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映画やマンガ、ドラマなどにおいて悪役の人気が高いのは今に始まったことではない。スターウォーズのダース・ベイダー、カイロ・レン、北斗の拳のラオウ、ドラゴンボールのフリーザ、鬼滅の刃の鬼舞辻無惨、半沢直樹の大和田常務などなど力や権力を振りかざし、血も涙もないような所業を繰り返している。それでも人気は高く、下手をすると主人公より人気があったりする。現実では力や権力を振りかざす人間は批判され、排除され、叩かれる。わかりやすい例ではロシアの大統領や北朝鮮の総書記なんかがそうだろう。彼らは世界中から批判を浴びるのに、大量虐殺をする悪役は人気が高い。この差はいったい何なのだろうか。「フィクションだから」と一言で言ってしまえばそれまでなのだが、悪に惹かれる何かがあるに違いない。考えられるのは「無いものねだり」。力や権力が無い者がこれくらい強くなりたいという憧れを抱く。不良をかっこいいと思うのと同じような心理だと思う。また主人公が博愛、正義、勇気、友情などを重んじることから、日常的・一般的な考えと似通っているため心理的大差がないから憧れる存在になりきれないのではないかと思う。そしてヒーローに僅かでも悪の心が設定されていないところに違和感を感じているのではないか。自分もフィクション上の悪役はかっこいいと思うし、ダース・ベイダー、ダース・モール、カイロ・レンラオウ、サウザー、アミバなど、ザコも含めて好きだ。人間誰しも悪の心を持っているし、ひょんなことから悪人になってしまうこともある。そう考えると悪役はより自分たちに近く、決して到達できない延長線上にいる存在なのかもしれない。 これ、自分流。
2022年05月04日
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今日は憲法記念日ということで、憲法改正について考えてみたい。日本国憲法は75年前に施行され、国家の礎であり、国内のあらゆる法律の基礎となっている。過去に幾度となく憲法改正について議論されてきたが、強硬な反対派のおかげで国会で審理すらできない状況が続いている。先ほども言ったが憲法は国家の礎であるため、むやみやたらに改変するのはどうかと思う。しかし、世の中に完璧なものは何一つないのだから、見直すこともしないというのは間違っている。そして改正するためには議員の2/3、国民の過半数の賛成がなければ改正できないというのもハードルが高い。仮に憲法に誤字・脱字があったとして、その部分を直そうとしても同じだ。議員の2/3というが、最近の投票率は衆議院選挙で55.93%、参議院選挙で48.8%と有権者の約半数で選んだ議員の2/3、つまり有権者の3割の声で憲法改正しようと言っている。厳密にいうと落選した候補者の票もあるわけだから、実数はかなり低いと言える。この状況下で国民投票を行ったところで、いったいどれだけの投票率があるのか。国民もこのことに関心があり、投票率が70%だと仮定してもその半数は35%。これはマジョリティなのかマイノリティなのか。有権者には憲法改正はもちろんのこと、今の日本がどういう状況にあるのかもっと関心を持ってもらいたい。 これ、自分流。
2022年05月03日
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