点】24分 ソウザ(セレッソ大阪)62分 杉本(松本山雅FC)【戦術】セレッソは、攻撃では、ディフェンスラインとボランチと連携したビルドアップから、サイドチェンジを交えて、また、山雅のハーフスペースへの縦パスを入れて山雅ディフェンスラインを下げさせながらバス交換を主体に攻めていく。守備では、4-4-2ブロックを基盤として、山雅2トップへの縦パスを入れさせないよう、バイタルエリア固めながら、数的優位を作ってボールを奪取していく。山雅は、攻撃では、3バックとアンカーの藤田との連携してのビルドアップから、両サイドを基点にしながら2トップへの縦パスを入れて攻撃陣のコンビネーションにより、またボールを奪ってからのカウンターから攻めていく。守備では、5バックの5-3-2システムのブロックを敷いてからチェックをかけていく。【試合の流れ】(前半)序盤から、セレッソがビルドアップから両サイドを基点として試合のリズムを掴み、特にサイドのハーフスペースに飛び出した奧埜、鈴木へのくさびの縦パスにより、山雅のディフェンスラインを下げさせることに成功する。セレッソは、15分にペナルティエリア外の右ハーフスペースでボールを受けた奧埜が切り返してペナルティエリア内に切り込んで送ったクロスは山雅ディフェンスに阻まれるも、24分にサイドのスペースをうまく使ってチャンスをモノにする。左サイドからボールを受けた藤田が右スペースにサイドチェンジのパスを出し、フリーで受けた松田のクロスに、山雅ディフェンスラインの前に入ったソウザが頭で左隅に流し込み、セレッソが1-0と先制する。これに対し、山雅は試合の流れを変えるべく、前線からの厳しいプレスを試みるが、セレッソは藤田がディフェンスラインに入って数的優位を作って山雅のプレスを掻い潜ってビルドアップすることに成功する。それでも山雅は、31分には初めて得た岩上の右CKのこぼれ球に中美のシュート、36分にはセレッソバイタルエリアからの杉本を基点とするカウンターからの中美のシュートでチャンスを作ったが、セレッソが永井、中美への縦パスを通させないブロックを形成して、山雅に決定機を作らさずに、セレッソが1-0とリードして前半終了。(後半)序盤から山雅が永井、中美がセレッソディフェンスラインに執拗なプレスを、また同時に両サイドへのプレスをかけてボール奪取に成功して試合の流れを掴む。48分に藤田のファールで得た岩上のFKにパウリーニョが頭で合わせるも惜しくも左隅に外れてしまい、さらに55分に岩上の左CKからのこぼれ球に合わせた杉本のミドルシュートから右ポストを直撃して攻勢を強め、62分に実を結ぶ。松田のボールを奪った高橋が左サイドを駆け上がって送ったパスをペナルティエリア内で受けた永井が後ろのスペースにヒールパスして、そのパスに反応した杉本がゴール右隅に流し込んで、山雅が1-1に追い付く。これに対して、セレッソは65分に左サイドバックを舩木から丸橋に代え、70分に水沼から高木に代え、さらに77分に鈴木から田中に代えて、高木、田中の2トップにして反撃に出る。特に、丸橋と柿谷とのコンビネーションを基点として両サイドからの攻撃が活性化して、山雅ペースの試合展開をセレッソのペースに引き戻すことに成功する。山雅は5バックでのリトリート対応からのカウンターを余儀なくされる、しかし、その後は、セレッソが左サイドから柿谷、丸橋、右サイドから松田のクロスが上がるが、山雅が5バックで跳ね返す展開が続き、両チームとも決定機を作ることができないまま、結果1-1で終了。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、木本、舩木(65分 丸橋)ボランチ ソウザ、藤田MF 水沼(72分 高木)、柿谷FW 鈴木(78分 田中)、奥埜(守備時は4-4-1-1または4-4-2)(松本山雅FC)3-3-2-2(右から)GK 守田DF 橋内、飯田、水本アンカー 藤田MF 岩上(72分 田中) 、パウリーニョ、杉本(86分 阪野)、高橋FW 永井、中美(72分 安東)(守備時は5-3-2)【まとめ】セレッソは、前半は山雅の両サイドのスペースをうまく使って試合を優位に進めていたが、後半は山雅の前からのチェックによりボールを奪われてからのカウンターでの失点と、鈴木、奧埜が山雅3バックに仕事をさせてもらえなかったのが痛かった。丸橋投入を機に両サイドからの攻撃が活性化したが、上背のない田中、高木の2トップでは厳しかった。山雅は前半、セレッソに5-3-2システムの盲点を突かれてしまい苦戦したが、後半は前線やサイドからの厳しいチェックにより永井、中美への縦パスが通るようになってペースを掴むことがてき、終了間際のセレッソの猛攻も5バックがことごとく跳ね返してドローに持ち込んだ。ただ、勝点3をゲットしたかったのが本音。白熱した試合内容だったが、皮肉にも、自力でのACL圏内を目指すセレッソ、J1残留を目指す松本山雅の双方にとって痛いドロー。
2019.11.02
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