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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200510.htmlその後も慌ただしく時間が過ぎていき、夕飯の時間になりました。3度のご飯は必ず食べに行かなければなりません。体力維持のためであることは勿論のこと、国民の税金を使って供されるものを残飯にするわけにはいきません(ただしアレルギーや人それぞれに適量もありますから、残しても構いません。けれど体力を使うのでむしろたくさん食べる人が多い)。勿論お腹が空いているので行きたいのは山々ですが、それ以外にやらなければいけないタイムリミットがあって、できれば行かずにそれらを処理していきたいのが本音です。しかも我々の「8号舎」は食堂まで最も距離があります。もっと言えば44中隊は3階だったので、全中隊の中で最も遠いのです(女子は4階だったのでもっと遠いのですが)。距離があるというのはどういうことかというと、まず単純に時間がかかります。また同時にそれだけ上級生とすれ違う回数が増える=敬礼が増える=何らかのミスがあった場合「シバかれる」回数が高くなる=時間が更にかかる、ということです。しかも移動する時は必然的に走りますが、敬礼する時に走りながら敬礼はできないので、敬礼の瞬間は歩いて、また数歩走って→また敬礼・・・というループになります。短距離ダッシュで一旦止まり、また短距離ダッシュで止まり・・・を繰り返すのはキツいです。ですから、ぶっちゃけて言えば食事を抜いたことは幾度となくあります。ただ私は純粋にお腹が空いたら何も出来なくなる人間だったので、中隊の中ではまだ食事に行った方ではあります。早食いには自信がありましたが、今でもそのクセが残っているのはあまり良いことではありません。なお、食事に関しては個人的には特段美味い、不味いは無かったです。元々そんなに肥えた舌は持っていないので、基本的には何でも美味しくいただけます。純粋に好きなメニューや、その時無茶苦茶お腹が減っていたら美味しいですし、夕食後に「呼び出し」があってシバかれるスケジュールになっていたら喉を通らずに不味く感じる、という具合です。ただ当時一番人気のメニューは「吉野家の牛丼」だったのは確かです(業務用の具で供されるもの。遅く行ったら具が無いこともありました)。あとは定番のカレーですね。(つづく)
2020年05月31日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━本日は5月の成績発表です。5月は世界的に株価が戻り歩調となり、特にマザーズの強さが目立ち、マザーズ指数は18年12月以来の1000ポイントに接近。日経平均も下旬から上昇力が加速する形。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。【買い銘柄】日本ドライケミカル(1909)1364円→1600円(17営業日保有 上昇率17.3%)決算を受けて急騰も、高値で出来高を伴う大陰線となりちょっと嫌な流れ。まあ今期の見通しが出ていませんから、必ずしも評価し辛い面はありますね。それでも長期チャートで見ると1200円水準からの上放れトレンド発生は明らかな感じですから、気長に時を待ちます。カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)107800円→115100円(17営業日保有 上昇率6.8%)インフラファンドもボチボチ上がった月ではありました。REITはオフィスやホテル系などが買い辛くなる中で、益々インフラファンドの存在感が浮き彫りになってきそうです。同投資法人に関しては6月が分配金発生月ですから、権利取りの動きがここから出て来やすいだろうとは思います。MTG(7806)582円→812円(17営業日保有 上昇率39.5%)今月はマザーズ指数よりも強い上昇率となりました。結果、上場来初めて25日線と75日線のゴールデンクロスを示現し、約1年ぶりの月足陽線に。ただここ2ヶ月間の値動きで比べると、まだまだマザーズ指数よりも出遅れ感があります。少しくらい販売実績で明るさが出てくるようなら、需給改善から株価も化ける可能性があるのですが。フマキラー(4998)1312円→1717円(17営業日保有 上昇率30.9%)ここ最近出来高が急増した上値追いになっており、昨年からの上値抵抗線1500円を明確に突破。しかも月足で見るとまだ初動な印象はあります。今夏は換気が必要ですから窓は開けないといけませんし、除菌グッズも売れるでしょうから、いよいよ同社の出番が強まる時期。人類の防衛関連株と考えると、もっと暴力的な上げになる可能性は十分あります。クレステック(7812)893円→1100円(17営業日保有 上昇率23.2%)未だ決算が出ていないのが残念ですが(6/19予定)、マニュアル作成を請け負う同業のCMC(2185)やグレイステクノロジー(6541)の決算は良好。となれば同社にも自然と期待感が湧いてくるのも道理です。足元のコロナでサプライチェーンの打撃を受けた企業が、製造現場の移管やテレワークを推進してくるならば、需要が出てくる分野だろうと思います。日本リビング保証(7320)1111円→1325円(17営業日保有 上昇率19.3%)決算を受けて買われましたが、その後はもみ合いが続いています。そもそも同社の決算は変則的なので(売上を年度で案分しているので)、決算が極端に良くも悪くもならないですから、コロナの影響は少なくとも今すぐには出てきません。その辺りを理解していない人の買いが強く出がちではあるのですが、まあ資金逃避先になれる強みは確かにあるでしょう。日本KFCHD(9873)2625円→2656円(17営業日保有 上昇率1.2%)決算、月次共に絶好調の優等生ですが、それ故今の相場に乗れずに何とか月間マイナスを免れた程度に。ただ、今後も絶好調な月次は続くでしょうから、こういう場面こそ拾っておいて間違い無いでしょう。モスフードサービス(8153)並の時価総額1000億円は十分あり得ると考えると、株価は今の倍になっても不思議ではありません。サニックス(4651)296円→309円(17営業日保有 上昇率4.4%)好決算で急騰も長続きせず。こちらも日本KFCHD同様、優秀過ぎて今の地合に合っていないだけという感じです。将来的にも業績の上積みが十分見込めますし、やはり押し目は拾っておいて間違いない銘柄だとは思います。ホクト(1379)1944円→2007円(17営業日保有 上昇率4.0%)本当に地味ながら2000円回復。この2000円水準は歴史的に見て同社の強力な抵抗線なのですが、今回キノコが免疫力を高めるなどの話題性が出てくると、一気に上値ブレイク→大相場とできるポテンシャルがあると思っています。引き続き強気で。以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると0.85(%/営業日)という結果が出ました。計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。ちなみにその間日経平均 5/1終値 19619円→21877円(17営業日 上昇率11.5%) 0.64(%/営業日) TOPIX 5/1終値 1431 →1563 (17営業日 上昇率9.3%) 0.52(%/営業日)今月もベンチマークに勝利!ここまで虐げられた銘柄が上がる月だったので、我がポートフォリオにも追い風の月でありました。そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。KA指数960.8ポイント1000ポイントくらいは軽く突破できるよう、6月も頑張ります。そして残り少ないですが、今月の投資判断は一段階引き下げて「中立」とします。詳細はまた後日書きますが、一旦それぞれ達成感が出ましたから、月替わりから少なくとも月央くらいまで日経平均は「上がらない」と思います。一方、雰囲気は良いです。経済指標にマシなものが出て来やすい流れ、また数多く存在するコロナ治療薬、ワクチンの開発進捗報道に一々前向きに「反応してくれる」状況ですし、中国株が始まって人民元基準値が元安設定になっても、特に嫌がられる節もありません。WTI原油に関しては以前マイナス価格示現後「元々20ドル~40ドルの範囲で動くと思っていたが、原油保管コストが5ドル程度と認められたことで、15ドル~35ドル程度のレンジになるのでは」としましたが、35ドル水準が重くなっています。35ドル水準でもサウジなどがやっていけない価格設定ではあるのですが、サウジは消費税的なものの3倍引き上げが決まりましたし、まあ何とかやりくりしていくのでしょう。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年05月30日
