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夜明け前より瑠璃色な第9話「お姫様に迫る影」前回、カレンに仲を認められた二人だったが、それを快く思わないリースが襲撃してくる、という話だった。リース(とフィアッカ)の正体が遂に明かされた訳だが、これまでのストーリーで彼女らのことが十分に語られていなかったため、あまりに唐突な印象だった。冒頭から作画崩壊まっしぐら。OP曲アレンジのBGMが良かっただけに顔面の変形度合いが痛々しさに拍車をかけている。つーかハート柄のエプロンって!麻衣の妄想も何だかグダグダ。良かったのはBGM位かな。いや、ホントOP曲は良い!毎回必ず見てしまうよ。月に戻っていたカレンは、達哉とフィーナの仲を国王に報告。体を張って二人のために頑張っていた。国王もフィーナの母親と同じような価値観の持ち主だと思っていたんだけど、むしろユルゲンに近い人間だったんだね。貴族達を統べる月の王族だし、身分や出身を気にするのは当然といえば当然か。そして流石はユルゲン卿。早々にやっかいなカレンを排除しにかかる。名目さえあればあとはユルゲンの力でどうとでもなる上に、彼は国王の信頼も篤い。組織の力に一個人が適うとは思えないのだが、達哉はどうするのだろうか。月側から「犯罪者」として引渡しを要求されたら終わりだよなぁ。学校での「本当のこと言っちゃダメ」コントは中々面白かったが、またもや顔面崩壊。視聴者には存在すら忘れられているであろう翠(というか高野直子)が、その不満をぶつけるかの様にやけっぱちな演技で怒っているのはウけた。デートの待ち合わせをするフィーナ。アレンジされた主題歌をバックに紅葉が写り、切なげなため息を吐くフィーナ…と折角の良いシーンが作画が崩れているお陰で台無しだった。また、並木道のシーンで、「ふと達哉が後ろにいるような気がして振り返るが誰もいない」という演出が意味不明だった。一瞬時間が前後したのかと思ってしまったよ。突如リースが現れ、またもやキスを邪魔される二人。何だか可哀想になってきたよ…。そして遂に正体を明かすリース。「フィアッカは戦争で傷ついた人々の思念が集まって生まれたものである」というトンデモ設定にはびっくりさせられた。いや、基本は「ローマの休日」だと思っていただけに。何だかこいつの設定だけ浮いてないかな。原作をやればまた印象も変わるのだろうか。相変わらず絵はまずかったが、フィアッカとフィーナ・達哉のやり取りは中々熱いものがあった。「理想があるから人は未来を信じて生きてゆける」「君が本当の平和を望むなら人と一緒に歩み、困難にぶつかり、それでも人を信じて進むしかない!そうやっていくしかないんだ!」という台詞は胸に響いた。「私の愛する人を殺さないで!」というフィーナの叫びも、緊迫感があって非常に良いシーンになっていた。しかし、もう少し絵がしっかりしていればなぁ。本当に惜しい。DVDで大幅に修正されることを期待しよう。リースとフィアッカの声が同じ伊藤静だと知って驚愕した艦長セリオでした。(伊藤静ってロリ声出すと誰だか分からなくなるなぁ…)PS2版夜明け前より瑠璃色なOP/大藤史 ED/生天目仁美DVD1~4ドラマCD1~2
2006.11.30
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パンプキンシザーズ 第9話「朝霧の女」一文字入れると駄目アニメ「朝霧の巫女」に(笑)・・・それはまぁどうでもいいんだけど。今回はオレルドが高級娼婦ハンナに惚れてしまう、という話。戦争に行き、帰るはずのない恋人を待ちつづける二十歳そこそこの娼婦、という設定が妙に生々しく、切なくなった。娼館に出入りするオレルド。女の子二人も「同伴」しているなんて、金が余ってるのか?店構えや出入りする客の身なりからすると、相当値がはりそうなんだけど。ハンナの事を知り、彼女に入れ込み始めるオレルド。しかしハンナはいつもうかない顔。そんな彼女を何とか笑顔にさせようと頑張るオレルドなのだった。オレルドを心配し、尾行するマーチスとステッキン。うーむ、この二人なかなか良いコンビかも。背丈もぴったりだし、いずれくっついてくれたら嬉しいなぁ。事情を察し、オレルドの為に一肌脱いでくれるハンクス大尉もカッコイイ。ラストで「失恋」という言葉にびっくりしてコーヒーを噴いたりしてるし、ホント部下思いの良い上司だ。マーチスに金を借りてまでハンナのために頑張るオレルド。しかし不用意な一言で彼女を傷つけてしまう。帰ってくるかどうかも分からない恋人の影に囚われて前に進めないハンナ。確かに紙切れ一枚の戦死報告で恋人の死が信じられないのも無理はない。周囲の人間が幾ら合理的な説明をしたところで無意味だろう。本人が現実から目を背けることを望んでいるのだから。ハンナが納得し、恋人の死を受け入れて立ち直るには時間が必要だろうなぁ。伍長の「戦争は彼女の中でまだ終わってないんです」という言葉も重く、印象的だった。何とかしてやろうと必死なオレルド。最終的に取ったのはショック療法だった。ハンナが目を背け続けてきた、戦場の詳細な報告。彼女の恋人が、国と愛するハンナを守る為にどのように戦い、どんな思いで死んでいったのか。それを知らないままでは彼が可哀想だと。涙を流しながら兵士達の死に様を語るオレルドに思わずウルっと来てしまった。結局フラれてしまったオレルド。しかし爽やかな朝日を浴びたハンナの表情はどこか清々しい。心が完全に癒えるにはまだまだ時間がかかるだろうが、彼女もやっと”戦後”を迎えることが出来たのだろう。安易にくっついたりしない所がまたリアルで、切なくなった。オレルド、お前はホントいい男だぜ。こういう淡々とした回もいいけど、とりあえず来週はアリスの派手な活躍が見られるといいなぁ、と思う艦長セリオでした。OP/高橋洋子 サントラDVD(初回版はBOX仕様・設定資料集・ストラップ・ステッキンメインのドラマCD付)原作漫画1~5巻
2006.11.29
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くじびきアンバランス第8話「むかしのことをわすれている。7点」律子の誕生パーティを通じ、時乃と律子が自分の気持ちに気づく話。ゆったりと落ち着いた演出が心地よい回。モノローグを排し、各キャラクターの心情を目線や微妙な表情変化で表現していたのが秀逸だった。冒頭、いきなり律子のサービスカットが嬉しい。つか、おっぱいでかっ!ホントむちむちですな。律子の誕生日だからお祝いしに行こう、と強引に千尋を連れて行く時乃。後先考えずチャイムを押してしまったり、パーティ中に大声で律子に声をかけたりと、相変わらず空気を読まない彼女は頼もしい。律子の婚約者・織部がパターン通りの嫌な奴ではなく、微妙に千尋達を見下した感じがするものの基本的に好人物として描かれていたのが面白かった。時乃に恋のアドバイスをしてあげたりしてるしね。度量の広い「大人」としても描かれているし、あれでは千尋もやりにくかろう。あらゆる面で負けているよ。千尋の居心地悪さを、皿を割ってしまったり給仕とぶつかってしまう、という失態で表現しているのが上手かった。周りに誰もいないというのも視覚的に分かりやすく、見ていて共感できた。服を借りる為律子の部屋に行く時乃。時乃だって十分大きいのに、ドレスの胸があまってる、って律子は凄い巨乳だなぁ。確かに横から見ると差は歴然。さすが白人の血が入っているだけはある。どうやら婚約は父のためにした模様。やっぱり政略結婚か。千尋を襲った鶏は、OPで三人が追いかけていたひよこだった。千尋の屈託の無い笑顔にドキリとする律子。前のシーンで時乃に「ドキドキしたか」と聞かれたことを受けての描写だったので、微妙な表情変化で律子の気持ちがよく分かるのが上手かった。千尋をダンスに誘う律子。織部の元に行こうかどうしようか迷っている様が目線だけで理解出来るのが凄い。律子のリードで幸せな一時を過ごす千尋。律子も、千尋の前では安らいだ表情を見せるのが嬉しい。初めて頬を赤らめる律子。これまで安易にそういう描写をしてこなかったので、これは非常に効果的だった。織部の元へ行きたくない律子が千尋の手を離すまい、と縋りつくのが切なかった。二人を見つめ、切なげな表情を見せる時乃。微妙に目を潤ませている辺り、芸が細かい。織部の指摘で初めて千尋への恋心に気づく。律子に取られる、と焦る時乃は夕日の下、自分の気持ちを千尋に伝えるのであった。ついに三角関係勃発!?これから律子はどうでるのか?告白してしまった時乃はどうするのか、そして千尋の気持ちはどっちに振れるのか。今後も非常に楽しみな艦長セリオでした。PS2用ゲーム くじびきアンバランス会長お願いすま~しゅファイトDVD-BOXOP/アツミサオリ ED/小清水亜美・野中藍 サントラ/長谷川智樹(小袋あのねの曲も収録)
