全22件 (22件中 1-22件目)
1
昨日のコアレスタイムは本当に強かったぁ~。あんなに強くて時計もいいのに、タイムさんは全く疲れていないというんだから、すごい。翌日の喜びの表情はこちら。タイムさんと伊藤厩務員です↓ この後は馬の適性やメンバーなどを考えて、日本テレビ盃か東京盃を視野に入れていくそうですよ。そうそう。個人的に、タイムさんと呼ばせてもらっているんです。だって、なんか、さん付けしないといけない感じがするお馬さんなんですもの(笑)。8歳馬になっても進化を遂げているこの姿に、敬意を表して、「タイムさん」と(笑)。 大井で2歳戦の取材をしました。1レースはポーンとスタートを切ったヨッチャンがそのまま後続を突き放して9馬身差をつけて完勝。お父さんはパラダイスクリークです。コンビを組んだ柏木騎手は「レースでは素直。追っても味があるから、距離が延びても大丈夫そう。まだこれから良くなる余地十分」とのこと。体つきもプリンプリンしていて、堂々している子でした。この子↓ 2レースはカントリーレッドというアジュディケーティング産駒の牝馬が逃げ切り勝ち。なんと、大差をつけての完勝。パドックでも、新馬戦向きの雰囲気が伝わってくる元気いっぱいの子でした。御神本騎手は「追い切りに乗っていいなぁと思っていました。いいスピードも持っているし、道中も素直。マイルくらいまでで持ち味を生かしてくれそう」とのこと。いつも調教をつけている戸高調馬手のお話しでは、普段はまだまだ子供ちゃんで幼いんだそう。レースではそういうところを見せないんだから、実戦向きなのかもしれません。この子↓ 3レースの2歳戦は、川崎から遠征してきたココメーロという男の子が好位から差し切り完勝しました。これで2戦2勝の成績。山崎騎手は「初コースでちょっと気にしていたところはあったけれど、今日は収穫がありました。右回りも上手ですね」とのこと。岩本調教師のお話しでは、まだまだ良くなる余地十分で、素質の高さだけで走っている部分があるようです。この後はゴールドジュニアーなども視野に入れたい意向のようです。初コースも堂々と周回していたのが印象的なアジュディケーティング産駒です。この子↓ 4レースはレオンプライド産駒のパワーファイターという男の子が、船橋から遠征。初コースも気にせず圧勝しました。コンビを組んだ的場騎手は「新馬戦(2着)が挟まれたりして厳しい競馬になったんだもの。あれが本当にいい勉強になったんだと思うよ。今日は追走楽だったぁ~。右も左も関係ないね」ということ。この子も、ゴールドジュニアーなどを視野に入れていきたい意向。佐々木調教師の中では「来年のクラシックも意識していけたら…」と、非常に楽しみにしている1頭ですよぉ。口取りの様子↓
2006年08月31日
今朝はまず船橋。船橋からは、グローリーウイナー、コアレスタイム、メンタルシャウト、コアレスデジタルが参戦の意向です。ただ、メンタルシャウトとデジタルは賞金的に微妙。枠順が出るまでドキドキもんですねぇ。もし出走してきた際には、コアレスタイム&コアレスデジタルの「ワンツーがあってもおかしくないと思うよ」という2頭を管理している厩舎サイド。たしかに、交流競走でも中央馬と対等に走っているお馬さんたちだもんねぇ。楽しみです。 そのまま大井へ。今回の大注目、4連勝中のブローザウインドの取材です。状態はキープ中も、「初めて一線級と走る」ということが中村調教師の中でも慎重にさせているようです。やはり、上のクラスで走るというのは、ペースも全く違うということですから。それをクリアーできるかどうか、試金石の一戦になりますねぇ。 お馬ちゃんたちの近況です。黒潮盃を圧勝したアスターバジルは今週早々、これまでの疲れを取るために放牧に出たそうです。那須の鍋掛牧場で、体は緩めずにリフレッシュ。9月終わりくらいをメドに帰厩予定だそうですよ。今度はどんな強さを見せてくれるのか楽しみです。 アジュディミツオーとナイキアディライト。この間の書き込みで、まだ厩舎地区で顔を合わせていないかも・・・なんて書いてしまいましたが、実は運動をしている時にばったり顔を合わせたそうですよ。「んっ?見かけた顔だなぁ~」っていう程度で、お互いなんも意識し合わなかったとか。さすがダービー馬同士、おとなの関係ですね(笑)ミツオーもアディも、復帰初戦はJBCになる予定です。 相馬眼に定評のある岡林調教師ですが、今回もセリでいい子を見っけたそうですよぉ。なんと・・・オリオンザサンクスの子だそうです。で。来年、岡林厩舎所属としてデビューする予定なんだって(祝)!!もう待ちきれません~!!興奮状態。
2006年08月26日
<厩舎地区取材編> 早朝はアフター5スター賞に向けたロッキーアピールの本追い切り取材。厩舎の皆さんが共通していることは、毎度のことなんですが、「状態云々よりも気分よく走れるかどうか」ということが最大のポイント。そう、ロッキーはちょっぴり気分屋さんのお坊ちゃま。また今回もアフター5スター賞の注目馬情報は、月曜日夜アップされるTCKのホームーページでご覧下さいね。 昨日行われた2歳戦の楽しみな一戦・新星特別はアメリカンボス産駒のロイヤルボスが優勝しました。一夜明けた様子はこんな感じ↓ 新馬戦のパドックから堂々と落ち着いて歩く子。担当の渡辺厩務員は「普段から厩舎で一番おとなしいんじゃないかな」と言っていましたよ。だからと言って、レースに行けば他馬に噛みつきにいくような勝負根性。カイバは残したことがないというくらいモリモリ食べる子です。 この子はC1クラスで頑張っているリンクスダイヤという男の子。パドックでは、担当の池田厩務員さんの後ろにぴったりつけて引っ張られるかのようにして、歩いている子なんですよ。その姿が微笑ましいんです。でも、普段はそうでもないらしく、パドックにいくとなぜかのんびりモードなんだって(笑)。素顔はバナナが大好き。この時も美味しそうにバナナをほおばっていました。 <能力&調教試験編> ついに、ロジータの産駒が登場しました。アイノイズミ(父カリズマティック)という女の子です。ロジータも管理していた福島先生のお話しでは「おばあちゃんのメロウマダング(ロジータの母)に雰囲気が似ているかな」ということ。今日は、実戦向きっていう走りを見せてくれましたよ。コンビを組む町田騎手は「終い伸びてきましたね。調教で乗った時はちょっと他馬を怖がるところがあったんですが、今日は両側で挟まれても大丈夫でしたね」いよいよ次開催がデビュー予定ですよ。この子↓ イシノファミリーとブルーワレンダーの重賞ウイナーを兄弟にもつナトリフライトという女の子も登場。↓ 昨年の桜花賞(4着)以来となるインフレッタが帰ってきました。ポーンとスタートを切るとそのまま軽快な走り。最後までスピードは衰えることはなく最先着。小林から駆けつけた御神本騎手は「スピードありますねぇ。1年以上休んでいるし、息はもつのかなぁ?と思ったけれど、最後まで止まらなかったですね」と褒めていました。骨折明けということで、まずは上がりの具合を見て、次走は決められます。楽しみです。↓ <新馬戦編> 1レースはブラックタキシード産駒のエイコークック(原厩舎)という女の子が2番手からの差し切り勝ち。管理している原調教師は「まだ余裕がある体つきかな。追ってからしっかり伸びるし、距離が延びても大丈夫そうだね。牝馬だけど、カイバ食いがいいタイプ」ということ。↓ 2レースはバチアー産駒のトーホウクノイチ(内田厩舎)という女の子が逃げ切り勝ち。管理している内田調教師は「能力試験は馬場見せに行かなかったから、物見をしながら走っていた。それでもあの走りだったから、今日は自信を持っていた。スタートは本物じゃなかったけれど、追って味があるから距離が延びてもよさそうだね」とのこと。↓ 3レースはアドマイヤコジーン産駒のフェアリーノート(内田厩舎)という男の子が逃げ切り。首がふっとい子でインパクトのある体つき。今度、是非見てみて下さいね。内田騎手は「(立ち遅れのスタートからハナに立ったことについて)二の脚速いねぇ~。普通ならあの遅れなら難しいよぉ。これからも短いところが合いそうだね」ということでした。↓ いつもいろんないでたちで楽しませてくれる川崎の誘導馬ちゃん。今月はひまわり編です。おでこのひまわりがまたプリティー。次開催はガーベラバージョンになるそうですよ。好ご期待です!
