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今日、もらった感動へのお礼を綴りたい。
そう思って書いていると嬉しさがよみがえって
笑っているうちに楽しくなる。
読み返した時、また嬉しくなる。
だから、明日が楽しみ!
October 15, 2020
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カテゴリ: MUSIC+ART

今月もいそいそ、銀座SIXへ



今度の職場からはちょっと近いのがウレシイ。

物語が好き(芝居が好き、のルーツはまぎれもなく物語)

なので、今月のお題は外せません


「浮世絵でよむ物語」



森山暁子先生、今月は菊づくしの装いで
先生も作品の一部みたい

どの絵も、興味深い解説があるのですが
今月のメインは「菊慈童」

中国の故事で、日本ではお能で親しまれたお話ですが
ワタクシ、全く知りませんでした
「菊児童って何?」と思っていたくらい

慈しまれた少年なのね

知らなくてハズカシイというよりも
知ることが出来て ウレシイ!

「菊慈童」のお陰で菊とお酒の関係もわかり
いろんなことがつながりました

菊慈童/枕慈童 能のあらすじ・見どころ



そのことだけでも感謝したいところですが
さらにインパクトのある絵がありました



賢女烈女伝 国貞が描いた常盤御前

小学生の頃読んだ牛若丸の話

牛若丸を胸に抱き、兄たちの手を引いていく
常盤御前、雪の中の逃避行

何十年経っても忘れない情景

幼子をなだめながら 先を急ぐまだ若い母御前

はぁと息をふきかけても指先は真っ赤
頼る人とてなく、心細かったでしょうに

挿絵がなかったので、想像の中だけでした

やっと清盛の手から逃げ延びたと、
常盤と一緒に安堵した小学生の私

それもつかの間、常盤をおびき寄せるために
母が囚われたと知り、
自ら名乗り出た常盤が哀れでなりませんでした


こんな浮世絵があったことは全く知らず!

まさか、今日、ここで出会えるとは​



チャーミングな暁子先生

銀座SIXの浮世絵nightは、毎回60分

もっと聞いていたい!

毎月、趣向を凝らしたテーマに基づいて
ギューッと中身の濃いお話をうかがえます

うしろの浮世絵は、成長した牛若丸と皆鶴姫





恋しい牛若丸に頼まれ悩んだ末に
父の目を盗んで 兵法書を盗んだ皆鶴姫

父の怒りを買って舟で流されてしまった悲運のお姫様

亡くなったとされる地に祀られていて、
他の人には哀しい目に合わせたくないと
参詣する人には良縁を授けてくれるんだとか

この次、歌舞伎で皆鶴姫が出る「鬼一法眼三略巻」が
かかるのが楽しみです

(歌舞伎では父の法眼に理解してもらえる設定ですが)

みどころが増えました


先生のお陰で、浮世絵を観る楽しみが何倍にもひろがります






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最終更新日  April 8, 2022 06:28:52 AM
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