2006.11.27
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乙女はお姉さまに恋してる第8話「縮まらない記録(タイム)」今回はメインキャラの中で最も影の薄い由佳里がクローズアップされた。陸上のタイムが伸びず、周囲の人々が軽々と自分を追い越してゆく中、一人だけ場違いな人間であるかのような孤独感に苛まれる由佳里の姿が描かれた。サブタイトルの「記録(タイム)」が、陸上部のタイムだけでなく憧れの義姉との時間的距離(または”この世”と”あの世”の距離)、能力差を表しているのが深かった。演劇部でヒロインに抜擢された奏。久しぶりの圭さん登場に大興奮ですよ。「無礼者めが」とか言っちゃって相変わらずイイ味出してるなぁ。しかし皆が祝福する中、どこか上の空の由佳里。単純にタイムが伸びないことを悩んでいるのかと思ったらそれだけでは無い模様。そんな時、一生懸命に稽古に打ち込む奏の姿を見てさらに落ち込むのだった。いつもボソボソ喋ってる圭さんが大声で叱っているのにびっくり。「彼女達の流儀」の鳥羽利を彷彿とさせる圭さん、カッコイイなぁ。さすが演劇部部長の名は伊達じゃない。惚れ直したぜ!様子のおかしい由佳里を何とか元気付けようとする瑞穂達。しかし落ち込んでる人間に「頑張ってください」は禁句ですぞ。そして一子の立ち位置が微妙で面白かった。天然で何も考えてなさそうな彼女だが、幽霊であるが故に、未来や可能性を持つ由佳里に対して発する言葉は重い。説教臭いことを言っても許されるのは彼女位ではないだろうか。「私は、陸上やめてもいいよー、なんて絶対に言いませんよ。」「上手に出来ないことって、やめる理由になりませんよ。」という一子。好きで始めたことなんだからそんな理由でやめてしまったら絶対に後悔すると。うーん、良い事言うぜ。由佳里は周囲のお嬢様達とは違って一庶民の出であった。それ故、常にコンプレックスを抱いていたのかもしれない。自分と「同じ」だと思っていた奏が主演に抜擢されるに至り、自分だけ取り残される気持ちを味わったのだろう。その孤立した様が、瑞穂と奏の演劇練習シーンで表現されていた。あと、奏の役が神田朱未お得意のツンデレでウけた。自分の長い髪の話と絡めて由佳里の状況を再確認させる瑞穂。義姉に義理を感じて自らを縛っていた由佳里はやっと「自分がどうしたいのか」という考えに至るのだった。紅葉と瑞穂の優しい言葉、そしてフルートのBGMが上手く決まっていて中々のシーンに仕上がっていた。一子が、決死の覚悟で自分の言葉を伝えようとするシーン。演出のせいか、感動的というよりちょっととんちんかんな気がしたなぁ。涙を流した由佳里が一子に抱きつくのは良かったけど。それにしても貴子はいつも瑞穂の相談役だなぁと思う艦長セリオでした。石橋朋子万歳!PS2版乙女はお姉さまに恋してるDVD1~4(期間限定版はBOX仕様・おボクさまステッカー・ファスナーキーホルダー・おボクさまトランプ付)OP/Aice5 ED/榊原ゆい サントラ/礒江俊道キャラクターイメージソングドラマCD
2006.11.26
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夜明け前より瑠璃色な第8話「お姫様と瑠璃色の空の下で…」前回告白した達哉がフィーナと共に生きてゆくことを決意し、その覚悟の程をカレンに試される、という話だった。相変わらず作画の崩れがひどいが、もう慣れた(笑)。ストーリーはベタだったが、各シーンの演出や台詞回しが頑張っていてそれなりに楽しめた。カレンさんの対応が非常に現実的で良かった。フィーナは恋愛に際しても政治的判断をするべきだと。やはり月の貴族達は反地球主義なのね。月の国民感情について「考えていなかったとしたら、随分とお粗末な覚悟ですね」ってすげぇキツい。しかし達哉、そこは嘘でも「覚悟はある」と言うべきではないか。「無理だけど二人なら大丈夫」ってそりゃカレンさんも不安になるよ。どんな手段でもいいから二人でいたい、というなら(1)達哉が王家の息がかかった有力貴族に養子入りしてからフィーナと婚約(武家方式)(2)達哉がフィーナの愛人になる(側室方式)の二つが現実的じゃないだろうか。あくまでも地球との国交正常化も望むのなら、有力貴族の懐柔と高野先生の協力による世論操作(同時に反地球派貴族を国賊として告発)・・・いやこれは内戦状態になるな。”貴族”の身分がどれ位強いかによるし。国民あっての貴族なのだとしたら何とかなりそうだが。どちらにしろ最も力のある貴族がクリューゲル家ってのがネックか。達哉の覚悟を見極める試験として剣道の試合を提示するカレン。素人が一朝一夕で経験者に適う訳もないのでこれは実質「諦めろ」と言っているのと同じ。試合を受けるかどうかという部分をフィーナに任せたカレンさんは策士ですな。高野先生は多才だなぁ。武道が強い老人ってカッコイイぜ。DOAのゲン・フーとかね。あと合気道七段の針すなお(笑)。一週間の猛特訓を受ける達哉は山篭り。フィーナが日直の時、黒板に「アーシュライト」と書かれているのがちょっと胸キュンだった。そして月夜の差し込む剣道場にて決戦。ううむ、防具をつけたフィーナ(面なし時)可愛いぜ。しかしお前、髪は縛れよ(笑)。本気で立ち会うことを決めたフィーナだが、その過程が友人の励まし、というのはちょっと弱いなぁ。そしてさやかは辞表を提出。これは、二人の関係が批判された時に責任が地球連邦まで行かないようにするためか。偉いなぁ。…いずれテロリストの標的になったりしないだろうな、朝霧家。結局負けてしまう達哉。てっきり初心者ならではの不意をついた攻撃で何とか勝利すると思っていたのでびっくり。勝負が終わった後、笑顔で話す達哉と涙を流しながら賢明に笑顔を作るフィーナには、ぐっときた。「諦めは付きましたか?」というカレンの言葉に「どんなに見苦しくても私達は諦めない」「幸せを願ってくれるたくさんの人々に幸せを返したい」という台詞は中々感動的であった。ちょっとした部分の台詞回しが上手い作品だなぁ。原作の力によるものだろうか。二人の覚悟を認めたカレン。「理想だけで王族は務まりませんが、その理想を実現するだけの覚悟があるなら話は別です」という台詞は格好良い。夜明けの瑠璃色を望みながら二人で生きてゆくことを改めて誓い合うフィーナと達哉。しかしまだまだ困難は待ち受けている。作画の崩壊ぶりも含め(笑)、まだまだ目が離せない艦長セリオでした。PS2版夜明け前より瑠璃色な(通常版)DVD1~5(DVDにしては随分安いです)ドラマCDOP/大藤史 ED/生天目仁美
2006.11.23
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くじびきアンバランス第7話「えらいひとのはなしをきく。4点」回を追うごとにどんどんレベルが上がっていく恐るべきアニメ、「くじアン」。相変わらず作画は絶好調(特に背景の美しさが素晴らしい)。ストーリー展開も申し分なく、特にクライマックスは緊迫感溢れる演出で、思わず画面に釘付けになってしまった。今回次期生徒会に与えられた試練は「スパイ狩り」。一国家すら動かせる影響力を持つ立橋院学園だけに、あらゆる組織からスパイが送られてくるという。危険が伴う任務の為、今回は補佐として対スパイ特殊部隊「R3S」の隊員を一人つけることになった。その人物は何と時乃のクラスメート、橘いづみであった。相変わらず時乃の空気の読めなさがいい。打たれ強いというか拒絶されてもまるで堪えないから、いづみのような人間にとっては天敵みたいな人物だろうなぁ。いづみの「友達じゃない」に被せるように「友達だよ!」という時乃。「私が目を合わせると目を逸らすんだよ。それって私のことを見てるってことじゃない?」と超ポジティブシンキングの彼女は素晴らしい。どうやら蓮子とやりあったことをばねに、さらに前向きに人と接するようになったらしい。下手に臆病にならなくて良かった良かった。