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『敗者復活戦ブログ』《凡人の独立編》 第10話奇人変人?が集う訪問販売の世界を卒業し華麗なる転身を遂げるはずが、今度は店頭販売の世界へ。溺れる者は藁をも掴むと言います。その掴んだ物は一体なんだったのか?。第10話スタート!●待つことは、攻めることなり!店頭販売と大雑把に言っておりますが、実際店の外でも中でも色々な商品が売られています。雑貨、衣料品、食料品、稀に占いコーナーなどもあり見ていて楽しいものです。店頭販売(実演販売)の「カリスマ」マーフィー岡田さんは、今やテレビショッピングや講演などで、その活躍をご存知の方も多いと思います。マーフィー岡田式で呼び込み話術で売る人もいれば、黙ってても珍しい商品に惹かれて客が買ってくれるような場合もあります。健康機器(治療器)は、どうでしょう。20数年前で数万円していましたから、お客さんは警戒して呼び込みなどしても座ってくれません。実際にお客さんを相手に実演するのですから、座らせるまでが大変なんですね。最初の数日は、コンサルタント会社のTさんが付きっきりで指導してくれました。 社員といっても彼一人なんですが(笑)。20代後半ですでに髪が若干薄くなっていて、初めは30代後半位に思っていましたね(笑)。私も19歳の時に30代に見られていましたので似たようなもんです。老けているということは、治療器などを売る場合はプラスにこそなれマイナスにはなりません。生まれて初めてでしたね。自分の顔が良いように役立ったのは(笑)。さて、先ずは仮設の売り場作りです。階段の踊り場に机を置き、椅子を並べ、壁には宣伝用のパネルを貼ります。『3ヶ月で10キロ痩せる、耳のつぼ』『肩こり、腰痛でお困りの方・・・』『健康の水、アルカリイオン水』・・・『無料です。お試し下さい』。パネルの中には耳のつぼの拡大図もありました。そうそう全身のつぼが一目で分かる50センチ位の人形もありましたね。なかなか本格的でした。ちなみに、今もその人形は何故か持っています(笑)。 Tさんはひょっとすると、私を京橋の会社で指導してくれた彼の会社の社長M先生より専門的なことは詳しいのでは、と思わせる勉強熱心な人でした。それもその筈です。彼は、その後苦労して鍼灸師の国家資格を取り、現在東京で治療院を開業し、そこには数人の鍼灸師が彼の指導のもと働いているようです。そんなTさんが教えてくれたことは、ひたすら待つ事です。治療器を売り付けられるんじゃないかと警戒して、なかなか座ってくれません。しかし、本当に肩こり腰痛で困っている人、痩せる耳のつぼに興味のある人は、こちらから声を掛けなくても、いつのまにか近くまで来て、パネルなどを見ながら、声を掛けてくれという顔をしているわけです(笑)。それを、しばらく気付かないふりをして、後ろを向いて説明書などを読んでいるわけですね。そして、おもむろに「なにか、・・お困りですか?」と声を掛けるのです。こうなると、殆んどの人が椅子に座ってくれます(笑)。訪問販売で経験した攻めの営業ではなく、売る商品によっては、こういう遣り方もあるのを知って驚き、勉強になりましたね。一人が座れば、不思議と人が嘘のように寄って来ます。俗に言う『さくら』というのはこういうことか、と実感しましたね。そして、一人立ちしてひたすら待つことになるわけです。待つというのは、攻めるよりも精神的に堪えました(笑)。・・・続きをお楽しみに!。『3ヶ月で10キロ痩せる、耳のつぼ』・・・知ってて何でやらないの?、直ぐにでもやりなさい、とはいいっこなしよ???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/30
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今日は外注さんも入ってくれて、ドタバタと皆忙しくしていた。暇な時を考えたら、忙しいのもいいものだ。明日一つは立会試験。何事も無くお嫁入りしてくれるだろう!(と祈っている)。まだまだこれからの仕事も残っている。狭い工場の中、皆頑張ってくれているので本当に有り難い。今日はこれにて帰ります。それではまた。一段落したらパッ~~と飲みにいきたいねっ~~~???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/26
