Ｋ爺の日々是好日

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2016.11.15

上野原が面白い　その１

テーマ：ちいさな旅～お散歩・日帰り・ちょっと１泊(43660)

カテゴリ： Back To The Nature　時々田舎暮らし

都留から大槻を経由して上野原に向かいます。最近は帰り道で上野原を探索するのが楽しみです。マイナーな場所だけに、知らない場所も多くまた変に観光地化されていないでしょうから。
ところで、毎回帰り道で感じることの一つに、その土地の標高です。大月経由にしろ秋山経由にしろ、道路の上り下りが多く高さに対する感覚が鈍って来ます。実際には買い物をした富士吉田が最も高い場所にあって、標高800mほど。暮地の坂などで一気に下った西桂でさえも614m。小屋に至っては690m。ここまでは「降りてきた」という感覚はあるのですが、そのあと都留＞大月＞上野原まで来ると266mなんですよね。ざっと言うと一気に500m下りてくるわけですけど、確かに気温は上がりますが景色的には大差ないな…というのが正直なところです。

さて、今回は甲州街道から県道33号線で棡原を目指します。その入口近くに酒饅頭の高城菓子店があります。今回はそこで買ってみようかなと・・・。ところが11時半頃着いたのですが、すでに売り切れでした。激売れ・・という訳ではなく、少人数で、他の物も作っている関係で生産量が少ないのでしょう。

向かいにある建物も気になりました。多分で来た当初からのものと思われる木製の引き戸です。今は廃業しているようですが調整薬局だったようです。映画館とか、こういう薬局とか、以前はそれなりに上野原も栄えていたのでしょうね。まぁ、高城菓子店もいい勝負するくらい古めかしい建物でしたが。

手ぶらで帰るわけにはいかないので、甲州街道に戻り、いつもの東山で漉し餡を4個買いました。東山でも、結構売れていて在庫が減っていましたね。

県道33号線は東京の五日市に抜けるルートです。ですから裏道として使う人も多いのでしょう。通行量も少なくはありませんね。鶴川沿いにどんどん登っていくのですが、谷が深くなり斜面が急なところに人家が張り付くように点在するようになります。
なんていうと、さぞかし高所何だろうと思うのですが400m程度だったりするんですよね。