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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。昨日のNYは中古住宅販売仮契約指数が99.6と前月比で44.3%の過去最高の上昇となったことで安心感が拡がり、3指数揃って堅調。運航停止となっている737MAXの試験飛行が開始されたボーイングが14%超の急騰となりダウを押し上げました。一方、年金資金などのリバランスが意識され、ここまで強かったNASDAQ株やバイオ株が相対的に弱く。それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。一気に昨日の高値を上回ると、その後は22400円を回復の動き。中国のPMIがそれぞれ予想を上回ったことも安心感に繋がりました。ただ中国株が始まるとやや上値が重くなる展開に。後場は前場安値に並ぶ場面がありましたが、そこで売り一巡感が出て再度22400円を回復。売買高は14時時点で7億株台と低調。投資判断は「やや買い」。まず毎週恒例のFRBのバランスシートの確認ですが、6/22時点でまた減少。やはり感染拡大云々という悪材料もありますが、元々FRBのバランスシート拡大によって支えられていた市場ですから、それが減少すれば売られるというだけの感じもあります。https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htmただ全般的に落ち着いている方と言えます。例えばドイツのワイヤーカード破綻は、フィンテック企業初の大型破綻に。元々フィンテックやIT企業は設備投資費用が製造業に比べて相対的に低く済み、破綻リスクは小さかったはずです。それが破綻したとなると、雰囲気が悪ければ、いつぞやのライブドアショックに繋がるような、IT企業全体に対する疑義の目に変わってもおかしくありませんでした。特にNASDAQが過去最高値を更新し、1万ポイントという節目も突破したタイミング。もっとNASDAQがドドッと売られても良い気もします。なお金曜はFacebookが10%近い急落となりましたが、これは日用品大手のユニリーバがヘイトスピーチ対応が出来ていないという理由からFacebookやTwitterへの広告出稿を取りやめると報じられたことが原因になっています。ワイヤーカードの話は、(そもそもNASDAQ銘柄でも無いですが)あくまで個別問題として通過しつつあります。シカゴ短期筋のユーロ買いポジションはまた6/23時点で増えており、もし今回の件が大事ならば、もっとユーロ売りがドドっと進んでもおかしくありませんでした。まあドイツ銀行も危ない危ないと言われ続けているのにしぶとく生き残っているのですから、それに比べれば規模的にもマシではありますが。https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5173 一方、アメリカの金融機関のストレステストは無事終了しました。ただそのストレステストの結果を受けて、配当や自社株買いに制限となったわけですから、当然金融機関の財務体質が盤石なわけではありません。個人的には今一番気にしているのは原油市況です。参考程度の話ですがベイカーヒューズの発表する掘削リグ稼働数は前週比1基しか減っていません。一応原油在庫量は過去最高を更新しているので原油価格が上がっても掘削しようという気にならないのでしょうけれど、もう供給量を減らすことで価格を安定させようという流れは終わっている(つまり需要が伸び無いとこれ以上はどうしようもない)とも言えます。https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652 今週のスケジュールとしては、本日はイギリスがEU離脱後の移行期間を延長する期限でもありますが、こちらはもう申請しないとイギリス側が言っているので、それで織り込み済みと思います。アメリカではパウエル議長の下院委員会での証言があります。また輸送大手フェデックスの決算。コロナ禍でもECの活発化はプラスですが、BtoBが弱そうなので、決算がどうなるか。1日(水)は日銀短観。各数字が悪くなるのは当然として、どの程度の範囲で収まるのか、また設備投資は?想定レートは?というところが注目されます。他にも路線価の発表もあります。本来は年初の時点の土地の価格を参考に決まるのですが、特に今回はコロナ禍の影響を加味して減額修正を検討と伝わっており、その辺りが不動産株へどう影響するか。中国では財新の製造業PMI。アメリカではISM製造業指数の発表があります。前月の43.1→49.0と回復が見込まれるものの好不況の分かれ目である50は下回るとの予想。また石油の週間在庫統計の発表があります。各州の経済再開が遅れる中で4週連続の過去最高更新となるかどうかに注目です。2日(木)はイレギュラーですがアメリカの雇用統計があります。前回は予想外の絶好調でトランプ大統領も大喜びでしたが、今回はさすがにそうはいかないのではないでしょうか。前回分の修正も気になります。雇用環境に関しては事前予想なんて全くアテにならないことが前月露呈しましたから、昔ほど大きく気にされないのではないかと思います。そもそも先月も好調な結果を受けても結局S&Pやダウは雇用統計を受けた翌月曜がピークで、その後下落を続けました。新興市場は「やや買い」。本日は高安マチマチ。年金資金の巨額なリバランスが意識され、アメリカではNASDAQが相対的に弱く。その流れで日本はマザーズが半年末のリバランス売りに遭い、昼には先物が一時サーキットブレイクとなる急落になりました。ただその後は落ち着きを取り戻しています。日経JASDAQ平均は6月末の連騰記録続伸に向け順調で、総合的に需給は良好です。【ポートフォリオ銘柄】フマキラー(4998)は大幅高。ヒヤヒヤしながらも、結局無事2000円の目標達成となり卒業となりました。昨日アース製薬(4985)が中間決算の大幅上方修正を発表。出尽くしとならなかったところに連れ高となりました。目標達成となったからといってここから下がるかどうかはわかりません。あとは材料次第ですね。日本KFCHD(9873)は反落。昨日は突然の急騰となり3000円回復の動きになりましたが、その反動が出た形です。昨日の急騰は週末に四季報を熟読した個人投資家の買いか、あるいは日本マクドナルドHD(2702)が権利落ちとなったので、優待取りが鞍替えしてきたのかも知れません。とにかく超割安の成長株であるのは事実です。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年06月30日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200626.html新旧ベッドの寝心地の違いもありますけれど、二段ベッドの上の何が不利かと言えば、やはり飛び起きてからの動作に遅れが出ることです。下のベッドの人間はシーツや毛布をパッと床に全て拡げてしまい、空間に余裕を持って畳むことができます。しかし二段ベッドの上の人間は二段ベッドの上で全ての作業を行う必要があるので、どう考えても不利なのです。シーツを引き剥がして素早く八つ折り。その上に毛布を二枚重ねます(季節に応じて毛布を増やすことが出来ますが、増えるだけ難易度が上がるので、多少寒くても二枚で我慢)。この畳みにズレがあったり、重ねにズレがあったりすると、それだけでアウト。後で強烈な嵐が部屋を襲うことになります(=毛布やシーツが飛ばされている)。入校まで4日間、ひたすら練習を重ねた「起床動作」の本番です。畳み終えたらズボンは作業服に着替え、上半身裸で作業帽を被り、作業靴を履いたらただひたすら寮の前庭に当たる「舎前」に向けて猛ダッシュ。上半身裸なのは「着こなし」をしなくて良いので、その点は楽ではあります。「一年!遅いぞ!!(`Д´)」と廊下から怒声が響き渡ります。手慣れた上級生は勿論早いです。1学年は特に畳み方の正確性も求められるので、どうしても出遅れます。元々鈍くさい私はいつも同部屋の中では最後に出る形。それでも何とかダッシュで点呼の列に並びます。(※あとは以前書いたような朝の点呼のやりとりがあります。省略。)全員が勢揃いして点呼終了。「一年!明日はもっと早く出てこい!!(`_´)」と週番に叱責され、一年全員で「はい!!」と声を張り上げ返事。そして遅かった罰として、中隊全員で声を合わせて腕立て30回。後列に並んだ2学年(対番)と向かい合わせで腕立てをすることになります。2学年は自分達も腕立てをしながらも、「頑張れ!」などと1学年を励まします(一種の連帯責任)。なんだ、30回くらい大したことない・・・と思われるかも知れませんが、回数というより時間です。大体こういう時の腕立ては30回やって「はい終わり」・・・ではなく、号令に合わせて全員で動作を合わせることになります。「上!」と言われると腕を伸ばした態勢で止まり、「下!」と言われると今度は地面すれすれに腕を曲げた状態でそのまま10秒くらい(実際はとても長く感じる)キープさせられます。腕がぷるぷる震えます。そしてアゴや腹が地面にくっついていないか確認されます。くっついていたらノーカウント。そこから「上!」の号令がかかるとようやく腕を持ち上げるのですが、次第に上がらなくなってきます。それを根性(ある程度は膝を地面に付けて上げるズル。バレたら勿論ノーカウント)で上げます。と言うわけで実際には30回よりも多めにやることになりますし、出来が悪ければ追加で増えるパターンもありますし、起きがけの筋肉が完全に目覚めていない状態でやりますし、何日も続くと疲労が蓄積されて筋肉痛がきついです(人によっては個別のシバかれ方次第で一日累計100回などになりますし)。また、入校から日が経過して慣れてきたら50回くらいまでは回数が増えますから、結局しんどいです。なお、女子は筋肉的な構造上腕立てが苦手なので、ぶっちゃけちょっと腕を曲げたくらいの状態で許されますが、それでも一緒にやる必要はあります。(つづく)
