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2020年J1第18節 ガンバ大阪vs名古屋グランパスの試合を吹田パナソニックスタジアムで観戦。2-1でガンバ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【得点】21分 金崎(名古屋グランパス)52分 山本(ガンバ大阪)86分 宇佐美(ガンバ大阪)【警告】高尾(ガンバ大阪)米本(名古屋グランパス)中谷(名古屋グランパス)【戦術】〈ガンバ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ井手口と山本が連携したビルドアップを基本にして、右SB高尾と右MF小野瀬、左SB福田と左MF倉田がそれぞれ連携して両サイドを基点としたうえ、FWパトリックへの縦パスを多用して、かつFWアデミウソンが要所要所に絡みながら攻めていく。守備では、4-4-2のブロックを基調としてバイタルエリアを固めて数的優位を維持してディフェンスする。〈名古屋グランパス〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ米本(シミッチ)、稲垣との連携したビルドアップを基本に、右SBオ・ジェソクと右MFマテウス、左SB吉田と左MF相馬がそれぞれ連携してサイドチェンジを交えつつ左右サイドを基点として、FW金崎のポストプレーにFW前田が絡んで、バス回しから崩していく。守備では、4-4-2のブロックを基調としてバイタルエリアを固めて数的優位を維持してディフェンスする。【試合の流れ】(前半)ガンバは4-4-2システムにて試合に臨む一方、グランパスは試合当初の4-2-3-1から序盤途中、前田を一列上げて金崎との2トップで試合に臨む。序盤は両チームともディフェンスラインからのビルドアップにて、試合を組み立てようとする。まずチャンスを掴んだのはグランパスで、4分に、左MF相馬からの左クロスのこぼれ球に反応したボランチ稲垣のシュートがバーを超えてしまい、続いて10分には、ペナルティエリア深い付近でポストプレーに入った金崎のシュートはガンバGK東口にセーブされてしまう。これに対して、ガンバは、14分に、ボランチ井手口のミドルシュートがバーを超してしまう。グランパスは両SBと中盤が連携して両サイドのスペースを有効に活用して、徐々に試合の流れを引き寄せていく。21分に、相馬の右CKにボランチ米本がニアサイドにて頭で後ろにすらしたボールをフォアサイドに走り込んだ金崎が押し込んで、グランパスが1-0と先制する。36分にも、左SB吉田からのロングパスに反応して裏のスペースに抜け出した右MFマテウスがガンバDF昌子を振り切ってGK東口と1対1になって放った左足のシュートはバーを直撃し、追加点には至らず。これに対して、ガンバは、FWパトリックのポストプレーを多用しつつ、両SBと中盤が連携して両サイドを崩しにかかるが、グランパスの4-4-2ブロックに引っかかり、決定機を作らないでいたが、ロスタイムの46分に、左サイドの展開から左SB福田からのパスに左MF倉田がスルーしてペナルティエリア内で反応したFWアデミウソンのシュートはグランパスGKランゲラックの正面を突いてしまい、前半はグランパスが1ー0とリードして終了。(後半)ガンバは、開始早々、藤春を高尾に代えて投入して左SBに、左SBの福田が右SBに配置替えして後半に臨む。序盤はまずグランパスがシュートチャンスを作り、49分に、左サイドで相馬からパスを受けた前田のシュートが右に外れてしまう。そのすぐさま、ガンバが右MF小野瀬がバイタルエリアにドリブルで侵入したのをグランパスDF中谷が倒してしまい、ガンバがペナルティエリア付近でFKを得て、チャンスをモノにする。52分に、そのFKをボランチ山本がグランパスの壁に当たりながらゴール左隅に決めてガンバが1-1と追いつく。その後、ガンバが試合のテンポを上げ、両サイドへの展開やパトリックへの縦パスなど素早いパス回しで、グランパスのブロックを下げさせることに成功し、試合を支配する。そこでグランパスは流れを変えるために、57分に、前田から阿部に代えてトップ下に配置し、また相馬からシャビエルに代えて右中盤に配置し、右MFのマテウスを左中盤に変えて4-2-3-1システムに変更し、さらに62分に金崎から山﨑に代えてチャンスをうかがう。66分に、左サイドでの展開から、マテウスからパスを受けた山﨑のシュートはGK東口の正面を突いてしまう。しかし、試合の流れは依然ガンバが握り、75分に、パトリックのポストプレーから小野瀬のスルーパスをペナルティ右外で受けたアデミウソンのシュートが右隅に外れてしまい、チャンスを作るが、あと一歩のところで決めきれない。