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『敗者復活戦ブログ』《凡人の独立編》 第9話奇人変人?が集う訪問販売の世界を卒業し華麗なる転身を遂げるはずが、今度は店頭販売の世界へ。溺れる者は藁をも掴むと言います。その掴んだ物は一体なんだったのか?。第9話スタート!●えっ、ここでやるの?・・・店頭販売は場所より度胸!待ちに待った?現場での実践です。住所と地図を頼りに電車でスーパーまで行くと、そこには女性マネージャーのKさんと、コンサルタント会社の社員Tさんが待ってくれていました。車から、商品と折り畳み式の長机、そして折り畳み式の椅子を降ろし、荷物の搬入口から中に運びました。途中で店長や店の人に挨拶です。私は、スーパーの中のテナントのように、どこか専用の場所で遣らしてもらえると思っていました。ところが、様子がおかしいのです。「どこが・・・いいかな?」店長とマネージャーのKさんが相談しているではありませんか。人の目に付きやすい、立ち止まって覗き易い場所は?。1階の食料品売り場は、所狭しと商品が並べられて、長机と椅子それに商品を置くスペースなどありません。無理やり置いても、逆にお客さんの流れを止めることになってしまいます。これは、スーパー側は絶対遣らしてくれません。2階の雑貨衣料品売り場はというと、確かに場所は奥の方にあるのですが、それではお客さんが見てくれません。そうこうしているうちに、やっと最適の場所が見付かりました。そこは、な、なんと1階と2階を結ぶ階段の踊り場だったのです(笑)。確かに広い階段でしたから、お客さんの流れを止めることはありません。しかし、テナントのような雰囲気で遣るものだと思い込んでいたものですから「ここは、あんまりじゃないですか?」と思わず言ってしまいましたね。すると、女性マネージャーのKさんが、鬼のような形相で「だったら外で遣る?雨が降ったら大変よ。あなたは濡れてもいいけど、商品は絶対濡らしちゃダメよ」と、のたまうではありませんか(笑)。「場所は、契約しているから大丈夫よ」と優しく微笑んでくれたあの?Kさんの姿はそこにはありませんでした。『釣った魚には餌を遣らない』・・・俺は魚か、と叫びたかったですね(笑)。もう逃げられません。私は、階段の踊り場に長机と4脚の椅子を並べ、机の上を白い布で覆い、デモ用の商品を幾つか並べました。「訪問販売よりも、コリャ~大変かもしれんなあ」と始まる前から落ち込みましたね。本当に逃げようかと思ったのですが、それを察してか女性マネージャーのKさんは、その日一日会社に戻らず私のそばから離れませんでした(笑)。女性というのは役者やなあ、とこの時ばかりは思い知らされました。あの時のKさんの顔は、今でも忘れられません(笑)。・・・続きをお楽しみに!。『氷の微笑』という映画があったけどKさんの笑顔は『凍りつく微笑』だったかな???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/24
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『敗者復活戦ブログ』《凡人の独立編》 第8話奇人変人?が集う訪問販売の世界を卒業し華麗なる転身を遂げるはずが、今度は店頭販売の世界へ。溺れる者は藁をも掴むと言います。その掴んだ物は一体なんだったのか?。第8話スタート!●東京のど真ん中、嬉しさの次に暗さあり?健康機器の販売会社は東京の中央区京橋、東京駅から歩いて10分~15分位だったと思います。初めて行った時は、東京のど真ん中にある会社と聞きチョッと嬉しかったですね。皆さんお笑いかもしれませんが、田舎から出て来てなにか出世したような気がしました(笑)。ところが、場所は京橋でもビルの狭間にあるほんとに小さな古い雑居ビルの一室が事務所でした。50歳位の社長と奥さん、40歳位の女性マネージャーKさん、そして初老のコンサルタント?Mさん。この4人が出迎えてくれたのですが、中に入った瞬間帰ろうかと思いました。怪しいとは思いませんでしたが、地味で暗い雰囲気でしたからね(笑)。マネージャのKさんとコンサルタントのMさんから、販売する健康機器の説明を受けました。一つは、低周波の電子針治療器。これは、全身のつぼを刺激する治療器で、特に耳での診断?、そして治療も出来るようでした。綿棒のような針の先を耳のつぼに当てると、弱ったところは微妙に痛いんですね。電池式でしたが強弱の調整が可能で、一般の方にも使えるように出来ていました。もう一つは、アルカリイオン水製造器。 水を電機分解して、酸性とアルカリ性に分けるものです。コンサルタントのMさんは先生と呼ばれていましたが、名前だけの先生ではなく、専門的なことを本当に丁寧に分かり易く教えてくれる先生でした。体のつぼの知識、二つの商品の知識。自分も現場で売っていた人ですから説得力がありました。社長もマネージャーのKさんも、誠実な方で商品も胡散臭いものではないと思いましたので、その会社にお世話になることに決めたわけです。しかし、よく考えてみると、どこでこの商品を売るのでしょう。また、訪問販売かな?。女性マネージャーのKさんが、微笑みながら「大手スーパーと契約して場所を借りてるから、飛び込み営業の必要なんかないわよ!」。それを聞いた時は、俺も大手で仕事ができるんだ、と内心ニンマリとしていました。それが、顔に出ないよう苦労しましたけどね(笑)。 しかし、そう世の中甘くはありません。大手スーパーは間違いなかったですが、場所は・・・?・・・続きをお楽しみに!。逃げ場がなくなったら、自分に合ってるとか合ってないとか関係なくとにかくやるしかないよね???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/23