2020年06月28日
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2020年06月27日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200531.html1学年が「お客様」ではなくなってから初めての朝。6時半の起床ラッパが鳴る前に、週番が1学年の各部屋を覗き込み点検します。ズバリ、起床ラッパが鳴る前に「不正」で毛布やシーツを畳んだり、作業服に着替えたりする輩が居ないかどうかをチェックするためです。週番も週番で大変です。事前に「絶対やったらダメだ」と聞いていたので、実際は目が覚めてしまっているものの寝たふり(あるいはドアが開いた音で初めて目覚めたてい)で対応。ぶっちゃけ緊張で目が冴え、起床ラッパで起きる呑気な1学年はいません(ーー;)ただある種、週番が通過した後であれば、物音を立てずに少しずつ「ズル」ができます(^_^;まあできることはせいぜいシーツを完全に引き剥がすこと(もし見つかっても寝相が著しく悪いで誤魔化せる)、靴下を履くこと(同冷え性だと言って誤魔化す)、毛布を半分くらいまでは畳んでおくこと(同「最初から折りたたんで使っていました」と誤魔化す)、くらい。どれも細かい細かい話ですが、1秒を争うので、皆ごそごそと蠢きます。そしていよいよ緊張の起床ラッパ。まずすべきはドアを開け廊下に向け「おはようございまーす!!」との全力での掛け声。それを済ませると、シーツや毛布を一斉にたたみ始めます。ところで三人部屋の場合、一人ベッドと二段ベッドという構成でした。しかも当時、二段ベッドは金属製の年季の入ったボロボロのもので、一人ベッドだけフランスベッドのような上質感のあるものになっていました。どうも女子学生が入校してきた辺りから、少しずつベッドの入れ替えが進んでいて、その過渡期だったので新旧混在していました。そのベッドは着校順の早い者勝ちで選択権がありました。我々の部屋に関しては実家からの距離に比例し、すなわち千葉のD君が一人ベッドを勝ち取り、埼玉(熊谷)のC君は二段ベッドの下段を陣取り、そして私は余り物に福の無い二段ベッドの上でした(T-T)(つづく)
2020年06月26日
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2020年06月25日
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先日メールで「投資助言比較サイトの管理人です」というものが届き、私のサイトに対する10項目に及ぶ質問事項が挙げられていました。最近市場が暖まってきて、問い合わせが増えている一方、こういうイレギュラーなものまでやってきます。加えてプライベートで最近すごいショックなことがあったので、結構凹んで諸々処理能力が落ちています。それでも私が(勝手に思っている)師匠の一人である大江英樹さんの金言「仕事に優先順位なんて付けない。来たものから順に粛々とこなす」という行動原理の下、回答を返信しました。翌日。「回答ありがとうございました。早速取材内容を基に記事ページを作成しました」と返信がありました。そこには私のサイトに対して、管理人さん独自に調べたことや見て感じたこと、そして今回の質問の回答などをまとめた批評記事が掲載されていました。内容自体は間違っていませんし、ちゃんと調べてありますし、全体的にはやや好意的な印象です。ただ「それってどうなん?」と思ったこと。その批評記事の中に「質問した際には、迅速なレスが返ってきました。このことから個人て運営はしているものの、まだ捌ききれないくらいの会員数は抱えてはいないということが推測されます(原文ママ)」と書かれていました。はぁ?(`_´)いや、確かに「捌ききれないくらいの会員数は抱えてはいない」のは事実ですよ。ただ純粋に即座に返信した人に対して非常識で失礼な言いようではないですか?こっちだってさっさと寝てしまいたかったのに、30分以上かけて長々と文章を書いて返信しているんですよ(`Д´)頑張って返信した相手にその仕打ちか!そこはそれをコピペして記事を作っており、他にも私のサイトの画像を許諾無しで無断掲載。私が「評価してください」と頼んだのならそれもアリでしょうけれど、先方のやっていることは自分がミスコンに応募したわけでもないのに「ちょいブスだけどかわいいところもあるね」と勝手に審査して結果を送りつけてきた行為に等しい非礼なものです(`_´)Facebook立ち上げ時のザッカーバーグ気取り?何より、どう感じられるかは受取手の自由ですが、私自身は自分のコンテンツに時間や命を削って心血注いで作っているつもりです。それにフリーライドして他人を勝手に批評し、自分のコンテンツを仕立て上げる。後ろめたいからなのか、向こうは名字すら明らかにしていません。失礼ですが何様ですか?こちらは本名から住所まで晒されているのに。苦言を呈しましたが、それきり返信もありません。繰り返しになりますが批評記事自体に関しては文句無いですし、むしろやや好意的な印象すらあります。当サイトに関心を持っていただいて、紹介記事まで作ってもらい感謝したいくらいです。ただそれだけに取材対象に敬意を示さない、用が済んだら「はいお終い」的な雑な態度とのギャップに腹が立ちました。投資助言業者には感情が無い、普通の人間ではないとでも思っているのでしょうか。「いつもサイトを拝見させていただいております」という文言が社交辞令でなければ、この文を読んで何か感じて欲しいですね。他人を勝手に批評するのであれば、当然自分も批評される立場になる覚悟もあるでしょう。まあどうせ単なる通過点にしか過ぎない私のサイトなんて、もう読んでいないのでしょうが(ーー)
2020年06月24日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反発。前日のNYは民主党による1.5兆ドル規模のインフラ整備計画法案が準備されているという報道を受けて3指数揃ってしっかり。特に開発者会議を受けたAppleが新高値となるなどNASDAQが強含み、終値ベースで1万ポイントを上回って最高値を更新しました。VIX指数は31.8ポイントに低下。それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。いきなり22600円を回復しましたが、その後は伸び悩み。そしてアメリカのナバロ大統領補佐官がインタビューで「中国との通商合意が終わった」と発言したことを受け、一気に値を消す展開に。ただその後一転「通商合意は続いている」と釈明したことで、急速に値を戻しました。ドル円も発言前の水準を上回る円安に。後場は一段高で22700円手前までありましたが、薄商いの中でまた寄天の動きに。引けにかけて値を消し22500円台での終了となりました。売買高は12億株弱、売買代金は2.2兆円台と前日よりは膨らみましたが引き続き低調。投資判断は「中立」。まず毎週恒例のFRBのバランスシートの確認ですが、6/15時点で遂に減少。一気に約一ヶ月ぶりの水準となる7.1兆ドル割れとなりました。FOMCを挟んだ週でFRBも動き辛かったのかも知れませんが、まさか減るとは。結果的に振り返って考えてみると、6/8の株価天井→6/11の急落は、なんだかんだ理由が付けられているものの、結局このFRBのバランスシートが減ったからというのが背景かも知れません。https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htmそれが6/15のFRBによる社債購入プログラムの正式発表で(既出の材料とはいえ)FRBのバランスシート再拡大期待感が高まり、株価が落ち着きを取り戻して反発した・・・という見解ならば整合性がとれるような気がします。3月からバランスシートをわずか3ヶ月で1.7倍にまで急拡大させたことが、今の株価の異常な落ち着きを実現しているとの見解が皆一致していますから。実際、その緩和でジャブジャブとなったマネーのお陰で、トランプ大統領の再選が難しくなってきたと言われようが、中国との関係がまたぎくしゃくしようが、感染第二波が来ようが、かつてのように株価が急落するような素振りはまるでありません。