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2024.09.27
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植田睦之さんが、野鳥の不思議解明最前線#82(2012)で目の色と瞼の色が正反対になっているカモ類に関して、文献で発表されている知見を整理し報告しています。
その中でフランス研究チームが、カモは逆に仲間に寝ているか起きているのかをわかるようにしているのではないかと論文の内容を紹介しています。
論文では、鳥の群れは他個体の警戒を利用することで1羽あたりの警戒に割く時間を減らしつつも,全体の警戒効率も高めていることが知られており、採食している時ならばまわりの個体が頭を下げて採食しているか、それとも頭をあげて警戒しているかを見ることで、自分が警戒すべきなのか,それとも採食すべきなのかを判断することができます。しかし群れで湖などで休息しているカモ類の場合は,身体の態勢では判断できず、まわりの個体が目を開けているのか。それとも目を閉じているのかを知る必要があることを記しています。
植田(2012)が「とはいえ、その意味は「寝ていることを仲間に知らせている」とは限らず,なんらか他の意味があるのかもしれません。寝ていることをまわりに知らせる意味のある群れで休むような種と単独で休む種とでこのパターンに違いがあるか」と指摘しており、野外で観察する際のテーマです。
(引用)
植田睦之.2012.野鳥の不思議解明最前線#82.
~目の色と瞼の色が正反対になっているカモ類~.
(目の色、瞼の色)
過去、フィールドで観察したカモ科の写真をいくつかアップしました。
(1)目の色が黒っぽい又は褐色のカモ
オシドリ、アメリカヒドリ、トモエガモの目の色は黒、ハシビロガモは褐色です。
これらの瞼の色は写真を参照いただくとわかるように白色です。
(2)目の色が赤いカモ
ウミアイサの目の色は赤色で、瞼の色は黄色味を帯びているように見えました。
(写真)
オシドリ:2013年11月16日栃木県真岡市で撮影
アメリカヒドリ:2022年1月17日都内水元公園で撮影
ハシビロガモ:2022年10月21日埼玉県川越市で撮影
トモエガモ:2017年12月10日埼玉県さいたま市で撮影、
2019年11月16日茨城県神栖市で撮影
ウミアイサ:2022年2月21日千葉県浦安市で撮影

























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最終更新日  2024.09.27 11:40:51
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