小牧の店でぜんざいを食べる二人。いづみの食べ方が、旨いものを初めて食べた人間の必死な感じが出ていて良かった。餅が伸びるのに戸惑うところも細かいなぁ。お陰でぜんざいが食べたくて仕様がない!(笑)「きちじょうじ」が本当に「吉祥寺」でウけた。うわー、サンロードまんまだよ。突然襲われる二人。てっきり「ただのナンパでした」みたいなギャグで来ると思っていたのでこれにはびっくり。サイレンサー付きの拳銃まで持ってるし。いづみの動きが、いかにも正規の戦い方では無いのがカッコイイ。仲間を歩行者のカゲに隠して囮にしたり、小柄なのを生かして敵の死角に入り込んだり、頭に注意を逸らして銃を奪ったあげく気絶した敵を盾にして構えたり。敵も敵で引き際を見極めてすぐに撤退する辺りプロだなぁ。今思えば、これは副会長候補の時乃ではなくいづみの方が狙われたんだね。恐怖に震え、いづみに抱きつく時乃。はっ、とするいづみの演出が良い。また、いつもあっけらかんとしている時乃が震えている様は、視聴者に事態の深刻さを理解させるのに十分である。襲われた時乃を囲んで学生寮で話し合う一行。蓮子が、時乃のことを心配して怒りくるう様を見て嬉しくなってしまった。何だかんだいって友達思いだよなぁ、蓮子。冷たい物言いをする律子に遂にキレる蓮子。独自にスパイを捕らえる罠を張るのだった。iPodかよ!20TBって(笑)。相変わらず蓮子の技術力は凄すぎる。しかし後藤邑子は演歌を歌うとものすごく声が変わるなぁ。ここのギャグは入り方が絶妙で噴いた。裏切り者は何といづみであった。確保したのは副会長直属の隠密であった小牧。つーか、小牧エロっ!素で乳がはみだしてるよ!そんなんじゃちょっと動いただけでおっぱい飛び出しちゃう!(望むところだ!w)そして今回のクライマックス。時乃を人質に逃走しようとするいづみ。そこに何者かの連絡を受けた副会長がやってくる。小牧がいかにも迷惑そうにしているのがウけた。それもそのはず。スパイを排除するためには人質ごと殺してしまえ、という命令を下す副会長・如月香澄。発砲を躊躇する隊員に向かって「まだ候補に過ぎません」というのも衝撃だった。彼女の冷徹さはいづみも良く分かっているようで、「もう終わりだ。おまえも、私も」という台詞が印象的だった。時乃達の甘っちょろく、痛々しさすら感じる空虚な「おともだち談義」に遂にぶち切れる香澄。もう何というか、ゆかな大・爆・発!という素晴らしい演技だった。普段が普段だけに思わず背筋が凍った。ゆかなの低い声は恐ろしいなぁ。また、蓮子の「何とかしなさいよ榎本千尋!…何とかしてよぉ・・」という台詞にはぐっときた。それでもいづみを信じる時乃の姿は感動的であった。向かってくる香澄。心が動かされたいづみは、時乃だけでも助かるよう自殺を図る。しかし香澄の刀によって寸前で止められるのであった。「どうする、秋山時乃!この憐れで愚かなスパイをお前はどうする!?」という香澄。おおお、やっぱゆかなすげぇ。すげぇ迫力だよ!結局いづみを二重スパイとして仲間に受け入れることで一件落着。裏切る可能性もあるんじゃないのか?と思ったが時乃の命を助けようとしたことは事実だからいいのか。蕎麦屋でもしっかり時乃と千尋の間に割り込んでるし。良かった良かった。今まで目立たなかった香澄がクローズアップされ、さらに小牧までもレギュラーキャラに編入。律子は当然として、今後リサ・ハンビーがメインを張る日が来ることを期待する艦長セリオでした。OP/アツミサオリ ED/野中藍・小清水亜美DVDBOX(4話収録・BOX仕様・げんしけんOVA・差し替え可能なジャケットピンナップ付き)※ジャケットピンナップ:八雲剣豪、中村博文、しゃあ、兎塚エイジ って凄い豪華だな・・
2006.11.21
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乙女はお姉さまに恋してる第7話「小っちゃな妹と大きなリボン」奏のリボンが校則違反か否かを巡って貴子と瑞穂が対立する話。慣習法の解釈についての主観と客観のせめぎ合いを描き、また不文律を拡大解釈することの危険性について論じるという、中々深い内容だった。奏を演じる神田朱未の声がいまいち好きになれない(他のアニメでは好きなんだけど)のと「~なのですよ」という口癖がえらく耳障りに感じるので、話に乗れるか心配だったが、中心人物を瑞穂・貴子の関係に上手くスライドさせることで楽しませてくれた回だった。ストーリー自体も「おとボク」らしく大仰な感じで面白かったし、細やかな気遣いを見せる瑞穂によって揺れる貴子の姿が可愛らしかった。朝。生徒会の行っていた服装検査に奏のリボンが引っかかってしまう。瑞穂に難癖をつけたいがためにやっていると思い込んだまりやは猛然と抗議。どちらが間違いとも正しいとも言えない瑞穂は慌てるばかり。まりやにキツイお言葉をもらい、落ち込んでしまうのだった。注意する貴子自身もリボンを着けてるのにいいのか?と思ったが色が黒いからいいのかな。いつそこをまりやにツッコまれるのかドキドキだった。奏を守るため立ち上がるべきかどうか悩む瑞穂。貴子と対立したくない瑞穂はまりやとの間で板挟みになってしまう。そこで助け舟を出す紫苑。世の中は正義と正義の対立ばかりで、そこにあるのは価値観の違いによる齟齬でしかないと。ならば瑞穂はどうしたいのか、それを考えるべきだと諭す。おお、さすが紫苑様。エルダーシスター(なりそこね)なだけはあるよ。風紀に関しては生徒会の方が力も強く、いくらエルダーシスターと言えども無理は通せない。ならば生徒総会という公の場で檄を飛ばす方が賢いという訳で、生徒会に対し正式に異議申し立てを行う瑞穂達。逃げるような真似はせず、堂々と書類を受け取る貴子がカッコイイ。こういう根が真っ直ぐな人は好きです。将来社会で苦労しそうだけれども。嫉妬する生徒達の大糾弾大会に遭う奏。女だけの社会は恐いなぁ。そこに颯爽とやってきた瑞穂は「恥を知りなさい!」と一喝。演出、台詞運び、そして堀江由衣の演技も見事に決まり、素晴らしいシーンとなっていた。うーん、瑞穂、格好良いぜ!ついに舞台は生徒総会へ。瑞穂が感情論で生徒達に訴えずに一応の論理で持って攻めてきたのは意外だった。てっきりエルダーシスターの権威とリボンに纏わる感動ストーリーで押してくると思ったのに。はっ、とする貴子。いやしかし、悪あがきしない彼女も立派です。うむ、ますます好きになりそうだ。瑞穂に言われた言葉を反芻し、心が揺れる貴子。ここで持ってくる構成は上手いなぁ。確かに瑞穂が何を言ったのか気になっていたし。さて、噂通り完全デレ期に入ってしまうのか。来週も楽しみな艦長セリオでした。PS2版乙女はお姉さまに恋してるOP/Aice5 ED/榊原ゆいDVD期間限定版(期間限定版はBOX仕様・ステッカー・キーホルダー・おボクトランプ【全巻購入で52枚揃う模様】付き)キャラクターイメージソングドラマCD1~3
2006.11.20
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奏光のストレイン第4話「リーズナー・セーラ」襲撃してきた兄を迎え撃つため出撃したセーラ。「亜光速」を表現する為のスピード線を、ストレインの機動に合わせて縦横無尽に動かす演出が素晴らしかった。このお陰で戦闘シーンがスピード感溢れるものになっており、まるで「バーチャロン」をプレイしているかの様な快感が得られた。無人兵器・トゥモールを機雷やミサイル替わりに使用した戦闘法も面白かった。ラルフを追って暴走するロッティ。あわや、という所で九死に一生を得る。カリスフォドが助けに来た時もそうだったが、本作はこれまでにメインキャラであろうと容赦なく殺す冷徹さを見せてきているだけに一時も気が抜けない。今後セーラの相方候補であるカリスフォドだけにドキドキだった。演習艦が襲われたのは、単にラルフがストレインの有用性をディーグ側に見せる必要があったからだと思っていたが、どうやら明確な目的があったようだ。それにしても敵の無人兵器はまんまマトリックスだなぁ。やはり狙いはエミリィのミミックだろうか。今回初めてディーグ側の人間が描かれた。ラルフが上官に上手く取り入って(逆かもしれないが)肉体関係を結んでいるのが良かった。愛憎劇にするも敵側の正義を描くにもドラマを展開させる上で色々と使えそうだ。また田中敦子の声が色っぽくて素晴らしかったしね。ロッティに詰め寄られるセーラ。ストレインが一体多く投入された位で果たして戦況が変わるのかと思ったが、どうやら特別製であるらしいラルフのストレインと互角に戦えるのはセーラの機体だけのようだ。ラルフの血縁者であることがロッティにばれると大変なことになる、どうするのかという所でメルチセデック登場。事なきを得るのであった。とりあえずリーズナーの中ではマゾ声ジェッシィとレズ娘ラヴィニアがいいですな。ロッティの境遇がセーラと似て非なるものである、という設定は中々上手い。孤独なセーラの良き理解者であり、良きライバルになりそうな彼女だけにセーラの葛藤は凄そうだ。空間機甲科へと編入されるセーラ。ルームメイトの台詞から、彼女以外の娘は戦死したのだと暗に描写しているのが上手かった。来週もいじめはまだまだ続くようで。今後もセーラから目が離せない艦長セリオでした。OP/Yoko(上野洋子)ED/Sema