2006年08月25日
今日は朝3時半過ぎに船橋へ到着。それでも、もうたくさんのお馬ちゃんたちがトレーニングに励んでいました。それにしても、この時間帯からあっついっすよ。 チャームアスリープが秋華賞の権利を得るために出走する紫苑Sまで、刻々と近づいてきましたね。9月9日ですから。「チャーム頑張れぇ!」という願いも込めて、今回は厩舎探訪というコーナーで紹介します。9月1日オンエアーなので、MXテレビ&CS120チャンでご覧下さいね。チャームは関東オークスの後、そのまま自厩舎で夏休みを過ごしました。ササ針なども打って1ヶ月くらいは調教せずにのんびりと。7月5日頃から調教を開始しています。ただ、クラシックの頃に比べると、まだ気合などの面で控えめのところがあるようです。これからピッチを上げていって、休み明け初戦をどんな状態で出走できるのか注目ですね。今日のチャーム↓ ここでは初登場になるキンタことキンタマーニ。名前の由来は、こちら。なかなかキンタのことを厩舎でゆっくり取材をしたことがなかったのですが、実はとても勝ち気な男の子のようですよ。担当の遠藤厩務員も「とにかく気が強いです。お母さんもそうだったから、血統かもしれませんねぇ」ということ。でも、初めて来たようなお客さんにはおとなしくしているキンタです。細身のタイプですが、カイバはもりもり食べていましたよ。実際もカッコいいけど、写真もハンサムに撮れました。キンタの特徴として、女の子のファンが多いそうですよ。パドックでキンタのことを撮影しているファンが多いそうです。今日のキンタの様子↓ キンタと同じ厩舎内には、個性的な前髪をした女の子たちがおりました。まずは、前髪チョロンとしかないビーンフラワー。こんなチョロンとした子↓ 体も360キロ台のちびちびちゃん。即、ちびちびの会に入会して頂きました。体も小さいけれども、前髪の量も増えないようです。でも、すっごい偉い子で、もうすでに2勝もしているんです。今はC3クラスで頑張っています。担当の古橋厩務員のお話しでは、かな~り勝ち気な女の子なんだそうです。たしかに、カイバを食べているだけでも、やる気満々に見えました(笑)。応援よろしくお願いいたします。 そのお隣には、デネブという女の子がいます。なんと、ビーンちゃんとは反対に、前髪がもりもりしているんですぅ。しかも、真ん中分けがプリティ~。↓ デネブもかなり気が強い子なんだそうです。2勝もしている頑張り屋さんでC3クラスで頑張っていますよぉ。で、実は前髪の量は全然違いますが、ビーンちゃんとデネブちゃんはプライベートでとっても仲良しなんだとか。 向かって左がトンちゃんことグッドストーン、その隣にはヘブンズコメット。ここ最近は2頭が洗い場にいる姿がよくあります。馬房もお隣同士の2頭なんです。なんて豪華な2ショットなんでしょうか、あたしの中で(笑)。トンちゃんは戸塚記念に向けて調整中ですよ。現在はまた石崎駿騎手が調教をつけていますが、駿騎手を乗せたまま二脚歩行?をしているようで。それだけ元気一杯のトンちゃんです。ちなみに、トンちゃんとヘブちゃんは仲がいいというわけでもなく、悪いというわけでもなく。どうやら、干渉し合わないおとなの関係なんだそうです。 で、上の写真は今日のヘブちゃんです。とにかくカイバを食べることが大好きで、ず~っと食べ続けていました。お口の回りにカイバをいっぱいつけちゃって、かなりかわいいお顔が撮影できたので、アップしてしまいました。自己満足の世界ですいません(苦笑)。ヘブちゃんは予定は立てずに、調教を積んでいるところですよ。レースには出ていませんが、フォーチュン父さん、ご安心を!
2006年08月24日
今日は船橋に行ってきました。もう朝からうだるような暑さです。お馬さんたちの厩舎内の冷房で涼んでは、また隣の厩舎内の冷房で涼ませてもらう・・・って感じの厩舎取材。厳しい暑さが続いています。 アジュディミツオーは年内3戦を予定しているそうです。JBCのどちらかをぶっつけで、JCD、そして東京大賞典。気は早いけれど、その結果次第ではドバイワールドカップへ。今日ちょうど調教をしている様子を見たら、馬場を吹っ飛んでいましたよ(笑)元気もりもりです。「調子を下げずに上げずにキープさせていくつもりです。9月25日あたりからJBCに向けた1本目の追い切りをスタートする予定です」と調教パートナーの佐藤裕太騎手。今日のミツオーはこちら↓ ナイキアディライトは18日に放牧先から船橋に帰厩。新聞などにも報道されていた通り、今度は川島正行厩舎からの再出発ということになります。アディがいて、ミツオーがいて、時期にシーチャリオットも帰ってくるし。3世代の東京ダービー馬が所属することになるんですね、川島厩舎。今日のアディはこんな感じ。ちなみにこの厩舎は、川島厩舎で一番新しいとこ。ここの一角だけ、スタリオンみたいな様相なんですよ。↓ 別にアディは怒っているわけではありません(笑)。本来、アディはこんな感じなんですよねぇ。普段は無駄な動きをしないタイプっていうか。わたしも、アディが金子厩務員に甘えている写真ばかりを掲載していたので、アディは懐っこくてかわいい印象が皆さんも強いかもしれません。たしかに金子厩務員には甘えん坊さんですけど、他の人には・・・きゃぁ~~~っ!!(怖) 今日なんて、「アディ、お帰りぃ!」と言ってみたら、顔はもちろん耳もピクッともこっちに傾けようともしませんでしたよ(苦笑)。とにかく最初から最後までこんな感じ。まっ、相変わらずマイペースで淡々としているというか。でも、ここまで好きな人と興味のない人との差を表すお馬さんなので、あ~、お馬さんにも感情ってあるんだなぁということが、アディを見ているとしみじみ感じさせてくれるんです。 さて、今日から佐藤裕太騎手が調教をつけ始めたそうです。「やっぱり、いいですねぇ~。走る馬って感じです。それにしても元気いっぱいで」と笑顔で褒めていました。担当は引き続き金子厩務員です。 ちなみに、アディは朝4時頃の調教時間。ミツオーは朝7時40分頃。同厩になったからとは言っても、調教時間内に2頭が厩舎地区で顔を合わせることはなさそうですね。厩舎の場所も違うので。でも、もしばったり会ってしまったら、お互い何を考え何を思い、どう意識するんだろう・・・。 川島厩舎のジョッキーたち。真ん中が佐藤裕太騎手、向かって左が高橋利幸騎手、右が山下貴之騎手。3人で川島厩舎の馬たちを毎朝調教つけています。今年すでに65勝をしている川島厩舎ですが、その礎になっているメンバーですね。利幸騎手と貴之騎手は「本当のお兄ちゃんみたい」と裕太騎手のことを慕っています。 これは、NSTオープンのネイティヴハート。後楽園の場外馬券売り場で写真をパチリ。なんか、テレビに映っているネイティブを見たら、「うわ~、ネイティヴだぁ~!!」と興奮してしまいました。う~っ、本当に惜しい2着。でも、ネイティヴは偉いお馬さんですよぉ。ちなみに今日は、馬房でお尻を向けたまんまでした。少々お疲れかな。数日後から調教を開始して、セントウルSでスプリンターズSの権利取りを目指します。 黒潮盃回顧アフター5スター賞注目馬情報
2006年08月22日