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社員が先程漸く帰ってきた。今日行った場所で原因が分からないトラブルがあり、明日はベテランの社員に行かせて対処する予定。ところで、今日社員が行ってきた県内の某所は、知る人ぞ知る何か?が出ることで有名な施設?。施設内には厄払いの御札が張り巡らされている。過去4人の祈祷師が厄払いに訪れたが、いずれも凍りつき、なかなか中には入れなかったとのこと。それもそのはず、その場所は昔の処刑場の跡地・・・。今日社員が聞いた話。その施設に勤める方がたまたま遅くなり夜の10時近くになった。戸締りを済ませ外に出て最後の扉を閉めようとした・・・その時・・・中から女の声が?。「さようなら~~~~」「でたっ~~~~~~~~~~~~~~~~~~」その人は震える手でなんとか扉を閉め、必死で車まで辿り着いたが、手の震えが止まらず直ぐにエンジンを掛けられなかった。最後は足まで震えてしまったとか。今日はそろそろ帰ります。皆さん、さようなら~~~~。あれっ、パソコンの画面を覗くあなたの後ろに誰か???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/22
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『敗者復活戦ブログ』《凡人の独立編》 第7話若き日の訪問販売の経験は、武骨者の私が今日まで営業を生業としてきた原点となりました。奇人変人?が集う常識を超えた世界は、プライドを何回ズタズタにされたことか。そして、その世界を漸く卒業し華麗なる転身を遂げるはずが、またもや?・・・。ちょっと間隔が空いたけど第7話スタート!●訪問販売から華麗なる転身?・・その前に!訪問販売の会社は、2年弱で限界を感じて辞めましたが良い経験になりました。武骨者だった私が、その後どこに行っても営業という仕事をやるのは、この経験があればこそですね。今度は、一度東京で仕事をしてみたいと思い、新宿駅前のビルにオフィス?があった、英会話の教材を売る会社で働くことにしました。働くことにした、と言うより、直ぐ採用してくれるのはそんな会社しかありませんでした。研修の時から、何か怪しい雰囲気、怪しい人ばかりのような気がして、これは「やばい」と思いましたね。1セット20万弱の教材を売って、営業マンに4万円?位の手数料だったと思います。そして、数人を管理するマネージャーも、営業マンが売るごとに手数料が入り仕組みになっていました。マネージャーを管理する管理職にも、同じように手数料が入り、支店長までいくと年収数千万と言っていた記憶があります。まるでネズミ講じゃないか、と思いましたし、こんな奴らのために汗水たらして働くのは「真っ平御免」と思いましたね(笑)。電話でのアポイントのやり方も「あなたに○○が当たりました!」とか言って、大学生を呼び出すんですね。私も数人の大学生に売り込みましたが、こちらが怪しいと思っている商品が売れるわけはありません。それでも、基本給が貰える1ヶ月間は、外回りと称して喫茶店で本を読んだりしていたのですから、我ながらずるい男です(笑)。また、大声を張り上げての朝礼も、こんなことしたからといって売れるもんじゃない、と訪問販売の経験で思っていましたので、この1ヶ月は本当に長い1ヶ月となってしまいましたね。私がいた訪問販売の会社も、一般の方から見れば怪しいかもしれませんが、その私が怪しいと思うのですから本当に怪しかったですね(笑)。 東京で仕事をしたいという夢は、1ヶ月で破れてしまいました。破れた、と言えばかっこ好いように聞こえますね。実際は「逃げた」というのが当っていました。こんな窮地に陥った時、思いがけず救いの手が差し伸べられたら、あなたならどうしますか?。「逃げた」会社の管理職の中に、孤立しているというか窓際族のような人がいたんですが、その人は密かに?辞めていく人に、転職先を紹介していました。たとえ会社のなかでの立場がなくなっても、辞めていく人に職を紹介し、その会社から斡旋料をもらっていたんですね。人間、切羽詰ったら生きる知恵が出てくるもんだ、と勉強になりました(笑)。その後、風の便りに、辞めさせられたという話を聞いた時には、「ばれたな」と思うしかなかったですね(笑)。溺れる者は藁をも掴むと言います。私は、その人の紹介で東京の京橋にあった健康機器を販売する小さな会社に入る事になりました。どこでもいいから仕事をしないと金が無くなっていました。選ぶ余裕などありませんでした。ここでは、大手スーパーの店頭や階段の踊り場で健康機器を売ることになってしまいました。訪問販売とは違った面白い経験をさせて頂きました(笑)。・・・続きをお楽しみに!。腹がへってどうしようもない時、差し伸べられた手に握り飯があったら食らい付くよね???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/21
