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2013/07/06
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カテゴリ: エッセイ
夏(22)




  • 027.JPG

 耐震改修工事が始まりだした。定例工程会議が毎週開催され、監理者であるボクが議事を司会運営する立場なので毎回20名ほどの工事関係者(教育委員会・役所担当者・設備監理技術者・工事監督・その他技術者)と協議する訳だが、何時も同じ様な内容を行っている割には個人差があるせいか発言が明瞭で無い人物が必ず現れるのは不思議な気がする。仕事なのだから素人で無い以上、自信をもって責任ある話の内容を言うだけの事なのに言えないのである。ボクの性分からその都度訊き直して不明な点を正す訳だが、何かボクが詰問している様で何とかもっと円満に会議が行かないものかと考えてしまう。時には冗談を言ったり時事問題をからませて話の内容を簡単に噛み砕いて説明するのだ。具体的には既存建物を耐震補強すると共に古い部分を新しくして行くのだから現在の建物の強度を調べ、各部を採寸しなければならない。何故なら必ずしも設計図面通りに出来上がっていない場合が多々あるからだ。たとえば建物の柱や壁が数cm誤差があるのは当たり前で、酷い時には150mmも喰い違う事がある。配管・配線も設計図通りには入っていないのもよくある。それらに依って工事の内容が変わったり設計のやり直しも生じる。そうなれば当然ながら工事費も工事期間も変わって来る。役所にとっても工事請負業者にとっても頭の痛い事である。それを何とか同じ工事費・工事期間内で収まらないかと各自が知恵を出す事になる。今回も一部の建物に齟齬が出たので急いで設計の見直しが迫られている。原因は設計に取り掛かる前の調査ミスである。専門業者と設計担当者の見落としがあった訳で、そのまま元の設計図を頼りに設計が進んでしまったのだ。設計に関する事なので設計・監理の立場からすれば自分の部下の責任を追及する事になるが、今はそれよりも前に一日でも早く是正させねばならない。構造計算の見直しと構造判定委員会のOKを取るのに下手をすれば2週間は掛る。しかし大方の結果は見えているので工事を進めながらの修正をする事にしたのだが、ボクとしては何故あんなに冷静で頭の良い設計担当者が簡単な調査ミスをしたのか理解に苦しむ処だ。頭の痛い事である。




続「猫と女と」(04)




Mni1ni2Mni3Mni4Mni5




 子供の心配をしている自分を意識しているせいか、かつての母との別れを思い出し、自分がどれ程親子の情愛に飢えていたかを想い出した。それは当然すぎる程当然の人間の基本的な心情だ。しかし、そんな情に溺れる人間を半ば軽蔑している自分も知っているのだった。それは親の姿を観て覚えた一つの生き方でもあった。子供の事なぞよりも自分を優先する事しか考えない両親に愛想を尽かし両親を憎み、復讐さえしたいと考えた事もあった。早く金を貯めて人並み以上の生活が出来るように成った時点で両親を見返してやりたかった。そればかりを考えて我武者羅に働き、サラリーマン生活ではあったが脇目も振らず仲間との付き合いも極力抑え金を貯めた。金が全てを支配する世の中を嫌というほど子供時分から観てきた結果が平気でそれをさせるのだった。結婚相手も普通の恋愛で選ぶものでは無いと考えていた。友人の紹介で知った相手を自分なりの基準で測って平均点以上であれば誰でも良かった。その基準は自分の生活レベルよりも上であり、当然ながら裕福な家庭の子女であれば良かった。




 尤も、商売人は嫌だった。自分の親を観て商売の浮き沈みを知っていたのと、自分には商売人は向いていないのを知っていたからだ。それに公務員の家庭は論外だった。公務員特有の几帳面な性格である事は構わないものの、質素過ぎる生活を身体から匂わせる雰囲気がどうしても我慢出来ないのだった。それは自分の育った家庭の経済的にも教育的にも奔放な環境に起因しているのは明白だったし、今更ながら親を恨んだところで、生まれ育って此の方、身体に染み込んだ習慣はどうしても抜け切らないのだった。やがて30歳になった頃、飲み仲間の一人が紹介してくれた女性とデイトを重ねる様になった。育ちの良い芸術に造詣の深い女性だった。彼女なら結婚しても良いという気に成ったのは三回目のデートで大凡の人間性が分かりかけて来た頃だった。彼女も二十代の後半で結婚なぞ縁がなければしなくても良いという開き直った面を持っていて、その余裕とでも言うか物腰の落ち着いた処が気に入ったのだった。ある意味それが母親に似た面であり後年それが鼻に付く事に成るなぞ考えもしなかった。