2年前の大井記念の勝ち馬サンデーバニヤンが乗馬の道へ進むことになりました。脚部不安という試練と戦いながら、長期休み明け後のサンデーは走り続けました。どんなに脚元が痛くとも、気性のキツさはとてつもないものがありました。でも、走りたいという気持ちはあるけれど、脚元がついていかない… これからは小山乗馬クラブで乗馬の道を歩みます。関係者の人も怖がるほど(苦笑)、サンデーは元気いっぱいなんだとか。「大井出身のターボギアもその世界で頑張っているからね。そういう風になってくれればいいね」と佐々木洋一調教師。 ビュンビュンとスピード抜群でパワー全開で、ジャンプする姿を楽しみにしたいと思います。サンデー、お疲れ様でした。また会いましょう!!(↓復帰前の調教試験でのひとコマ)
2006年08月21日
今日の1レースはディアブロ産駒のツルノアラシ(寺田厩舎)という男の子が逃げ切り勝ち。直線はグイグイ後続を突き放していく姿が印象的でした。6馬身差をつけて、1000メートルを1分1秒2。↓ 厩務員さんが一人で引いていたのですが、とにかくの~んびり歩く姿は好印象。でも、時よりひひ~んといななく(どうやら寂しかっていたそう)幼いところもあって、かわいかったです。アラシ君は寺田調教師も的場騎手も調馬手のりゅ~ちゃんも、大きな期待を抱いていたお馬さん。今日の強さにはまずホッと一安心のようです。「クラシックも意識できたらいいね」と寺田調教師。ハイセイコー記念などは視野にいれずに、来年のクラシックに向けローテを考えて、じっくりいくそうです。 2レースはレッドドラゴン(堀厩舎)という男の子が中団から好位に上がって、最後はしっかり差し切り勝ち。1400メートルを1分29秒6で、シーロの産駒です。この子↓ コンビを組んだ坂井騎手は「いいねぇ~。新馬戦で1400メートルの大外枠からこういう競馬ができるんだから、考えられない。走るねぇ~。まだ良くなる余地は十分だし、楽しみだね」ということ。 6レースはタイキフォーチュン産駒のボンバーダンサーが完勝。かなり不利のあった競馬でしたが、最後しっかり抜け出したところはすごい。1400メートルを1分28秒9でした。的場騎手は「スタートではさまれたんだけど、それなのに立派だよ。しかも、このタイムで走れるんだから、今日は褒めてあげなきゃ。本当に強いよ」と大絶賛。フォーチュンの息子が、ミスターTCKに褒められた。嬉しい~ ↓ そういえば、ダンちゃんは今日からシャドーロールをつけました。フォーチュン父さんと言えば、後半にはブリンカーをつけたこともあったけれど、やっぱしシャドーロールって感じ。NHKマイルカップを勝っ時もそうだったし。ダンちゃんも今日の走りを見ると、シャドーロールが似合っている感じだし、ちょっと感動。あっ。ちなみにフォーチュン父さんのシャドーロールは濃い黄緑でした。 今年も2歳のフレッシュスター特別が行われる季節になりました。このレースが行われると、あ~、2歳戦も本格化してくるなぁっていう印象です。 今年はマンハッタンカフェ産駒のマルノマンハッタン(浦和・阿部厩舎)という女の子が軽やかな逃げ切り勝ちでした。1400メートルを1分15秒3。パドックでは、初コースもメンコなしで気合満々に周回。お顔がまだまだあどけなくてかわいい子でした。この子↓ 阿部調教師のお話しでは、中央に遠征した時にはゲートでかなりのアクシデントがあったそうで、自分の走りが全くできなかったということ。だから、本来なら今日のような走りはできると自信を持って送り出したそうです。鞍上の水野騎手は「反応に時間がかかるところがあるので、今日も遊びながら走っていて息は入れながら競馬ができました。まだまだこれからの馬」ということ。この後は数回使ってから、また中央の芝に挑戦するプランがあります。フットワークから見ても、芝が合いそうな感じですもんねぇ。 でも、今日のレースはジルヴァンクール、キンノライチョウ、カネショウメロンはいませんでしたが、なかなかのメンバーが揃っていたと思います。その中で、初コースながらの完勝は、ダート戦でももちろんこれからの活躍を見てみたいです。距離はマイルくらいまでがいいようですよ。 同じく、浦和から参戦したロイヤルグレイドは9着でした。グレイド君は6月2日デビューで、今年の南関東2歳戦で一番最初に勝ち星をあげたお馬さん。3戦2勝2着1回という成績で、今回かかんに挑戦してくれて嬉しいです。いつも調教もつけているという細川騎手は「落ち着いてはいたけれど、初めて砂をかぶってフラフラしてしまいました。次は変わってくると思います。また調教でも取り組みたい」ということ。 洗い場では、もうのんびりとおとなしいグレイド君の姿がありました。白目さんできつそに見えるんですが、普段から手の掛からないいい子なんだって。初コースでもメンコなしで、厩務員さんが一人引き。すっごい堂々として歩いていました。が、初めての場所ということもあり、これでも今日は少々気持ちを高めていたそうです。この子↓ こんな感じで、今日はこの大きなレースに、マルノマンハッタンとロイヤルグレイドの浦和2頭がかかんに挑戦してくれました。ここ最近、重賞になると、浦和のお馬さんの姿が見えない時も多々あります。でもこうやって、いずれ重賞に通ずるようなレースに、浦和のお馬さんたちが2頭も登場してくれました。そして、1頭は勝利をあげました。やっぱし、大井のお馬さん、船橋のお馬さん、川崎のお馬さん、そして浦和のお馬さんが同じように上のクラスで頑張っている姿を見せてくれるからこそ、南関東4場同じように盛り上がると思うし。これをきっかけに、また浦和のお馬さんたちもどんどん盛り上がってくれればいいなぁと思います。
2006年08月18日
黒潮盃から一夜明けたアスターバジルの取材に行ってきました。あたしが行った時はちょうどお食事中。皆さんのお話しでは、大きな疲れもなく、まずは一安心。 気になる今後なんですが、ちょうど夏場の暑い季節。去年は大きな夏負けをしてしまったんです。今年は体調はキープ中も、この暑い季節を無理したことで、秋以降に響くことを池田調教師は心配していました。夏負けってすごく怖くて、ひどい夏負けだと立て直すの時間かかっちゃいますから。だから、あくまでもバジルの体調を見ながらというのが大前提。無理をさせないでローテーションを組んでいくそうです。それがクリアーできれば、戸塚記念やダービーグランプリなども挑戦はしたいそうですが。そんな訳で、あくまでもバジル次第。まぁ、ほんと、これからのお馬さんですものね。どんなローテーションが組まれるのか楽しみに待ちましょうね。今日のバジル。↓ 「カメラマン、ちょっと近すぎるんじゃない?はみ出てるよ(笑)」by バジル 川崎からは、ゲームメーカー、ロイバーエクセル、リコーシャワシャワの3頭も出走しましたよね。みんな脚元なども心配なかったそうなので、一安心。お疲れ様。 あっ。なんか、バジルに挑戦状が届いています。紹介します。 名前 池田ウメ所属 池田厩舎性別 牝年齢 1歳性格 懐っこいお友達 ロイバーエクセル趣味 ロイバーエクセルの馬房で一緒に遊ぶこと目標 10メートル戦で、バジルと戦いたい 今日はかわいい子発見。池田厩舎のエトワールステージという女の子。なんと、前髪がほんのちょろんとしかない子なんですぅ。タテガミも薄いタイプなんだとか。入厩した頃から、前髪がちょろ~んとしかないんだってぇ。 