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今日は、台風一過の青空を期待していたわけですが、どんよりと曇り時折小雨が降るような一日でした。昨晩は風は強かったのはもちろんですが、久しぶりに数時間の停電に遭い、蝋燭をともしラジオを聞きながら思い浮んだことは、不謹慎にも、昔の人はやることがなかったから子沢山だったんだな?、ということ(笑)。・・・こんなことを書いているくらいだから、危惧していたほど被害はなく良かったのだけど、宮崎の竜巻の被害などを見ていると、同じような目に合わないとは言えないわけで、改めて自然の怖さを認識した次第。明日こそは台風一過の青空!を見たいですね。それではまた。偉人は蝋燭の灯りでも勉強しただろうに、それに比べて自分の考えることは???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/18
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今日は本来なら仕事の予定だったが、昨日のうちに休むことにしていたので、朝から家の補強作業。今回の台風は、15年前猛威を奮った19号と同じコースを上昇中。古い家なのでベニヤとトタンで玄関と窓に目隠して待機。すでに被害が出ている地域もあるようですね。皆さんくれぐれもご注意を。 それではまた。
2006/09/17
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今日、漸く組立が終わった盤がお嫁入り?した。昨日はお客さん立ち会いのもと無事試験が終わったが、その時不具合を指摘された箇所を手直しして、午後からなんとか送り出すことが出来た。製品の大小に拘わらず送り出した後は、やはり嬉しい。しかし、嬉しいのはトラックに積み込むまでで、走り去ってしまったら、もう次のことを考えている。見掛けによらず気が小さいところもあり、『なんとかなるさ』と大胆なことをする時のもう一つの自分と、どちらが本物か分からない時がある。このジキルとハイドのような二つの顔を持っているのが私の魅力か?(笑)。ところで、昨日立会試験に来て頂いたお客さんと初めて会ったのは、かれこれ20年程前になる。否、それ以上か。私がサラリーマン時代に、ある客先に新入社員として入って来たのが彼だった。若い頃からとことん追い込んで仕事をやるタイプで、短期間で優れた技量を身に着けて頭角を現していたが、今や取締役となり実質的にその会社のナンバー2となっている。その会社からは、私が独立した当初から仕事を頂いた。なかでも彼との遣り取りが多かった。馬が合っていたように思う。もちろん、社長が何の後ろ盾もない一匹狼?の私でも、信用してくれてやらしてくれた御蔭なのだが、若かった彼が追い込んで仕事をやるのに負けないように私も必死で動いた記憶がある。それにしても、仕入先や外注の工場には、「金はないので入ってきたものを回す」という条件で承諾してもらい、その会社と彼の要望に答えられるよう周りを巻き込んで必死だった。周りには、かなり迷惑を掛けたと思う。とにかく強引だった(笑)。あれから月日は流れ、お互いあの当事と立場が違い以前と同じことは出来ない。立場だけでなく身体がついていかない(笑)。今思うのは、情熱はあの当事のままで実務は社員に任せて、もっともっと良い意味で強引な仕事をやりたい。そのためには、できる仕組みを無い知恵を絞って考えないといけない。もっと謙虚になって人の言うことを聞かないとね?。それではまた。彼は40歳を過ぎ私は50に手が届く歳となったが、情熱は衰えるどころか益々燃えているぞ!。オッサンよ大志を抱け!、オバサン、否、お嬢さんもね???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/15