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2020年05月28日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200510.html私の対番Bさんは非常に優しい人だったので「気にするな、次に失敗しなければそれで良い」と笑顔で許してくれました。その時期、2学年はカッター訓練があり、体力的にもかなりしんどい時期でもあります。その中で1学年と一緒にシバかれるのですから、かなり辛い時期。こういう逆境時に余裕が出せるかどうかで、その人の器量が測れるというものです。なお、この「シバかれ」るというのは、少なくとも我々の期辺りから幸いにして暴力は禁止でした。まあ禁止といっても現実的には蹴られたり、肩の辺りを殴られたりくらいはします。ただ顔面に鉄拳制裁ということはありませんでした。基本的には思い切り顔を寄せられ大声で怒鳴られるのがパターンです。パワハラの究極的なものですね。(※わかりませんが今は時流的にもう少しマイルドでしょう)「なんだ、別に口で言われるだけなら気にしなければ良いじゃないか」という鋼の神経(あるいは鈍感力)を持った人は確かに良いかも知れません。実際そういう強者も居ます。ただそれ以外のペナルティー(今回のような呼び出し)も科せられ、時間を大きく奪われることになるのがまず痛いです。そして自衛隊の集団生活の基本は「連帯責任」がつきまといます。あまりにも自分が「出来ていない」と、対番だけではなく間接的に同期にも迷惑をかけ、結果として自分の立場が苦しくなります。これが私は本当に辛かったです。もう一つ「腕立て」などの肉体的な指導はあります。ただしコレに関しては上級生も一緒にやらないといけない決まりがあります。つまり上級生は下級生に腕立てをさせる際には、必ず自分も傍で同じ数だけやらないといけません。そういう意味ではすごく公平ですし、上級生は大変です。「シバいた」人数分だけ自分の負担が増えるわけですから。一応上級生はこれまでの経験上、やはり体力があるので一学年よりは全然簡単に腕立てをします。当たり前ですが、自分で「腕立て」を仕掛けてきて、自分がへばるわけにもいきません。目の前ですからズルもできません。そういう意味では「腕立て」の指導を上級生がチョイスする絶対数は少なくなるのですが・・・。なお、その後私が上級生になった立場から言えば、指導する側もしんどいんですよね。手本でもありつづけないといけませんし、怒るのもエネルギー要りますから。正直、私は上級生になった時にはほとんどやりませんでしたが、それは下級生に対して無関心なだけで、本当は良くありません。実際、筋が通っていて怖い上級生の方が、下級生からの人望も厚いです。(つづく)
2020年05月26日
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2020年05月25日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200510.html上級生の部屋に入るときには「入室要領」というマナー的なものを守らないといけません。まず「着こなし」を完璧にして靴をドアの脇にキレイに脱いで並べておきます。ドアをノックし、中から返事があれば「入ります!」と大きな声で言いながらドアを開け、入室すると同時に身体を半回転して静かにドアを閉め、両脇をビシッと締めた状態で回れ右をし、一旦正面に正対します。そして要件のある人物の方向を向いて一礼。自己の所属などを明らかにします。「441小隊○○(名前)学生は、△△さんに要件があり参りました!」と言います。そこで△△さんが「なんだ?」とか「おう」と返事すると、△△さんのところまで近寄り、また一礼して要件を言います。なお今回、その一連の件を対番のBさんがやってくれるので(二人以上の場合は代表者が行う)、私はそれに合わせて付いていくだけでした。鬼の形相をした3年生の前に二人で対峙します。3学年「お前、こいつ(私)が何をやったか聞いてきたか?」Bさん「はい!靴磨きをしながら敬礼をしたと聞きました!」3学年「お前はそうしろと教えたんか?」Bさん「いいえ!」3学年「できてないじゃないか!教えてもできてなかったら教えていないのと一緒なんだ!しっりか指導しろ!!」Bさん「はい!!」私は隣でただひたすら申し訳ない気持ちでいっぱいで聞いています。これが防衛大学校の一番「きつい」ところ。すなわち、自分の失敗で自分が怒られるだけではなく、連帯責任で誰かも一緒に怒られるシステムです。特に1学年の最初の一ヶ月間は何かと対番がセットで怒られます。やがて解放され、私の初めての「シバき」は終了。喉は渇き、胃液で胃の辺りがずしりと重く、そして痛くなりました。今後も幾度となく味わう感じです(つづく)
2020年05月24日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜反落。前日のNYは米中間の対立激化を嫌気して反落。それらを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行したものの、10時以降はマイナス圏推移。まず臨時の日銀金融政策決定会合において事前に報じられていた通り中小企業支援策が決定し、それ以上でもそれ以下でも無かったことから出尽くし感が拡がりました。また開幕した中国全人代で今年のGDP目標が見送りになったことや、香港に「国家安全法」を導入する議案が提出されたことなどで、香港株が6%近い急落に。それに引っ張られる形で売りが広がりました。後場も一段安となりましたが、特段極端に売られるわけでもなく。75日線を意識して底堅さもありました。売買高は12億株台、売買代金は2兆円割れと低調。投資判断は「やや買い」。金曜のNYは引き続き米中間の険悪化が気にされたものの、連休を控え動き辛く高安まちまち。時間外で一時10%以上下落し30ドル台まで下がったWTI原油も34ドル回復まで戻しました。VIX指数は28.2ポイントまで低下。長期金利は0.66%で安定的。それらを受けた日経平均先物は20590円となっており、週明けの日本株は堅調なスタートが見込まれています。先週はアメリカでワクチン開発期待感の高まる報道が相次ぎました。ただもし本当にワクチンが開発されれば、それはその国にとって強力な武器になりますからドル高に繋がるはずですが、そういった反応はありません。株式市場は内心は「ワクチンの実用化はまだまだ先の話で不確実性が高い」と思っておきながらも、それを材料に買い上げる動きがアルゴリズム取引などを背景に出ているだけという感じもありますから、腰の入った上げではありません。もっとちゃんとした材料(巨額景気対策とか)が欲しいところです。一方、トランプ大統領は未承認の薬を服用していると明かしており、心臓に深刻な副作用を起こすリスクがあるということで、突然トランプ大統領が倒れた・・・なんてことになると洒落になりませんから、世界がトランプ大統領の健康を望んでいるのかも知れません。ヒヤヒヤですね。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59273650Z10C20A5000000/ 先週はまたFacebookやAmazonの最高値更新というところも話題になりました。日本もキーエンス(6861)が過去最高値を更新するなど、もうコロナは終わって株無敵モードに入った感じになっています。それでもまだ弱気派の方が多いのがまだ救い。黒川検事の辞任に関しては、(嵌められたのかどうか真相はわかりませんけれど)非常識なアホだなぁと思うと同時に、また内閣支持率の低下に繋がりそうです。ただ株価は多少円高に振れても、また内閣支持率が下がっても嫌気しない無敵モードになっています。雑感としては決算がだいぶ出揃ってきましたけれど、今回の本決算シーズンは、今の情勢上決算説明会が電話会議形式やWEBで行われており、富山に居ながら参加できるという利点が私にとってはあります。なので毎日一社ずつくらいめぼしいところをピックアップして参加しているのですが、(まあコロナの打撃が小さそうなところを選んでいるというのもありますけれど)結構経営者は「むしろチャンス」的なニュアンスが強いんですよね。特に現預金を多く保有しているような財務体質の良いところは「M&Aの絶好のチャンスだ」と意気込んでいる様子。勿論、経営者がここで弱気姿勢を見せるわけにいはいかないので「空元気かも」というひねくれた見方も出来ますが、やはりよく言われるように、確かに日本の大手企業はキャッシュポジションが高く、世間が感じる程今回のコロナが絶望的だという感じではないように思います。これは私も前々から書いていましたが、中小が弱ることで上場企業はむしろ残存者メリットが大きくなる可能性があります。この前何かのメディアで岡崎良介氏が話していて一つ「なるほど」と思ったのは「リーマンショックと今回のコロナショックは違う」という話。何が違うかというと、リーマンショックは「大企業」が襲われた金融ショックだったのに対して、コロナショックは外食や小売といった「中小」がより打撃を受ける生活面でのショックだ、ということ。