2016.09.04
テーマ： 横浜の街から(2223)
カテゴリ： 街
供え物もされて、今も大切にされているようです。右は馬頭観音、左は庚申塔ですね。中央は風化が激しく不明でした。
路傍にある庚申塔には道標を兼ねるものがある・・・とは聞いていましたが、どうやらこれがそのようです。「ぐみやうじ」「とつかみち」「かまくら」の文字が確認できます。ということはここは鎌倉古道だったのでしょうか？鎌倉古道というと、弘明寺から別所の餅井坂を通り、尾根を通って南高あたりから上永谷方面に抜けています。ただ、往時の上永谷は小高い丘になっていて、その後山が削られて宅地造成されたので、本来の鎌倉古道は何処を通っていたのか掴みにくいですね。ただ、このように道標にあるということは、この道の一部が鎌倉古道だったと思えます。
今でこそ、耕作地と少々の住宅しかない場所ですが、竹林の当たりに明治10年に野庭学校が立てられ教育施設が出来たそうです。開発から免れた地区ですので、ほかにも色々と歴史のあるものが残っているようです。
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