2006.11.18
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護くんに女神の祝福を!第7話「あなたに捧げる…」”メガデレ”を売りにしてきた本作ももう7話。そろそろ観続けるのが辛くなって参りました(笑)。やはり、照れる絢子を生徒会メンバーがいじる→絢子キレる→護、巻き込まれるものの何とかその場を収める、という展開がこの作品の肝だと思うので、中途半端にシリアスな戦闘やらラブラブイベントを入れても正直面白くない(護が感情移入できるキャラではないからという事もある)。新キャラ・エメレンツィアを投入するも、「一見冷静だけどすぐ赤面する純情な娘」という部分意外面白みの無いキャラになってしまった。それよりも、その他大勢と化している生徒会メンバーを掘り下げる方が先決なのではないだろうか。予想通りセーターを編んでいた絢子。今回のテーマは「恋人への信頼」らしく、絢子の心情を汲んであげられなかった自分を責める護。でもやっぱり言葉が足りなかった絢子が悪いと思うなぁ。突然送り迎えが無くなったり、急によそよそしくなったり、隠しごとをしている素振りを見せる様になったら焦るのは仕方が無いんじゃないだろうか。まだそれほど付き合いが深いカップルでもないのだし。自己嫌悪で泣き出した護に「何かあったら私に言いなさい」という絢子の台詞がとんちんかんで苦笑してしまった。いや、悪いのお前だから(笑)。襲い掛かってくるエメレンツィア。戦闘シーンは中々迫力があって良かった。日本刀で切りかかってくるエメレンツィアに「そんなの何処から出したのよ!」とツッこむのも面白い。護を人質に取られ、あっさりと倒されてしまう絢子。エメレンツィアの子分達は、以前銀行強盗に入った所を絢子に撃退されたことを恨んでいるという。これがエロゲだったら絢子陵辱シーンが始まるところだ(笑)。お約束通り護のビアトリス発動→絢子復活・パワーアップ→撃退。二人のラブラブな台詞があまりに恥ずかしくて思わず赤面してしまったよ。エメレンツィアはただの悪役では無く、心底絢子に惚れこんでいた故の行動だったという。お詫びに壊してしまったプレゼントを直してやると申し出るなんて中々いい奴じゃないか。しかし逸美・・・結果的に責任が無かったとはいえ、お前の印象最悪。もの凄いブラコンだったってのはおいしかったけど。ラストに出てきたプロイセンの魔王。やっぱりこういう変態チックな悪役に子安武人はしっくりくる。「心を震わせ、胸を熱くし、涙を枯らして待っていろ」って台詞はエロいなぁ。子安ボイスで言われると「お前の処女を奪ってやる」と聞こえるよ(笑)。とりあえず今回一番の見所は久々のおぱんつサービスと混浴シーンだった気がする艦長セリオでした。縞パン万歳!!DVD1~8(限定版はBOX仕様、ドラマCD・キャラクターソングCD付、ブックレット「東ビ大附属ふれあいだより」・キャラクターピンナップ封入)
2006.11.17
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夜明け前より瑠璃色な第7話「お姫様の許婚」前回で釘を刺された二人がギクシャクする話と、フィーナの許婚登場によって動揺する達哉の姿が描かれた。作画が崩れる場面が多々あったものの、クライマックスの盛り上がりは中々で思わず画面に引き込まれてしまった。そして相変わらずリースの存在意義が分からない。最終回までには明らかにされるのだろうか。冒頭、公務が忙しくなったことを理由に達哉と距離を置こうとするフィーナ。達哉がプレゼントしたマグカップを「必要ないものだ」というフィーナ。うわ、きっつー。達哉の心中はいかばかりか。表面上は冷静だったのでもう諦めたのかと思ったが・・・動揺してる、動揺してる(笑)。フィーナも思わずカレンを「達哉」と呼んでしまったり。画面では描かれていないけど、達哉は普段からそんなにサポートしていたのか。一時帰宅で見つめ合う二人のシーン。二人のモノローグが重なる演出が心の高揚を表現していて上手い。しかし直後に呆れる菜月を挿入しているために、折角の甘い雰囲気がぶち壊しなのが残念だった。そして登場するフィーナの許婚、ユルゲン・フォン・クリューゲル。この辺から作画が崩れてゆく~(泣)。親衛隊長って王女と婚約できる身分なのかな?と思っていたら、クリューゲル家は王家に次ぐ勢力を持つ貴族であるという。そして反地球派閥の筆頭。ユルゲンが来訪した意図を計りかねる大統領とさやか、という演出がカッコイイ。政治家同士の腹の探り合い、組織内部の派閥による対立、外交問題など重厚なストーリーにも出来そうだけどメインは恋愛なので、この辺は味付け程度かな。亡き母の理想を継ぐ、というフィーナの信念を「剣道の試合」という形で叩き潰すユルゲン。職業軍人に武道で勝てないのは当たり前だと思うのだが、フィーナはその力量の差を自分の能力不足として感じ、信念が揺らいでしまう。フィーナが年若く、未だ精神的に未熟なことを上手く利用したユルゲンはなかなかですな。一応言葉も駆使しているんだけど実はそれ程中味のあることは言ってないしね。クライマックスで男を見せる達哉。カレンの厳しい対応にも怯まず、フィーナへの想いを告げる。しかし流石カレンさんは大人ですな。「口だけなら何とでも言えます」ってすげぇキツイ。達哉の若さに任せた行動によってフィーナが迷惑を被ることを心配しているのだろうけど。悩み苦しみ、達哉と己の信念から逃げようとするフィーナを一喝する達哉。フィーナと共に生きていこうという決意を語り、告白をする。BGMの盛り上がりも最高潮。非常に感動的な場面であった。惜しむらくは折角の名シーンが作画の悪さによって足をひっぱられていることか。自分の気持ちに気づいていなかった達哉には唖然としたが、菜月は本当にイイ女だなぁ、と思った艦長セリオでした。PS2版夜明け前より瑠璃色な1/6フィーナ・ファム・アーシュライト(アトリエ彩)1/8フィーナPVC塗装済み完成品(コトブキヤ)DVD1~5OP/大藤史 ED/生天目仁美(フィーナ)ドラマCD(アニメ版)1~2
2006.11.16
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パンプキンシザーズ第7話「踊る者踊らされる者」前半はアリスの婚約者とお家事情について。後半は、再び見え隠れする謎の勢力とそれに踊らされた気弱な領主の話が描かれた。いつもは強気なアリスだが、二人の姉には頭が上がらない。パーティに出席する為渋々とドレスに着替える。「そんなんで男が落とせるか!」と言われてたじろぐアリスが可愛い。しかし見事にバラバラの性格をした姉妹だなぁ。まぁ直情的な所はアリスもエリスも同じだが。配給された食糧が領民に届いていないという匿名の通報があり、調査に向かうオレルド達。それにしてもステッキンは本当に小さいなぁ。マーチスの腰までしかないぞ・・・。オレルドが「ちびっこ」と呼んでいたのも頷ける。現場に着いてみると領主の居城は完全に閉ざされ、何の応答もない。そして中には腐敗した大量の配給食糧があった。銃撃戦が微妙。撃たれても全く動じない伍長は凄いと思うが(敵に与える精神的圧力は大きいけど)どうしても観ている方は「早く撃てよ!」と思ってしまう。中々当たらない所を見ると、この世界の技術力から言って人体に命中させるのは難しいのだろうか。伍長はそれを見越して囮になったのか。または人体改造されてるから銃弾を受けても平気なのかもしれない。ラストで真の婚約者レオニールが登場。いや、製作者の思惑通り見事にミスリードされてしまった。はっ!サブタイトルの「踊らされる者」とは視聴者も表しているのか!?(笑)とりあえずシュルツみたいなしょぼい奴が婚約者じゃなくて良かった。しかし見るからに怪しい人物だなぁ、レオニール。通報したのも彼だと言うし、もしや自動小銃を提供したのも彼で、実戦でどれだけ使えるのか試したかったんじゃないだろうか。そもそも三木眞一郎が裏表のないイケメンをやる筈がないのだ!(笑)レオニールに口説かれて満更でもなさそうなアリスにちょっとムカッと来た艦長セリオでした。OP/高橋洋子DVD(初回版はドラマCD付き)原作漫画1~5巻