それぞれ大小問わずに悪影響には違い無いのですが、その直接的な影響度合いが前者と後者で異なるということです。確かに報道などを見ていて、苦しんでいるのは明らかに「中小」ですね。大企業からの悲鳴は勿論決算や月次動向などを見てわかりますが、より深刻なのは息の根を止められる中小の方。判断の遅い政治や、対応の遅い給付金などで、もう本当に命運を断たれてしまう中小が日に日に増えている感じです。そもそも報道はよりインパクトの大きいところを選んで「視聴者の求める、納得したがる」報道に偏向しますから。非常にまっすぐに捉えれば、株式市場はこの大企業と中小との「温度差」を見抜いて、株価の復調に繋がっていると言えそうです。直近の投資主体別売買動向では外国人投資家が現物を1,296億円売り越し。先物も2,599億円売り越しということで、先週は週間では日経平均はプラス、TOPIXはマイナスという概ね横ばいの週でしたが、外国人の売り越し基調が止んでいません。それに対して個人が1,882億円の買い越し。事業法人の買い越しと合わせて買い支えている形です。これでもし本当に外国人投資家が買い越しに転じてこようものなら、株価は一気に上伸する可能性があります。新興市場も「やや買い」。金曜は高安マチマチ。マザーズは遂に反落でしたが、たった1ポイントにも満たない反落でしたから、その強さは推して知るべしという感じです。1000ポイントを目指す流れと言えそうです。特に相場の牽引役とも言えるアンジェス(4563)が5/8の大陰線からアメリカのワクチン開発報道を受けても尚徐々に復活の流れになっているのが、今の強さを象徴しています。【ポートフォリオ銘柄】MTG(7806)は続伸。全く良いところの無い会社ですが、今回の決算を受けて翌日に売り出尽くし→更に売ってくる人が居なくなったという点は前向きに考えても良いかも知れません。上場してから初めて安値から1.5倍化を実現し、その後も戻り高値水準を維持しています。PBR1倍割れで今のところ財務懸念が無い点や、優待継続を表明したことが安心感に繋がっているようです。日本リビング保証(7320)も続伸。月曜の後場場中に決算を発表し急騰となりましたが、翌日は冷静に売り直され、そこから戻ってきている流れです。元々同社の決算は安定的で決算数字で買われる理由は無いはずですが、単純によくわかっていない人がアルゴに追随で買っているだけではあります。ただコロナ影響を受け辛い着実な積み上げができる会社であるのは間違い無いので、その点は確かに強みです。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年05月23日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200510.html「おい!お前、そうやって対番から習ったんか!!」と3学年に詰め寄られた時に、私は「一体何がまずかったんだろう?」とちょっと混乱したまま「いいえ!!」と答えました。下級生の返答は原則「はい」か「いいえ」しか出来ません。それ以外の「言い訳」「口答え」は一切認められないのです。私の何がまずかったのか。それは「靴を磨きながら10度の敬礼を行った」ことがNGでした。敬礼する時は全ての動作を停止し、(物は持っていても良いのですが)腕をまっすぐに降ろして脇を締め、敬礼をしないといけません。敬礼が終わっても、このように話しかけられた場合は、やはり正対しながら脇を締め、相手の目を見ながら元気よく応対しなければなりません。「靴磨きしながら敬礼しろと教わったんか!!」「いいえ!!」「対番誰だ!?」「Bさんです!!」「Bを呼んで、オレの部屋に来い!!」あの歓迎会で終始笑顔だった3学年の豹変。人間不信になるには十分過ぎるカルチャーショックでした。私は血の気の引いた感じで対番のBさんの部屋をノックし、Bさんに一部始終を話します。Bさんは「わかった」と緊張した面持ちで私と一緒に3学年の部屋へ「呼び出し」に応じてくれました。対番なら皆、当然心の準備は出来ている一日でもありました。(つづく)
2020年05月22日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━本日の日経平均は反落。昨日のNYは経済活動再開に対する期待感から3指数揃って買われる展開に。特にAmazonやFacebookが史上最高値を更新し、GAFAが特に強い動き。長期金利は約30年ぶりとなる20年債の入札が好調だったことで低下し0.68%に。VIX指数は28ポイント割れ。半導体指数のSOX指数は3.7%の上昇。それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただ20700円を超えて戻り高値をまた更新すると、間も無く買いが一巡してほぼ寄り天の形。その後は断続的に売られました。トランプ大統領が中国に対して「大統領選を妨害している」などと非難ツィートを出したことで、警戒感が強まったこともあり、ダウ先物に引っ張られる形でマイナス圏に。後場は一段安から再度プラスに切り返す場面もあったものの、方向感が無く。引けにかけて再度売られマイナス圏で終えました。TOPIXもマイナスでしたが、何とか75日線より上の水準を終日キープ。売買高は11億株台、売買代金は1.9兆円台と低調。投資判断は「やや買い」。最近アメリカではワクチンの開発進捗が好感される動きが続いています。ワクチンという治療薬以上のカードは、確かにレムデシビル以上のインパクトがあるでしょう。ただワクチンの完成期待は勿論買い材料ですが、それが一巡した後に経済対策が無くなることに対する警戒感も出かねません。そもそもワクチンも完成はまだまだ先。WHOの中国との覇権争いの中で出てきた材料のタイミングを考えると政治的なバイアスも考えられ、全面的に信用できるのかどうかも念頭に置いておく必要はあるでしょう(勿論完成してくれることを全面的に願っていますけれど)。一方、(中国が有用と認めた)アビガンの「有効性示せず」も意趣返し的な意味合いがありそうですが。なお明日はその中国で全人代の開幕となります。全人代前に何としてでもアメリカからのプレッシャーははね除けたかったのでしょうね。決算はアリババ。あと、翌月曜はアメリカ市場がメモリアルデーで休場になるので連休前という位置付けになります。需給的には日銀ETF買いくらいしか買い材料が無いのですが、先週金曜は前引けのTOPIXが△0.32%にも関わらず買いが入りました。一日の買い付け金額自体は減ってしまったものの、この変則性は個人的にはアリだと思います。売り方が売り辛くなりますから。もっとも下がったら買う日銀より、本質的にはいつ外国人が買い転換してくるかが株価上昇のポイントになるのですが、これがなかなか読めません。ただ散々売り越し売り越しで来ていますから、もうさすがに売り玉も減ってきただろうとは思います。またオプションの建玉を観ると、2万円~22000円までの建玉に厚みがあるので、基本的には来月のメジャーSQまで下値は下がっても19500円くらいまで、上値は22000円まで余地があるというイメージです。材料は米中間の対立の帰趨ですが、繰り返しの楽観論ですけど、中国から景気刺激策が出てくると勝手に思っています。なんだかんだで4月の中国自動車販売やスマホ販売は反動で前年比増ということですし、ここで米中対立激化や感染第二波で勢いを落とすわけにはいきません。全人代で富国策を打ち出す必要があると思います。こういった更なる景気刺激策に加え、日本の金利が上昇→裁定売り残の買い戻しという動きが出てくるようなら、思わぬ急騰という流れも出来るとは思います。個人的に株価の方向性は長期的には上向きだとは思っているものの、このきっかけがどのタイミングで出来るか。しけった薪(上述したような需給要因)はいっぱい抱えているけれど、それらにどうやって火が着くかというところが今の段階では読み辛いところです。全般的にしっかりしているのは、アメリカ株の安定もありますし、またチャート的に75日線の下落がマイルドになってきたので(1月の高値水準が75日線算出から外れてきたので)TOPIXも75日線を上回ってきたように、少しずつ節目を上抜けられているからでしょう。そして一目均衡表の雲や75日線といった抵抗線を明確に上回り、3/9の急落時に空けた窓を埋めに行く動き。特にTOPIXの方は3/6に空けた窓も大きく、1508ポイントまでまだ気が済まないような感じです。昨日発表の先週末時点の裁定残高では、売り残が2.5兆円に対して買い残が0.5兆円の差し引き遂に2兆円の売り越しに。これだけ需給が良いのであれば、一度こういう感じで上昇癖がついたら上がりやすいのも道理です。一つ個人的に「やっぱりね」と思ったのは、SONY(6758)によるSONYFH(8729)のTOB。これは昨年9月に有料メルマガでSONYFHを取り上げたところまで遡ってしまいますから、それが当たったとか外れたとか言うつもりは無いのですが、当時のメルマガでも「オリンパス(7733)売却代金でTOBしてくるのでは」としたのが8ヶ月越しで実ったというところです。