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今日久しぶりにお客さんとやり合ってしまった。私は元来血の気が多く、若い頃からそれがもとで仕事に限らず数々の失敗をしてきた。今日も相手から一方的にうちのミスのようなことを言われたのに対し、一呼吸おいて話せばいいものを、間髪を容れず「うちのミスとはなんですか・・・」とやってしまった。最近は身体も丸くなり性格も丸くなったと思っていたが、どうも本性は変わっていないようだ。幾つになっても成長しませんね。但し、やり合った後でも直ぐ和解するのが私の特技?でありまして、しばらくすると何事もなかったように先程の話の続きをやっているのだから、とんだ人騒がせなヤロウですね・・・私は。しかし、私がそれこそ一方的に和解と思っているだけで、相手を傷付けていたことも過去にはあったと思う。人から、あなたは正義感が強いから、と言われたことはあるが、客観的に自分を見つめれば、劣等感の裏返しに過ぎない気がする。まだまだ学ぶべきものが多く、人に教える立場にはなれそうもありません。しかし、人とやり合うのは別にして、最近このエネルギーが前に向いていないように思う。なにかしら後がないような状態の時は燃えているが、少しでも安定してくると途端に火が消えかかる。悪い癖だ。溜まったエネルギーを発散させる場所を間違えている。目標がぶれている証拠だろう。お客さんとやり合ったことは反省しなければならないが、逆の意味でよかったかもしれない。それではまた。『芸術は爆発だ!』やっぱり岡本太郎のような燃え方をしないとね???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/13
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先々週から組立配線をやっていた盤がようやく完成に近付いてきた。まだ入荷していない部品を取り付けて、週末にはお客さんが来られて立会試験だ。合格すれば晴れてお嫁入り!。それまでは・・・ちょっと落ち着かない。それではまた。牛や豚を飼っている人が、育て上げて市場に送り出す時は、どんな気持ちなんだろう?。生き物と機械では比べるほうがおかしいか???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/11
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今日は日曜日だが二人の社員は現場に行っている。仕事柄日曜も祭日もない。それでも当たり前のように出勤してくれている。・・・こんなことを書き始めたら、一人の社員が帰って来た。県外に行っていたので遅くなると思っていたが早かったのでよかった。・・・社員が帰ったので続きを。さて、今日の本題。『人の喜びを我が喜びとする』よびりんさんを始めいわゆる成功した人からよく聞く言葉だ。私もそうありたいと思い時々自分の心に聞いている。すると答えは・・・『人の不幸は蜜の味』・・・こんな言葉しか返ってこない(笑)。笑い話ではなくどうしたらそんな境地になれるか、この年になっても未だ分からない。直ぐに答えを出すことは出来ないが、ヒントが欲しいと思い、たまたま読んだマザー・テレサの言葉に感銘を受けた。私などにマザー・テレサを語る資格などないのだが、ここは許してもらいたい。「大切なことは、遠くにある人や、大きなことではなく、目の前にある人に対して、愛を持って接することです」。「日本人はインドのことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」この言葉を自分に準えて考えれば、遠い目標に向かって進んでいるのはいいが、自分の足元を見ているのだろうか。具体的に言えば、社員が、そして社員の家族が喜ぶようなことをしているだろうか。お世話になった人のことをいつの間にか忘れ、不義理をしていないだろうか。疎遠になってしまった友人や知人は何をしているだろうか。・・・色々と思いを巡らしてみても反省することばかりだ。もちろん、今お付き合いをして頂いている人たちとの交流は楽しいし有意義だが、極端な言い方をすれば、それはインドのことであり日本のことではない。いつの間にか足元を見ていなかったような気がする。それにもう一つ大事なことは、この言葉に集約されている。「愛は家庭から始まります。まず家庭の中で不幸な人を救いなさい。両者が愛し合い、母親が家庭の中心となりなさい。平和とうるおいの家庭が築けたら、隣人を愛しなさい。自分が、自分の家庭が、愛に満たされなければ隣人を愛せません」自分を愛せないのに身近な人を愛せるはずがない。身近な人を愛せないのに隣人を愛せるはずがない。先ずは自分が喜びを感じるような人生を歩んでいなければ、『人の喜びを我が喜びとする』ことなど出来ようはずがない。身勝手な解釈だが、今の私には自分自身がもっと喜びを感じる必要があるようだ。あまりにも自分に都合がいいように考えているかも?(笑)。それではまた。マザー・テレサの言葉を書いていたら、何故かテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」を口ずさんでいた。まだまだ修行が足らんな~~~???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/10
