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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
March 18, 2015
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カテゴリ: 村歌舞伎の大鹿村
​​​​ Beauty うつくしいもの
製作年:2007年製作国:日本 監督:後藤俊夫

信濃路を舞台に、
戦争に翻弄されるふたりの村歌舞伎役者の半生を
描いたヒューマンドラマ。

長野県伊那路村の少年・半次(孝太郎)は、
村に伝わる舞踊を舞う役者・雪夫(愛之助)に心を奪われ、
歌舞伎の道へ導かれます。

数年後、村の看板役者となったふたりの下に、
召集令状が届いて…



久しぶりに観ました。
DVDなのでユックリ観られました。

公開時は、雪夫役の愛之助さんが半沢直樹でブレイクする前。
上映館が少なく東京では2館だけでした。

少しは地理がわかるかしら、と銀座を選びました。

三越のある4丁目の交差点から歌舞伎座へ向かう時に
何度も通っていた通りの地下にありました。

おそるおそる、古ーい映画館に入ったことを想い出しました。


歌舞伎で孝太郎さんを観るたび、
つくづく上手な役者さんだなと感心することしきり。
以前は、いつも愛之助さんと一緒でしたが
最近は愛之助さんとの共演が少なくて寂しいです。

歌舞伎を通して絆を強くする二人を描いたこの映画を
また観たくなったのは、そのせいかもしれません。


大鹿村で撮影された映画は、村の四季の美しい風景と
歌舞伎に惹かれた若者たち。

ドキュメンタリーのように淡々と物語は進んでいきます。


戦地での生活も、村歌舞伎の舞台裏も丁寧な描写、
女形の孝太郎さんの男性役ですから、その意味でも
貴重な映画です。

歌舞伎のお化粧をする少年の横顔
その時期だけの中性的な美しさ
(もちろん本人は全く意図しないところの)

言葉にしないけれど、
その表情が歌舞伎への憧れ、
戸惑いと不安など多くを物語っていた
少年半次が強く心に残ります。

そして、言葉少なに,
二人を見守る麻生久美子さんの好演が光ります。

(13代仁左衛門さんが村歌舞伎に興味を示されて、
二度ほど村にいらしたことがあるそうで)

この映画は大鹿村とご縁のある松嶋屋さんの
孝太郎さんと愛之助さんが主演し、
当代の仁左衛門さんも最後に一瞬、ご出演。

村の人に混ざって観客役。
そこで見せてくれる穏やかな笑顔にキュン。

Beatuty うつくしいもの

映画の題字も仁左衛門さんで、
バランスのとれた文字通り
Beauty うつくしい文字です

映画を観ていたら、また大鹿村へ行きたくなりました(^^)/

銀座のシネパトスで観た映画でした。
この映画を観たさに、
初めて(でも、最後でもありましたが)

その映画館にはいりました。

時代をつなぐトンネルのような古い地下街にあって、
その耐震性の問題で2013年閉館となりました。

シネパトス.jpg

ありがとうシネパトス


おまけ。あの子役たちは、今、大きくなったんだろうなと
ちょこっと検索してみたら、半次と歌子は俳優さんとして活躍。

なんと雪夫は、インドネシア国立芸術大学で
ガムラン音楽を専攻していますと

Facebookにありました。

上伊那郡出身だから、ご本人だと思います。

この子たちは戦争のない世の中で青春を謳歌できて良かった。
​​​

2009年公開時の日記

日本一美しい村サイト”大鹿村 ​”





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最終更新日  March 17, 2020 01:04:52 AM
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