では、後ほど。大井の新馬戦リポートを紹介しま~す。 ということで、遅くなりましたがご紹介しま~す。1レースはヤシュウムテキ(大井・菅原厩舎)という男の子が楽々逃げ切り勝ちでした。お父さんはライブリーワン。勝ちタイムは1000メートルを1分2秒1です。550キロのでっかい子(勝手に、550キロ以上のお馬さんはでかでかの会に入会して頂いているので、このお馬さんもでかでかの会員になりました)。とにかくパドックでもでっかくて落ち着いて歩く姿が印象的です。ちなみに、6月30日に行われた能力試験の時には、532キロだったんですよ。一気に18キロも増えちゃった。でも、真島騎手は「動きは全く重くなかったですよ。スタートもうまいし、スピードがありますね。今日は手前を替えていないし、これから競馬を覚えさせていきたいです」ということ。この子↓ 2レースはペパーミントパティ(大井・栗田裕厩舎)という女の子が中団から直線一気に伸びて差し切り勝ち。タイムは1分2秒5でした。お父さんがジェイドロバリー、母父はカーリアンという良血ちゃんです。442キロと大きな体ではありませんが、カリカリしたところもなくどっしり落ち着きながらのパドック。新馬戦から厩務員さんが一人で引いていました。坂井英光騎手は「砂をかぶったけれど、全く平気だった。レースセンスのある馬だね」ということです。この子↓ ゴールドヘッドの初仔が旭川でデビュー。レモドールという女の子です。結果はこちら。今回は残念でしたが、まずは脚元などなんともないということなので一安心。巻き返しを期待します。ちょうど大井で取材中だったので、ふるさとコーナーに行って見ちゃいました。かなり興奮。ゴールドの子供が見られるなんて、本当に嬉しいことです。
2006年08月17日
今日は一日、お馬三昧。朝はネイティヴハートの本追い切り取材。今週20日(日)、新潟で行われるNSTオープンに出走するんです。戦績を見て頂ければわかると思いますが、ネイティヴはこのレース5年連続参戦。5着、2着、2着、8着。どれも、惜しい着差ばかりなんです。今日の本追い切りの様子(この後もう一周回って追い切り)↓ 本馬場の改修工事が行われているために、内馬場で追い切られました。ネイティヴはいつも内馬場で調教をしているので、慣れたコース。中井調馬手を背に、単走。ゴール前に肩ムチ程度のステッキを数発入れていましたが、これは少々気合づけといった程度。とてもいい雰囲気だったと思います(時計は、専門紙さんをご覧下さいね)。一緒に見ていた担当厩務員のじゅんちゃんも「いいですねぇ~」と満足気。その後も息の入りは良かったそうで、まずはホッと一安心って感じですね。坂本調教師も「気分いいよぉ~。いい動きだったからね。ここ最近はかなり強い相手と戦ってきたし、ここは何とか勝ちたいね。あとは良馬場でさせたい」 そうなんですよねぇ。ネイティヴは良馬場と雨馬場では走りっぷりが全然違うんです。京王杯(4着)の時はやや重でしたけど、「良馬場だったら」と内田騎手も悔しそうに言っていたのが印象的でした。てるてる坊主作ろうかな(笑)。 7月15日にオークヒルファームから帰厩。今日を入れて4本の追い切りを行ったのは予定通り。最初はちょろっとカリカリしていたところはあったようですが、1週間もすればあとはリラックスした雰囲気で、休み前と変わらずいい感じ。この表情を見て頂ければわかりやすいかも。今日の洗い場でのネイティヴ↓ 新潟の1400メートルは、ネイティヴに合う条件でしょうし、5度目の挑戦で勝利の女神は微笑むでしょうか。ネイティヴは19日の午前中に出発して夕方頃までに新潟競馬場に入ります。 おっ!あら?ネイティヴとナイトスクールが、なんか会話していますよ(笑)「ナイトー、頑張ってくるよ。てるてる坊主作っておいて」by ネイティヴ「ネイティヴ先輩、わかりました。たくさん作っておきます。頑張ってきて下さい!」by ナイトー↓ あら?ちょうど2頭が入っている洗い場の、目の前の馬房に入っているマクロプロトンが、なんか寝言で言ってます。「ネイティヴ先輩、頑張ってきて下さい。昼寝終わったら、ナイトーとてるてる坊主作っておきます。むにゃむにゃ。あっ!みやげは、笹だんごでお願いします。むにゃむにゃ」by マック↓ 午後は、黒潮盃に出走の出張馬房取材に行ってきました。園田からウインドファンタジ。笠松からは、オグリホット。2頭とも、帰省ラッシュの混雑には合わずに、予定通りに輸送はクリアーできたそうですよ。 ここでちょっとオグリホットのお話し。オグリホットのお母さんはオグリローマン。笠松から中央に転入して、桜花賞を優勝した名牝ですよね。そんなお母さんに、姿形もそっくりだという息子ホット君。実はこんなドラマがあるんです。 ホット君はお母さんのこともあり、大きな期待を込められてデビューする予定でした。しかし、デビュー前にアクシデントがあり、肩を骨折。獣医さんたちからは、競走馬としては100%無理。さらには生きていくことも不可能という診断が下ったそうです。それでも、何とか助かって欲しいという想いで、陣営は必死の看病。なんと、ホット君は1ヶ月ほどは寝たきりになりながら、その大怪我と戦ったそうです。ホット君の生きたいという気持ちが強かったんでしょう。それからどんどん良くなって、デビューまでたどり着きました。そして、それからの活躍は履歴を見て頂ければわかると思います。芝では、中央馬とも対等に走っているんですもの。「奇跡ってあるんですねぇ」と三谷厩務員。その時点で力尽きていたら、この黒潮盃でこうやって会うこともありませんでした。 今日は11着に終わりました。ただ、3コーナー過ぎくらいにググーッと上がって行ったのは見せ場たっぷり。トビを見ていても、すっごい軽いフットワークの馬ですよねぇ。筒井騎手は「いい感じでは走れたのですが、直線に入ったら止まってしまいました。芝のほうが持ち味は生きると思います」ということ。この後は中央の芝などに挑戦していくようです。奇跡の馬オグリホット、これからも競走生活は続いていきます。↓ ということで、その黒潮盃で優勝したのはアスターバジル。めっちゃ強かったぁ~。詳しくは、のちほど回顧で書かせてください。ただ、そうそう。レース後のコメント取りでのこと。あたしは重賞の時のテレビで、各陣営の談話をお伝えする役割もやっています。スタッフたちと手分けをして、陣営のコメントを取材。翌日にも、ゆっくり取材をさせて頂きますが、まずはテレビ用に合わせて手分けして。今日、池田調教師の優勝コメントを担当していたADのM君。池田調教師のインタビューをメモって、あたしのほうに教えに来てくれました。でも、時間がなくて、M君が取材をしてきた全てを聞くことができずに本番へ(生放送だから、レース後リポートの時は、いつもバッタバタ)。で、あたしのリポートが終わった後。いつもは穏やかな印象があるM君が熱くなっていました。「池田先生はバジルのことを『調教師でありながら、あの馬のファンなんです』と言っていたんですよ。すっごいいい話しだなぁと思って。それは今、伝えて欲しかったです」と。あ~いうふうにM君が主張した姿初めて見た。そんで、思ったことが一つ。今日のバジルの強さは、おそらくたくさんの人たちを興奮させたんだろうなぁって。ADのM君はあくまでも、その例ってことで(笑)。うっひょ~、楽しみなお馬さんが登場です。