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『敗者復活戦ブログ』《凡人の独立編》 第6話若き日の訪問販売の経験は、武骨者の私が今日まで営業を生業としてきた原点となりました。奇人変人?が集う常識を超えた世界は、プライドを何回ズタズタにされたことか。その奇人変人?の中でも特に異色だったのはTさんでした。第6話スタート!●あのバンドの解散コンサート番組を制作した薔薇族?のTさん!生まれて初めて見たフンドシ姿の筋肉質の男性が載っている薔薇族という雑誌。それを愛読していたピンクのズボンを履いたTさん(笑)。初めは、どういう人か判断できませんでした。鎌倉に住んでいていつも遅れて出て来ますが、それなりに仕事をこなして帰っていきます。子供はいましたから、男好き?がどの程度かは分かりませんでしたが、慣れてくると不思議なもので殆ど気になりませんでした。但し、皆で座って弁当を食べる時などに、ピンクのズボンで横座りになって食べるものですから、「それだけは止めてくれ」と言われていましたね(笑)。普段は男っぽいところもあり、今から20数年前、長身で体格のいい男がピンクやアカのズボンに冬であれば古い革ジャンを着こなしていました。それがまた似合うんですね。天才Mも古い革ジャンは真似していました。恥ずかしながら不肖鍛冶屋の息子も、古い革ジャンを着て真似していました。おっと・・・ピンクのズボンだけは、真似はできませんでしたが(笑)。親しくなってから、彼の前職を知り驚きました。東京のテレビ番組の製作会社にいたんですね。そして、今を時めくスパースターで、ロック界の第一人者のYがいた伝説のバンドCの解散コンサート番組を製作したと言っていました。。コンサートの最後、ステージ上のセットが燃えてしまう凄い内容の番組でした。彼はその番組のプロデューサーだったと言っていましたが、それが本当だったかは分かりません。後に、彼はその会社に戻るのですが、会社に電話したこともありますし、数年後、たまたまその番組を見た時に、最後に会社名が出ていましたので、作り話ではなかったようです。現在、その解散コンサートがDVDになっています。印象的なのは、バンドの当時の親衛隊の中に、後々大河ドラマに出演する奴?がいるのですが、今日の姿を一体誰が想像できたでしょうね(笑)。その前職を知ったから言うわけではありませんが、Tさんは頭の回転が速くとにかく弁が立つ男でした。天才Mも理屈では、否、屁理屈では彼には敵いませんでしたね(笑)。私は、その後2年弱で転職するのですが、所長Iさんを始め天才M、薔薇族のTさんなど一癖も二癖もあるような人ばかりと付き合っていました。そう言えば、有名お坊ちゃま大学のK大学を出て、一流企業、世界放浪、帰国後、トイレの換気扇のセールス、こういう変人もいましたね。今考えれば、あんな人たちじゃないと完全歩合制の世界では、生きていけなかったのかもしれません。そんな中で、『セールスマンらしくないセールスマン』と客から同情されるような売れないセールスマンの私が、2年近くいたのですから、これは若さゆえの特権?と考えるしかないですね。今だったら絶対できません(笑)。ノルマも、大声を出す朝礼もない代わりに会社は何の保障もしない。そんな自由奔放な環境は、苦学生?を続ける興味をなくす体験となってしまいました。しかし、学生生活では得られないような貴重な勉強?となったのは事実です。それではまた。薔薇族なんて日陰の身だったけど、今は大手を振って歩いている。誰でもあのくらい開き直ることができたら人生楽しいだろうな~~~???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/09
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今日忙しい時に手伝ってもらっている外注さんが来社。一匹狼の職人さんには珍しく気さくな人柄で面白い人だ。先月は、社員だけで何とか仕事を処理することが出来たので、顔を見ていなかったが、なんと入院していたとのこと。元々持病があって通院されていたが、普段は元気に仕事をしている人なので驚いた。それでも、今日の目的は「仕事をやらしてくれ」という営業だったので、余計に驚いてしまった。思わず「大丈夫ね?」と聞きかえしたが、本人はやる気満々だ。それならば、ということで今月半ばから人手が欲しいから来てくれとお願いした。私よりいくつか年上で、おまけに持病と同居?しているのは私と一緒。ここは本人のやる気に応えるしかないだろう。それにしても改めて思ったのは、何をやるにしても健康じゃないと始まらない、ということ。健康第一!ですね。長年の不摂生がたたってしまった現在ではあるけども、遅きに失したとは考えず自分の身体を大事にしたいと思った次第。それではまた。長年の不摂生のたたりは『やる気』で吹っ飛ばせっ~~~!!!・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/05