懸念していたVIX指数の上昇に関しては、そのFRBの積極緩和姿勢を背景に、先週何とか上げ一服の形。まだ高水準ではあるのですが、今のところは落ち着いていると言えます。NYダウとS&Pはチャート的にはまだ「アイランドリバーサル」の窓を埋めきっていません。この辺りはもう少し株高の材料として有効のようにも思われます。ところでアメリカでも個人投資家の投資熱の盛り上がりが指摘されています。アメリカではロビンフッドという売買手数料無料のアプリがあって、働かずとも巨額の給付金をゲットしてコロナ太りした個人投資家の投機マネーが、昨年まで主役だった自社株買いに替わって相場を下支えしているという見方があります。その存在感が注目されたのは、レンタカー大手ハーツの破綻で、40セントの株価が15倍の6ドルを超えてきたマネーゲーム。株価急騰を受けたハーツもその気になって、破綻したくせに異例の新株発行を実行しようとしたものの、当局に止められてしまったという経緯があります。日本でも破綻企業の株価で盛り上がるというパターンはありますが、どの国でも同じですね(今回のレナウンはほとんど盛り上がる場面がありませんでしたが)。為替に関しては6/16時点の短期筋のユーロ買いポジションが11.7万枚と急上昇。これは18年5月のGW直後以来の高水準となっています。先週同様に今すぐどうこうと言うわけでは無いものの、将来的なユーロ売り・ドル買い圧力が残っている形です。https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5173 WTI原油は限月交替のタイミングでもあり上昇し、40ドル台を回復。個人的にはこんなに早く40ドルを回復してくるとは思っていませんでしたが、感染拡大の報道を受けても原油の方に影響が小さいのは、やはり既に株式市場には織り込み済みの話であり、感染拡大を嫌気して下がった・・・という解説の方が間違いなのでしょうね。ベイカーヒューズの稼働リグ数は引き続き低下の189基。多少原油価格が戻ってきても、シェール掘削業者に対する銀行などの融資姿勢が厳しいのでしょう。https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652 今週のスケジュールとしては、本日アメリカでは製造業PMIの発表。ISMよりも軽視されがちですが、注目している人達も多い指標です。前月39.8→45.9への改善が見込まれています。24日(水)はIPOの再スタート。まず3社の上場が予定されています。ドイツでIfo企業景況感指数の発表があります。企業のトップに聞いた景況感ですが、こちらも前月79.5→84.8への改善が見込まれています。アメリカでは原油週間在庫統計の発表があります。ここまで2週連続で過去最高を更新してきたことで、ここでまたロックダウン懸念が強まると途端に原油急落という可能性もありますから注意が必要です。新興市場は「やや買い」に。本日は高安マチマチ。上述のように明日からIPOが始まるということで、短期資金が早々に明日に控える形でバイオ株などが売られる動きに。マザーズは6営業日ぶりの反落となりました。ただ明日になったらまた資金循環が続く形で買いが入ってくると思いますから、まだ強気で見て良いと思っています。【ポートフォリオ銘柄】日本KFCHD(9873)は続伸。ほぼ横ばいながらも足取りのしっかりした動きが続いています。先週の土曜に個人的に最寄りのケンタッキーに行ってみたのですが、店内もドライブスルーもすごい行列で30分待ちの長蛇の列。これは今月の月次も十分期待できそうです。ホクト(1379)は反落。本日発表の5月全国スーパー売上高によると、農産品が17.5%増と活況な模様。新型コロナウィルスによる内食需要の増加が支援材料になっているようです。自粛緩和が進んでいますが、前年に比べた内食傾向はまだまだ続くと見られます。キノコによる免疫力獲得の流れにも期待。https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL23HJZ_T20C20A6000000/・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年06月23日
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うちの娘もお陰様で3歳3ヶ月になりました。ただ身体はグングン大きくなって体重も増えているのですが、中身がなかなか成長しないというか。他の子供と比べて「甘え」や「ワガママ」の部分が強いように思います。毎朝しょうもないことで号泣し、よく睡眠を妨害されます。父の日である本日も、決してゆっくり寝かせてもらえませんでした(~_~;)今も「絵本を読んで」とせがまれ、図書館で借りてきた本を読まされるのが日課となっています。以前も書きましたが、絵本って結構奥が深いです。時々「おぉっ、これはすごい!」と唸らされる絵本に出会うこともシバシバ。最近一番「やられた!」と思ったのは「tupera tupera」という絵本作家さんの「しろくまのパンツ」という作品。しろくまさんがパンツを紛失してしまい、ねずみさんと一緒に探す・・・という内容なのですが、読んでいてオチで「えっ!?」と言葉を失ってしまいました。いやー、これはすごい!湊かなえ級の衝撃を受けましたよ(;゜ロ゜)と、ハードルを上げすぎるのも何ですから、持ち上げるのはこの辺にしておきますが「tupera tupera」さんの作品は他にも面白いものが多いです。是非皆さん機会があればご一読されると良いと思います。
2020年06月21日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜反発。前日のNYは週間新規失業保険申請件数は予想の129万件を上回る150.8万件、継続需給者数も予想の1,985万人に対して2,054万人ということで、雇用環境は悪い着地。一方、フィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想の△23.0に対して+27.5とかなり良い数字でした。それら強弱感が対立することで高安マチマチのほぼ横ばい。それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただ寄り付き後に利食い売りに押され、次第に値を消しました。それでもマイナス圏に沈んだところで下げ渋り。後場はまさかの日銀ETF買いが入って前場高値を上回る流れ。ただ前場高値まで達すると上値が重くなりました。TOPIXはギリギリマイナス引け。売買高は15億株台、売買代金は2.8兆円台でしたが、引けではFTSEのリバランスが入って1兆円程出来ており、それを差し引くと低調でした。投資判断は「中立」。金曜のNYはカリフォルニアやフロリダなど6州で感染拡大となり、アップルストアが11店舗閉鎖されるなど経済活動停滞を嫌気。一方、コロナの影響を受け辛いNASDAQは小じっかりでした。VIX指数は35.1ポイントに微増。WTI原油は39.5ドル。それらを受けた日経平均先物は22280円と月曜の日本株は軟調なスタートが予想されます。今週上昇の材料と解説されたFRBの社債買い入れの発表も、日銀金融政策決定会合の結果も、共にサプライズなんてありません。前者に関しては既に3月暴落時に発表されて市場を下支えした内容の具体化。それが先の雇用統計の好調さを受けて反故にされかかっていた・・・という話も無かったですし、特に目新しい話でもありません。ただ確かに先般「FRBのバランスシートの拡大ペースが落ちた」という話を書きましたけれど、そのFRBのバランスシートの拡大がまだまだ続くという裏付けを得られた点ではポジティブだったのかも知れません。また、月曜急落の原因とされた「感染第二波やアメリカでの暴動拡大」という材料も二番煎じだっただけに、市場はとにかく好悪材料を渇望している状況と言えるかも知れません。アメリカの1兆ドル規模のインフラ支出検討・・・というネタも、やはり既出。材料が出て買われた・・・というより、何らかの材料をネタに上がりたかった相場という見方が妥当だと思います。そもそも最終的には議会採決が必要な案件ですから、通るかどうかは不透明です。ただアメリカ株はアメリカでの既出の好材料に反応する一方、南北朝鮮や印中の緊張には反応しない都合の良い相場が続いています。それに合わせて日本株も小動き。そもそも、売買代金が少なく引き続き方向感がありません。売買代金2兆円のうち1000億円超を日銀が買っているのですから下げ渋って当然。金曜はFTSEのリバランスで日本株から1000億円の資金流出が観測されていただけに(その分中国株のウエイトが上がる)、それを打ち消すための買いを入れてきたのでしょうか。結果、日経平均のチャート的には6/3~6/11の日足で形成されたアイランドリバーサルをあっさり埋めてきました。