そこで、76分に、アデミウソンから宇佐美に、パトリックを渡邊に代えて2トップにするとともに、ボランチ山本から遠藤に代える3枚交替でさらに攻勢に出る。宇佐美、渡邊がバイタルエリアやハーフスペースに動いて中盤との連動性がよくなってグランパスのラインが下がったままになって86分にようやくチャンスをモノにする。中盤エリアでの遠藤からのスルーパスに反応した小野瀬がGKランゲラックと1対1になり、フェイントをかけて横にいた宇佐美にパスし、宇佐美が冷静に右隅に決めてガンバが逆転に成功する。その後もガンバがボールを支配して2ー1で勝利。【システム】(ガンバ大阪)4-4-2(右から)GK 東口DF 高尾(45分 藤春)、昌子、キム・ヨングョン、福田ボランチ 井手口、山本(76分 遠藤)MF 小野瀬、倉田FW パトリック(76分 渡邉)、アデミウソン(76分 宇佐美)(守備時も4-4-2)(名古屋グランパス)(右から)GK ランゲラックDF オ・ジェソク、中谷、丸山、吉田ボランチ 稲垣、米本(43分 シミッチ)MF マテウス、相馬(57分 シャビエル)FW 金崎(62分 山﨑)、前田(57分 阿部)(守備時も4-4-2)【勝負の分かれ目】 ガンバが後半開始から、フィールドを広く使った速いパス回しにより、グランパスのブロックを下げさせたとともに、76分の3枚交替でFWと中盤との連動性を高めることにより、試合を支配できたこと。【まとめ】ガンバは4-4-2システムへの変更により、攻撃面では中盤と前線の連動性を高められたとともに、ディフェンス面では終始数的優位を維持して対応することができ、特に後半はグランパスに決定機を与えなかった。システム変更により、再浮上できるかが今後の鍵。グランパス、前半、CKでの先制点で幸先のよい試合展開を目論んだが、後半、ガンバのパス回しによりラインが下がってしまい、最終的にはバイタルエリアにスペースを作ってしまった。攻撃面では、金崎、山﨑らが基点となれず、上位争いに踏みとどまるためには、攻撃面での再構築は必須。
2020.09.23

2020年J1第17節 セレッソ大阪vs鹿島アントラーズの試合をヤンマースタジアムで観戦。2-1で鹿島アントラーズの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【得点】31分 アラーノ(鹿島アントラーズ)35分 メンデス(セレッソ大阪)46分 エヴェラウド(鹿島アントラーズ)【警告】三竿(鹿島アントラーズ)瀬古(セレッソ大阪)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチのビルドアップ(時に、ボランチがディフェンスラインに加わって3バックでのビルドアップあり)を基点に、両サイドへのサイドチェンジを多用しながら、右はMF坂元とSB松田、左はSB片山が上がり目に張り気味で、両サイドを基点にしてパスコンビネーションを主体に攻めていく。守備では、4-4-2システムのブロックを基調として、前線と中盤が連携して前からプレスをかけるとともに、ブロックによりバイタルエリアで確実にボールを奪う。〈鹿島アントラーズ〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチの三竿、レオ・シルバとの連携したビルドアップを基点に、ボランチから両サイドへのパスや、またはFWエヴェラウドのポストプレーにトップ下の土居、右MFアラーノらが絡みながら、両サイドを基点として攻めていく。守備では、4-4-2を主体としながら、セレッソのビルドアップをさせないため、4-3-3の前線3枚が積極的にプレスをかけていくとともに、中盤の1対1は厳しく対応する。【試合の流れ】(前半)序盤は、両チームとも、ディフェンスラインとボランチとの連携した丁寧なビルドアップから試合を組み立てていく。まず、チャンスを作ったのはアントラーズで、12分に、中央のバイタルエリアにドリブルで進出したアラーノから左ペナルティエリア付近でパスを受けた左MF和泉のシュートが右に外れ、続く15分には、左バイタルエリアでポストになったエヴェラウドから中央でパスを受けたアラーノにシュートは左に外れてしまい、得点には至らず。その後、セレッソがボランチのデサバトらから左右のサイドチェンジを使いながら両サイドのスペースを狙っていくのに対して、アントラーズはボランチのレオ・シルバや三竿からバイタルエリアやハーフスペースへのエヴェラウドへのポストプレーや両サイドを使った攻撃を展開し、徐々にアントラーズペースになっていく。