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【大切なこと】
予習シリーズ、もしくは演習問題集を終えた後に実施する長文対策問題集であること。
他の塾の教材ならば置き換えて考えてください。
四谷大塚のホームページから購入、使用することもできます。
出典は加賀 乙彦 「不幸な国の幸福論」より
不幸な国の幸福論【電子書籍】[ 加賀乙彦 ]
【1つ目の秘訣】 時間をかけても読みきる
まずは文章を最後まで読むこと。
31×196=約6000文字
400文字原稿用紙で約15枚相当。
読みきるまでどのくらい時間がかかるか計ってメモしましょう。
【2つ目の秘訣】内容把握
他者に合わせなければいけない、こうであることが幸せである」という「思い込み」は多くの人が抱いていることについて、いくら持っていても足るを知らなければ不幸だし、自分の中に物差しを持ち、しなやかにそれを変化させられれば幸福になれるという内容。
【3つ目の秘訣】読了したらいったん振り返る
・ランク付けや価値観
・思い込み
・自尊心
・幸福
・足かせ
現代の日本人の自ら幸福を阻む考え方と、取り巻く不幸を生み出すシステムをわかりやく伝えています。
【4つ目の秘訣】問題を解く
設問はすべて「説明しなさい」
今回は指定字数問題が3問、3行問題が2問
問1は説明 どのような言葉や価値観:置換
問2も説明 レッテルを貼った結果どうなる
⇒時系列にまとめる
問4は理由 気の毒の因果を説明する
何をどう説明するのかを脳内で組み立てる
時間が足りないのか、読み取れていないのかがわからなければ、まずは完答しましょう。完答できなければ読み取り不足です。
【5つ目の秘訣】採点×分析で次に活かす
解き終わったら、まずは「自己採点」!
次に、大人にみてもらうこと。
そして、解答・解説と自分の答えの「軸」があっているかを子ども自身が感じること。
問題作成者の問いについてどう答えるかを考え、どう組み立て、どう書いたかを振り返り修正することが重要です。
【まとめ】
長文に親しみ、問題を解くことを積み重ねるために、学習時間の確保が必要です。
読解→設問読解→解答→分析
の順で、焦らずじっくり取り組みましょう!
今回の出典は精神科医として、様々な事情を抱えた人と接してきた著者が、自身の経験を基に幸福について記した一冊です。渋谷教育学園幕張中学校の入試問題で出題されました。老子の言葉として知足者富(足るを知る者は富む)がトレンドになりました。また、高校入試、大学入試の小論文でも素材文として過去に出題されています。
頑張れ!受験生!
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