またしても「アイランドリバーサルの窓は埋める」の法則をあっさり実現してしまったわけですが、まだアメリカ株の方は埋めていないので、そういう意味では上値期待感があります。先週末時点の信用倍率は2.12倍→2.34倍に悪化。先週は下落となったので、この辺りは想定の範囲内ですね。裁定残高は売り残が1.94兆円に対して、買い残が0.28兆円の差し引き1.7兆円まで低下。先週末のメジャーSQを通過して減少したという形です先週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を2847億円の売り越し。一方先物は527億円の買い越しで、差し引き売り越しという形。先週下落の犯人は外国人ということで、ここまでの連続買い越しは一時的だったのかも知れませんが、先週はメジャーSQ週だったので色々と特殊な商いが入り込んではいたと思います。一方、個人は948億円の買い越しでしたが、個人が主体の投信は1,022億円の売り越しなので、結局はほぼトントンという感じ。新興市場も「中立」。金曜は両指数共に堅調。やはりNASDAQが引き続き高値圏で頑強なことから、日本でもコロナや為替の影響を相対的に受け辛いと見られる新興株に強さが見られました。テラ(2191)がストップ高したことやそれぞれ個別に材料が出たことでバイオ株が活況。個人投資家の戦闘意欲が極めて高いことがよくわかります。【ポートフォリオ銘柄】クレステック(7812)は反落。そして引け後には遅れていた3Q決算の発表。3Q決算までは好調なものの、通期見通し下方修正と減配の憂き目に。うーん、4Qがコロナ禍でダメージを受けることは想定線でしたが、今更出してきますかね。大幅減益分は来期の反動増に期待が持てるものの、短期的には減配ダメージは避けられませんね。残念。ホクト(1379)は続落。今週は年初来高値を更新する場面もありましたが、2000円より上の水準は相変わらず抵抗力が強く。なかなかすんなり上値を追わせてくれません。ここで何か上値を突き破る材料が出れば、大相場に入る正念場だと思うのですが。【注目銘柄】アキレス(5142)は続伸。こちらは先月末に有料メルマガで買いで取り上げ。「レジなどに設置された飛沫防止シートが燃える」という事件を受け、防炎タイプのものを販売しているという点に注目しました。取り上げ後はジワジワ買われたものの、先週末から失速。その後今週に入ってから急速に買われる動きになっています。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200528/k10012449281000.html まあ確かに飛沫防止シートがバカ売れしたとして、大ヒット商品「瞬足」は学校の休校や体育の授業実施の難しさなどもあり、ちょっと売れ行きは懸念されます。一方、主力の自動車内装材の方は、個人的には自動車はここから売れていくと思っているので、プラスかも知れません。普段あまり値動きをしない銘柄であるが故に、動き出した時の勢いは大きくなる可能性があります。特に同社よりも小型のウェーブロックHD(7940)が飛沫防止シートで大化けした経緯があるので、テーマ性を帯びれば爆発力はありそうです。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年06月20日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200531.htmlそうやって掃除が終わると、ようやく就寝準備に入ります。もっとも、消灯ラッパが鳴って辺りが暗くなるまでは、いつ上級生が怒鳴り込んでくるかわからない緊張感は続きます。歯を磨きに洗面所に行きたいのですが、出来るならば廊下に出たくはありません(ーー;)そもそも消灯ラッパギリギリまでシバかれて歯を磨きに行く時間が無いこともありましたので、消灯後に室内でこっそり磨く(ペットボトルに水を用意して、うがいした水も別のペットボトルに出す。見つかれば勿論シバかれる)、歯磨きガムを噛む、などといった裏技もしばしば。風呂に行けない時のために水で流さないシャンプーなども重宝するアイテムでした。とにかく激動の一日が終わりました。厳密に言えばお客様モードが終わってたった半日しか経過していないのですが、ドッと疲れがでます。ただ一日は終わったものの、今後続く長い長い防衛大学校生活の、最初の一歩でしかありませんでした。そう考えると、先の長さに思いやられます(~_~;)消灯後はやはり対番がやってきて夜話モードに。「どうだった?」と聞く対番たちの顔は、どこか嬉しそうでもあります。というのは、これでいよいよ本当に下級生が出来たので、自分達よりも下の存在が誕生したこと、またこれで3、4学年の矛先が1学年にも分散することで、幾分自分達の生活が楽になりますから。掃除もしなくて良くなりましたし。ただ2学年は厳しいカッター訓練もあるのですが。夜話は明日の朝起きた時の行動の確認。起床ラッパまでは基本ベッドから出てはいけないこと(※さすがに明け方にトイレに行きたい場合はトイレに行って問題ありません)、朝素早く毛布やシーツを畳んで、朝の点呼時は作業靴を履いて乾布摩擦用の手ぬぐいを忘れないこと、どこに並ぶか、などなどの再確認。ぶっちゃけ、私はまた眠くて仕方ありませんでした。(つづく)※書き貯めておいた分が無くなってしまったので、以後不定期連載になります。すみません。
2020年06月19日
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2020年06月18日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200531.html防衛大学校には各国から留学生がやってきて、日本人と一緒の訓練や教務を受けています。勿論「西側」の国でないと留学は許されないわけですが、我々の時代はタイがほとんどでした(その他東南アジアの国々)。現在ではモンゴル、ベトナム、韓国など多国籍になっているようで、今や防衛学の教官となった同期曰く「戦史の授業になると留学生がいるので色々気を遣うのよ」ということでした。タイからの留学生は同期で10名弱程度。それが0学年~4学年までいるので、全体では40名強程度という規模でしょうか。「0学年」というのは日本語研修生の期間が1年間あるためで、そういう意味ではタイからの留学生は2年間も下級生として厳しい指導を受けないといけないのです(※ただし留学生には必殺技「ニホンゴヨクワカラナイ」で逃げる手があります(ーー;))ただ日本に派遣されてくるくらいですから、留学生は皆優秀な人材です。たった一年で難しい日本語を完全に習得してしまい、会話をしていて「え?それどういう意味?」と聞き返されたことなんて一度もありません(ですから「ニホンゴヨクワカラナイ」はあり得ない(ーー;))。ハッキリいって字も私よりキレイに書きますから、報告書を提出した際に「お前の報告書の方がタイ人のものかと思った」とよく言われました(ーー;)少人数コミュニティなので、食堂などではタイ人同士で学年の壁関係無く仲良く食べている風景をよく見かけます。お米文化ですし、日本の食事も比較的問題無く受け入れている様子。ただ味噌汁に無茶苦茶七味唐辛子を入れて辛くして飲んでいましたけれど(ーー;)というわけで、私の最初の清掃の長は4学年のタイ人でした。名札にはカタカナで名前が書いてあります。恐らく、私の人生で初めて会ったタイ人。私はなるべく動揺を隠しながら清掃に取りかかります。私はその時、申し送りノートに書かれていないモップを一つ余計に持ってきてしまいました。「お前、モップなんか持ってきたの?」と言われ、清掃の動作を止めて「はい!!」と応じたものの「ふーん」と鼻で笑われそれっきり。本来であれば激しい雷が落ちるところでしたが、お咎め無しでした。私はちょっと拍子抜けして、再度清掃に取りかかり、最後に一通り点検を受けた後に、特に何事も無く終了となりました。ぶっちゃけて言えば、タイ人の上級生はあまり怒りません(※人によりますが、やはり人種的な壁があると思われる。あるいは微笑みの国の人達だから?)。タイは文化的に「頭に神様が住んでいる」ので、頭を叩かれることも決してありません。逆にタイ人とはいえ容赦無くシバかれますけれど、0学年時にコツを掴んでいるのと基本優秀なので元々そんなにシバかれる素地がありません。ですから私はとりあえずその日はラッキーでした。他の清掃場所を担当した同期などは、掃除の時間が終わってもなかなか戻ってきません。掃除が終了した後に散々詰め寄られ、何度もやり直しを命じられ、消灯時間ギリギリまで帰って来れませんでした。(つづく)