27分に、中央でドリブルで仕掛けたアラーノからパスを受けた土居の右クロスにエヴェラウドが頭で合わせるもバーを越えてしまうが、間もなくチャンスをモノにする。31分に、ペナルティーエリアで土居からパスを受けた和泉のシュートがセレッソDFにブロックされるも、詰めていたアラーノがゴールに押し込んでアントラーズが1-0と先制する。これに対して、セレッソはアントラーズの前線からのプレスや中盤での1対1の厳しいチェックに苦労していたが、35分にチャンスをモノにする。右サイドの展開から、アントラーズディフェンスを背にしながらダイレクトでパスを連続してつないで、右SB松田からパスを受けたFW奥埜が右MF坂元にパスをつないで坂元が上げたグラウンダーの右クロスにフリーでペナルティーエリアに走りこんだFWメンデスがアントラーズGK沖を見て冷静にゴールに流し込んで、セレッソが1-1と追いつく。その後は、激しい両チームの中盤の戦いが展開されたが、前半は1-1で終了。(後半)序盤、開始早々に、アントラーズがチャンスをつかんでモノにする。46分に、ペナルティーエリアで浮き球のボールを受けたエヴェラウドからボールを拾った和泉のシュートはセレッソGKキム・ジンヒョンに正面にはじかれるが、そのはじかれたボールを詰めていたエヴェラウドがゴールに押し込んで、アントラーズが2-1と逆転する。その後もアントラーズが両サイドのスペースを有効に利用して試合を優位に進め、59分にインターセプトから、アラーノを基点に、エヴェラウドのポストプレーからボールを受けたレオ・シルバのシュートはGKキム・ジンヒョンの正面を突いてしまう。これに対して、セレッソは、試合の流れを変えるために、61分に、左SB片山から丸橋に、FW奥埜から柿谷の2枚替えを行い、サイドチェンジから両サイドのスペースをうまく利用して試合の流れをつかんでいく。70分に、右サイドで坂元がアントラーズ左SB永戸のファールを受けて得た左MF清武のFKにDFヨニッチが頭で合わせたが、アントラーズGK沖のセーブに合い、続く清武の右FKにこぼれ球に反応したデサバトのミドルシュートはまたもや沖の好セーブに合い、得点には至らず。サイドのスペースを利用して試合を優勢に進めていたセレッソに対して、アントラーズは78分に、FW土居から荒木に、アラーノから町田の2枚替えを行ったうえ、町田をセンターバックに配置して、従来の4バックから5バックという、5-4-1または5-3-2のシステム変更を行ったところ、セレッソの左右からのクロスに対応できるようになり、その後はセレッソのクロスをアントラーズDF犬養を中心にことごとく跳ね返してアントラーズがカウンターを狙う展開となる。得点できないセレッソは、86分に坂元からFW鈴木に、清武から西川の2枚替えを行い、メンデス、鈴木の2トップ、右に西川、左に柿谷の布陣に変えてチャンスをうかがう。92分に、左サイドの展開にて丸橋からの左クロスにボランチ木本が頭で合わせるもバーに嫌わててしまい、得点には至らず。その後はアントラーズが交代枠をフル活用して残りの時間をうまく使ったこともあり、アントラーズが2-1で勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、瀬古、片山(61分 丸橋)ボランチ デサバト、藤田(50分 木本)MF 坂元(86分 鈴木)、清武(86分 西川)FW 奧埜(61分 柿谷)、メンデス(守備時は4-4-2または4-4-1-1)(鹿島アントラーズ)4-4-1-1(右から)GK 沖DF 小泉、犬飼、関川、永戸ボランチ レオ・シルバ(94分 永木)、三竿MF アラーノ(78分 町田)、和泉(94分 遠藤)トップ下 土居(78分 荒木)FW エヴェラウド(91分 上田)(守備時は4-4-2が基本。時に前からのプレス時は4-3-3)【勝負の分かれ目】 アントラーズが積極的なハードプレスの実行により、セレッソのビルドアップを困難にしたとともに、エヴェラウドのポストプレーや両サイドを有効に使うことができたこと。時間帯のいい先制点や逆転のシーンと守るべきところを明確に区別してメリハリの効いたゲーム遂行。【まとめ】アントラーズは、1対1の厳しいチェックが有効で、また逆転後の5バックへの変更という適切かつ臨機応変な戦術変更により、セレッソの追撃を抑えた。試合の入り方で重要な後半開始早々での得点はセレッソの反撃を重くさせることができ、伝統の試合巧者ぶりを如何なく発揮。ザーゴの戦術も浸透して6連勝で上位戦線をかき回すか?セレッソはサイドを有効利用して一時は同点に追いついたものの、アントラーズの厳しいチェックに苦労して、またアントラーズの5バック変更により、サイド攻撃がことごとく跳ね返されてしまい、試合巧者のアントラーズに良さを消されてしまった。相性の悪さが出たか?