2006年08月16日
今日のメインレースはアデレードシティカップ。結果はこちら。優勝したのはエムアイブラン産駒のアンコーラという男の子。ここんとこ急激に強くなっている子なんですよぉ。ちなみに、アンコーラのおばあちゃん(母方)はメロウマタング。そう、あのロジータのお母さんなんです。 今日の内容は強かったなぁ。ただ、前走からの間隔もないし、厩舎サイドもどうだろう・・・と見守っていたようですが、心配することは何もないほどの勝ちっぷりでした。戸崎騎手は「道中の行きっぷりでは、んっ?どうかな?と思ったけれど、よく頑張ってくれました」と褒めていました。 ここまでハードに使われてきたので、この後はちょっと一息入れて、じっくりローテーションを考えていくそうですよ。重賞挑戦まではもうちょっと先になりましたが、頼もしい子が登場してくれました。また、エムアイブランの息子っていうのがいいですよねぇ。芦毛だし。 普段からとってもおとなしい子ということで、パドックでもその様子は変わらず。ナイターの時のパドック写真は、フラッシュも焚けないし、あたしの技術ではピンボケになることもしばしば。でも、アンコーラの場合はのんびり歩いてくれるので、何枚撮ってもピンボケがないんです。これが、その作品↓ マズルブラストは惜しい2着。今日はおそらく初めて、パドックで耳覆いを外していたんじゃないかな。いつもはあんまし気合を表に出すタイプではないけれど、今日はつる首気味になり気合満々。あたしはとてもいい雰囲気に見えました。結果は残念でしたが、アンコーラとは2キロ差。巻き返しを期待します。 明日は黒潮盃。小山内さんも展望書いていますね。あたしも方も直前情報をどうぞ。
2006年08月15日
夏の高校野球。東京に住んでもう10年くらいになるあたしですが、やっぱし東北地方を応援します。ずっと住んでいた仙台と山形。昨日はまだ2回戦なのに、早くも隣同士のその2県が激突しちゃって、もう大変。あたしの中の事実上の決勝戦(笑)。野球は仙台がずっと強いと思ってきましたが、なんと山形の勝利で3回戦に駒を進めました。 そんな感じで、高校野球は東北魂でメラメラと燃えているんですが、お馬の世界では南関東魂でメラメラと。いつも見続けている南関東競馬。やっぱし、南関東のお馬さんたちは何時でも応援しちゃいますよ~。 今日は盛岡でクラスターカップ。南関東からはコアレスデジタルが参戦します。中央から転入して4戦目。「初めてピッと追い切りも動かしたよ。心臓もできたきたね。盛岡は初めてだけど、府中の坂でも勝っているんだし、関係ないよ」と伊藤厩務員。デジタルは、重賞を勝つために地方に転入してきたと言っても過言ではないお馬さんです。中央で5勝もしていますが、陣営が感じている能力もピカイチ。同厩にはコアレスタイムがいますけど、能力は、重賞をすでに勝っているタイムさん以上だとも言われています。(タイムさんへ。タイムさんももちろん強いお馬さんだからねぇ~。怒らないでねぇ~。この後はアフター5スター賞の予定だよねぇ~。頑張ってねぇ~!) 今回はもちろん交流戦ということでメンバーは強くなりますが、デジタルの良さが存分に出て、南関東をアピールしてきて欲しいです。う~っ。本当はすっごく応援に行きたい。でも、こちらで原稿書きや取材。パソコンの前で大絶叫して応援したいと思います。 あっ。岩手の皆さん、デジタルはあごっぱりがすっごいの。もし今から見に行く方は、あごっぱりも見てきて下さいね(笑)!とってもかわいい顔した子ですよぉ。 「デジタル、頑張れぇ~!無事に帰ってきてねぇ~!」 では、また後ほど出没します。 コアレスデジタルは4着でした。このメンバー相手に立派!それに、これからに繋がるレースだったと思います。デジタル、お疲れ様でしたぁ!
2006年08月14日
朝は比較的涼しかった川崎。意外にも、川崎勢は重賞経験はあるものの、大井の重賞は初挑戦の人馬さんばかり。ということで、ご紹介していきましょう。 川崎勢の一番豊富なキャリアの持ち主はゲームメーカー。今日、担当の関根厩務員と話しをして気づいたんですが。浦和のしらさぎ賞3着、川崎のクラウンカップ3着、船橋の東京湾カップ3着。そう、あとは大井で3着とれば、全場の重賞で3着と、すっごい記録を達成するんですよ。これって、すごいっすよ。ゲーム君はパドックでの歩き方が特徴ありますけど、あ~いうステップを踏みながら周回するのは、ゲーム君の特徴。逆にスタスタ歩いたらゲーム君っぽくないので、今回もそんな特徴あるステップを、皆さんもご堪能下さい。そんなゲーム君の素顔は、とてもおとなしくてかわいいんですよ。ちょいと、上唇のほうが出ているのはお顔の特徴。写真を見てもわかりますよぉ↓ 黒潮盃大本命の1頭がアスターバジル。いよいよ大物が登場しますよぉ。今日も運動終わりで、お水をゴクゴクゴク。飲みっぷりは良かったです。担当の水久保調教厩務員は元ジョッキーですねぇ。ジョッキーを引退してから、初めて愛馬と重賞の舞台へ。東京ダービーに出ていたら・・・そしてJDDに出ていたら・・・そんな夢を抱かせてくれたバジルが、今回はどんな走りを見せてくれるんでしょう。↓ 同厩のロイバーエクセルも大崩のないお馬さんですね。顔つきはまだ幼い、とてもかわいい表情が印象的の子です。担当は齋藤厩務員です。↓ 実はこの写真の子。昨年の桜花賞4着にきたインフレッタ。レース中に膝を骨折していて、長期休養に入っていたんです。それが、ついに帰厩!!6月下旬頃に帰ってきていたんだって!次の調教試験に登場してくるそうですよ。「おかえり、インフレッタちゃん」 以前は400キロ以下のちびちびでしたが、今は420キロくらいになったとか。たしかに、前に比べると、がっちりした体つきが印象的。それに、あたしがインフレッタちゃんを見る目線もちょいと高くなった感じ。担当の高橋厩務員はリコーシャワシャワも担当しています。シャワシャワはちょいと神経が細かい勝ち気なところがあるお馬さん。テンションが高めになりがちのお馬さんなのに、今回はとてもリラックスして落ち着いているそうです。ということで、今回は写真撮影はせずにそ~っと。ということで、友情出演に同厩のインフレッタちゃんに登場してもらいました。シャワシャワ、前走の勝ちっぷりを見ちゃうと、かなり楽しみですね。状態もとってもいいそうです。 ということで。黒潮盃リポートはTCKのホームページにアップさせて頂きますねぇ~っ。
2006年08月13日