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『敗者復活戦ブログ』《凡人の独立編》 第5話若き日の訪問販売の経験は、武骨者の私が今日まで営業を生業としてきた原点となりました。奇人変人?が集う常識を超えた世界は、プライドを何回ズタズタにされたことか。今日のよびりんさんの日記『過去を振り返り、現在をよりよく生き、未来を切り拓こう!』・・・正にこの物語の意味はこの言葉です。第5話スタート!●天性のセールスマンMは、天才か詐欺師か?人には向き不向きはない、と言われる方もおられるかもしれません。強い願望があれば実現するという成功哲学は、間違いではないと思いますが、それは自分がやりたいこと(天職?好きな事?)への強い願望ですから、すべてに当てはまることはありません。私がどんなに気合を入れて人一倍の根性を出して何軒セールスしても、天才Mには絶対勝てませんでした。長身でカッコよく女性との接し方は、素晴らしかったですね。当時20歳でしたが、その話術は天性のものがありました。今やブログランキングなどでも上位を占めるホストの世界ですが、彼がもし今のような時代のホストになっていたら、間違いなくトップになれたと思います。Mはそんな男でした。私などは、まず顔で警戒されますから、そもそもスタートラインが違います(笑)。最初、Mと組んでセールスに回った時、私はMの後ろでどういう話し方をしているか、聞かせてもらいました。訪問した家のドアが開き、奥さんが顔を出したところから、私と全く違います。「こんにちわぁ~~」とMが笑顔で声を高くして話しかけると、なんと微笑む奥さんもいるではないですか。私の時の相手の顔が引きつるのと天と地の差です(笑)。話し言葉は、福岡で育った私にとってはオカマ?が喋っているように聞こえました。だからといって、変ないやらしさは全くないんですね。奥さんが微笑みだしたのを見計らって、外の脱臭筒の前に来させて本格的な説明開始です。口八丁手八丁というか、とにかく脱臭筒の構造の欠点を指摘して、不安を煽る、とにかく煽る。そして最後の決めゼリフは「ほうっておいたら○○になっちゃうよ」。ほんとかよぉ~~?、そばで聞いていた私は目が点になりました。話しも上手いが、創作(嘘?)も上手い。正に天才か詐欺師か?Mの本領発揮です。取付が終わりお金を頂くまで、終始このペースでした。私が同じことをしたら、間違いなく警察を呼ばれたと思いますね(笑)。しかし、Mはこれだけの男ではありませんでした。家の中から奥さんを外に出して説明をするやり方は皆が真似しましたし、この家は「ダメだ」という判断も早かったですね。無駄な時間は使いませんでした。喋りの上手さと判断力、度胸、どれも素晴らしいものがありましたね。もちろん、やって良いことと悪いことがありますが、当時こんな男が世の中にいる、と知ったこは良かったと思っています。後のいろいろな経験を踏まえてではありますが、元々の天の邪鬼な性格もあいまって、どんな有名な人でも言葉だけではなかなか信じなくなりました。その人がやっていることを、よ~く観察?しないと分からないことが多いですからね(笑)。それにしても、Mは30年近い前に訪問販売で月収100万位稼いでいました。彼は今何をしているのでしょうか。遊び癖、浪費癖が凄かったですら、それさえなければ、もしかしたら大実業家になっているかもしれません。人を欺くような仕事だけはやっていないことを祈るばかりです。それではまた。「ほうっておいたら○○になっちゃうよ」・○○って何だ???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。過去を悔いるのではなく、過去を振り返り、現在をよりよく生き、未来を切り拓こう!『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/04
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今日は久々に社員と近くのファミレスで昼食。普段は各々弁当を休憩室で食べることが殆どだが、たまには男ばかりでファミレスに行くのも良いものだ。土曜日も殆ど休むことがなく、社員には無理させているので、せめてもの罪滅ぼし。それにしても、ファミレスのライスは余りにも量が少なく、もう一杯御代わりする者もいて、もう笑うしかありませんでしたね。昨年の今の時期は売上がいま一つだったので、今年は油断することがないよう発破を掛けている。御蔭で今月から来月にかけて忙しくなりそうだ。今日も来週後半納期の製品の組立真っ最中!。一生懸命仕事して、旨い酒を飲もうじゃないですか、ねっ~みなさん?。それではまた。せっかく写真撮ったのに、もうちょっと整理整頓しとけよな???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。『敗者復活戦』の物語を初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!