2020.09.19

2020年J1第15節 セレッソ大阪vsコンサドーレ札幌の試合をヤンマースタジアムで観戦。2-0での勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します)【得点】 6分 奧埜(セレッソ大阪)58分 奧埜(セレッソ大阪)【警告】進藤(コンサドーレ札幌)菅野(コンサドーレ札幌)ジェイ(コンサドーレ札幌)ルーカス・フェルナンデス(コンサドーレ札幌)【戦術】〈セレッソ大阪〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ藤田、木本のビルドアップ(時に、ボランチがディフェンスラインに加わって3バックでのビルドアップあり)を基点に、両サイドへのサイドチェンジを多用しながら、右はMF坂元とSB松田、左はMF清武とSB丸橋のコンビネーションに、FW都倉のポストプレーを使いつつ攻めていく。守備では、4-4-2システムのブロックを基調として、前線と中盤が連携して前からプレスをかけるとともに、ブロックによりバイタルエリアで確実にボールを奪う。〈コンサドーレ札幌〉攻撃では、ディフェンスラインとボランチ荒野、高嶺とのポジションチェンジしながらのビルドアップから、FWジェイ、Dオリヴェイラへのクサビのパスを使いつつ、中盤の金子と白井が両サイドのタッチライン近くに張ったうえ、両サイドのスペースを有効に使いながら、FWジェイとDオリヴェイラへのクロスを多用して攻めていく。3-3-2-2と4-4-2の可変システム。守備では、前線からマンツーマン気味にプレスをかけて、1対1でボールを奪取しに行く。リトリート対応時は5-3-2が基本。【試合の流れ】(前半)序盤、セレッソが思わぬ形で先制する。6分に、コンサドーレディフェンスのパスミスを奪ったボランチ藤田からのスルーパスを受けたFW奧埜がコンサドーレディフェンスラインの裏を抜けてGK菅野と1対1になり、冷静に左隅に決めて、セレッソが1-0と先制する。これに対して、コンサドーレは、ディフェンスからのビルドアップから、FWジェイとDオリヴェイラに対するハーフスペースへのクサビのパスを交えながら、両サイドを基点として反撃に出る。11分に、右スペースでの展開から、中盤の金子からの右クロスにジェイが頭で合わせるも左に外れてしまい、続く14分には、左サイドでのカウンターから、Dオリヴェイラが仕掛けてジェイのポストプレーを経由して中盤の高嶺からパスを受けた金子の左足のシュートはセレッソGKキム・ジンヒョンの正面を突く。その後は、コンサドーレの激しいマンツーマン気味のディフェンスからリズムをつかみ、コンサドーレのビルドアップに対して、セレッソが4-4-2のブロックで対応するシーンが続く。34分に、金子からの右クロスにまたもやジェイが頭で合わせるも、バーを超えてしまい、コンサドーレの攻勢が続くと思いきや、セレッソがチャンスをつかむ。 GKキム・ジンヒョンからの左サイドへのフィードボールにFW都倉がポストプレーで対応して頭で落としたボールに奧埜が反応してまたもや菅野と1対1になってシュートを放つも今度は左に外してしまい、決定機を逃してしまう。その後は、ピンチを脱したコンサドーレが再度、両サイドを基点として試合の流れを引き寄せ、39分に、ボランチ荒野からの浮き球のスルーパスをペナルティエリア付近で受けた中盤の田中のシュートをGKキム・ジンヒョンがセーブし、コンサドーレの決定機を阻み、前半は1-0とセレッソがリードして終了。(後半)序盤から、コンサドーレが前半の流れを利用して両サイドを基点としてチャンスを作る。49分に、ジェイのポストプレーからパスを受けたDオリヴェイラの左クロスに中盤の高嶺にわずかに合わず、続く52分にも左中盤の白井からの左クロスもGKキム・ジンヒョンにキャッチされてしまうが、すぐさまセレッソが一瞬の隙を逃さなかった。52分に、GKキム・ジンヒョンからのフィードボールにバイタルエリアでボールを受けた奧埜からスルーパスを受けた都倉がコンサドーレGK菅野と1対1になり、シュートを放つも右に外してしまうが、58分に、右サイドの展開から、右MF坂元がコンサドーレ白井と1対1になり、ペナルティエリアに入って反応した右SB松田のクロスに左MF清武のボレーシュートに反応した奧埜が頭で押し込んで、セレッソが2-0とリードを広げる。