2006.11.15
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ギャラクシーエンジェる~ん第7話「対決!先輩はライバる~ん」元祖エンジェル隊の面々が突然やってくる、というネタでドタバタする話。慣れ親しんだキャラ達が続編に登場するという展開は「有能な先輩が後輩をどう指導してやるのか」というワクワクした感覚があって、視聴者としては嬉しい限り。結局新旧メンバーのカラミは無かったが、元祖エンジェル隊がやってくるまでの過程を楽しむ構成なのでこれはこれでアリだと思う。元祖エンジェル隊は既に解散し、それぞれ別の道を歩んでいた。ミルフィーユやフォルテなど一部のキャラは原作の真面目設定に準じているみたいですな(よく知らないけど)。蘭花が結婚出来ていたことにびっくりした。理想が高すぎて必ず失敗するのが彼女の持ちネタだったのに(笑)。そしてヴァニラはしっかりと成長して美人さんに。・・・あれ、ノーマッドは・・・。ちとせが相変わらず冷遇されているのがウけた。合コンにも行けずひたすら残業している姿に同情。しかしいい味だしてるなぁ。エンジェル隊の顔が並ぶカットでも一人だけ扱いが小さいし。そして後藤沙緒里のマゾ声が可愛いっす。元祖エンジェル隊と現メンバーを対応させたエピソードが続く。取立て屋と化したミントがまんま「夜逃げ屋本舗」で噴いた。カルーアと蘭花の関係を人形劇で見せたのもなかなか面白かった。しかし物腰だけ見てるとカルーアの方が随分年上に見えるんだが・・・。色気の差か(笑)。リリィがフォルテに対応していなかったのは意外。ネタ的にもあまり面白く無く、一人だけ浮いていた。元祖エンジェル隊襲来に備えるメンバーが、段々とエスカレートしてゆく様が前シリーズっぽくて普通に笑えた。特に、ナノナノがでんでばらばらな種類の動物と合体するシーンで思わず噴いてしまった。パンダはまだ分かるとしても魚って!(笑)いかにもジャンプ漫画打ち切りの様な嘘ED。溜めがいい感じに効いていて良かった。いや、あれで(第7話が)終りでもGAならば全然許せるので、スタッフロールまで出したのにまた戻す演出は更にびっくりさせられた。今回は実際に絡まなかった新旧メンバー。まさかこれで出演が終わりとは思えないので、次はきちんと会話して欲しいと思う艦長セリオでした。(相変わらずカルーアさんはエロいなぁ・・・。巨乳も去ることながら、腕の絶対領域に胸キュンです)OP/ルーンエンジェル隊挿入歌/ナノナノ・ナツメ=イザヨイキャラクターCDDVD(初回版)
2006.11.14
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くじびきアンバランス第6話「ぜったい、ないしょにしておこう。8点」今回は小雪をクローズアップした回。異能の力を持ってしまった小雪がそれ故に迫害され、生徒会の活動と千尋との交流を経て自己の存在意義を取り戻す話だった。やっていることは大袈裟だが、前回に引き続き実に学生らしい悩みをテーマにした回であった。久々に山田の毒舌が炸裂。こいつ可愛い顔して容赦ないな。「脳にウジでも湧いたんですかぁ~?」って凄すぎる。そりゃ蓮子じゃなくても怒るわ。前回のことを踏まえて蓮子が変わってきているのが嬉しい。段々千尋達に仲間意識を抱くようになって来たようだ。 部員のやる気が無くなり、質の低下と部数の減少が見られる立橋院学園新聞の建て直しを命じられる千尋達。ニュースサイトのコピペで済ませている、というのもやたらリアルだが蓮子の「いつか訴えられるわよ」という台詞も凄い。立橋院学園の規模から見て、一学園新聞の規模を超えた部数で発行されているからなのだろう。「学園敷地内は治外法権」なんて言っていることからも学外に対しても相当の影響力を持っているようだし。それぞれスクープを求めて出発する一同。時乃が、競馬で大損した親父を見つけた時は、銀行強盗を捕まえてスクープにでもするのかと思ったよ(笑)。そして本日一番の見所(笑)、山田のセラブルショット!オッケー。オッケーオッケーオッケーオッケー!やはりブルマは紺ですな。そして腰の太さや体のラインが絶妙。ブルマによった皺も上手くぽっちゃりした感じを表現している。いや、まさかくじアンの絵柄で欲情するとは思わなかった(笑)。しかし何の躊躇いもなく脱いでしまう山田は偉いというか凄いというか・・・。やはりロボだからだろうか。小雪の超能力とスクープの問題を解決する方法が、異星人襲来というのは唐突すぎる。でも「くじアンだから」と許容出来てしまうのは今までの積み重ねがあったからなんだろうな。一応ハッピーエンドという雰囲気だったけど、小雪のいじめ問題は全く解決してないんだよなぁ。ちょっと後味が悪いが、全て丸く収まらない所がリアルと言えばリアル。ラストで小牧がついに変装解除!(笑)今まで千尋達が気づいていなかったことにむしろびっくり。というか小牧が高1ということに驚愕した。ナイスバディです。キャラクターに愛着が沸いてきたので、あまりかっ飛んだことをしなくてもまったりと楽しめる作品になってきた。話も折り返し地点に来たので、未だ魅力的に描けているとは言いがたい現生徒会とのカラミを増やして欲しいと思う艦長セリオでした。PS2くじびきアンバランス会長おねがいすま~っしゅファイト(初回限定版)DVD-BOX(限定生産)1~3DVD通常版1~6OP/アツミサオリ ED/野中藍・小清水亜美
2006.11.13
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乙女はお姉さまに恋してる第6話「夏の日の狂想曲(カプリッツィオ)」サブタイトルがKANONとかぶってるなぁと思った第6話。今回は、水着サービスとまりや・貴子の水泳対決が描かれた。女顔に女体型の瑞穂くんと言えどもやはり水着は無理ということで、どうやって解決するのかと思ったら普通に見学で拍子抜けだった。まりやが「最終手段」とか言うからもっとぶっ飛んだことをするのかと思ってたんだけど。しかしあの胸はどうなってるんだろう。やはりシリコンか!?(笑)。着替えのシーンがねちっこくて興奮した。瑞穂が男だということを忘れて半脱ぎ状態の紫苑様もエロい。蛙が恐くて今でも人目をはばからず泣いてしまうという貴子が可愛い。昔陸上部に誘われたが、生徒会との両立が難しい為に入部を断った貴子。まりやは今でもそれを根に持っているという。実際にまりやがどう思っているか描写されなかったのは残念。行き違う二人の関係をもう少し突っ込んで描いて欲しかったが、瑞穂の包容力で少しづつ心を開いてゆく貴子がひたすら可愛いのでよし。貴子の苦しい思いを理解し、全てを受け止める瑞穂は正に聖母の様で、思わず涙声になる貴子の姿にぐっと来た。過労の為倒れてしまう貴子。膝枕のシーンは百合ムード全開でニヤニヤしてしまったよ。真面目で頑固でプライドが高い故に空回ってしまう彼女は本当にいいキャラである。また、君枝が騒ぎ立てるのを一喝する瑞穂も凛々しく、格好良い。慌てず騒がず、どっしりと構えた姿はエルダーシスターの貫禄たっぷりである。うーむ、堀江由衣の低い声って結構しびれるものがあるかも。変に勝負を深刻なものにしないためにイベント形式に仕立てた圭さんは流石。わざわざ看板まで作ってるし。舞台がお嬢様学校だから瑞穂達以外の生徒は別世界の人間であるかのように思っていたけど、看板に書き込まれた「イェーイ!」とか「ずっきゅーん!」とかを見ると結構普通の女子高生で安心した。しかし「負けたらメシ抜きね!」って一体誰が書いたんだろう・・・。キャッチフレーズの「暴走機関車娘」には噴いた。まりやって学内では猫被ってると思ってたんだけど、実は本性バレバレなんだなぁ。まりやと貴子だけでなくギャラリーの生徒達も皆水着なのがサービス満点でよかった。ぺたんこながら圭さんのビキニに胸キュンですよ。実況の先生、「青春の瞬間湯沸かし器」って褒めてない褒めてない(笑)。まりやの人となりを的確に表現しているとは思うけど。貴子の「麗しき常夏の雪女」ってのは心が冷たいってことか!?(笑)イベントは成功に終り、いつしかわだかまりが消えていくまりやと貴子。海に貴子を誘わなかったのは何でだろう。瑞穂達のグループとはまだそれほど仲良くなっていないということなのだろうか。結局瑞穂の水泳ボイコット騒動はうやむやに終わってしまうのだった。来週はまたも瑞穂達が生徒会グループと対立する話。まだまだ貴子の出番が多そうなので嬉しい、石橋朋子ファンの艦長セリオでした。PS2版乙女はお姉さまに恋してるOP/Aice5 ED/榊原ゆいドラマCDキャラクターイメージソングDVD限定版1~4(デジパック・BOX仕様、キーホルダー付き)