2020年06月17日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日大幅反発。前日のNYは朝方こそダウが700ドル以上下げたスタートになったものの、FRBが社債購入プログラムを発表したことで、急速に値を戻す展開に。3指数揃って堅調となりました。VIX指数は34.4ポイントに低下。長期金利は0.75%まで戻し、WTI原油も37ドル台回復。それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。いきなり昨日後場の急落分を取り戻すように22000円回復の動きになりました。その後も戻り売りに押し返されることもなく、ジワジワと上げる動き。そして前引け直後に金融政策決定会合の結果が出て、市場予想通り現状維持と中小資金繰り支援のための枠を75兆円→110兆円に増額となったことで後場一段高。一時1000円近い上げ幅となったものの、後場寄りを天井にして利食い売りに押される動きになっています。売買高は13時15分時点で8億株台と低調。投資判断は「中立」。まず毎週チェックしているFRBのバランスシートに関しては、6/8時点で前週から増加額がほぼ横ばいの、わずか37億ドルしか増えていません。週間で4000億円ほども増えれば巨額に思えますが、これまで毎週兆円レベルで増えていたことを考えると、先般の雇用統計を受けて中央銀行がしぶり始めたと思われること、それが先週の株価下落に繋がったと言われても仕方無いかも知れません。https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm一応、これに関しては先週10年債、30年債などの入札を控えた債券入札ウィークだったので、その前段階でちょっと調整しただけなのかも知れません。まだFRBの姿勢が完全に変わってしまった、と言い切れないようにも思えます。ただ一つ嫌なのがVIX指数のチャートがまた上昇を始めたこと。以前も書きましたが、そもそも今回のコロナショック、それに続くオイルショックの発端となったのは20年1月にこれまでのVIXチャートの上値抵抗線(19年8月、10月、12月、20年1月の高値を結ぶもの)を上抜けて以降、VIX指数が不安定になってきたこと。それがあの歴史的なVIX指数の暴騰に結び付いてしまいました。「VIX指数はS&Pのオプション価格から算出されるものだから、VIXのチャートが上がってきて相場が崩れるというのも変」と思われるかも知れませんが、現実的にVIX指数の先物取引がありますし、またETFも組成されています。それらを売買する人はVIXのチャートをら見て判断したりするわけですから、やはりVIXのチャートも重要な意味を持ちます。卵が先でも鶏が先の場合があるのです。なので今回VIX指数が4/21、5/4、5/13、6/1などの高値を結ぶ上値抵抗線を6/11の大陽線で一気に突き抜けてきたのは非常に嫌な感じを持っています。まあ現実的に3月に付けた歴史的な高値80を上回るとは思いませんが、50超えの可能性は十分ありそうです。では今のところこのVIXをドンドン上げ続ける材料になるのは何か・・・というと「これだっ!」と指摘できるようなものはありません。コロナも、米中間の対立も、アメリカや香港でのデモも、深刻さは十分ながらそれぞれ所詮は二番煎じ。長期金利は比較的安定していますし、商品市況も安定しているので、決定的に何かのバランスが崩れた感じはありません。強いて言えばトランプ大統領の支持率低下→まさかのバイデン候補勝利、副大統領ウォーレン氏シナリオが株式市場のリスクではありますが。為替に関しては、ユーロの短期筋の買いポジションが6/9時点で9.5万枚となり、18年5月以来約2年ぶりの高水準となりました。現状まだユーロ買いの流れが止まっていない(=世界の景気回復感から過度なドル買いが止んだ)ので今すぐにどうこうと言うわけでは無いのですが、将来的なユーロ売り・ドル買い圧力として保たれているという点は留意しておくべきでしょう。https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5173 WTI原油に関しては、先週発表されたアメリカの週間原油在庫が過去最高になったということで、逆に何故30ドル台をキープできているのかも怪しい感じはあります。そりゃ原油価格が上昇してもベイカーヒューズが発表する稼働リグ数がドンドン減っていって、遂に200基を割り込んでしまったのもわかります。https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652 今週のスケジュールとしては本日はドイツではZEW景況感があります。こちらはアナリストやエコノミストの予測数字なので、方向性が良ければ上がるソフトデータ。前月の51.0→60.0が予想されています。アメリカでは5月小売売上高の発表があります。こちらは前月に過去最大のマイナスとなった△16.4%→+8.0%が見込まれていますが果たして。17日(水)はアメリカで20年債入札があります。この20年債は今年新たに出てきた新参者ですが、募集規模もそこそこ大きいので、先週の債券入札ウィーク終了後も長期金利への影響があります。ただ先週の10年債、30年債の入札動向を見ると、あまり人気のあるものでも無いのでしょう(=入札は不調に終わり、金利上昇圧力に)。新興市場も「中立」。本日は両指数共に堅調。特にマザーズ指数はまた1000ポイント回復の動きになっています。本日はバイオ関連株にそれぞれ材料が相次いだ他、曰く付きのテラ(2191)も反発してくるなど安心感に繋がっています。個人投資家はとにかく元気という感じ。【ポートフォリオ銘柄】フマキラー(4998)は反発。最近乱高下の展開が続いており、高値波乱の形となっています。うーん、何とかこのまま2000円を突破してくれれば良いのですが。これはもう今週中に決着を付ける形で、目標2000円に到達すれば円満終了ですが、1750円を割ってきたらそこでも終了、もしくは金曜終値で終了のいずれかのケースを想定します。昨日寄り付きより買いポートフォリオ入れとなったはごろもフーズ(2831)は続伸。チャート的には長期で見ると2800円というところが16年以降ずっと上値の抵抗線になっていたことがわかります。そこを今回の巣ごもり消費メリット株として突破してきたので、長期上昇波動入りしていると見ています。気長に待ちましょう。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年06月16日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200531.htmlともあれ、報告書の提出や再点検はまた時間をおいて明日以降の話になるので、次はすかさず掃除の時間に移行します。掃除は朝と夜の点呼の後に行われますから一日二回。時間は大体10分程度。とにかくスピード感を持って手早く丁寧に、そして基本通りにやることが求められます。毎日毎日担当部署は変わります。ある日は集会室、ある日はトイレ、ある日は階段・・・施設の広さなどに応じて、一人でやる場合もあれば複数人で掃除する場合もあります。例えば中央階段などは広いので確か3人くらいでやったような記憶があります(※私の中隊の一学年は人数が多めだったので、その分掃除の割り振りは若干楽)。各部署毎に「申し送りノート」というものがあります。そこには、歴代にその部署を担当した一学年達の、血と汗と涙の歴史が詰まっています。これを事前に読み込んで、申し送りノートに決められた通りの手順で、なおかつ塵や汚れを残さずに終えないといけません。例えば集会室の担当の場合、持ち物は「バケツ、雑巾、ホウキ」・・・などのように、決められています。部署毎に持って行くアイテムが異なるので、必要なものを持ってこなかったり、不必要なものを持ってきたりすると、監督する長(やはり4学年)に「シバかれ」ます。ホウキで掃くのも適当に掃けば良い、というものではありません。廊下を掃く場合、まず廊下の左半分を掃く、終えたら右半分を掃く。左半分を掃く際は、ホウキの柄の上部に左手を添え、右手をその下に拳3つ分くらいの間隔を開けて、後ろ向きに進みながら掃く・・・などなど、図解で示された通り、一挙手一投足その通りやらないといけません。それをその担当部署の配置に就く前に通読し、暗記しておかないといけません。掃除中に申し送りノートを読み返すなんてもってのほか。一応掃除の際に持って行くのですが、それは監督する長のために持って行くだけ。監督する長も勿論同じ苦行を通して上級生になったので、清掃手順はほぼ頭の中に入っています。ただそのノートに前回の担当者が、注意されたことをどういう風に記入して後任者に伝えているのか、ということなどを確認したりするために必要です。もし前回シバかれた内容をノートに書かずに後任者に渡していようものなら、そしてその後任者が同じミスをしようものならば当然シバかれます。私の記念すべき第一回担当場所は集会室(小)でした。小なので一人。点呼が終わると同時に清掃道具を取りに部屋まで戻り、申し送りノートに指定されたアイテムを集めます。「バケツ、雑巾、ホウキ」・・・と選んでいると、「おい、一年!何タラタラやってるんだ!!早くしろ!!」などという威嚇の声が廊下に響き渡り、更なる電流が流れてきます。諸々のアイテムを揃え、清掃場所にダッシュで到着。作業帽に汗が染み込んだまま「気を付け」の姿勢で呼吸を整えながら監督長がやってくるのを待ちます。そしてやがてゆっくりと視界に現れたのは・・・タイ人でした。(つづく)