朝は船橋へ。黒潮盃はかなり楽しみなメンバーが揃いましたよぉ。ここでは、人馬ともに重賞初挑戦の皆さんをご紹介です。 今回人気の1頭がステップクローザー。もう1頭の人気馬アスターバジルを意識しながらも、川島調教師は自信持って送り出してきますよぉ~。いつも調教をつけている佐藤裕太騎手も「今までで一番いいんじゃないかな」と。ただ、まだまだ素質だけで走っているお馬さんらしく、どこまで強いのかは未知だそうです。そういう意味では可能性がいっぱいある子ですから、初重賞でどんな走りを見せてくれるのか楽しみです。 ステップと担当の吉田厩務員は重賞初挑戦です。ステップは普段はおとなしい子だけど、スイッチが入るとパワー炸裂なんだって。でも、手の掛からない優等生君なんだそう。↓ 同じ川島厩舎のアストリッド。通称アーちゃん。アーちゃんは女の子なんですが、515キロとでっかいんですぅ!女の子はカイバ食いが細い子が多いけれど、あーちゃんはカイバをもりもり食べてしまう。このナイスバデーの源は、カイバ食いに通ずるようです。でも、体がでっかいわりには寂しがり屋。担当の野田厩務員の姿が見えなくなると、かるーく前掻きをして「帰ってきてくれぇ~」と訴えていましたよ。担当の野田厩務員は道営から船橋へ。5年の厩務員生活で初めての重賞。アーちゃんとともに初挑戦です。↓ 話しは変わりますが。サンタアニタトロフィーで惨敗してしまったナイトーさんことナイトスクール。数日前から調教を開始しました。関係者の皆さんは「目に見えない疲れがあったのかなぁ」と一致した部分。脚元などそういう影響ではまったくないので、不幸中の幸いでした。あっ!ナイトーさんがファンの皆さんにコメントを。「ご心配おかけしましたが、もう大丈夫。またこれからトレーニングして、強いところをお見せします。応援よろしく。 by ナイトー」↓ ちびちびの会員ジョルト。361キロのアビヨンキッズが登場してきたので、370キロ台のジョルトはちょっぴり大きい体・・・ってことになりますね。またジョルトは究極の懐っこい子。牡馬のマクロプロトンと並んで、懐っこさでは船橋1、2を争いんじゃないでしょうか。ジョルトからコメントが。「あたしよりちびちびがいるの?会ってみたい by ジョルト」↓ 向かって左が、アジュディミツオー。順調にこの夏を過ごしています。ミツオーはでっかいし、肉食ちっくなところがあるけれど(でも、好物は青草)、ビビリ屋さんでもあるということは有名(そんなところが、またお茶目なんですが)。今日も何かに驚いて、元気いっぱいのところを見せていたんですが、普段から迫力あるから、驚いている姿もすごいんですよね(苦笑)。でも、ミツオーのことだから、アリンコにでも驚いていたのかも(苦笑)。さて、そのお隣にいるのは、クロフネ産駒のデフネ。まだデビュー前の2歳ちゃんなんですが、名前もお洒落ですよね。担当厩務員は上山出身の秋葉さん(前に、ツインターボがいた厩舎ですねぇ)。ミツオーの伸也君とは兄弟のように仲良しなんですよぉ。 午後から大井へ。ここでも、重賞初登場の人馬さんをご紹介します。ケイアイプラネットは一度も連を外したことのないという堅実さん。オンオフの切り替えがしっかりできるお利口さんです。担当の菊地厩務員と重賞初挑戦。↓
2006年08月12日
今日は豪華に3鞍ど~んと行われました。すべて1000メートル戦です。1レースはクロコルージュ産駒のホーザンルージュ(川村昭厩舎)という女の子が優勝しました。2番手から追走して、最後の最後でピシッと差し切り。タイムは1分2秒7でした。コンビを組んだ秋田騎手は「新馬戦にしては、素直で乗りやすい馬だね。まだ体もよくなってくるから楽しみ」ということ。ピンクのメンコが似合う女の子らしい子でしたよ↓ 2レースは女の子なのに507キロもある巨漢ナトリルーブル(佐藤賢厩舎)が逃げ切り勝ち。タイムは1分1秒4で、最後までらーくらく。お父さんはアジュディケーティングです。実はこの子。賢二先生や石崎駿騎手など関係者の皆さんもかなり期待していた子だったんですよぉ。担当の吉田厩務員(アオバコリンを担当していた方)が一人だけで引いていたんですが、吉田厩務員に引っ張られるくらいにのんびりと周回。最初は大物感あるなぁと思って見ていたんですけど、あまりにもおっとりしすぎていて、大丈夫かなぁ・・・なんて、だんだん心配も膨らんできたんですけど、終わってみればまったく心配することなかった(笑)。体つきも立派だし、すでに貫禄十分。石崎駿騎手のお話しでは、「乗ってもおとなしいよ(笑)。本当に素直。レースを使っていけばだんだんカリカリしてくるもんだから、最初はこのくらいでちょうどいいと思う。今日は砂をかぶせていこうと思ったんだけど、スピードの違いで先頭に。4コーナーではふわふわと遊びながら走るところもあった。距離が延びても大丈夫だし、かなりいいものは持っていると思うよ」ということ。この子↓ で。まだ続きはあって・・・尿検査などが終わり厩舎に帰る時。ナトリルーブルちゃんにばったり会ったんですけど。もう、のっそのっそとのんびり歩いていました。レース後はテンションの高い子もいるんですけどねぇ。しかも、乾草を口に加えて、なぜかそれを食べるわけでもなくただ口に加えたまんま、帰って行きました。ほんと、オンオフの切り替えがすごい子です。 3レースは、サザンヘイロー産駒のオンリーストーン(岡林厩舎)という男の子が逃げ切り勝ち。スタートはちょっと遅めでしたけれど、力づくでハナをゲット。タイムは1分2秒7でした。パドックからメンコなしで、プルンプルンした体が印象的な子。左海騎手は「ゲートはちょっと斜めになる形で出てしまった。でも、何とかハナ取りたかったから。反応に時間がかかるところがあるので、距離は延びたほうがいいね」ということ。この子です↓ このレースには、個人的に大注目のお馬さんが。361キロのアビヨンキッズが登場したんです。7月28日の能力試験では367キロだったので、6キロ減っちゃいましたぁ。ただ、ミニミニちゃんでも体を大きく見せようと頑張って周回↓ アビヨンキッズのライバルが、ジョルトという379キロある女の子。ジョルトも小さいと思っていたけれど、アビヨンキッズはもっともっとミニミニサイズ。コンビを組んだ石崎駿騎手も「小さいよぉ(笑)」。佐藤賢二調教師は「もう、しぼれないだろう(苦笑)」と。小さいけれど、パドックではカリカリしたところも見せずに、メンコなしで登場したところは立派。これからアビヨンキッズが何キロで登場してくるのか、注目しましょう!頑張れ、アビヨンキッズ!! いずれ、ジョルトとアビヨンキッズの対決が見てみたい。というか、全国の400キロ以下のお馬さんが集まったチビチビレースが見てみたい。さらには、550キロ以上のでかでかレースも見てみたい。また、10歳以上によって争われるシニアレースも見てみたい。もちろん、敬老の日に合わせて。そんな限定レースもあったら楽しいのになぁと思う今日この頃・・・
2006年08月11日