2006.11.12
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今日はPS3の発売日ですね。買えない(人並びすぎ)、買わない(PS2で十分じゃん?)、買えるかっ!!(高すぎ!)昨今話題の非核三原則みたい(笑)。今日はこういう心境の人が多いんじゃないかなーと思う艦長セリオでした。
2006.11.11
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奏光のストレイン第3話「亜光速の悪夢」相変わらず絶望的なサブタイトルがナイス。その内「崩壊の序曲」とか「永遠の別離」とかやりそうな予感(笑)。冒頭のシーンが凄い緊迫感だったのでマジでセーラが死んだのかと思った。まさか主人公が死ぬとは思わなかったが、「人の死」には容赦しないという点で毎回予想を裏切ってくれるアニメだし。で、眼鏡の衛生兵はベッキィと。一応名前は小公女なんだね。念願の亜光速演習に参加出来たセーラ。亜光速における戦闘方法がリアルで良い。やっぱりギャンビーは砲台なのか。ストレインの「亜光速機動により質量が無限大に近づくことを利用しての突撃戦法」も今までのロボットアニメには無かったもので、評価できる。訓練中にまたも襲撃してくるラルフ・ウィーレック。ディーグ側の描写が一切無いために、「敵」としての不気味さが上手く演出できていると思う。戦略的にそれほど重要でない訓練生を狙うのは、ユニオンの兵器であるストレインの有効性をディーグのお偉方に示す必要があるからなんだろう。またも次々と撃破される僚艦とストレイン。断腸の思いで訓練生の戦線投入を決定する校長。お約束とは言えこういう展開は盛り上がるなぁ。未だ訓練生であるために出撃の段階でまごついてしまうギャンビー達。戦闘シーンの緊迫感を盛り上げる演出としては上手い。整備不良か故障で止まってしまう者がいればよりリアルになったと思う。兵器に故障は付き物だからね。現実の戦争でも、戦車は敵の攻撃で壊れたものより故障で動かなくなったものの方が何倍も多かったらしいし。そしてまさかのイザベラ戦死。てっきりセーラと対立する内に段々と打ち解けていずれは良きライバルとして切磋琢磨を続けていくのかと思っていたんだけど。悲壮な叫びを上げながら死んでいくイザベラ。しかし田中理恵を何回使い回すつもりなんだろう(笑)。ラルフに何か特別な恨みを抱いているらしいロッティは、編隊で行動せずに単独で暴走を始めてしまう。まさか死なないよな・・・。メインキャラだからといって絶対に安心出来ないのが本作の凄い所(笑)。そして満を持してセーラ出撃。予想していた展開とはいえ随分と早いなぁ。今回はギャンビーでもこれだけ戦えるんだぜ!って所見せてくるかと思ったんだけど、よく考えたら亜光速飛行できないギャンビーじゃストレインに追いつけないどころか、艦を離れた途端後方にすっとばされるな。しかしストレインに乗れば無敵のセーラ。次回は兄上と対決出来るのか。「エミリィ」のミミックで起動したこと、研究所で人体実験されていた同名の少女の謎もあるし、今後も非常に楽しみである。言い寄ってくる男に肘打ちをかますジェッシィに胸キュンな艦長セリオでした。奏光のストレインOP・ED
2006.11.11
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護くんに女神の祝福を!第6話「氷の少女」 新キャラ・エメレンツィア登場の回。公式HPの紹介を見て神秘的な不思議少女を想像していたので、まさかこんなギャグキャラだとは思わなかった。ヤクザか何かの娘なのかと思っていたら単なる暴走族の手下を従えるブラコン無口キャラ。エメレンツィアと絢子のカラミも別に無く、絢子の真意を計りかねた護がひたすらやきもきする回だった。急に護の送り迎えをしなくなった絢子。学校でも寝てばかりの絢子は、護に隠れて何かをしているらしい。絢子の性格から言うと「護には全然全く関係ない」と言うなら真意はその逆なのだが、そこは男の子(男の脳に婉曲表現は理解しにくく、「察する」ということが難しい。深読みをせず、相手の台詞を字面通りに受け取ってしまう傾向が強い)。構ってもらえないことに再び落ち込む。不安になった護は何とか元の関係を取り戻そうとプレゼントを用意するのだった。まぁ絢子は十中八九セーターかマフラーでも編んでいるんだろう。ラブコメのお約束ですな。スキー旅行に行く生徒会一行。エメレンツィアは護に接触するものの、男子トイレにいることを指摘されて走り去ってしまう。いつも冷静沈着な女の子が赤面する姿は可愛いなぁ。ヤキモチ焼きまくりの妹・逸美が可愛い。気持ちとしては「可愛がっていた弟が彼女を連れてきた」という感じで、割と複雑な思いを抱いている模様。帽子を口実に絢子と一騎打ち(笑)でもするのかと思っていたが、護のプレゼントを踏んでしまうというアクシデントで中止。しかし何のフォローもなしかよ、逸美。ちょっとひどいぜ。特にイベントも無く、ギャグも滑りまくり、淡々と進んだ第6話。来週はもう少し面白くなるといいなぁ、と思う艦長セリオでした。DVD通常版1~8DVDメガデレエモーション(限定版・CDブックレット付き)1~8OP/富田麻帆 ED/佐藤裕美
2006.11.10
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夜明け前より瑠璃色な第6話「お姫様は恋愛禁止!?」恋愛禁止!?って、いやそんな驚くことじゃないと思うけど(笑)。今回は、無人島漂流中に急接近した達哉とフィーナがお互いの距離を更に縮めつつドキドキする話。つか、シリアスな展開になると途端につまらなくなるな、このアニメ。以前からフィーナが気にしていた、ショーウィンドウに飾られたマグカップ。達哉がそれをプレゼントすることで一連のドキドキストーリーが開始。今時「同じものを取ろうとしてお互いの手と手が触れ合う」なんて凄く前時代的な演出をするので噴いてしまった。とはいうものの、これまでの回でフィーナの魅力がきちんと描かれ、積み重ねられているため素直に達哉の気持ちに共感できる。いつも泰然自若としたフィーナが、手が触れた位で顔を赤らめ、公務中にも関わらず夢中になって達哉の話をする様などとても微笑ましい。あと、洗面所で鉢合わせするシーンはフィーナの表情変化が可愛くてつい何度も見てしまった。相変わらず謎の少女リースの位置づけが分からない。子供の姿は偽装で、月と地球の国交正常化を阻止する政治団体の人間?あるいは「月原理主義」「栄光ある孤立主義」を標榜する団体か(とすればあまり平和的な活動をする組織とは思えない)。あまり真面目に考えてはいけないのだろうが、そういう人間が容易にフィーナに近づけるのは、フィーナが政治上それほど重要な地位にいないからだろうか。普通ならカレン辺りが姫の身辺に近づく人間を徹底的に洗っているだろうし。何やら超能力めいた力を持っていそうなリース。テレパシーで会話してるし。別に「月の人間だから」という訳でもなさそう(フィーナは溺れたりしている)だし、やはり何らかの秘密組織でも絡んでいそうな予感。まぁメインは「お姫様と一市民の身分を越えた恋」なのでそこまで突っ込んで描かれないだろうが。トラットリア左門で働くフィーナ。いや、お前何で働いてんの?これも姫様が市井を知るための一環なのだろうか。それにしても凄い体力だ。王族としての思考回路で行動してしまうことで周囲に不快感を与えていないか、という不安を吐露するフィーナ。おぉ、ちゃんと成長してるよ。達哉が例の癖で親密な感じを演出しフィーナを納得させるのは中々上手い。ああいうのは言葉よりもボディランゲージですな。ラストでしっかり釘を刺される達哉とフィーナ。どうやら二人の恋は前途多難のよう。今後はシリアス展開で最後までいくのだろうか。あと7話もあることだし、ギャグも交えつつじっくりと恋愛模様を描いて欲しい。PS2版夜明け前より瑠璃色なDVD1~4ドラマCD(原作版)ドラマCD(アニメ版)OP/大藤史 ED/フィーナ・ファム・アーシュライト(生天目仁美)