これに対して、コンサドーレは59分に、ルーカス・フェルナンデスを投入して、右中盤をルーカス・フェルナンデスに、金子が左中盤に回ってチャンスをうかがう。65分に、DF福森の左クロスにジェイが頭で合わせるもバー叩いてしまい、得点には至らず、72分に、72分に荒野から深井に、金子から宮澤への2枚交代を行って反撃を試みる。75分に、バイタルエリアでパスを受けたDオリヴェイラの右隅を狙ったミドルシュートはGKキム・ジンヒョンがセーブし、86分にも、右MF進藤のクロスにフォア側で福森が折り返したのをジェイがヘディングシュートを放つも、キム・ジンヒョンの正面を突いてしまう。コンサドーレは両サイドからクロスを多用するも、セレッソが4-4-2ブロックを基調として凌ぎ切り、セレッソが2ー0と勝利。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、瀬古、丸橋ボランチ 木本(82分 デサバト)、藤田MF 坂元(90分 藤尾)、清武(72分 片山)FW 奧埜(82 西川)、都倉(72分 鈴木)(守備時は4-4-2または4-4-1-1)(コンサドーレ札幌)3-3-2-2(右から)GK 菅野DF 田中、キム・ミンテ、福森MF 進藤、荒野(72分 深井)、高嶺2列目 金子(72分 宮澤)、白井(59分 ルーカス・フェルナンデス)FW ジェイ、Dオリヴェイラ(88分 早坂)(3-3-2-2と4-4-2の可変システム。守備時は5-3-2を基調)【勝負の分かれ目】 セレッソが序盤、コンサドーレのパスミスに乗じて先制でき、2点目を含めてサイドのスペースをうまく活用できたことと、ジェイ、Dオリヴェイラへのクサビのパスを入れられながらもブロック対応により粘り強くディフェンスできたこと。【まとめ】セレッソは、コンサドーレに両サイドを使われながら、決定機を許しつつ、キム・ジンヒョンを含むディフェンス陣が踏ん張ることができた。先制できたときの試合運びは安定している。コンサドーレは、マンツーマンディフェンスによりボール奪取でき、左右のスペースを有効活用しながら2トップの良さを引き出すことができたが、序盤に先制されたことが最後まで響いてしまった。鈴木武蔵のベルギー移籍後、いろいろと試行する中、決定力をどのように向上させていくかが大きな課題。今日のような戦い方は今後の糧となるか?
2020.09.09

2020年Jリーグ第14節 セレッソ大阪vs浦和レッズの試合をヤンマースタジアムで観戦。3ー0でセレッソ大阪の勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】47分 都倉(セレッソ大阪)73分 トーマス・デン オウンゴール(セレッソ大阪)93分 藤尾(セレッソ大阪)【警告】片山(セレッソ大阪)山中(浦和レッズ)【戦術】[セレッソ大阪]攻撃では、ディフェンスラインとボランチと連携した(時にボランチの藤田がディフェンスラインに入った3バック気味。)ビルドアップを基本に、右はMF坂元、左はSB片山を張らせて、また都倉のポストプレーサイドチェンジを多用しながら両サイドのスペースを有効活用して攻めていく。守備では、4-4-2のブロックを基調として前線からのプレスを交え、またリトリート対応しつつ、コンパクトな陣形を保って数的優位を保ってディフェンスする。[浦和レッズ]攻撃では、SB橋岡、山中の一方を上がり目に張らせて3枚のディフェンス陣を残したうえディフェンスラインとボランチの柴戸とエヴェルトンが連携したビルドアップを構築し、FW興梠、レオナルドへのポストプレーを交えつつ、両サイドとバイタルエリアをバランスよく利用しつつ、パス回しを中心にして崩していく。守備では、4-4-2のブロックを基調としつつ、前からのプレスを交えて、コンパクトな陣形を保って対応する。DFトーマス・デン、槙野と柴戸とエヴェルトンの両ボランチを中心にバイタルエリアで確実にボールを奪う。