2020年06月14日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続落。前日のNYはコロナ第二波を懸念する売りが出て各指数5%超の暴落に。VIX指数も40ポイント超に急騰し、WTI原油も35.6ドルまで下落となりました。ただ30年債入札が低調だったこともあり、アメリカの長期金利はそれ程変わらず。それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。連日の600円以上の下落となったものの、21800円割れの場面からはまたいつものパターンで一旦買い戻しの動きに。SQ値22071円を取り返す動きになりましたが、そこからはもう一度改めて売られました。それでも21800円を割り込めないところで、買い戻しが優勢に。後場は日銀ETF買いもあり、一段と下げ幅を縮める動き。22350円まで戻しましたが、その後はもみ合い。結局167円安で済みました。売買高は19億株台、売買代金は3.3兆円台とメジャーSQの割には低水準でした。投資判断は「中立」。金曜のNYは前日の過去4番目の下げ幅となった反動もありしっかり。ただ一時マイナスに転じるなど、不安定さはありました。VIX指数も一時44ポイントを超えたものの、最終的には36.1ポイントに低下。ドル円も107円半ばまで回復。それらを受けた日経平均先物は22190円となっており、概ね金曜終値近辺でのスタートが見込まれています。全国的に梅雨入りとなったイメージを象徴しているかのように相場の雰囲気が一転した株式市場。得意の必殺後講釈で語れば、FOMCという重要イベントを通過してしまい、これで突然の買い材料が出てくることもないので売り方が売り込みやすいタイミングになったということでしょう。またアメリカのコロナ感染者数が200万人を突破し、先般のデモで感染者がまた増加したという懸念が高まったという悪材料もあります。NASDAQが1万ポイントを超えたという達成感も出て来たのか、6月の上昇分をほぼ一日で無くしました。日本の方は東京アラートが解除されたタイミングというのも毎度の皮肉です。毎回言うように、そういうマイナス材料に「反応するようになった」辺りが雰囲気の悪さを象徴しています。こうなってくるとトランプ大統領落選リスクなどもにわかに嵩にかけて売り材料として出てくる流れです。ただここまでの上昇比べると株価の下落は限定的とも言えます。アメリカでは空売り残が7年ぶりの高水準ということで、引き続き売り方の巻き戻しが相場を牽引している形。年初のTesla株の急騰のような、完全な需給相場になっています。株価が高いのは良いのですが、あまりに実体経済から離れて高くなり過ぎると、世間からのやっかみも強くなりそうですね(またアメリカでウォール街を占拠せよ、という動きが出たり、日本でも証券増税の話が出そう)。先週末時点の信用倍率は前週2.29倍→2.12倍と更に改善。需給に関しては引き続き申し分の無い動きが続いています。中でも日経ダブルインバース(1357)の買い残が遂に1.1億口超え。まあこれを見る限り、下がるものも下がらないわなぁという感じでもありますね。そして裁定残高は売り残が2.3兆円に対して買い残は4600億円となっており、差し引きで1.9兆円という高水準なものの、前週に比べると512億円減少。2週連続で減ってはいるのですが、まあまだ歴史的な高水準であることには変わりありません。やはり需給は良好。また先週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は現物を2,613億円の買い越し。先物も5,819億円の買い越しとなっており、先週の上昇は外国人が牽引しました。売り向かうは国内勢。結局、オールドエコノミー系の株が買われるのは上昇の最終局面であるとよく言われますが、それでもまだアメリカ市場が頑強に高値圏を維持しているのは、やはり相場の強さを示します。よく株価が急落した時には、売りそびれた人の売りが上値を押さえてなかなか上に戻れない、というケースがありますが、今回のように株価が急騰した場合は空売りをしていた人が買い戻しそびれた分があるので、逆になかなか下がらないというケースがあり得ます。不幸中の幸いは個人投資家などはもうずっと警戒モードで、上値を買っていたのは外国人投資家の買い戻しだけだったので我々は比較的大丈夫ということ。アメリカ株は「アイランドリバーサル」を示現しました。ということは、私の強力なアノマリー的には「アイランドリバーサルの窓は(いつになるかはわからないけれど)埋める」ので、遅くても3~4ヶ月以内には戻してくると思います。それくらい長期スパンの視点で余裕をもって投資できるのであれば、下値でいつでも拾えるということにもなります。新興市場も「中立」。金曜は両指数共に軟調。ただマザーズ指数の方は一時プラス転換するなど相対的に強い動きを見せました。テラ(2191)に対するフライデーなどがあっても他のバイオ株に飛び火しないところが今の地合の強さを物語っていますが、週間でマザーズはプラスキープ。個人投資家が主力の新興株の戦闘意欲はある程度高めのまま維持できそうなところです。【ポートフォリオ銘柄】カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は反発。朝方は売り気配で始まりましたが、すかさず買い戻されました。元々業績なんて関係無い分配金確定商品ですし、下がる理由が無いのですが、現実的にはポートフォリオ内の他の損失穴埋めのために泣く泣く投げざるを得ない人が出てくるのもわかります。こういうタイミングで拾っていくことが重要ですね。フマキラー(4998)は大幅高で年初来高値更新。この地合で高値を取ってくるのがさすがですね。前日に急落となりましたが、横浜港でヒアリが発生という材料が出て、朝方こそ売り先行で始まったものの急速に買い上げられました。目標株価2000円はもう実質的に達成という感じですが、何とか来週中に達成してくれませんかね・・。そんな中、今回は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それははごろもフーズ(2831)です。まずは基本的には缶詰が売れているということ。新型コロナウィルスによる巣ごもりで保存食需要が高まっているわけですが、今後ほぼ間違い無く第二波も来るであろうことを考えると、まだまだ需要は高いでしょう。パスタなどもやっていますから、保存系食品に強みがあります。ちなみに先日NHKの「ためしてガッテン」の再放送を見ていたら、ツナ缶は賞味期限切れ寸前が美味しいということでした。それはともかく、もう一つポイントだなと思うのは、ペットに対する消費増が見込めること。アニコムHD(8715)の社長の話によると、今回のような災害時はペットに対する支出が増えるということでした。実際、先般の日経で「3月都区部家計調査によると、ペット関連支出が4.3倍になった」のだとか。同社はペットフードも取り扱っているので、やはり追い風だと思います。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59240910Y0A510C2L83000/ その他の理由に関してはまた後日。目標株価は3500円に。月曜寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年06月13日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200531.htmlそして不備になったらどうなるか。まず純粋に再点検が求められます。結局一ヶ所の不備のために全部改めてやり直さないといけないですから(服は一度着たらどこかしらシワが出来るし、靴も多少はツヤが鈍るので)、それに時間を割かれます。加えて「報告書」というものを書いて提出しないといけません。その報告書とは結局反省文のことです。定型文があるのですが、それを一々真っ白なメモ用紙サイズの紙に、ボールペンでキレイに定規で線を引いて、文字のサイズを統一しながらラインが右下がりにも右上がりにもならないように、行間もきちんと空け・・・ということをアナログで行わないといけません。対番がお手本を書いてくれたものを紙の後ろにおいて、透かした状態で上からなぞっていきます。そうすればとりあえず書き間違いやズレは生じません。ところがここで泣かせるのが書き間違いよりも「インク溜まり」の発生。すごい細かい話なのですが、ボールペンの場合、時々インクが多めに出て、黒色が滲んだりします。出来てしまうと一から書き直し。修正液などは勿論厳禁。やっとの思いで最後まで書いたのに、最後の最後にインク溜まりが出来た時にはもう絶望の深淵で死にたくなります。(※今はボールペンの性能も上がり、そもそもデジタル化が進んでこういう報告書の記入は無いのかも知れませんが)私の場合、更に極度の字の下手さもあって、余計に完成度の低い報告書が出来上がってしまうのです。これが何度も何度も書き直し。容儀点検の報告書を出しに行って再点検を受けるので、プレスやり直し→報告書記入→点検を受ける、で通ればひとまず終わりです。ところがまたシワの指摘や、容儀が良くても報告書の書き直しを命じられると、全て一からやり直しなのです・・・(ーー;)そもそも私の場合、名札を引きちぎられてしまったという最悪のスタート。名札を縫うのは2時間くらいかかります。これを済ませないと再点検どころか廊下に出ることもできません。他にもやらなければいけないこと山積みの中で、更に2時間の時間を捻出するのは並大抵のことではありません。PX(購買)に名札も買いにいかないといけませんし。本当に絶望感しかありません。(つづく)
