そもそも、今回のPC修理劇の原因ともなったのがマザーボードの電解コンデンサーの劣化でした。今でこそ純正HPのマザーボードに交換したメインPCの元々のマザーボードは「M865H」というもので、HP D530SFのマザーボードと全く同じものでボード上には「P4SD」とプリントされているものです。Wistronというブランドのものでした。ただし、HPバージョンと他社バージョンではBIOSが異なります。購入時には他社バージョンだったのですが、即座にHPのBIOSに乗せ換え「もどきD530SF」にしたものです。
先日、不調になり、写真の矢印の電解コンデンサーをすべて交換し、ついでにATX電源のコンデンサーも吹いていたので交換して延命したと思ったのですが・・・・・・。結局新品のマザーボードに交換したあと、放置したことが良かったようで、バッテリーを抜いたりしてC-MOSクリア状態となったことで息を吹き返したようです。吹き返す前は立ち上げ画面ではHPのロゴは出なかったのですが蘇生後はしっかりロゴが出るようになりました。
こうなりゃ勿体無いので組み立てるしかない!で、手に入れたのがeMachines J3024のジャンク品です。CPUとHD、メモリーは無いもののそれ以外の部品はついたままのものです。ケースだけ欲しかったのですが、これで¥1501(本体¥1、¥1500が送料)ならOKでしょ。マザーは駄目でいいのですが、他の電源やDVDドライブは・・・生きていました。カードリーダーは・・・う~ん不明です。P4SDのフロントUSBコネクターの容量は極端に低いようで認識されない機器も多いのでそこに挿してもねぇ。
排気用ファンを交換しHDは手持ちの20GBを乗せて、電源も修理済みの手持ちのものと交換しました。で、OSはお決まりのXPなのですが、この際奥の手を使いました。D530用のリカバリ・ディスクを手に入れ、そこからセットアップです。元はともかく、現状では問題なくD530になっていますからインストールも問題なく終了です。
ただし、20GBのHDには残りのスペースがほとんどありません。そこで中古の160GBのIDE HDをハードオフにて¥1280で買ってきて交換しました。ただ、手を抜いてHDクローンソフトでOSを引っ越したので今ひとつ調子は良くありませんでした。起動させようにも、認識されないのでXPディスクから回復コンソールを立ち上げfixmbrコマンドでMBRの修復を行いXPが起動するようになり、三ツ峠に持っていって設置したものの、HDのアクセスLEDが点灯しっぱなしだったり、時々フリーズしたりで結局持ち帰り再度、HDにクリーン・インストールするはめに。
HDクローンをやる時にはデフラグをして、いい状態でやったら成功するかもしれませんが、やはりリスクがあります。
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