【試合の流れ】(前半)両チームとも、序盤はディフェンスからの慎重なビルドアップにより、試合を組み立てていく。まずシュートのチャンスをつかんだのはセレッソで、8分に、右サイドの展開にて右SB松田のクロスにペナルティエリア内で左MF清武かボレーで合わせたが、バーを大きく越してしまい、14分には、清武からのペナルティエリア付近での浮き球のスルーパスに反応したFW都倉がシュートを放つがレッズGK西川の正面をついてしまう。これに対して、レッズも、10分に、右サイドの展開から右MF長澤からの縦パスにレオナルドがペナルティエリア付近でポストになり、レオナルドからボールを受け長澤の左足のシュートがバー を大きく超えてしまい、続く12分には、左サイドからの展開から、左SB山中からパスを受けた左MF関根のクロスが味方に合わず、セレッソGKキム・ジンヒョンにキャッチされる。その後は、セレッソは、レッズの前からのプレスに対して、時折、ボランチ藤田がディフェンスラインに降りてビルドアップを構成して、サイドチェンジを交えながら両サイドを使ってチャンスをうかがうのに対して、レッズはボランチ柴戸、エヴェルトンとディフェンスラインが連携したビルドアップから、FW興梠、レオナルドへの縦パスによるポストプレーを使いつつ、また両サイドを使ってチャンスをうかがう。その後、セレッソは、34分に、左展開から清武のパスを受けたボランチ木本のミドルシュートがバーを超えてしまい、レッズも、45分に左展開から、左SB山中からの速いクロスにペナルティエリア内で飛び込んだレオナルドにわずかに合わず、両チームとも得点には至らずに、0-0にて前半終了。(後半)序盤からセレッソが試合のリズムをつかむ。まず46分に、ペナルティエリア付近でパスを受けた坂元の左足のシュートが大きくバーを超えてしまうが、その勢いに乗じてチャンスをモノにする。48分に、左サイドにいた清武からの右スペースへのサイドチェンジのパスを受けた坂元がレッズ左SB山中のプレス前に上げた右クロスにフォワ側で反応したFW都倉がレッズ右SB橋岡に競り勝って合わせたヘディングシュートが右隅に決まってセレッソが1-0と先制する。これに対して、レッズは、反撃すべく、ディフェンスから前線への縦パスを多用してチャンスをうかがい、57分に、カウンターから右SB橋岡のクロスに合わせたレオナルドのシュートがセレッソディフェンス陣に阻まれ、そのこぼれ球に反応した橋岡のシュートがバーを超えてしまう。さらに、レッズは62分に、関根からFW杉本に、興梠から左MF武藤に2枚を替えてさらなる反撃を試みる。その後、レッズはレオナルド、杉本へのクロスや縦パスを多用しながらバイタルエリアでのコンビネーションによりセレッソディフェンスを崩しにかかるが、セレッソの最終ラインとボランチの連携したディフェンスにより決定機を許さず、逆に追加点のチャンスをモノにする。73分に、左サイドで片山?からサイドチェンジのパスを受けた坂元が山中と1対1になってドリブルで山中を振り切ってペナルティエリアに進出しながらニア側に出したグラウンダーのクロスがレッズDFトーマス・デンに当たってゴールに吸い込まれ、セレッソが2ー0と突き放す。その後、レッズは両サイドを基点に、杉本、レオナルドへのクロスを多用してチャンスをうかがい、79分に、右MFにチェンジしていた武藤のクロスに杉本が頭で後らにすらすが、味方に合わず、得点できない。レッズがさらに前がかりとなった93分に、セレッソはGKキム・ジンヒョンからのフィードに、ペナルティエリア外に飛び出したレッズGK西川らと途中交代で入ったFW藤尾が混戦の中、ボール奪取した藤尾がそのまま無人のゴールに流し込み、セレッソが3-0とさらに突き放して終了。【システム】(セレッソ大阪)4-4-2(右から)GK キム・ジンヒョンDF 松田、ヨニッチ、瀬古、片山ボランチ 藤田、木本(82 西川)MF 坂元(85分 藤尾)、清武(82 丸橋)FW 柿谷(45分 奧埜)、都倉(61分 鈴木)(守備時も4-4-2)(浦和レッズ)4-4-2(右から)GK 西川DF 橋岡(79分 岩武)、トーマス・デン、槙野、山中ボランチ 柴戸、エヴェルトン(79分 青木)MF 長澤(73分 汰木)、関根(62分 杉本)FW 興梠(62 武藤)、レオナルド(守備時も4-4-2)【勝負の分かれ目】セレッソがサイドチェンジによる両サイドのスペースを有効活用して、セレッソらしい形でレッズディフェンスを崩すことができたこと。