ちなみにそのメルマガでも書いたのが、同じようにリクルートHD(6098)の売出で巨額の現金を手にした凸版印刷(7911)によるトッパン・フォームズ(7862)のTOB。それを狙ってブログでも最近までずっと取り上げていたのですが。実際昨日から動意付いてきました。凸版印刷の本決算は丁度一ヶ月後の6/19を予定していますけれど、その辺りで動きがあるでしょうか。新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に堅調。マザーズはひたすら強いですね。一度もマイナスに転じる事なく、ほぼ高値引けでした。ここまでくると1000ポイントを目指すのでしょうか。個人的には900ポイントに達したことや、レナウン(3606)という短期資金の受け皿が出来たことで、マザーズから一旦資金が逃げていくと思ったのですが。【ポートフォリオ銘柄】フマキラー(4998)は一時大幅高も引けにかけて値を消す展開に。朝方から決算に期待感が強まって買われ、一時18年8月以来の高値水準にまで上昇しました。ところが13時に出てきた決算で今期見通しが出ないとなると、一転注意気配が出てくる程の売りに。明らかなアルゴリズム取引で買い上げられ→売られる展開になりました。そういう意味では見た目程は上値でシコリ玉が溜まっていないとも思う反面、チャートを見る人にとってはド天井な形状ですから、一旦は下に向きやすい流れになると思います。ただ今夏は換気で窓開けないといけないでしょうから蚊が入ってきやすいでしょう。更にこの前ホームセンターに行ったら巣ごもりの趣味として園芸用品売り切れ続出でした。除菌グッズもあり、今期同社の需要機会は間違い無く増えるでしょう。ホクト(1379)は反落。先週末の決算や月次を受けて2000円を突破する流れになってきていますが、なかなかすんなり上抜けられません。ただチャート的には200日線までの各移動平均線が上向きになっている順のトレンドですし、世界的に食料品価格が上がっている中では着実に収益力が高い業態だと思います。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年05月21日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200510.html廊下で上級生をある程度の距離で視認した場合は、自衛隊の基本「敬礼」をする必要があります。敬礼をスルーする「欠礼」は最大の非礼であり、「シバき」(指導。関西弁の「しばくぞ」から。)を受けて当然の行為です。部屋の外では、一年生はさながらサバンナに住む草食動物のように、360度に警戒信号を発しながら行動しないといけません。人が接近してきた時、まず目線は胸の位置の名札です。名札には学年毎に色が付いていて、危険度は信号の色と同じです。すなわち2学年は緑、3学年は黄、4学年は赤。ちなみに1学年は白です。つまり名札に色が着いている人にはとにかく敬礼をしないといけないわけです。私は入校前に視力回復の針治療を受けたくらいに弱視だったので、当時メガネはとにかく必須でした。敬礼したら相手も一学年だった、曲がり角でバッタリ出くわし反射的に思わず一学年同士で敬礼しあった・・・というのも、最初の頃は「あるある」です。敬礼はいわゆる右手を帽子のツバにかけて曲げて行う「挙手の敬礼」と、帽子を被っていない場合には脇を締め、腰から頭にかけて一直線を保ちつつ角度10°のお辞儀する「10度の敬礼」の2パターンがあります。それに朝(起床~国旗掲揚時間まで)には「おはようございます!」、夜(国旗降下~消灯まで)には「こんばんわ!」と大きな声を敬礼に付け足す必要があります。簡単なことですが、慣れるまでは組み合わせや緊張で頭が混乱し、しくじった場合は「シバかれ」ます。4学年の部屋の前で靴磨きをしていると、ブロックの3学年が近づいてくるのが見えました。初日に歓迎会をしてくれた3学年です。もう国旗降下が終わり、私は帽子を被っていなかったので「10度の敬礼」と同時に「こんばんわ!」と言いました。すると3学年が怖い顔で「おい!お前、そうやって対番から習ったんか!!」と詰め寄ってきました。私の記念すべき(?)初「シバき(指導)」でした。(つづく)
2020年05月20日
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2020年05月19日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200510.html部屋に戻ると、留守中に泥棒に物色された・・・いや、局地的なハリケーンが発生したと表現される程乱れているのです。既に対番から嫌という程聞かされていたので心の準備は皆出来ていました。ただ、実際に洗面器や折角キレイに畳んだ毛布が床に散乱し、マットレスが壁に立てかけられ、ロッカーの中身はグチャグチャに・・・となっているのを目の当たりにすると、衝撃度合いは強いです。何故そのようなことが起きるかといえば「ベッドメーキングが出来ていない」「部屋の整頓が出来ていない」「決められた場所に物が置かれていない」などなど、諸々の理由を付けて4学年に飛ばされているのです。この瞬間から我々は「お客さん」ではなくなります。ぶっちゃけ、どんなにキレイにやってもとりあえず飛ばされるので、ある種成人の通過儀礼みたいなものです。なお一応ルールはあり、私物(パソコンなど)は壊されないように触れられないようになっているので、その辺りはご安心を。元々親と別れてテンションダウンしていたところに、げんなりした気分に輪がかかります。あぁ、これから長い長い防衛大学校生活が始まるのか・・・という絶望感を抱えながら、一方で途方に暮れているヒマも無く、素早く原状復帰に勤しみます。いずれにせよやらないといけないことは山ほどあります。まず夕飯までに4学年の部屋のベッドメーキングと、4学年の靴磨きをやらないといけません。廊下に出ると上級生と顔を合わせるので、一歩出た瞬間から正に戦場です。実際、既に廊下から怒号や咆哮が聞こえてきます。今までは「お客さん」を威嚇しないように抑えられていた上級生の肉食獣的な本性が、いよいよ全開に解き放たれたのです。ですから、廊下という広大なサバンナに出る前に、まずは深く深呼吸をして気持ちを落ち着かせ、この5日間で習ったこと全てを頭の中で再確認する必要がありました。(つづく)
2020年05月17日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜反発。前日のNYは予想よりも悪い新規失業保険申請件数などを受けて朝方安く始まったものの、買い戻しの動きが強まる流れ。3指数共にほぼ高値引けの反発となりました。それらを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行も、断続的な利食い売りに押されマイナス転換。前日安値を下回り、前場はほぼ安値引けとなりました。ただ後場は一転買い戻しが優勢に。日銀がETF買いを行ったことで20100円手前まで戻ったものの、引けにかけては売り戻され2万円はキープして終えました。売買高は13億株弱、売買代金は2.1兆円台と低水準。投資判断は「やや買い」。金曜のNYは4月小売売上高が予想の前月比△12.0%を下回る△16.4%だったことや中国との関係悪化を嫌気して上値が重かったものの、3指数共に売り一巡後はじり高となり高値圏での引けとなるプラス引け。それを受けた日経平均先物は20010円となっており、週明けの日本株は小安いスタートが見込まれています。日経平均は2万円辺りで踏みとどまっています。今年は決算発表延期も多く「Sell in May」のきっかけを失っているという言い方も可能かも知れません。ともあれ出遅れ感が強く、裁定売り残などが多くて需給的に安心感のある日本株に買いが入ってくるのは、個人的には特段不思議でもありません。この辺りは毎度毎度繰り返している通り。投資主体別売買動向によると、外国人投資家は実に20年ぶりに4月月間売り越しでした。それだけ酷い月だったのですが、結局月間の日本株はプラスで終えたところが良かったですね。何故外国人が売り越しに回ったかということになると、そりゃコロナの影響を考えて買ってくるわけがない・・・というのはしごく常識人の回答になります。一つは、例年は元々4月はアメリカで税金還付時期になり、その資金が再投資に回る→4月のアメリカ株も上がりやすいということですが、今年はコロナの影響で申告期限が延長になり、その資金が分散したという見方が一つあると思います。もし本当にそういう理由であるならば、延長した分今後も税金還付が出てくることで、少しずつ買いが入ってくる余力がある、とも言えます。これでもし外国人買いが復活しようものならば、日本株はかなり強い動きになりそうですが果たして(以前も書いたように個人的には下旬辺りからまた買われる展開になるのではないかと予想していますが)。一方、前週はアメリカの上値も重い週でした。経済活動再開に対する期待感より、第二波に対する警戒感が上値を押さえた形。