2006.11.09
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ギャラクシーエンジェる~ん第6話「誕生!新人アイドる~ん」そろそろサブタイトルを「る」で終わらせるのも辛くなって来たんじゃないか、と思うGA第6話。今回はナノナノがナツメ陛下と共にアイドルデビューしてしまう話。CDを売る為のメディアミックス展開に過ぎないとは分かっているけど、ナノナノのステージ衣装が可愛いので満足満足。明坂聡美はともかく、演技しながら歌ってる榎本温子が辛そうだなぁ。仲間が大成功して、それを羨んだメンバーが乗り込んでくる・・・というパターンは前作でも良く見られたものなので普通に面白かった。そして、自分が新メンバーに加わる為に他の仲間を蹴落とそうとするのもお約束。今作はそこまでダークに描いてはいないようだけど。四人の内一番人気がなかった者が脱落、というシステムも各人の腹黒い部分が見え隠れして面白い。まぁ順当に行けば脱落するのは影の薄いアプリコットだと僕も思う(笑)。次点がガサツなアニスというのも分かる分かる。残りの二人は色気で勝負出来るからなぁ。リリィの命名法が「りりしいシャーベット→リリィ・C・シャーベット」だと初めて気づいた。ありがとうクーヘン(笑)。それにしてもカルーアはむちむちでエロいなぁ。鼻にかかった平野綾声もエロさに拍車をかけている。他のメンバーと並ぶとその巨乳っぷりが大変な事に。あと、てっきり宝塚キャラのリリィが一番高身長だと思っていたので、カルーアがリリィよりも頭一つ分高いのにびっくり。こいつ180位あるんじゃないか?まさかナノナノが極秘任務でナツメを護衛していた、なんて真面目なオチで来るとは思わなかった。そしてあまりに影が薄いのでアプリコットにああいう設定があったことを完全に忘れていたよ(笑)。ラストでルーンエンジェル隊もアイドル化したことに喝采。というかカルーアのエロさに乾杯(笑)。あと、一人だけずば抜けて歌唱力があるので変に浮いてたよ、平野綾。全体的にレベルが低いといわれるGA2だけど、それは前シリーズと比べての話。ちょっと笑えるキャラ萌えアニメだと思えば十分及第点じゃないだろうか。とりあえずカルーアさんのエロ同人が作りたくなってきた艦長セリオでした。(うわ、GAでエロが描きたいなんて思ったの初めてだよ・・・)今回の目玉(笑) (ラストで歌ったルーンエンジェル隊の曲も入っているのでお得です)DVDOP曲/ルーンエンジェル隊キャラクターCD
2006.11.08
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くじびきアンバランス第5話「ともだちがかわるかもしれない。1点」いつもお気楽極楽な時乃が他人との接し方や人間関係の構築について悩む話と、親子関係で微妙な問題を抱えている蓮子の話を上手く絡ませた回だった。とにかく蓮子の表情変化が細かく、その場その場の内面が視聴者に分かるように描写していたのが秀逸。いつも気弱な千尋や小雪が「大切な仲間」である蓮子の為に奮闘し、強情だった蓮子が最終的にほだされてしまう、という展開は感動的だった。前半の名シーン、蕎麦屋で修羅場。時乃の無神経な詮索(と他人は感じる)に対して段々と怒りのボルテージが上がっていき、怒りの余り言葉が上手く出てこない蓮子、という描写がリアル。それを無邪気に繰り返して言われるのだから、蓮子でなくても「馬鹿にされている」と思うだろうなぁ。蓮子の「悪気が無かったら何でも許されると思ってるの!?」という台詞に喝采。以前から時乃に対して持っていた、何だかもやもやとした不満をはっきりと言ってくれたのですっとした。強運だけで何でも上手くやっていける人間と上手に折り合いをつけて付き合っている千尋は凄いと思う。いや、心の奥底では劣等感を抱いているのかもしれないが。突然激昂した友人が別の友人に手をあげてしまい、残された人間が気まずくなり、何とかその内の一人が場を収拾しようとしてさらに悪化する、という描写が非常に上手く、痛々しい。また西原久美子の高い演技力も去ることながら、「最っ低!」「大っ嫌い!」という台詞から、これがいつもの癇癪ではなく「蓮子は今、真剣に怒っているのだ」と分かるのが凄い。自分が他人に好かれているのか不信感を持ってしまう時乃。気弱な時乃も新鮮でイイなぁ。好きか嫌いか言わせようとする時乃対する千尋の切りかえしが上手くて感心した。よっぽど人間関係で苦労してきたんだろうなぁ。海で再会した蓮子と時乃が追いかけっこをするシーン。「誰もがあんたの事好きだと思ったら大間違いよ!」という台詞に思わずサディスト的な快感を感じてしまった。やっぱり僕は時乃が嫌いらしい(笑)。心をざっくり抉るようなひどい台詞だけど、時乃はコレ位言わないと分かってくれないんじゃないだろうか。これを受けて時乃が「分かってるもん」と涙ぐむシーンはちょっとぐっと来た。ハッとして振り返る蓮子。島でチョコを叩き落とした時もそうだけど、この人、感情に任せて言ってしまってから盛大に自己嫌悪に陥るタイプですな。小雪の力により無人島に飛ばされてしまう一行。どうしても素直になれない蓮子の為に頑張るが拒絶されてしまう小雪が切ない。この辺りも蓮子の表情変化が細かく、一時も見逃せない。特にチョコを叩き落としてしまったことに思わず後悔し、でも素直に謝るのも癪でさらにひどい事を言ってしまい、海で一人落ち込む・・・という流れが声優の演技とキャラの表情で理解できるのが凄い。小雪に対するせめてもの罪滅ぼしに果物を集める蓮子。スカートを破って果物を入れる袋にしていた所に蓮子の罪の意識と優しさが伺える。探しにやってきた山田に対して初めて表情を緩める蓮子。何だかんだ言っても山田にだけは心を許しているんだなぁ。しかし前からうすうす思ってたけど、山田って人間じゃなかったんだね。いや、ひょっとしたら人体改造されているだけで体のパーツは人間、という恐いオチかもしれないが。それにしても山田の生首は恐すぎるのでやめて下さい(笑)。ラストで時乃が触れたNGワードの意味が分かる。あー、あんな親だったらそりゃ歪むよなぁ。それにしても千尋と小雪があそこまで蓮子に対して仲間意識を持っていたのには驚いた。あまり仲良くしてる印象がないんだけど(笑)。学生時代の友人関係、というネタをシリアスにやってくれたのは良かった。蓮子と山田の信頼関係にも感動。今後も俄然目が離せない!と思う艦長セリオでした。(それにしても蓮子は相変わらずパンツ要員なのかw)くじびきアンバランスDVD-BOX(げんしけんのOVAなど10大特典が付いています)くじびきアンバランス通常版DVDOP/アツミサオリ ED/野中藍(時乃役)・小清水亜美(律子役)ドラマCD(注:アニメ版ではなく、げんしけん内版「くじアン」のドラマCDです)
2006.11.06