2020年06月12日
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2020年06月11日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200531.html点呼が終わると「容儀点検」なるものが実施されました。基本的には月曜の点呼の後は容儀点検があり、一週間の始まりをビシッとした服装で過ごすためのチェックがなされます。一学年の最初の頃は、基礎を身につける意味合いもあって基本毎日行われます。容儀の乱れは心の乱れ。容儀点検でチェックされるのは基本的に「作業服にシワが無いようにアイロンがけがなされているか」「靴はちゃんと曇りなくピカピカに磨かれているか」「着こなしがきちんと出来ているか」がポイントです。チェックは4学年が行うのですが、特に最初は別小隊の4学年に厳しくチェックされました。同小隊の4学年だと甘くなりがちなので。「容儀点検」が開始となると、まずは「休め」の姿勢で自分の番が来るのを待ちます。目の前に4学年が立つと「気を付け」。そこで上から下までなめるようにチェックされます。そして「回れ右」と言われると180度回転し、今度は背後を隅々調べられます。視線が物理的な圧力を伴っているかのように、チクチク刺さる時間です。そしてもう一度「回れ右」を命じられ、改めて4学年と正対すると、審判が下ります。そこで例えばシワがあれば「プレス(アイロンがけ)不備」と言われ、それを指摘された1学年は大声で「プレス不備!」と復唱します。その他にも「短靴の磨き不備」とか「着こなし不備」、最上級は「全部不備」とか色々ありますが、やはり一発目ですから色々難癖付けられて全員落とされるのが通過儀礼です。基本的にアイロンがけは同部屋とアイロンを奪い合いながら、丁寧にやりますからそんなに露骨なシワがつくはずもありません。それを着る時にちょっと曲げたりしてしまうとシワになってアウト、というケースはありますが。で、実際の私はどうだったのか。勿論不備でした。しかも最初は背は低いけれど少林寺拳法部の怖い4学年にターゲットにされ、徹底的に狙われました。「お前、これでプレスしたと言えるんか!」などと詰め寄られます。しかも作業服に縫い付けた名札の「糸」の間隔が大きいと指摘。なかなか説明が難しいのですが、縫い付けた糸と隣の糸との間隔に関して、ボールペンの先っぽが入るようではアウトなのです。普通のミシンで縫うよりも細かい間隔で、もう絶対に名札が作業服から剥がれないように細かく細かく細かく縫い付けないといけないのです。多分うちの母親もここまで細かいのを手縫いでやったことはないのではないかというレベル。というわけで、自分では細かく縫ったつもりでも「おい、ボールペンの先が入るぞ」と指摘されると、そこから胸の名札を引きちぎられました。そして投げ捨てられ「お前はプレス及び名札不備だ」と宣告され「プレス及び名札不備!」と復唱。気持ちはどん底に沈んでいました。(つづく)
2020年06月10日
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★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! (注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html1ヶ月当たり3,300円~相場が続く限りチャンスは無限大!是非一度お試しください。※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は本日反落。昨日のNYは先週末の雇用統計改善の勢い続き、3指数揃って堅調。FANG株がそれぞれ最高値更新となり、NASDAQも最高値更新。一方、VIX指数は25.8ポイントに上昇。エネルギー株や公共株、不動産株が買われる一方、半導体指数のSOX指数は下落。長期金利は0.87%に低下し、ドル円は108円台前半まで円高が進む形。それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。その後も為替が円高方向に振れドル円が一時108円を割り込むと、引っ張られる流れに。ただ中国株などがしっかり推移する中で、後場は買い戻しの動き。ドル建ての日経平均はむしろ上昇しており、本日の下落は為替影響によるもののみと解説できます。売買高は14時45分時点で12億株台と低調。投資判断は「中立」。しかし金曜の雇用統計はビックリでした。まさか雇用環境が早くも改善するとは、少なくとも主要エコノミストは誰も予想出来ていませんでした。ネットでは「雇われて暴動に参加した人がいるから」などというネタもありましたが・・・。ともあれまた繰り返しになりますが、それだけの好材料をきちんと株高で反応する良好な市場環境です。もし地合が悪ければ「FRBの金融緩和姿勢が終わる」「またトランプ大統領が中国に強硬姿勢を見せやすくなる」などと悪い方に捉えてしまうケースも十分考えられますから。毎週チェックしているFRBのバランスシートはまた前週に比べて700億ドルほど増えました。全額市中に流れてM2の拡大に繋がっているかどうかは別として、金融緩和が着実に実施されて拡大続く方向性は買い手の勇気と売り手の不安に繋がります。https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htmしかし何故ここまで市場の予想が外れて雇用者数が増えたのか。普通に考えると、何らかの「数字のトリック」があり、実体経済に即した結果ではないのでしょう。飲食店などの離職・復職の機敏さはあるでしょうけれど、現地のエコノミストでさえ読み違うのですから、別の要因に思われます。過去50年間で「大統領選直前の半年間で失業率が上昇した大統領の再選確率は0%」という事実に、トランプ大統領再選への忖度した空気が流れ始めているのか・・。ただ私より詳しい識者のコメントを読んでも、今のところ「数字のトリック」的な部分を完全に説明するものには出会えていません。ここまでの新規失業保険申請件数の酷さに関しては、先般書いたように過剰だったということなのかも知れません。もっとも雇用統計の数字自体、また来月になると修正されたりする可能性はありますが、予想よりも好調だったのは事実です。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-06-05/QBGDMBDWRGG101 結局雇用統計の好調さを完全に否定できないのであれば、ここまでの株高は既にこの雇用環境の改善を予見していたということになり、今まで「実態と乖離した株高」と言われていたのが、実は「実態に沿った株高」だったということになります。時折見せる非常に高精度な景気判定ツール、予見性が株式市場です。 結果、NYダウは年初来高値までの距離が6.7%のところにまで戻ってきました。S&Pは4.7%、そしてNASDAQは遂に最高値更新です。対して日経平均は3.9%、TOPIXは6.4%、ドイツDAXも6.4%としっかり。一方、フランスCACは14.7%、イギリスFTSEは15.3%、香港ハンセンは13.6%という位置。こうしてみると、米、日、独は強く、その他はまだまだ回復力が鈍いという感じです。日本の強さはコロナ耐性や日銀の買いもあるように思いますが、ドイツが強いのは遂に均衡財政の殻を破って巨額の景気刺激策を行うと表明したこと、またコロナ感染の影響が他の欧州諸国に比べてマシだった点もあるかと思います。日本株に関しては5月の上昇はマザーズに牽引された形になりましたが、6月に入ってからは今度は為替の円安で恩恵を受ける景気敏感株に主役が交代、本日はまた新興株が買われ、それ故余計に強いという感じです。FRBのバランスシート拡大の他にも、ECB理事会では市場予想以上の追加緩和となるパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の規模を6000億ユーロ(市場予想5000億ユーロ)に、また期限を年末→21年半ばに延長、更に「買い入れは柔軟に対応」としたことで、ユーロ圏の株式市場も軒並み頑強。ただ、PEPPは実際にはほとんど使われていないので、規模を拡大する意味があるのかどうかは不明なようです。景気指標の改善は前向きに捉え、悪材料は全く無視。地合が悪ければ円安やアメリカの長期金利上昇は、日本売りやアメリカの財政赤字懸念に繋がるはずです。