ファウチ氏など基本的に感染症の専門家は経済の専門家では無い以上バランスなんて考えず、感染症に対してできる限り慎重なコメントをするのは当然なのですが、ネガティブコメントを素直にネガティブに受け取るようになった市場の反応は良くないです。米中間対立も気になる項目になってきています。中国は表面上は農産物購入で丸く収めようとしていますが、新型コロナウィルス治療薬開発研究のサーバーにハッキング攻撃を仕掛けているという報道もあり、治療薬を巡るイニシアチブ争奪戦が水面下で繰り広げられています。ただ以前程の悪材料には今更ならず、アメリカの年金などが中国株投資制限という話も出ていますけれど、その分相対的に中国との貿易量が大きく中国景気の影響が大きい日本株に資金が回ってきやすい環境になるというプラス面もあるとは思っています。また金利が低下したのにREITが大きく低下したのは良くない印象です。日本のインヴィンシブル投資法人(8963)が分配金を(とりあえず半年とはいえ)前期の1725円→30円にまで一気に引き下げたように、世界的にREITというものに対する不信感が芽生えてきた感じはあります。一方、例えば月次で現実を見せつけられたのは鳥貴族(3193)の前年同月比96.2%「減」という数字。にもかかわらず翌日の株価は1.6%しか下落しませんでした。とっくに空売りが入っていて信用倍率は0.4倍。もう売上が0の状態すら織り込まれているということです。であれば今後経済活動再開の方向に向かえばあとは株価が上がっていくだけ、というのが、今の株式市場を象徴しているようにも思われます。まただいぶ出揃った決算を見ていると、やはり今期見通し未定のところも多くありますが、先般のトヨタ(7203)に触発されたのか、見通しを出してくる銘柄が増えてきたような感触はあります。この辺り、投資家にとっては有り難い話です。各企業毎において前提となるコロナ終息時期のメドはマチマチで、実際どの終息タイミングが正しいかなんて誰もわかりませんが、一応4月から一ヶ月半経過した状況を勘案した目安や基準、方向性が確認できるので。ともあれ、そんなトヨタの今期見通しなどを反映する形で(個人的には全く参考にはしていないものの)日経平均EPSなどは急落。一ヶ月前の半分近くになってきています。となると自然とPERも急騰する形になって27.5倍に、配当利回りは1.6%となっています。繰り返しますが、この数字自体はあまり意味は無いと思います。https://nikkei225jp.com/data/per.php 日銀のETF買いに関しては、GW後その額はこれまでの1205億円→1005億円に減少。まあ日銀のETF買いもだいぶ効き目が無くなってきていましたし、株価水準もひとまず2万円を回復してきたので、幾分お役御免感があるのかも知れません。個人的にはまた大きく下がって来た時に増額してくれれば良いので、これで良いようにも思います。新興市場も「やや買い」。金曜は両指数共に堅調。マザーズは前日とは逆に主力のメルカリ(4385)やフリー(4478)など時価総額の大きなところが一服も、アンジェス(4563)や遠隔医療、ゲーム関連株が買われ踏ん張りました。決算も大体一巡してきましたから、900ポイントくらいまでもう一段高くらいまではありそうです。【ポートフォリオ銘柄】MTG(7806)は続落。前日に出てきた決算はまた性懲りも無く赤字拡大の酷いものでしたが、今の決算シーズンは「許されるシーズン」なので、寄り付き後に売られた後は25日線を支持に戻す動きになりました。株主優待継続が表明されたのも下支え。Foot fitなどは巣ごもりを受けて人気化しているようですが、主力ではないですから微々たるものですね。サニックス(4651)は反発。前日出てきた決算は案の定大幅な増益での着地となりました。一時急騰したものの、市場予想を下回っていたこともあり、上げ幅は結局限定的な形。今期見通しが出なかったのも残念。ただ同社を取り巻く環境はすこぶる良好ですから、コロナ禍で営業活動は縮小も、今期も増益基調は続けられると思います。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年05月16日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200510.html4月5日入校式当日。式に参列するため両親が富山からやってきて、角刈りになった私と初対面となります。この頃になると、もうすっかり気が滅入っていました。何とか親の前では強がりというか「全然大丈夫だよ」的な雰囲気を出したかったのですが・・・丁度前日の夜話で対番のBさんから「この入校式の日が一番まいった。親が来た時に何でオレを連れて帰ってくれないんだよぉ・・・って思った」ということを聞かされて、私もすっかりそのブルーな気分に捕らわれてしまいました。無事入校式本番を終え、しばらくテンションは低いまま。親に「元気出され」などと励まされる始末。そんな感じで何とか耐えてはいたのですが、その後親との会食会「午餐会」があり、その場でご飯を食べながらいよいよ堪えきれず涙がポロポロ。それを見た母は「あんたが自分で選んだ道やろ」などと言いますが、それは十分わかっています。後悔しているとかそういう問題では無く(まあ全く後悔しなかったかといえぱ嘘になりますが)、今までの人生から180度違う世界に飛び込んだカルチャーショックを心の中で消化するのに、5日間という時間はあまりにも短すぎるのです。なのに両親という「これまでの日常」がこのタイミングで目の前に現れるものだから、そのギャップに心が揺れ動いてしまうのです。ちなみに母には未だにこのことについて「入校式であんた泣き出したんやぜ(^^)」と嫁の前でからかわれ、非常にイラッとします(`_´)やがて無事入校式が終わり、親も帰っていきます。とりあえず一ヶ月過ごせばGWになり帰省できるので、ひとまずはそこを目標に頑張ることに(※今年の新入生はコロナの影響で帰省できなかったと思われますが、非常にお気の毒です)。そして新入生はそれぞれ宿舎に帰還。そして部屋に戻ると大変なことが起きていました。(つづく)
2020年05月15日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続落。昨日のNYはパウエル議長の講演においてアメリカ経済が長期に低迷する恐れがあるとの発言を嫌気して売られる展開に。なおパウエル議長はマイナス金利の導入には否定的なコメント。VIX指数は35.3ポイントにまで上昇。長期金利は30年債入札が低調だったことから、入札後はやや持ち直し0.65%。それでも前日比では低下したことから、金融株中心に売られました。それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ前日安値を下回ることなく、20100円を挟んで一進一退の展開になりました。前引けのTOPIXの下落率が△0.5%超となり、後場は減額されたものの1000億円超のETF買いが期待され、下げ渋ってのスタート。ただ急速に売り戻され、TOPIXは前場安値を下回る動きに。売買高は13時時点で6億株台と低水準。投資判断は「やや買い」。毎週書いているベイカーヒューズのリグ稼働数に関しても遂に300基割れ。16年のオイルショック時を下回ってきました。本日予定されていると言われるOPECの緊急会合を待たずして、既に原油の生産量は世界的に絞られてきています。アメリカも先々週から戦略備蓄の積み増しに動いており(というより動かざるを得ない?)、個人的にはむしろ短期的な原油高を意識しておいた方が良いとは思います。https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652 銅も直近限月で75日線超えを意識。また金も引き続き高値圏を維持しています。商品市況全般を示すCRB指数が先月の原油マイナスショックで一時2000年以降で初めて100ポイント辺りにまで下落したことで、下値達成感が出て来ているようです。日本株に関しては、来月のメジャーSQに向けたオプション建玉は2万円~22000円辺りまでが一番盛り上がっており、そう考えると現値よりも上に向きやすいと言えます。アメリカのVIX指数もグングン低下していますし「VIX売り、株買い」のペアトレードがアメリカ株で見られ、その恩恵を受ける形で日本株も強い動きが継続しそうです。金利が上がれば裁定売り残の巻き戻しも期待できます。気になっているのは8日に改正外為法が施行され、その影響を受けるのが518銘柄と上場銘柄の13.6%に当たるとのこと。中国が外資からの投資を緩和方向にあるのに逆行しているということで評判が悪い話ですが、ザッと見た中でもタマホーム(1419)やレオパレス21(8848)は外資に乗っ取られたからといって一体日本に何の不都合があるのやら。この施行があるのでニチイ学館(9792)のMBOが8日に出てきたのでしょうね。