これ、自分流。
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とあるテレビ番組ですごい工場として紹介されていた企業。パートさんは遅刻、早退、欠勤の連絡をしなくていいらしい。パートさんにとっては、急な用事だったり、病気などでシフトに穴をあけるかもしれないという罪悪感がなくなり、ストレスなく働けるのだそう。そのおかげで、パートさんの定着率が大幅に伸びて、結果的に人件費が抑えられたとのこと。またパートさんの熟練度も向上したため、製品の品質向上にもつながっているのだそう。さらに各人の苦手や嫌いな作業はさせない、パートさん同士(社員も?)仲良くなってはいけないという、パートさんがストレスと感じるようなことを徹底的に排除している。このビジネスモデルは全国から視察に訪れるほど有名らしい。これらのことは確かに理にかなっており、働く側も雇う側もWinWinな関係に思える。しかしよく考えてみると、働く側と雇う側の間に感情は存在しない。特に雇う側はパートさんのことを”人”ではなく”工作機械”と同類に扱っているように思われる。一般的なパート、アルバイトの出入りが激しい職場において、”消耗品”と同じように扱われる職場に比べれば、まだマシなのかもしれないが、非常にドライな関係であることは間違いない。組織と従業員の間に何かしらの情が働くと、組織が腐敗していき、内部崩壊する可能性が高くなるのは事実だ。そう考えると欧米的なドライな関係であり続けることが組織にとっての最適解なのかもしれない。愛社精神とはいったいどこへ行ってしまったのだろうか。 これ、自分流。
2022年09月28日
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