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いつまで続くのでしょう・・この寒さ。寒の戻りで、窓から見える富士山は、真冬のように雪をかぶっています。雪の融け具合を見て農作物の植え付けをする農家の方は戸惑ってしまわれるかも・・・。それでも季節は確実に歩を進めています。先日、先発隊としてたった一本発生していたトガリアミガサタケの場所に、ボコボコとトガリさんが頭を出していたと、相方が写真を撮ってきていました。きのこが出ている様は、どんな種類でもいつ見ても絵になります。アミガサは、中に豆電球を入れて灯したくなるほどの魅力があります。さてその頃私は京都に居りました。新幹線で南に向かうにつれ車窓から見る桜の木の花つきはよくなり、田圃に咲いているレンゲの花は桃色の絨毯のよう・・・。あぜ道に咲く黄色い菜の花は目に沁み、垣根には早くも芝桜が咲いていました。木々の先がうっすらと萌黄色に色付き、山桜の控えめな紅色が混じる名古屋から先の里山は、命の輝きを感じるというよりも、一種独特の倦怠感を伴った感情を私の中におもい起こさせました。今回は結婚式に出席する為の一泊でしたので、残念ながら観光は無し。それでもタクシーの中から眺めた東本願寺の荘厳な門構えは歴史と匠の技を感じさせ、街路樹の桜の下をそぞろ歩く観光客の姿は、日常から離れた高揚感を私にもたらしてくれました。皆さんのおかげで人形展も無事に終わりました。次の予定に進まなくてはいけないんですが、不安定な天気のようにグズグズと気持が定まりません。明日まではゆっくりとして、4月から心機一転、制作に里山歩きに頑張りましょう・・・。ハハハ・・・決意の程も曖昧な、年度末の私です。。。
2010.03.28
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昨日は「入間きのこ愛好会」のヒラタケ菌打ち会でした。昨年はシイタケのコマ打ちもやりましたが、今回はヒラタケのみです。エノキやハンノキがホダ木として最高なのですが、なかなか手に入らないので、玉切りしてあるのはクヌギかコナラだと思います。(今回は玉きりに参加しませんでした。)作業が終ると、労いのビールやご馳走が待っています。美味しくいただいてきました。が・・・・しかし・・立ち働く人はいつも少人数の決まった人だけ・・・。みんなが手伝ってくれたらいい・・・なんてことは思いませんが、「きのこの会」に所属しているのですから、もう少しきのこ自体に興味を持ってくれたらいいのに・・・と、きのこバカの私は思ってしまうのでありました。ウ~ン・・ついグチってしまいました。では口直しに、今日のお昼に食べたパスタを・・・。春の香りがする『菜の花パスタ』。鶏肉の炭火焼をいただいたので、菜の花と組み合わせてみました。炭水化物を控える為にも菜の花がどっさりと入っています。振替休日ではありましたが、昼前に出社して行った相方は写真を見ただけで食べていません。桜もカタクリの花も咲き始めました。これからは桜の下の宴が日本列島そこここで催されます。私達の祖先は、なんて素敵な風習を残してくれたのでしょうか・・・。いつまでも、こんな平和が続くといいな~と、春になると他所の宴会を見て思います。
2010.03.22
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先日アミガサタケの採り頃を逃したので、トガリアミガサタケはそんな事にならないよう今日覗いてきました。例年は、桜の花の下に松ぼっくりか?それともワンコの落し物?と見えてしまうトガリさんが出ています。今年の春は、今になって足踏みしている状態で桜の蕾もまだ固く、したがってまだ出ていないと思っていたのですが・・・・ありました、縮緬ジワを思わせるような渋~い色合いのトガリさんが・・・。この大きい1本と、小さなものが1本。。。きっとこれは発生して胞子が飛ばせるかどうか?の確認をする先発隊ですね。見目麗しく、まさに食べ頃・・・。女性に例えると・・・番茶も出花・・・このような形態のきのこを美しいと感じるあたりが、私・・きのこ人だなぁ~~明日から天気が崩れるようです。雨が上がった後に行けば、トンガリ頭のニクイやつが行列しているでしょう。桜も待ち遠しいけど、トガリさんの隊列も待ち遠しい・・・。
2010.03.19
