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歌舞伎座のさよなら公演は全部観たい!と思ってはいても
昼の部が11時、夜の部16時半スタート
という
開始時間が曲者でなかなか観に行くのが難しい。
仕事が休みの日、しかも他の予定のない日限定。
ってなことで 2月は幕見で昼の部
だけ鑑賞。
幕見をご存じない方にヒトコトで説明すれば
4階席から観る当日券。興味のある方は フリーページ
をどうぞ♪
さて、前置きが長くなりましたが
今、私が一番観たい演目である菅原伝授手習鑑。
ご存じ菅原道真のお話ですが、天神様、飛び梅のエピソードは
有名ですが、詳しくは知る機会はありませんでした。
図書館で児童向けの歌舞伎の本を読んであらすじがわかってから
本物で味わいたいと思っていた興味深い作品。
ほんとうはおもしろいぞ歌舞伎菅原伝授手習鑑
歌舞伎に親しんで浅い私には疑問だらけの物語なので。
さて、二月は菅原伝授手習鑑の中の「加茂堤」と「賀の祝」の二幕。
二幕とも私は初見。
冒頭、桜丸と八重夫婦を見てハッとしました。
いつも元気いっぱいの橋之介さんさんとコクーンや納涼で
笑わせてくれる福助さん兄弟がいつもとちがうヾ(@^▽^@)ノ
淡い色合いの着物と静かなたたずまいで美しく魅せられました。
染五郎さんの松王丸と松緑さんの梅王丸の兄弟喧嘩のシーン。
こどもにかえったようでほほえましかったりして
和んだのもつかの間で末の弟桜丸が悲しい最期。
この場では憎らしい松王丸ですけれど、心の奥を
私たちは物語として知っているので父から勘当されて
去る姿をみて、どうして本心に気付かずに冷たくするの
お父さん!と恨んだりしちゃいます。
染様なのでひいきの引き倒しとも言えますが・・・
なぜ、桜丸だけ「王」がつかないのか、疑問の一つです。
※背景の色はりんどう色
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