また、レッズのハーフスペースやバイタルエリアへの縦パスに対して、我慢強く対応したこと。【まとめ】セレッソは、後半、サイドチェンジにより両サイドのスペースをうまく使ってレッズのブロックディフェンスを崩し、それに乗じて、坂元、清武、片山らがレッズの急所となるスペースを突くことができた。また、藤田、木本、ヨニッチ、瀬古らが連携してレオナルド、興梠、杉本を抑えることができたのが勝因。レイソル戦の大敗を払拭できる勝利。レッズは、レオナルド、興梠がポジションチェンジして縦パスによりチャンスを試みたがセレッソの強固なディフェンスの前に決定機を作ることはできなかった。1、2点目とも、左サイドで山中が坂元による有効なクロスや突破を許してしまったことがそのまま結果につながってしまい、連勝が止まってしまった。ディフェンス力が実力として出た試合。
2020.09.05

2020年ルヴァン杯準々決勝 セレッソ大阪vs柏レイソルの試合をヤンマースタジアムで観戦。3-0で柏レイソルの勝利。以下、レポートいたします。(長文で失礼します。)【得点】39分 呉屋(柏レイソル)83分 江坂(柏レイソル)89分 江坂(柏レイソル)【警告】鎌田(柏レイソル)柿谷(セレッソ大阪)【戦術】[セレッソ大阪]攻撃では、ディフェンスラインとアンカー木本が連携してビルドアップを図り、両SBを高めに張らせながら、3トップとMF前川、奧埜がポジションチェンジしつつ、バイタルエリアへの縦パスと両サイドのスペースを利用してせめていく。4-1-2-3システムと木本、奧埜をボランチとした4-2-3-1システムの併用(可変システム)守備では、前川を含む3トップがプレスをかけ、4-4-2システムを基調としたリトリート対応しつつ、コンパクトな陣形を保ってディフェンスする。[柏レイソル]攻撃では、ディフェンスラインとボランチのヒシャルジソン、三原とのビルドアップから両ウイングバックの高橋、三丸が両サイドを利用しつつ、2シャドーの戸嶋、江坂と1トップの呉屋のコンビネーションを中心に攻めていく。守備では、呉屋と江坂が2トップを形成し、ボランチ2名と戸嶋の3名が中盤を構成する5-3-2システムを基調として、前線からプレスをかけ、またリトリート対応しながら、バイタルエリアでボールを確実に奪う。【試合の流れ】(前半)セレッソはいつもの4-4-2システムとは異なる3トップのシステムにて試合に入る。序盤からレイソルがディフェンスとボランチとのビルドアップを基点に、両サイドのスペースを有効に利用して試合を優位に進めていく。まず1分に、レイソルがディフェンスラインからのロングパスに反応したFW呉屋が裏のスペースに抜け出してヨニッチと1対1になって放った左足のシュートがバーを直撃し、さらに7分には、右ウイングバック高橋のクロスを基点にボランチのヒシャルジソンからパスを受けた戸嶋のシュートが惜しくもバーを超えてしまう。続く、12分、レイソルはカウンターから中央エリアでヒシャルジソンがボール奪取してパスを受けた江坂からのスルーパスに右サイドから走り込んで反応した高橋のシュートがGKキム・ジンヒョンの正面を突くが、ボール奪取からの速い攻めが有効となる。これに対して、セレッソは、レイソルのタイトなディフェンスにより効果的なビルドアップができず、また3トップを狙った縦パスもレイソルディフェンスに阻まれてしまう。これにより、セレッソは、リズムを変えるべく、3トップと前川、奧埜が頻繁にポジションチェンジをしてレイソルのタイトなディフェンスから逃れてスペースを作る動きを試みる。セレッソは、35分に、バイタルエリアでの混戦からの奧埜のミドルシュートがバーを超え、続く37分には、同じ混戦から前川のシュートがGK中村の正面を突いてしまう。これでセレッソが試合の流れをつかむと思いきや、すぐさまレイソルが効果的カウンターによりチャンスをモノにする。