今日の船橋5レースはシーサイド特別。去年は、後に重賞ウイナーになるグッドストーンが優勝しているレースなんですよね。今年も、同じく岡林厩舎のキンノライチョウが圧勝。成績をご覧下さいね。通称キンちゃんで(笑)。 新馬戦は出遅れながらも豪快な差し脚で惜しい2着。2戦目の前走は楽々の8馬身差をつけて優勝。そんなことからも、今日も1番人気。ポーンとスタートを切ると抜群のダッシュ力で軽々先頭へ。2番人気のプレシャスコーセイにプレッシャーをかけられつつも、最後の直線では楽々突き放して4馬身差をつけて勝ちました。1500メートルを1分34秒7でした。口取りの様子↓ キンちゃんという名前からもわかるように、お父さんはマチカネキンノホシ。産駒でデビューしているのは今のところ、このキンちゃんただ一頭。そこから、重賞も意識できちゃうような産駒が登場したというのは、キンノホシ父さんの株も上がったのでは。 キンちゃんは、静内の荒木克己さんの牧場で生まれました。そう、オリオンザサンクスが現在種牡馬生活を過ごしているところ。個人的にも、年に数回おじゃましている牧場さんですが、数年前、牧場さんの休憩所に貼ってある産駒一覧表を見ていると「マチカネキンノホシ産駒」がいたんです。その時は珍しいなぁ~って何気なく見ていたんですが、今思えば、このキンちゃんだったんですね(笑)。 キンちゃんは、岡林調教師がセリで気に入ったお馬さん。馬っぷりも歩きも良かったそうです。入厩してからは、相方のジルヴァンクールと併せ馬をして鍛えられていきました。最初の頃はジルについていけなかったそうですが、だんだんついていけるようになったキンちゃん。いつも調教をつけている渡邊調教師補佐は「とても素直で乗りやすいタイプだけど、ステッキを持たないと動かない感じ。調教よりも実戦型ですね」 担当はブラウンシャトレーを手掛けた篠崎厩務員。キンちゃんのことはデビュー前から「走りそうだよぉ~」って期待を大きく持っていましたが、順調に育ってくれているようですね。 岡林調教師は、この後はハリでもして一息入れようかなぁということを言っていました。平和賞なども視野に入れていきたいと。もう一頭の大物ジルヴァンクールは、秋に向けて一息入れているところ。ジルは大井を勝っているだけに、大井に矛先を向けてきそうな感じです。この2頭の動向には目が離せませんね。 * 佐藤隆騎手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2006年08月10日
今日は2鞍行われました(900メートル)。1レースはヘクタープロテクター産駒のリュウノマリーン(池田厩舎)という女の子が、先手を取ったり取られたりの激しい戦いの中で、最後の直線ではかわされそうになりつつも、踏ん張り突き放して、1馬身2分の1差をつけて優勝。タイムは55秒7でした。428キロの小柄な女の子なんですが、メンコなしでカリカリするところもなく落ち着いているのが印象的でした。今野騎手は「ゲートに気をつけた。気性は素直で乗りやすいよ。よく頑張ってくれた。この後は一息入れるって聞いてるけれど、どう成長していってくれるか」ということ。この子↓ 今年産駒が初登場しているトゥナンテ。現役時代は、ど派手な流星が目立つ馬でしたよね。で、今日はそのトゥナンテ産駒が登場したんですけど、別の意味で流星が目立つ子でした。こんなふうに、お顔の左側に、スーッと筋がある子なんです。クリームライヒという女の子(鬼沢厩舎)です。今日は6着でしたが、巻き返しを期待します。この子↓ 今年の2歳戦。流行の名前は、フルーツ系。イチゴメロンチャン、カネショウメロン、カネショウイチゴ。そして今日は、カネショウバナナ(照沼厩舎)が2レースに登場。名前が、バナナというだけに、メンコや手綱が黄色だぁ!そして、栗毛。体もがっちりしていて元気に周回↓ スタートは普通に出て、ハナを取りきるまでに時間はかかりましたが、先頭に立っちゃったらあとは突き放す一方。後続に7馬身をつける大楽勝で、タイムは54秒8でした。バナナが勝った!石崎駿騎手は「速い馬だねぇ~。今日は何とかハナを主張したかった。まだバネだけで走っているけれど、このまま体もできてくれば、かなりいいところまでいくんじゃないかな。今日は物見もしていたし、距離は延びても心配ない」ということ。いつも調教をつけている増田騎手もかなりの感触はつかんでいたそうで、このくらいは走ってくれるだろうという期待を持っていたそうです。お父さんはカコイーシーズ。 照沼調教師も「この後はちょっと一息入れるぞ」って言っていたので、じっくりじっくりいくんでしょうね。楽しみです。 ↑ これはレース直後のバナナちゃん。担当の大尾厩務員によると、やはり名前を意識して、黄色でコーディネートしたそうです。レース直後でカリカリはしたいたけれど、普段はとても素直で甘えん坊。たしかに、大尾厩務員が洗う道具を取りにその場所を離れただけで、ブヒヒ~ンと寂しそうにいなないて、甘えん坊ぶりを発揮していました。 あと・・・やっぱり、この質問もしてきました。バナナちゃんはバナナが大好きなんだって(笑)。
2006年08月08日
6日の日曜日。新潟9レースにはトネキンことトネノキングが参戦。元々、中央の芝にかかんに挑戦して、最高着順2着。ここ最近は東京ダービー5着、JDD5着。ともに勝ち馬から3馬身しか離されていない堅実さん。特に東京ダービーは、スタート直後の落鉄というアクシデントに見舞われながらの走りに、改めて力をつけている印象でした。「強い相手と戦って、心臓もできていているんだね」と上杉調教師。 3戦ぶりに中央の芝へチャレンジ。「どんどん力がついているし、状態はとってもいいよ。いい競馬したいね」(上杉調教師) 新潟もおそらく暑いだろうけど、大井も負けないくらい暑い!トネキンもきっと、この暑さに負けずに駆けてくれるはずだぁ!頑張れトネキン!負けるなトネキン! あと、そうそう。南関東史上初牝馬三冠馬チャームアスリープ。いよいよ始動まで約1ヶ月に迫ってきましたよぉ。佐藤賢二調教師がマスコミに発表。9月9日の中山競馬場の紫苑Sに登録をするそうです。う~っ・・・早くも興奮状態(汗)。チャーム、頑張れぇ!!負けるなチャーム!!っていうか、まだ気が早かったですねぇ。どうしよう、今からこんなに興奮してたら(苦笑) あたしがこうやって元気モリモリでいられるのも、南関東のお馬さんたちにいい刺激をもらっているからです。これは、ほんと。改めて、南関東のお馬さんたち、ありがとう。 これからも、よろしくお願いします。
2006年08月05日
サンタアニタトロフィーを優勝したボンネビルレコード。マイルから長距離まで幅広い活躍を見せる完全なる大井の大将ですね。この後は、ちょいと一息を入れて、東京記念に向かっていく予定です。「どんなローテーションでも組めちゃいますね(笑)?」と庄子調教師に言ってみると「そうだよねぇ(笑顔)」と嬉しそう。選択肢もかなり広がったようですよ。 2着のベルモントソレイユはアフター5スター賞に向かう予定。3着の9歳コアレスハンターは、これまでの疲れを癒すために北海道に放牧(コアレススタッド)。2ヶ月くらいのんびりする予定です。始動は、岩手の北上川大賞典なども視野に入れていくそうです。 4着のエイシンチャンプはブリーダーズゴールドカップも視野に入れていたんですが、結局はアフター5スター賞の予定に変更。 5着のインターセフォーは・・・かわいそうに、レース中、右前脚の第一指骨にヒビが入ってしまったそうです。ヒビが入りながらも、掲示板を確保したセフォー。改めて力のあるところは見せつけてくれました。村上調教師のお話しでは、不幸中の幸いで大事には至らず、3ヶ月から半年くらいの中で復帰をさせたい意向だそうです。ちょっと長い夏休みになりますが、また元気なセフォーで帰ってきて欲しいと思います。セフォー、また会おうね!! 11着に惨敗してしまったナイトスクール。翌日も、特に脚元などの異常はなかったそうですが、どうやらかなりお疲れモードのようで・・・。たしかにナイトーさんにとって、4月に復帰してからずっと1ヶ月ペースで使ってきたんですねぇ。でも、無事なら良かった。また次がありますもん。今はゆっくり疲れを癒して、また元気もりもりのナイトーさんに会えることを楽しみにしています。 昨日の牝馬の準重賞を完勝したアウスレーゼ。次はトゥインクルレディー賞の予定ですよ。同じく、そこには南関東の女王テンセイフジが満を持して参戦。大井の次の開催は黒潮盃があって、かなりいいメンバーが揃いそう。夏場も楽しみなレースが続いていきますよぉ~。 あと。そうそう。先日の岩手のレースで、道中逃げてしまったウエノマルクン。レース後は元気で、まずはホッと一安心。この後は、札幌の札幌日経オープンに登録する予定だそうです。*なお。お馬さんたちは生き物です。予定は変更される場合もありますので、ご了承下さいね。