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58881950Y0A500C2EA4000/ 今週は予定では日本企業の決算発表ピーク週となります。特に元々の期限であった14日、15日にそれぞれ500件以上の決算発表が予定されています。決算の悪さは十分警戒されてはいるものの、例えば7日に赤字決算を出した丸紅(8002)や月次が悪かった百貨店株が改めて売られたように「まだ織り込んでなかったんか」感があるのも確かです。個々では気にする必要があります。また同時にこのタイミングは、昔よく言われたヘッジファンドの45日ルール該当日になります。個人的には実質的に意味は無いとは思うものの、気にする人がいれば上値が重くなってしまうので、頭の片隅にでも覚えておいて損は無いでしょう。チャート的には75日前が1月中旬になってきます。1月中旬は日経平均が1/17に、TOPIXが1/20にそれぞれ今年の高値を付けた水準であり、つまり75日線の下落がマイルドになってくる、個別では75日線が上向いてくる銘柄が増えやすいタイミングになってきます。この辺りは一つターニングポイントになりやすいので気にしておいて良いでしょう。基本的には引き続き強い相場展開を見込んではいます。ただ最近、少し相場に強気な人も増えてきた感じがして、これまでよりは少し警戒しています。もっとも、まだ圧倒的に売り目線の人が多いのは当然ですし、また相場に不安材料があること事態が株価上昇にも繋がるので、やはりまだ総合的には強気という形です。また最近「日本の個人投資家が増えてきた」という話もあるので、優待狙いの買いも多いのではないかと思います。それが空運や外食などの戻りに繋がってる点は少なからずあるでしょう。加えて空運以外に関しては、純粋に残存者メリットもそろそろ意識されても良いと思います。特に外食は小規模事業者が多く、政府の給付金くらいでどうにかなるレベルではありません。そういう底上げの動きがあり、日経平均は4月の戻り高値を更新してコロナ急落による終値ベースで見た半値戻し水準(20318円)も終値ベースで達成してきました。一方、TOPIXの方の終値ベース半値戻し水準1490ポイントは未だ達成していないため、まだこの辺りに上値余地があると言えます。新興市場も「やや買い」。本日は高安マチマチ。マザーズはアンジェス(4563)などのバイオ株は一服も、メルカリ(4385)やフリー(4478)など時価総額の大きなところがしっかりして踏ん張っています。マザーズ指数のチャートを見ると、昨年9月~11月、また今年1/8の各安値を結ぶ抵抗線を1/27に窓を空けて下回ってしまったところから、足元ではその窓埋めまで達成してきました。その抵抗線の延長線が現在900ポイント辺りまで伸ばすことが可能であることから、恐らく金曜の出来高を伴った大陰線で終了・・・ではなく、900ポイントくらいまでもう一段高くらいまではありそうです。【ポートフォリオ銘柄】フマキラー(4998)は続伸。昨日前期業績の上方修正を発表。本決算の方は来週に延期となっていますが、ひとまず安心感が拡がった形です。同業のアース製薬(4985)も含め、暖冬の影響で殺虫剤などが売れているとのこと。また除菌剤の売れ行きも良いですし、今年の夏はコロナのせいで換気が必要でしょうから、防虫商品はよく売れると思います。日本KFCHD(9873)は大幅反発。昨日本決算を発表しましたが、同時に出てきた4月月次が凄まじく既存店が前年同月比33.1%増と驚異的な数字に。日本マクドナルドHD(2702)なども好調な月次を出していますが、この持ち帰りに強みのあるファストフード株はコロナの逆風の中でもまだまだ伸び余地がありそうです。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年05月14日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200510.html1学年(※細かいですが防衛大学校では○年生ではなくて○学年と言います。今後それで統一していきます)の我々はその間教わったことの復習や貸与された品々への名前記入、名札縫いなどに追われます。他にも現防衛大臣のフルネームから防大の学生歌など暗記しないといけないこともあり、呑気に同部屋と話しているヒマは無く、とにかく時間が無いのです。特に酷いのは食堂までの移動。というのは私の寮である「8号舎」は食堂から最も遠いところに位置し、これで1年間何度も食いっぱぐれ、泣かされることになります。勿論今はまだ小走りで食堂に行き、ご飯を食べる時間があります。その猶予は入校式が行われる残り4日間のみ。この間、公式的な行事として1学年の時間が取られるのは入校式の練習です。4月5日まで毎日練習が行われ、防衛政務次官が来て粛々と行われる行事の練度を高めることに費やされます。無論、これまでの高校までの入学式のようにダラダラと行うわけにはいきません。そうは言っても、まあこの入校式に関しては、大部分の1学年は起立と着席を素早く繰り返し、暗記した学生歌を歌うくらいでそんなに難しいことはありません。1年生を代表して、試験でトップだったとされる学生(一応東大を蹴って入校したそうです。ただ勿論、部隊に行けば指導力などで評価されます)が答辞を述べます。その答辞の最後に「○○年入校、600名!」と言うのです。数字の細かいところは覚えていないのですが、ザックリ600名強。私は「へぇー、600人入ったんだ」と内心思いながら聞いていました。それが翌4月3日に「○○年入校、550名!」、4日に「520名!」と段々減っていき、5日の本番当日には「500名!」と、たった5日の間に100人以上が「退校」しました。日に日に皆恐ろしくなって「お客様」のうちに脱落してしまうのです。このカウントダウンは恐怖心を煽るのに十分でした。5日の入校式の前までに「宣誓書」なるものを提出しないといけません。それを出してしまうといよいよ正式な入校という形になるので、簡単に辞められなくなるのです。ですからその前にふるいをかけられ、ドンドン辞めていくことになります。幸い、私の小隊は誰も辞めなかったような気がしますが、中隊では何人か辞めていきました。私服に着替えて大きな荷物を持って帰って行くので、辞めたことは一目瞭然なのです。その場合、単に頭を刈りにこの小原台(防衛大学校のある住所)にやってきた、ということになるのでした。(つづく)
2020年05月13日
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2020年05月12日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200416.html4月2日。防衛大学校で迎える初めての朝は6時半に起床ラッパで起こされます。ラッパ終了と同時に2年生が真っ先に部屋の扉を開け「おはようございます!!」と廊下に大声を響き渡らせます。無論、4月6日以降は1年生の仕事なのですが、それまでの間は1年生に「こういうことをするんだぞ」というような見本を提示する必要があります。程なくして上半身裸の対番がやってきて、一年生の毛布やシーツを手早く畳んでくれます。そこまでお客さん扱いしている・・・というよりは、そうしないと間に合わないからです。1年生も同じように上半身裸で、ズボンは作業服のものに履き替えてタオルを一枚持って一緒に寮の外「舎前」に飛び出します。朝は「点呼」から始まります。自衛隊では隊員の把握が絶対で、朝と夜に点呼があります。戦時中に「居なくなる」ということはすなわち戦死。重要な確認です。その際「週番」となっている4年生が数を数えて上部に報告します。全員が起床して舎前に集合するまで、夏は勿論冬でも上半身裸でタオルで乾布摩擦をしながら「号令」を連呼します。例えば「右へ倣え!」とか「頭右(かしーらーみぎっ)!」、そういう指揮官として今後かけることになる「号令」の練習をかねて、全員が復唱します。その号令はアットランダムに下級生が叫びます。1年~4年まで全員上半身裸だというのは非常に平等なシステムです。ただ念のため言っておくと、女子学生はシャツを一枚着ています。当たり前ですね。点呼は学年毎に並ぶ形で、背後には上級生が並びます。そして大体皆が揃ったところで「右を倣え」し間隔を等分にします。そして「番号!」と号令がかかると、端から「イチ!、二!、サン!・・・」と数字を続けます。ここの数字は声量はもちろんのこと、リズミカルに素早く行うことが求められます。そして小隊の全員が揃うと一旦乾布摩擦を止めて「気を付け」。週番が上部に報告している間は微動だにできません。動こうものなら、背後から上級生の心温まる指導「蹴り」が入ることになるのですが・・・まだ1年生に刺激的なシーンを見せるわけにはいかないので、この日はまだ非常に穏やかなものです。なお冬場は乾布摩擦を止めてしまうと、とても寒いです。その後、朝の爽やかな体操として腕立て50回などがある場合がありますが、それは週番の気分次第です。一連のやりとりが終わり敬礼で解散となると、下級生(現段階では2年生)がそれぞれダッシュで部屋に戻り、掃除に取りかかります。まず防衛大学校の朝はこうして始まります(つづく)