しかしそう受け取られないところに強さがあります。毎週の新規失業保険申請件数は毎週酷い数字ですが、ウォールストリートジャーナルにも書いてありましたけど、そもそも新規失業保険申請件数はあくまで申請件数なので、重複したり却下されたり再申請したりするため、必ずしもその数字=失業者とは言えないとのこと。特に最近支給額が大きくなっているので、とりあえずダメ元で申請してみるか・・・という人も多いのだとか。それが雇用統計との齟齬の一因のようです。直近の裁定売り残は2.4兆円に対して買い残0.5兆円で差し引き1.9兆円と前週の2.1兆円から減少。ただそれでも高水準ではあるので、引き続きこれを材料にした強さは残ると思います。また直近の投資主体別売買動向では、外国人投資家は現物を216億円の売り越し。一方、先物は4,291億円の大幅買い越しということで、先月末の強さは外国人の先物買いによるものだったということになります。なお、個人は現物を3,315億円の売り越しと安定の逆張り。投信も548億円の売り越し。新興市場も「中立」。本日は両指数共に堅調。マザーズ指数は年初来高値を更新。NASDAQの最高値更新が新興株買いに勢いを付けています。東証1部のオールドエコノミー株のリバウンドが終わった途端バイオ株にまた資金が集まってくるところに肉食系の投資家の多さを感じます。【ポートフォリオ銘柄】カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は続伸。株式市場も上がっていますが、実は6月に入ってから地味にインフラファンドも上昇しています。3月末時点を1000として算出が開始された東証インフラファンド指数も1100ポイントの高値に。同投資法人に関しては今月末に分配金落ちがあるので、更に買われる流れになっています。日本KFCHD(9873)は続落。結局今週は一転売られる動きになっており、どんなに高い月次成長率を出しても買われない嫌な流れになっています。うーん、4月や5月の戻り高値水準である2800円より下に売られる筋合いは無さそうなので、ここは仕込み場だと思うのですが。・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2020年06月09日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200531.html一日の最後を締めくくるイベントとして「夜間点呼」があります。生活は概ね中隊単位で動きますが、点呼などはまず小隊単位で管理され、小隊週番が中隊週番に報告し、中隊週番が週番室などに報告が行き、大隊全ての点呼が揃えば終了となります。夜間点呼は朝の点呼と異なり、各号舎内の廊下で行われます。廊下は狭いので、各小隊毎二列に並んで行われます。この時は朝とは違い、きちんと上下の作業服を着ています。この点呼で「足りない」とどうなるか。基本的にそのようなことは起こらないのですが、ごくごく稀に「脱柵」、つまり寮生活に嫌気が差し、突発的に夜逃げなどで脱走する人も居るのです。誰かが脱柵したらどうなるか。まず何としてでも探します。警察などの捜索届けではなく、隊内の警察的存在である「警務隊」があの手この手で探します。噂では自衛隊ヘリなども総動員して捜索するそうですが、実際のところはよくわかりません。見つかれば当然連れ戻されます。どういう手段で捜索されたのか知りませんが、沖縄で見つかって連れ戻された人も居るようです。そして脱柵行為はなんと中隊の連帯責任となり、全員で一ヶ月大声で号令をかけながら朝ランニングなどの非常に厳しい罰があります。脱柵した人間は背嚢などの重い荷物を背負わされて走ることになり、当然責められ周りからは冷たい目で見られ、散々なのです。ですから決して脱柵などは考えないように。脱柵するくらいなら、正式に辞めるべきです。皆に迷惑かけるので。まあこれは伝説レベルの話で私はその人のことも知らないのですが、消灯時に「脱柵」→富士山の麓まで車を飛ばし→そこからUターンして帰寮→何事も無かったように朝の点呼に参加、という強者がいるそうです。見つからなければ罰せられないのですが・・・。何のためにそんなことをするのかは知る由も無いですが、よい子は絶対マネをしてはいけません。(つづく)
2020年06月07日
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2020年06月06日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200531.html入浴が済むと走って戻ってきて、結局また汗をかくのですが、初日は「1900(ひときゅーまるまる=19時)から「入室要領演練」がありました。本来、入浴から戻ってくると自習時間になるのですが、まだ教務の方は始まっていません。なので自習時間などという悠長なものは無く、ただひたすら寮生活やこれからの自衛隊でのルールを叩き込まれる時間になります。この「入室要領演練」は、先ほど私がシバかれた際にも出てきた、上級生(上官)の部屋に入る時のルールです。一挙手一投足決まりがあり、その通りにしないといけません。まあ現実的には馴れ合ってきたら多少の省略はあるのですが、少なくとも一学年の最初のうちは基本が求められますから、省略されるはずもありません。一口に入室要領といっても、色々なパターンがあります。一人で入るものから複数人で入るもの、上級生の部屋に複数人居るケースや、週番室などの執務室に入るパターンなどなど。それに応じたやり方が求められるので、一筋縄ではいきません。今回の「入室要領演練」では、その各パターンをクリアして、ハンコが全て貰えればクリアというものでした。ダメだったらハンコを貰えません。ルールとしては小隊の自分のブロック以外の4年生の部屋に行ってハンコを貰うという形になっていました。現実的にブロックの一学年に対してはどうしても甘くなってしまうので(しかし何故か私は同ブロックの3年生にシバかれたわけですが・・・)。そういう意味で私は非常にラッキーでした。「鬼のカッター総長」のブロックっ子だったので、最大の難関に挑む必要がありません。実際、隣のブロック長の部屋からはえげつない怒号が聞こえてきていました(ーー;)正直言って、私の小隊で怖い4学年はブロック長だけでした。もう一人見た目がすごい怖そうな4学年は居たのですが、実は見た目よりは随分優しい人でした。勿論、最初なのでそれなりに「シバかれ」はしましたが、まあその後の生活の中ではまだ全然ソフトなものでした。(つづく)
2020年06月05日
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2020年06月04日
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防衛大学校入校話の続きですhttp://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200531.html夕食ともう一つ絶対にしなければいけないのは入浴です。勿論尋常じゃ無く汗をかく機会がありますし(肉体的にも精神的にも)、幹部自衛官たるもの常に清潔であることが求められます。そもそも集団生活ですから、公衆衛生を守るためにも必須です。なお、食堂内、浴場内での敬礼は不要というルールです(したら逆にシバかれます)。また余程酷いことが無い限りシバかれません。バイオハザードで言うところのセーブポイントみたいなセーフティゾーンです(?)。あとこれは公式ルールかどうかは謎ですが、浴場内で「前」を隠すことは禁止です(タオルなどで隠していたらみっともない?一応、それでシバかれた人は知りません。なお女子は知りません。あしからず)。ただ、脱衣場には定期的に週番が見回りに来て、決められた通りキレイに作業服を畳んでおかないと「整頓不良カード」なるものが入れられます。その場合、週番室に呼び出され「シバかれ」ます。私はカラスの行水作戦で、週番が見回りに来る前に風呂から上がってしまっていたので、整頓不良カードを入れられたことはありませんでした(^_^;食堂と浴場は当時隣接していましたから、やはり「8号舎」の連中にしてみれば遠いのです。なお、各号舎にはシャワー室があるので、そこで済ませるのは可能なのですが、一学年が使うのは厳禁。ですから、結局夕飯を食べて入浴をするため、どうしても号舎の外にいかないと行けません。もっとも、上級生にしてみれば、この時間帯に一学年がいない確率が高いので、また部屋を点検して「飛ばす」ことができる時間帯。ですから、部屋に残っていたら「お前夕飯食べたのか?」と聞かれ、当日のメニューを聞かれて言えなければ行ってないことがバレてシバかれるので、結局行った方が身のためでもありますが。(つづく)
2020年06月03日
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2020年06月02日
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