 何時もの様な寝顔でぐっすり寝込んでいる麗の寝顔を見て、この分なら大丈夫と判断し、麗を抱き上げ病院を出、一緒に女のマンションまでタクシーで帰った。当然ながら今夜は泊りになるだろう。そうでもしないと舞子も女も納得しないと考えた。最近、仕事に没頭して疎遠にしていたのを弁明する為にもそうしないと気まずい雰囲気もあった。それに女が最近めっきり老けて来たのも気にかかった。10年前の妖艶さが消え、単なる麗の祖母としか見えなくなっていた。女もそれを自覚しているのか、それとも娘の手前もあって私に色目を使う事も無くなっていたのだろう。ところが実際は別に原因があるのをマンションに着いてから知った。ひと風呂浴び終えてビールを飲んでいると女が横に座ってポツリと言った。「デザイン事務所が潰れたワ」その一言が彼女の老いやつれた原因の全てである事を物語っていた。「何時?」「先々月」「電話でもあったの?」「ええ、お金を貸してくれって言うから、キッパリと断ったの」「ふむ、それで?」「社員の給料が支払えないと言うから、仮に私が僅かばかり貸したところで焼け石に水でしょうし、先が見えない状態では断るしか無かったワ」




 「不景気で仕事が無いのだろうな・・・」と言いながら、それが二か月前の事と言えば大型プロジェクト工事が終って監理報告書の整理で忙しくしていた頃だったのを想い返し、デザイン事務所の所長は今頃何をしているのだろうかと想像してみた。女に電話を掛けて来るぐらいだから焦って片っぱしから思いつく相手先を廻って金策に奔走していたのだろうが、不思議な事に私の事務所には何の連絡も無かった。尤も無くて幸いだった。伝言のメモすら無かったから電話も無かったのだろう。女は元夫と連絡の取り合いをしていた位だから女は私と彼とを両天秤に掛け良い処取りしていたのだろう。その間、私に娘を宛がい、自分はヤリテ婆さながら両方から金をせびっていた訳だ。私にはそれを咎める資格は無い。私自身も彼女と不倫をしていたのだ。どちらもどちらだ。舞子にとってデザイン事務所の所長は父親だけに私には父親の苦境を知っても言い出せなかったのだろう。負けん気の強い男だけに私には金の事を言い出せなかったのかも知れない。そういう男なのだ。




 娘の幸せを願うなら詰まらぬ事で味噌を突きたくないだろう。かつてマンハッタンのセントラルパーク横に高級マンションを持っていたというプライドがそれを許さないのだろう。私と同世代の男が王様から乞食に転落して、この先どうやって生きて行くと言うのだろう。考えただけでゾッとする。救いの手を差し伸べる程余裕は無いものの女の元夫であり舞子の父親だけに気には掛かる。気休めにしかならないのは分かっていたが「一度、会ってみようかな」と呟いた。「会って、どうするの?」女はキッとして私に目を向けた。「金銭的には援助は出来ないが、何かアドバイス位は出来るだろう。連絡先は分かる?」「携帯番号はあるけれど・・・繋がらないかもヨ」「かも知れないが、明日でも電話してみるヨ」私はお休みを言って隣室へ行き、麗の寝顔を見てから舞子のベッドに入った。「このところ忙しくって・・・、ようやく大型プロジェクトの方も終えて次の仕事の段取りでクタクタだったけど何とか目処がついたヨ。麗の事もロクに見られなくて済まなかった」「良いのヨ、分かっているワ。でも、独り暮しも大変でしょ、炊事や洗濯もあって・・・」




 「何とか慣れたヨ。社員を路頭に迷わす訳にも行かないからな。それにしてもデザイン事務所の方、大変だな。先々月に潰れたんだって?」「うん」「何か言って来なかった?父親として・・・」「あの人は、とっくに父親失格だから・・・」舞子は素っ気なく応えた。「でも、孫の顔は見たいだろ?」「去年の秋に、一度会った事はあるけど、仕事が上手く行ってない様だったから、それ以後は何の連絡も無いワ」「離婚しても孫が居る訳だし、何れ連絡はあるのじゃ無いかな」「ニューヨークのマンションを持っていた頃が、あの人の人生の絶頂期だった。斜陽になってからはドンドン下り坂で、母もとうに見切りをつけてしまっていたワ。あの人は家族なんかよりお金の方が大事な人だから、スッカラカンになってしまえば単なる抜け殻ヨ。哀れで見たくも無いワ」既に舞子は投げ遣りな態度だった。「分かる気もする。ボクの親父も事業に失敗して以来、一家はバラバラになったから。それ以来、母もガラリと態度が変わってしまった。まあ、今更済んでしまった事だけど、お互い家庭的には恵まれなかった訳だ。我々は今の生活を精一杯大事にする事だな」その言葉を聞いて舞子は反射的に私にしがみついて来た。(8月につづく)











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最終更新日  2013/07/08 06:03:01 AM
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