2020年05月10日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜大幅続伸。前日のNYはまた新規失業保険申請件数が予想よりも悪い数字となったものの、特段嫌気されず。中国の貿易統計において4月輸出がドル建てで前年比3.5%増と市場予想に反して強かったことが安心感に繋がりました。それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。SQ値が20073円となり、2万円という節目も意識されたものの、2万円を挟んで高値もみ合いの動きが続きました。ただ前引け間際に新華社が「米中の貿易協議担当閣僚が前倒しで電話会談を行い、第一段階の合意履行に向けて取り組むことを確認」と伝わり、2万円を上回る動き。後場に前場高値を上回り、13時半以降には売り方の買い戻し主導で値を上げる展開に。引けでは4月末終値を抜けることはできませんでしたが500円超上昇し高値引けとなりました。売買高は13億株台、売買代金は2.4兆円弱と低調。前日とは真逆に大型株は強かったものの、マザーズ指数の反落もあって小型株は相対的に弱い一日でした。投資判断は「やや買い」。金曜のNYは注目の雇用統計において、非農業部門雇用者数が2050万人の減少、失業率14.7%で市場予想の2200万、16.0%に比べるとそれぞれマシだったことから全面高。VIX指数は2月以来の28ポイント割れとなりました。それらを受けた日経平均先物は20230円となっており、月曜の日本株はしっかりしたスタートが予想されます。こんなに閑散としたGWは生まれて初めてでしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。我が家は子供が居るのに公園くらいしか行くところが無く、しかも遊具が使用禁止なので、何とかシャボン玉とかYoutube動画とかでしのぐ連休です。私の市では7人しか感染者が居ない(そのうちの半分くらいはもう治っているはず)なので、せめて遊具くらい使わせてくれたって良いように思うのですが。ともあれ連休中の海外で嫌気されたのは米中対立の再燃でした。トランプ大統領が「ウィルスが武漢研究所から出てきた」などと煽り、ウィルスによる内憂を外患にはけ口を求める形。去年のGWも10連休という超大型連休後に米中対立激化パターンだったので、今年も同じ材料で・・・というのはあまりにも短絡的な感じはします。結局はその時その時の雰囲気に材料がどう反応するかです。実際、今回の米中対立再燃で折角世界の規制緩和を好感した買いに冷や水を浴びせられた形にはなるものの、足元でFRBのバランスシート拡大のペースが鈍化してきているのも事実です。ただ今のところ経済的な悪さに加え、日米両首脳の支持率低下が気になりますね。結局コロナ一段落後にそれぞれの国民からの採点結果が出ると思いますが、何となくトランプ大統領も今回のコロナへの対応のまずさから再選も怪しい印象になってきましたし(この辺りは正直アメリカ現地の感触がまだわかりません)、国内も自民党政権が安泰にせよ、安倍内閣の現行路線は支持されないような雰囲気です。これまで双方株価を上げてきた政権ですから、その終了に現実味を帯びてくると株式市場的にまずさはあります。外国人投資家は既に日本株売りを進めていたので、今更売ってくる玉も無い感じもありますけれど、アメリカ株が下落すると世界の株価が持たないですから、結局マズイ展開になりかねません。まあそうは言いながらもアメリカの大統領がバイデン氏になったとして、FRBのバランスシートを急激に縮小させるのはどだい無理でしょうし、財政政策を一生懸命やるのが民主党政権の方ですし、実際、過去の例を見ても民主党大統領の方が株価はちゃんと上がってはいるのですが。アノマリーではないですが、近年の傾向としては5月のドル円は3年連続で陰線。それは日本株にとってはマイナス材料ですが、一方で4月はどうも外国人買いが見られないように、どうもアノマリーやこれまでの経験則が当てはまらないような感じがしています。実際、例年の「Sell in May」の原因の一端は(大きな原因は大体海外発の混乱に因るモノですが)、日本独自の要因として本決算で通期見通しが出揃うことにあります。ところが今期はどう考えても良いものが出てくるわけがなく、またそもそも決算発表自体も延期、また今期見通し未定というところが相次いでいるので「出尽くし感」というのが逆にありません。何故株が強いのかといえば、結局この壮大な危機の前に何にしてもダメだからという後ろ向きな面も否定できません。つまり国債にすれば国が保証してくれるとはいえ、格付け機関によって格下げされて下落リスクがある、現金にしたところで、現金価値を下げるように各中央銀行がドンドン紙幣を刷ってくる、どれもこれも価値毀損リスクがあるならば株でも良いじゃないか、という思考もあるでしょう。現金を持っていても使い道が無ければ意味がありません。一般市民は外出が出来ないので、生活必需品以外は買うものがありません。金融機関やファンドなら顧客からの現金引き出しに備えて現金を持っておく必要がありますが、中央銀行が無尽蔵に用意してくれるので緊急性はありません。ドル不足を懸念される状況も今や昔。その結果ドルの需要が収まり、足元のドル安に繋がって、リスクオンの流れという図式です。なのでドル安の結果ドル円が円高になったとしても、株はしっかり上昇しています。勿論経済に明るさなんて今の段階で見えようはずもありません。経済活動再開時期を探っている段階ですから。そういう後ろ向きの中であれ、株式市場が消去法的にも選好されているというのは安心感に繋がります。4/24時点の裁定残高は、売り残2.4兆円で前週から541億円増加しまた過去最高更新。一方で買い残は508億円減少しており、差し引きで1.9兆円の売り長とこちらも過去最高になりました。これとVIX指数の低下で、どうも18年末の安値から19年4月末までジワジワと株価が戻った展開を彷彿とさせるのですが、単に私が楽観過ぎるだけでしょうか。新興市場も「やや買い」。金曜は高安マチマチ。特にマザーズ指数は1/27に窓を空けて急落した水準を埋めた後に下落に転じました。今やマザーズの時価総額3位となったアンジェス(4563)の推移に合わせる形での値動きに。そのアンジェスはストップ安引けとなり、出来高を伴った高値包み陰線の、天井チャートになっています。ただ異常な値動きですから、チャート通りにもいかない気はします。【ポートフォリオ銘柄】カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は続伸。金曜はREIT指数が5%超の急騰となりましたが、インフラファンド市場はそこまで買われず。ただVIX指数などの落ち着きに合わせて少しずつ市場が安定してきたので、安定利回りを求める資金が入ってきている感じも受けます。ここからでしょう。フマキラー(4998)は続伸。普通に買われる動きになりました。引け後に決算発表の延期が伝わったのは、最近の流行りではあるものの残念。ただ業態の近いライオン(4912)が1Q決算を発表し、超絶に良い数字を出してきました。やはり除菌関連製品は強いようです。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年05月09日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200416.htmlぶっちゃけ初日に何の話をしたのかまでは覚えていませんが、とにかくここでの生活の心構えについてあれこれアドバイスを貰いました。というよりむしろ、我々そっちのけで2年生と4年生が色々話合っていました。2年生にしてみれば、4年生とこうやって「夜話」でざっくばらんに話す機会が無いので、奇貨として今のうちに色々と聞いておこうということでしょう。そもそも所属中隊は4年間ずっと固定ではありません。2年生に進級する時に「学科」と「要員」が決まり、「学科」に応じて所属中隊が変わります。実は一般大学と違って学科は1年生の時に決まっておらず、理系と文系で分かれているのみ。2年生になって成績などを考慮して希望の学科に振り分けられます。ですから今の2年生はつい数日前に寮内での「引っ越し」を済ませ、他大隊などからやってきたばかりで、3年、4年とは面識が無かったりします。それ故、余計に未知の3年、4年が怖いのです。要員というのは「陸」「海」「空」の別のこと。それに応じて名札の色が変わり(陸は茶、海は紫、空は青)やはり入校時は1年生に陸海空の区別が無く、名札の「色」は真っ白です。これから1年間様々な研修、訓練を受けて希望を出し、2年になって陸海空に振り分けられます。ちなみに一般的に「空」は人気なので、空は成績が優秀でないとなれません。当時、各部屋の決め方としてなるべく偏らないように、同じ部屋に陸海空一人ずつ配置されるような部屋割りになっていました。ですから、我々の対番もそれぞれ陸海空に分かれていて、これは偶然なのですが、それぞれ対番と同じ進路を希望していました。すなわち私の対番は「海」で、私も海を希望していました。とりあえず初日は色々刺激的過ぎて疲れたので、程々に「夜話」は解散。就寝となりました。(つづく)