2006年08月04日
今朝は大井で能力試験&調教試験が行われました。ここで、南関東にゆかりのある血統をお持ちのお馬さんを紹介しますと。 佐藤寿厩舎のエービーシーマンボ。お父さんはメイセイオペラ、お母さんはフォーマルドレス。青雲賞の勝ち馬レオボストンの弟にあたります。この子↓ ねっ。オペラ似の流星がある子。オペラの子供に的場文男騎手が乗っているというのも、何とも微笑ましいところ。8年前の帝王賞では、メイセイオペラとゴールドヘッドの一騎打ち。そのゴールドヘッドの主戦が的場騎手だったんです。 同じく、佐藤寿厩舎のコウヨウプリメロ。お父さんはウイングアローで、お母さんはカナハラカレン。カレンちゃんと言えば、TCK女王盃に出走するなど重賞戦線でも頑張ったお馬さん。その息子にあたります。この子↓ 中央から南関東の牝馬重賞に挑戦したシアトルブリッジ。その妹にあたるのが、ゴールウェイベイという蛯名厩舎に入った子。なんと、お父さんはクロフネ。やはり、芦毛ちゃん。この子↓ 能力試験&調教試験の結果は、もう時期こちらでアップされると思いますよ。 さて。サンタアニタトロフィーから一夜明けた取材で、ボンネビルレコードのところに行ってみました。ボンちゃんは、レース直後の息の入りはいつもと同じように良かったそうで、翌日も元気モリモリ状態。洗い場から馬房に入った時。せっかく伊藤厩務員さんから馬房に敷いてある寝わらをキレイにしてもらった直後なのに、食べるように寝わらの上に用意してあった乾草と寝わらを脚でかき回して、その後に、ゴロンゴロンと寝転がって体をこすりつけていました。これは、いつものクセなんだそうですよ。ボンちゃんにとっては、リフレッシュ効果の一つですね。 関係者の皆さんはとにかく「驚いた」っていうことを言っていました。もちろん実績上位ではあるんですが、マイル戦であんなに強い競馬を見せるとは・・・って。マイル戦で、なかなかできる芸当じゃないよぉ、って。皆さんが考えていた以上に、ボンちゃんは力をつけているということなんでしょうね。 お待ちかねの大五郎カットを!!ボンちゃん似合いすぎています。かわいい!メンコの下は、大五郎だった・・・↓
2006年08月03日
サンタアニタトロフィーはボンネビルレコードの目の覚めるような末脚が炸裂。距離が短いのでは?という不安説もあったんですが、この勝利で一気に吹っ飛んじゃいましたねぇ。ちょうどゴール前で見ていたんですけど、大外から大五郎ボンちゃんが黒ヒョウのように駆けてきた姿は圧巻。もう、鳥肌もんでしたよぉ。興奮したぁ。この後は一息入れて、東京記念を予定しているそうです。詳しいことはまた後ほどです。 今日の1レースは2歳特選が行われました。結果はこちら。そう。カネショウメロンとイチゴメロンチャンで決まったんですよぉ。メロン&メロン馬券! それにしても、カネショウメロンは強かったなぁ。はじけるような走りで強さを発揮。高岩調教師のお話しでは「この馬強いよぉ。だいぶソエの具合もよくなってきている。(暮れの目標は東京2歳優駿牝馬?)もちろんそうだよぉ」と興奮気味でした。川崎にはカネショウイチゴもいるし、今年の2歳の旬の名前は、フルーツ系かしら。
2006年08月02日
ゴールドヘッド・・・大井の大将。ちょうどあたしがこの世界に入って、大井の古馬のトップとして君臨していたのが、ゴールドヘッド。大将って言葉がぴったりのお馬さんだったなぁと思います。 時は流れて行きました・・・そんなゴールドの初仔が、いよいよデビュー間近だということなんです。レモドールという女の子。まずは、北海道からデビュー予定で、先日能力試験を受けて無事に合格。かなり大物感漂う走りだったそうですよ。オーナーさんのお話しでは、まだ具体的に決まっていませんが、旭川のお盆開催くらいまでにはデビューさせたい意向。いずれは大井の蛯名厩舎(ゴールドが所属していた厩舎)で走らせたいということです。 ゴールドも大きい馬でしたが、この娘さんもかなり大きいそうで。お母さんのアクセスイオウは、パッションキャリーやミワクノコドウも生んでいますが、このお姉ちゃんとお兄ちゃんも大きいんですよねぇ。でっかいことを運命づけられたレモドールちゃん。 そうそう。去年、この子が1歳の時におじゃました時の様子がありますので、よかったらご覧下さいね。 うわぁ~、いよいよゴールドの子供がデビューするぅ。すっごい楽しみ。
2006年08月02日
今朝は、川崎のお馬さんたちがお住まいの小向厩舎地区に行ってきました。今週金曜日から開催ということもあって、たくさんのお馬さんたちが追い切り中。それにともない、地元トラックマンさんたちも大忙し。馬場が臨める土手から、このように並んで時計をとっていらっしゃいました。↓ さて。サンタアニタトロフィーに出走する紅一点のテンセイフジ。管理しているのは、1917年2月23日生まれの八木正雄調教師です。んっ?となると、今年89歳ですかぁ。いつも元気なかわいい先生ですよぉ。テンちゃんのことは「マイル戦だし、出遅れなければチャンスはあるぞぉ!」と非常に楽しみにしているようでした。地元のトラックマンさんも「追い切りの動きはとてもよかった。状態はいいよぉ!」とおっしゃっていましたよ。久しぶりの牡馬との戦いですから、牡馬独特のペースをどうこなすか?テンちゃん、踏ん張りどころですね。非常に楽しみ。 川崎のお馬ちゃんたちの近況ですが。スパーキングサマーカップを勝ったイシノダンシング。レース後の様子を見て、結局はリフレッシュ放牧に出たそうです。2ヶ月くらいの夏休みで、秋くらいに始動予定です。東京ダービー馬ビービートルネードは現在、放牧先で調教を開始したそうです。武井調教師の中では、戸塚記念あたりから始動したい意向のようです。クラシック三冠全て戦い抜いたキングトルネードは、北海道でリフレッシュの夏休みに入りました。チョウサンタイガーはプール調教などを交えて、千葉でリフレッシュ放牧中。東京ダービー2着だったトキノシャンハイはリフレッシュ休養に出ております。スパーキングサマーカップ2着のトキノフレンチは、自厩舎でササ針を打ってリフレッシュ中。 川崎の大将ロッキーアピールはプロキオンS後も元気です。アフター5スター賞も視野に入れていくようです。ロッキーったら、最近は自慢のあごっぱりで窓の扉を開ける技を見につけたそうで・・・(苦笑)進化し続けている8歳です。ロッキーはパドックでも、あごっぱりの凄さを堪能できるので、今度のレースではチェックしてみて下さいね。 みんな、それぞれの夏を過ごしているようです。小向の馬場↓
2006年08月01日
全22件 (22件中 1-22件目)
1