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一日延ばしにしていたアミガサタケ探し・・・。里山さんの記事に触発されて、今日ポイントを覗いてきました。昨日の暖かさがウソのような冷たい風の中、例年のごとく三角頭がポコポコと。。。でも最盛期は過ぎたようで、足の踏み場も無いほど出ていた昨年とは違い数は少なくて、くたびれた老菌の三角頭はうなだれていました。次は、イチョウの樹の下に出る黒いトンガリ頭の『トガリアミガサタケ』を探しに行かなくては・・・。「君は爬虫類か」と言われる冷え性の私の血液も、春の暖かさに影響されてめぐりがよくなってきました。いよいよ活動の時期が来たようです。
2010.03.17
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行きつけの喫茶店「カフェ ぶるぅ」は、夜には美味しいお酒が飲める店になる。お勧めのお酒はウイスキーですが、日本酒やビールにもこだわりがあるお店。春の光に誘われるようにランチを楽しみに出かけた私に、「今月の、日本酒を楽しむ会で提供するのはこのお酒なのですよ。」とマスターが取り出してくれたのがこれです。能登杜氏として「現代の名工」に認定された農口尚彦氏が丹精込めて仕上げた、『常きげん、農口流、山廃仕込大吟醸』めったに手に入らない幻の酒だそうで、お値段もそれ相当です。しかもラベルは版画家原田維夫氏作で、なんとも無骨でありながら暖かさを感じる素晴らしさ。先日NHKのプロフェショナルという番組でも、農口氏の事が取り上げられていたそうです。日本酒は呑めないのですが、話を聞きながら瓶をながめていると少しだけ舐めてみたいなという気分になってきました。こちらは散歩の途中で見かけたミモザの花。寒い・・・また雪。。。と家に閉じこもっている間にも、春は黄色や紫色のマジックを野に庭先にと施していったようです。断りもせずに写真撮っちゃったけど、許してもらえるかしら・・・。卒業シーズンの街は、花束を持った高校生たちが希望を持った目を輝かせていました。私もそろそろストーブの前を離れて活動を始めなくては・・・。
2010.03.12
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春の雪が降っています。湿った雪は積もらない・・と思っていたのに、既に5センチほど積もってしまいました。汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしてる~~♪『なごり雪』のメロディが一日頭から離れませんでした。春になったら気持いい陽気になり人出が増える、と考えて設定した人形展。来週の15日からです。場所は上記の通りです。写真の子は、昨年都内の人形市に出品した作品。作品展となると、突貫工事ならぬ突貫手仕事で寝不足になるのが常ですが、今回は、昨年制作した4点とこれまでに作り溜めた3点の合計7点の出品です。取り出して並べてみると、前回納得したはずなのに気になる部分が目に付き、髪の毛、着物、服等の手直しをしました。さて、会場となる『珈琲焙煎専門店、マイルス』。珈琲を求めると、お客さんに時間があったら試飲させてくれます。というか、試飲して好きな銘柄を決める事ができます。そして、より美味しく珈琲を飲みたい方の為に「美味しい珈琲の淹れかた」教室も開いてくれます。詳細が気になる方は、電話でお聞きください。どうか、来週から快晴が続きますように・・・。。。
2010.03.08
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前回の保存きのこの続きです。採れるきのこの種類がそろそろ少なくなってくる晩秋。御山の早朝は吐く息が白く見えて、標高が高い所には霜がおりている頃です。そんな中「きのこのシーズンも終ってしまうなぁ~寂しい・・・」と思いながら、昨年コツコツ集めたチャナメツムタケ。すき焼きに入れたり、大根おろしと和えたり、お味噌汁に入れたりして一通り楽しんでから、残りはこのように瓶詰めして保存しておりました。瓶の高さ18センチで、結構な量が入っています。見て分かるとおり、全部が半割りになっているのは、虫入りじゃないかどうか?の確認をしたからです。さっと茹でて、バットに広げた塩の中で全体に塩をまぶしてから瓶に詰めていきました。最初は白く見えていた塩も、二日ほどしたら融けてしまい、見た目は水煮のようです。ハルシメジが採れる季節を前にして、そろそろ食べてしまわないといけないのですが、冷凍きのこと違い、御山に気持を馳せながらしみじみ眺めるという楽しみかたがあるので、なかなか調理できません。さて、いつ食べましょう。。。
2010.03.03
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