2020年05月08日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日続落。連休中のNYは米中対立の再燃が嫌気され、連休前に比べるとトータルではやや軟調推移となりましたが、NASDAQは横ばいレベルでした。昨晩は4月ADP雇用統計の数字が出て雇用者数が2000万人超の大幅減となったことが嫌気される形。ただ下落幅は限定的で、NASDAQはプラスでした。WTI原油は連休中に直近限月で26ドルを回復する場面も。それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。昨晩ドル円が一時106円割れとなったものの、東京市場では106円を回復の動きに。ほぼ寄り付きを安値に一旦はプラス圏にまで買い戻される動きになりましたが、中国財新のサービス部門PMIが44.4と予想の50.1を下回る着地で上値も重く。全般的に大型株の弱さが目立ちます。売買高は10時45分現在で5億株台と低調。投資判断は「やや買い」。世界的に落ち着いてきた新型コロナの感染ですが、残念なことに第二波は必ずやってくると思います。それは覚悟する他ないです。スペイン風邪の際は第二波は半年後の秋頃→第三波は翌春にまたやってきたそうですが、当時と医学の発達や世界の情報共有力は高い反面、活動がグローバルに全世界に渡っていることを考えると、同じようになるかどうかはわかりません。ともあれ、それまでになるべく多くの集団免疫を獲得し、できればエビデンスのある治療薬が見つかっていればまだダメージは小さいとは思いますが、ウィルスが変異することで第一波より大事になる可能性も捨てきれません。ただそうでなくとも皆「対応」に慣れたでしょうし、社会的な考え方も変わってきているでしょうから、今回の第一波の衝撃に比べるとマシではないかとは思います(マシといってもとてつもなく影響は大きいですし、改めて食らう絶望感もありますが)。足元で感染者数が増加しても株価は復調しているのですから、感染者数が減少すれば当然更に株価は戻るはずです。ただそれが改めて増加に転じてくるとやはり株価には大いなる失望に繋がると思います。今のところまだ減少すらしていないので、しばらく株価の復調局面は持続しそうです。繰り返しですが、今の株高は決して景気の先行きを楽観しているものではありません。あくまでFRBのバランスシートの大きさに比例した分の上昇圧力によるものです。直近でFRBのバランスシートは2月時点の4.2兆ドル→6.7兆ドルまで拡大。FRBは米債購入ペースの減速を発表しましたが、それでも着実に増加していますし、そもそも米債以外のBB格付けのジャンク債まで買っています。最終的には10兆ドルまでと言われており、まだまだ拡大は続くでしょう。コロナショックの影に隠れて本来逆オイルショックでもあるのが今の市場の現状ですが、超短期的には原油市況も落ち着きを取り戻しています。ベイカーヒューズのリグ稼働数は二ヶ月で半分以下になりました。逆にまだ稼働しているところがあるのかという気がしないでも無いですが、まあケインズさんによれば「穴を掘って埋める作業を繰り返すだけでも経済効果がある」だそうですから、国が支援してくれるのであればそれを実現しているのかも知れませんね(皮肉です)。https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652 一応、リグの稼働数と生産量が必ずしも比例しないのですが(1基あたりの産出能力が増えているので)、リグが減れば生産量が減るのは間違いありません。原油関連のイベントとしては5/10にもOPECの緊急会合と伝わっており、5/10まで紆余曲折あるとは思うものの、結局産油国がどうあがいても物理的に原油の貯蔵量がアチコチでピークアウトしてくるとどうしても原油生産量を減らさざるを得ません。一方、経済活動再開がトレンドになってくると、出遅れるわけにはいかない各国こぞって経済活動再開を進めてくると思いますから、そうなると一時的に需要が急激に回復する段階が訪れると思います。その場合、短期的な需給が急激に引き締まり、原油は一転急騰することになるのでしょう。口酸っぱいですが経済や業績的には当然買えるような状況にはなっていません。ただ株式的には指標や決算が悪くても既にわかりきっているので、今更大きく売られることはありません。そしてVIX指数が35ポイントを割ってきたこと、また過去最高の積み上がりとなった裁定売り残はかなり大きいと思っています。少なくとも後者のおかげで、株価は容易に下値を売り込むことはできません。実際、WTI原油先物が史上初のマイナス価格になったにも関わらず大きな混乱は起きませんでした。その裁定売り残の巻き戻しが本格的に出るのは「Sell in May」が起こらないという認識が拡がってくる(もう前倒しで起こってしまい、二番底警戒感もピークを過ぎた)5月下旬以降になるのではないかと思います。 5月下旬は延期された決算が出揃ってくるタイミングであり、その辺りでは日本も含めた世界の経済活動緩和が少しずつ出てきているであろうこと、原油市況にも一定の戻りが見られるであろうこと、また全人代もあり中国での景気刺激策が出るであろうことから、改めて売られるようなタイミングではないので、買い戻しの動きが強くなってくると見ています。新興市場も「やや買い」。本日は両指数共にしっかり。特にマザーズ指数は800ポイントを回復し、コロナ前の水準を取り戻しています。引き続きアンジェス(4563)が活況で大幅高となる他、時価総額最大のメルカリ(4385)も大和証券による目標株価引き上げを受けて牽引。東証1部の小型株も牽引しています。大型連休を無事通過し、個人投資家の買い戻しの動きもあるようです。【ポートフォリオ銘柄】日本KFCHD(9873)は反発。5日に地元のケンタッキーに行ったのですが、開店前から長蛇の列になっていました。特にソーシャルディスタンスが意識されているので、列は長くなりがちですね。私の周りでも連休中にケンタッキーを利用したという人も多い様子。最近思うのは、例えば持ち帰りでマクドナルド(2702)は「格好が付かない」けれど、ケンタッキーならば格好が付きますね。間も無く出てくる月次はショッピングモールなどの閉鎖の影響は免れないでしょうけれど、どの程度ダメージを抑えられるかどうかに注目です。ホクト(1379)は続伸。安定的な値動きが続き、日足の主要な移動平均線全てが上昇に転じてきました。来週の決算発表を受けて2000円の節を上回ることができれば、過去5年続いた緩やかな下落トレンドは終わる下地は出来ました。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年05月07日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200416.htmlこの「夜話」というのは公式的には認められていませんが(消灯後は速やかに就寝して明日に備えるべきなので)、暗黙の非公認行事みたいな部分があります。週番(学生の生活規律維持のための当番)がライト片手に見回りで回ってきて、ベッドから離れてごそごそ何かやっていたら注意されますが、夜話なら「早めに寝ろよ」程度言われて終わりです。正直、私は眠いのでさっさと寝たかったのですが(^_^;電気が落ちた真っ暗な部屋の中で1年生3人、それぞれの対番である2年生3人が今日の感想などを聞いてきます。また、防衛大学校の真の怖さなどを伝えにきます。真っ暗の中で話合うので、心理的に覆面座談会みたいになり、皆の本音が出るので結構面白いシステムにも思います。対番が「さっきは焦った~」などと、先ほどの「作業服チャック全開事件」の意味を教えてくれました。その「しでかしてしまった」ことの大きさは、今でなら十分過ぎる程理解できます。普段はその「夜話」は対番や同期と行われるのですが、初日ということもあり部屋にブロック長もやってきました。部屋に上級生が入ってくる時は直立不動で正対し迎えないといけないので、部屋のドアが開いて上級生と認識した途端、電流が走ったように2年生はピンと立ち上がります。ただ「夜話」は多少無礼講な部分もあるので、4年生が「いいよ」と言うと、2年生はホッとした感じになり、やや緊張が解けます。幸いにして、先ほどの私の「作業服チャック全開事件」も不問のようで、対番は大きく安堵。新入生の前でいきなり刺激的なことはできないという配慮もあったかも知れませんが、対番にしてみれば本当にラッキーだったと思います。(つづく)
2020年05月04日
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2020年05月02日
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