2006/09/02
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『敗者復活戦ブログ』《凡人の独立編》 第4話若き日の訪問販売の経験は、武骨者の私が今日まで営業を生業としてきた原点となりました。奇人変人?が集う常識を超えた世界は、初めからプライドがズタズタになりましたが、それはただの序の口にすぎなかったのです・・・。第4話スタート!●所長Iさんの究極の営業戦略は、新人潰しのセッチン詰め!最初は、所長のIさんとばかり組んでいました。後で分かったのですが、Iさんは皆から嫌われていたんですね(笑)。東京に住んでいたIさんは、横浜の営業所まで派手なスーツを着て颯爽と外車で通勤していました。この人からは営業は戦いだ、ということを学ぶ?ことになります。稼いだ時など、財布を机の上に叩きつけて「どうだ!」と言うのが、彼の楽しみでもありました(笑)。元来金に無頓着で執着心がない方でしたので、それを見る度に不快な気分になっていましたが、この考え方は、決して美徳とまでは言えません。寧ろセールスをやる上では、マイナスになることの方が多いと思います。財布を見せびらかすことは別にしても、目的を明確にするは勝利への近道です。・・・ここでお金のために生きるべきではない、という当たり前の話は横に置いて読んでください(笑)。そんなIさんですから、注文が中々取れない時など機嫌が悪くなり、断わられたら家の玄関先に唾を飛ばしたり怒鳴ったり、一緒に回っていると大変な時がありましたね(笑)。そんな唖然とするしかない状況の中でも、初めて売れた時は本当に嬉しかったのを覚えています。「バンザーイ!」心で叫んでいました。これで、飯が食える!、そういう心境でしたね。その家の奥さんが言ってくれました。「まじめそうで、セールスマンじゃないみたいだったから、買う事にしたのよ」・・感激。しかし、これは致命的な欠点だったかもしれません。どんなにやっても、セールスマンらしいセールスマンに最後までなれませんでした(笑)。そして、ある日奇跡的にIさんより先に注文を取り、喜んで脚立を持って行って商品を取り付けていたところに、Iさんが戻ってきました。さあ、Iさんの本領発揮です。何をするかと思って見ていたら、商品を4台抱えて私が取り付けていた家の周りを取り囲むように、周囲の家の玄関先に置き始めました。次に、4軒の家を片っ端から回り、私が取り付けているのを見せて、取り付けは半分義務のような言い方をして注文を取っているではないですか。私は当時19か20歳の新人です。売れておりませんでした。当然お金もありませんでした。所長であるIさんは、私のために無理にでも『注文を取ってくれているんだなあ~』と有り難かったですね。目がウルウル?しそうなくらい嬉しかったですね。ところがどっこいです。Iさんは、自分のためにそこまで汚い?ことをやっていたんですね・・・絶句(笑)。人が好いと言われればそれまでですが、まさかこんなことがあるとは。田舎から出て来て半年あまり、人を疑うことなど知りませんでしたね。完全歩合制の怖さを思い知らされました。後に、この所長とは乱闘騒ぎに発展するのですが、ここまで行動が明快だと付き合い方も決まってきますので、その後は明るい仁義なき戦い、だったかもしれません(笑)。皆がIさんと組みたがらない訳が分かったのはいいのですが、別名『新人潰しのI』と呼ばれていたのは後から知りました(笑)。こんな人が、所長でいいのかな?・・・否、それでよかったのかもしれません。『敵を騙すには先ず味方から』ですからね(笑)。それではまた。*初めから読みたい方は⇒こちらへジャ~ンプ!仁義なき戦いでも、皆底抜けに明るかったのは、全く管理されない自己責任の世界だったから???・・・クリックよろしく!。会社のサイトです。こんな仕事をやっています。
2006/09/01
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