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乙女はお姉さまに恋してる第5話「真夜中の教会」前回登場した一子の過去と瑞穂の関係を明らかにしつつ、瑞穂が一子の未練を晴らす為に頑張る話。一子のお姉さまが実は瑞穂の母親であり、その子である瑞穂が母親の出来なかったことをしてやるなど、王道な展開だけによくまとまった構成だった。一子の「お姉さま」がどんな人物であったのか調べる瑞穂。そうか、忘れてたけどエルダーだったんだっけ。そして、割とすんなりデレ期に入ってしまった貴子にびっくり。「エルダーになったからって私、あなたには負けませんわよ!」とか言いながらも人の良い瑞穂に段々と懐柔されてしまう・・・というようなキャラになるのかと思っていた。まぁ幽霊という単語に動揺する彼女は可愛いけど。一子に聞いた話が、瑞穂の記憶にも殆ど残っていない貴重な母親の思い出であり、瑞穂の方こそ一子に感謝している、という構成が物語をクライマックスに向けて上手く盛り上げている。しかし瑞穂祖父はそこまで考えて部屋割りを決めたのだとすると、相当深謀遠慮な人物だなあ。クライマックスは最高潮。事前に学生寮の人々と仲良く暮らす一子を描いておくことで「別れ」の切なさはさらに上昇。一子の夢であった「教会でお姉さまと結婚式」。母親・幸穂がしていたこと、出来なかったことをしてやることで一子はそこに「お姉さま」の姿を見出し、未練が無くなった一子は昇天していく。涙を流しながらお互いに感謝の言葉を述べる件は非常に感動的で、思わず目頭が熱くなった。全てを察し、待っていたまりや。やっぱり彼女はいい女ですよ。是非瑞穂にはまりやとくっついて欲しい所。折角盛り上げたのに実は成仏していなかった一子。まあ早口幽霊キャラ、というおいしい設定があるので早々に手放すのは勿体無かったのかな。彼女が成仏する時は死んだ幸穂が迎えにくるのだと予想していたので、ひょっとしたら最終回付近でもう一盛り上がりあるのかもしれない。さあ、まだまだ第5回。今後どんなエピソードを見せてくれるのか、シリアスもギャグも非常に楽しみな艦長セリオでした。PS2版 乙女はお姉さまに恋してるキャラクターイメージソングOP曲/Aice5 ED曲/榊原ゆい(EDにぴったりのノリが良い曲です)ドラマCDDVD1~4巻(期間限定版はBOX仕様・オボク様ステッカー・キーホルダー付)
2006.11.05
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奏光のストレイン第1話「絶望への前奏曲」第2話「出逢い」WOWWOW枠の新番組ということで観てみた。「正統派美少女ロボットアニメ」と聞いていたのでもっと「萌え」を重視してくるのかと思ったが、意外に重厚な雰囲気の戦争モノでホッとした。重要なアイテムである「ペンダント」の提示、二度と会えないと分かっている戦地へ赴く兄、今後重要なファクターになってきそうなダンス、と冒頭で視聴者に覚えてもらいたい要素を詰め込んでいるのは上手い。ウラシマ効果による別れをテーマに物語が展開するのかと思ったが早々に主人公・セーラの目的である兄が敵方で登場してしまった。展開上いずれそうなるとは思っていたが、まさかこんなに早く出てくるとは予想外だった。まぁ物語的には盛り上がるのでいいと思うが。軍の研究所から連れ出した少女の存在も興味深い。彼女の脳=ミミックなのか?スーパーロボット大戦に出てくるような鋭角的なデザインが特徴の「ストレイン」。搭乗するには訓練とかそれ以前に有機的なパーツである「ミミック(生物の脳?)」が必要らしい。ミミックは、リーズナー(ストレインのパイロット)候補生が生まれた時から培養されたもので一生に一つしか貰えないという。二話で出てくる「ギャンビー」が一般的兵士の操る兵器であるとすると、ストレインは一部のエリートしか乗ることを許されない「貴族の兵器」とでも言うべきものなのかもしれない。エリート兵士・リーズナー養成機関を舞台にガンパレ的学園モノと主人公の成長物語が描かれるのかと思っていたら、突然の敵の襲撃によって仲間が速攻で皆殺しにされるという容赦のなさにびっくりした。しかし、こういう冷徹な展開は嫌いじゃないぜ。ミミックを破壊され、仲間を殺され、兄は裏切り者のレッテルを貼られ、ストレインにはもう乗れない・・・と一気に転落人生を歩み始めるセーラ。そして第2話で彼女は偽名を名乗り、別の士官養成学校でギャンビーの戦闘訓練を受けているのだった。あまりの展開の早さにびっくりすることしきり。もう少し学園編を丁寧に描けばよかったのになぁ。以前の明るい性格がなりを潜め、前線に出るためだけに寡黙に努力を続けるセーラだが、周りと馴れ合わない態度故に孤立してしまう。陰湿ないじめに合う中、「リーズナーの女王」と呼ばれるロッティと知り合うセーラ。ロッティといつも一緒にいるジェッシィ、技術工兵科のメルチセデックとカアマイクル、と段々登場人物が増えてきて良い感じ。「宇宙のステルヴィア」より硬派で「無限のリヴァイアス」よりは救われそうなストーリーが非常に楽しみな本作。作画の古臭い感じも何のその。是非ストーリーの力で魅せていって欲しいと思う艦長セリオでした。奏光のストレインOP/ED
2006.11.03
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夜明け前より瑠璃色な第5話「お姫様 無人島漂流記」水着サービスの回。まとまった休みがとれたフィーナは、いつものメンバーで海へと繰り出すことに。しかし高野先生のクルーザーが爆発炎上(笑)、一行は無人島へと流れ着くのだった。前回の予告が不安だったが、実際に見てみると作画は比較的安定していたので普通に女性陣のサービスカットで欲情できた(笑)。水着でもヘッドドレスを外さないミアやいつもはお堅いカレンの水着姿も良かったが、雪のような肌に白いビキニのフィーナが凄まじい爆乳ぶりを披露、生天目の艶っぽい演技と相まって非常にエロかった。前回河で溺れたことを指摘され、唇を噛み締めて赤面するシーンなど悶絶もの。フィーナの可愛さを存分に堪能できる回であった。今回は、男も女も筋肉・骨格のラインがかっちり描かれていたのがリアルでよかった。フィーナの巨乳が自然な形だった(特に乳房と上腕筋の繋がりが絶妙)のも良かったが、達哉の筋肉描写も上手かった。また、鮫から逃げようとするシーンで、達哉に手を引かれるフィーナのおっぱいが大変なことになっている(笑)ので、おっぱい星人は要チェック!ギャグシーンに欠かせない存在となった仁は今日も健在。相変わらず菜月のツッコミが冴え渡る。達哉があまりに存在感ないからなぁ。もう仁が主人公で良い気がしてきた(笑)。さやかがひたすらレズってるのも微妙に面白かった。そしてついにフィーナフラグが立った模様。二人が過去の思い出と将来の夢を語りつつ急接近していく様は、水着フィーナ補正もかかっていて(笑)よい盛り上がりだった。また、台詞の中にしっかり「瑠璃色の空」とタイトルのキーワードを挿入してくるのも上手い。正ヒロインのスペックの高さを見せつけられた第5話。この調子でギャグもラブコメもきっちり魅せて欲しいと思う艦長セリオでした。PS2版夜明け前より瑠璃色なフィーナ・ファム・アーシュライト 1/8PVC塗装済み完成品(コトブキヤ)ドラマCD1~6
2006.11.02
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BLACK LAGOON 第二期第17話「The Roanapur Freakshow Circus」偽札娘ジェーン編の第二回。エダの策略通り、宿を急襲されたジェーンは待ち伏せしていたレヴィ達の元へやってくる。このまま魚雷艇で一気にロアナプラを脱出・・・と思われたが、ダッチとベニーボーイが仕事に出ていてドックはもぬけの殻。とりあえず事務所で一息ついた所を再び襲撃されるのだった。毎回の様におぱんつサービスをしてくれるジェーンに乾杯。褐色の肌に白いぱんつが映える。性格がアレな分、視聴者に嫌われないように常にセックスアピールをするキャラなんだね(しっかり巨乳だし)。今回はアクションの連続で見所が満載。ラグーン商会事務所でのガンアクションも去ることながら、パンク風ファッションの掃除屋娘がかなりイイ!レースの付いたスカートでチェーンソーを振り回す彼女はエロカッコイイです。つか、凄い筋力だよ!銃弾をきっちり防ぎながら後退するのもナイス。そして艦長セリオが大好きなシェンホア姉さん登場!素っ頓狂な声と変な喋り、チャイナドレスの腰まで入った切れ込みにもうクラクラですよ。裏世界では”田舎者”のフロリダマフィアを圧倒するシェンホアもう最高。エダとレヴィの最強コンビでもあの人数は無理。とりあえず屋根まで逃げたロックとジェーンはどうするんだろうか。あとはターミネーターメイドでも来ないと助からないような。そしてエダに狙い撃ちされたシェンホア姉さんはどうなったんだろう。まぁ彼女なら得物で弾道を読んで跳ね返す位はやってくれそうだけど(笑)。凄く良い所で次回に続く。あーもー早く続きが見たい!BLACK LAGOON OP/MELLサントラDVD1~6巻(第二期シリーズ)
2006.11.01
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