39分に、カウンターから江坂がセレッソのプレスをかわしてドリブルでバイタルエリアまで進出し、江坂からスルーパスを受けた呉屋が左足でゴール右隅に流し込み、レイソルが1-0と先制する。さらに、45分には、中央でのヒシャルジソンの展開から左ウイングバック三丸の左クロスに呉屋が頭で合わせるもGKキム・ジンヒョンにキャッチされるが、前半はレイソルが試合を優位に進めて、1-0レイソルリードで終了する。(後半)セレッソは反撃すべく、木本と奧埜のダブルボランチにして、柿谷、西川、前川の3シャドー を並べる4-2-3-1システムに変更して後半に臨む。まず、チャンスをつかんだのはレイソルで、47分に、高橋からの右クロスに呉屋が頭で合わせるも、バーを超えてしまう。これに対して、セレッソは試合の流れを変えるべく、55分に、ボランチ木本から藤田に、FWメンデスを鈴木に、右シャドーを前川から坂元に替えてリズムを変えようとする。セレッソは藤田、奧埜の組み立てから両サイドを活用してチャンスをうかがう。59分に、坂元へのファールで得た丸橋の右FKがGK中村にセーブされ、続く62分にも、右ペナルティエリアからの坂元のクロスにFW鈴木がニアサイドで合わせるも、ゴール右に外れてしまう。その後、セレッソが両サイドを基点にしてチャンスをうかがい、レイソルが5-3-2システムのブロックによりディフェンスする場面が続く。71分に、バイタルエリアから西川が放ったミドルシュートはバーを超えてしまうが、75分に、レイソルディフェンスラインの裏を抜けてスルーパスを受けた柿谷がGK中村と1対1になり、シュートを放つもGK中村の好セーブに遭い、続く78分にも中村がセレッソのシュートをブロックして好セーブを連発する。その後もセレッソが攻勢に乗じて両サイドを基点に前がかりに仕掛けていくが、レイソルのディフェンスに跳ね返されてしまい、逆にレイソルの鋭いカウンターが連続して炸裂する。まず38分に、江坂のドリブルを基点にして、ペナルティエリア左にいた仲間(65分に戸嶋から交代)からボールを受けた江坂のシュートがセレッソディフェンスに当たりながら右隅に吸い込まれて、レイソルが2-0と突き放し、さらに89分には、自陣から仲間がドリブルで仕掛けて、右スペースに走り込んでいた江坂にスルーパスを出し、このボールを江坂がゴール左隅に確実に決めて、レイソルが3-0とさらに突き放して終了。【システム】(セレッソ大阪)4-1-2-3(右から)GK キム・ジンヒョンDF 片山、ヨニッチ、庄司、丸橋アンカー 木本(55分 藤田)MF 前川(55分 坂元)、奧埜FW 西川(75分 清武)、Bメンデス(55分 鈴木)、柿谷(守備時は4-2-3-1または4-4-2)(柏レイソル)3-4-2-1(右から)GK 中村DF 北爪、鎌田、古賀MF 高橋、ヒシャルジソン(67分 小林)、三原(72分 大谷)、三丸2シャドー 江坂、戸嶋(65分 仲間)FW 呉屋(72分 細谷)(守備時は5-3-2)【勝負の分かれ目】レイソルが守備時の5-3-2システムをフルに活かして、サイドではウイングバックと中盤が連携して、バイタルエリアでは前線と中盤が連携したタイトなディフェンスと、タイトルなディフェンスを活かした、江坂、呉屋らを中心とする鋭いカウンターを行ったこと。システムのメリットと先制点を活かしたネルシーニョの巧みな戦術とGK中村の好セーブ連発。【まとめ】レイソルは、セレッソのバイタルエリアやハーフスペースでのタイトなディフェンスにより鋭いカウンターを発揮するとともに、後半、セレッソが攻め疲れたチャンスを逃さずに、確実にチャンスをモノにした。ネルシーニョの戦術的勝利。2ゴール1アシストの江坂は文句なく今日のマンオブザマッチ。セレッソは、いつもとは異なるシステムで臨み、前半はポジションチェンジを積極的に試み、また後半は両サイドからの攻めを試みたが、レイソルのタイトなディフェンスによりボール奪取され、またサイドチェンジを封じられて自らのゲームプランを実行できなかった。今日は完敗。 の
2020.09.02
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