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「彼女はたぶん魔法を使う」 樋口有介 創元推理文庫 781円元刑事でフリーライターの柚木草平は、雑誌への寄稿の傍ら事件調査も行なう私立探偵。今回もち込まれたのは、女子大生轢き逃げ事件。車種も年式も判明したのに、車も犯人も発見されていないという。被害者の姉の依頼で調査を始めたところ、話を聞いた被害者の同級生が殺害される。私生活でも調査でも、出会う女性は美女ばかりで、事件とともに柚木を悩ませる。人気シリーズ第一弾。(表紙カバーより)2009年1月、読破。樋口有介のシリーズものに初挑戦です。内容とほとんど関係ないですが、タイトルは、なんとなく気に入っています。読み進めていくうちに、事件は単純かと思いましたが、ちょっと捻りがありました。それにしても主人公の草平は、妻には逃げられたが、もてもて過ぎ。ラストはどうなったんだろう。ホント気になるエンディング。
2009年01月29日
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「雪の断章」 佐々木丸美 創元推理文庫 880円迷子になった五歳の孤児・飛鳥は親切な青年に救われる。二年後、引き取られた家での虐めに耐えかね逃げ出した飛鳥に手を伸べ、手元に引き取ったのも、かの青年・滝杷祐也だった。飛鳥の頑なな心は、祐也や周囲の人々との交流を経て徐々に変化してゆくが・・・・・・。ある毒殺事件を巡り交錯する人々の思いと、孤独な少女と青年の心の葛藤を、雪の結晶の如き繊細な筆致で描く著者の代表作。(表紙カバーより)2009年1月、読破。デビュー当時(1985年)の斉藤由貴が主演で映画化された作品。ミステリとして読むと全く期待はずれになります。事件と関係なくどんどん物語は進んでいきます。なぜここまで関係者が事件に無関心なのかと思ってしまいます。しかも非常に狭い空間で事件が起こったにもかかわらず。小学二年生で祐也に引き取られ、大人(大学生)になるまでの飛鳥の心の内面を綴った少女文学っていう感じです。そう読むと著者の文体は、ぴったりです。
2009年01月24日
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「あの頃ぼくらはアホでした」 東野圭吾 集英社文庫 552円ワルの巣窟、悪名とどろくオソロシイ学校で学級委員をやっていた”命がけ”の中学時代。日本で最初に学園紛争が起こり、制服が廃止されたという「有名校」での熱血高校時代。花の体育会系&”似非理系”だった大学時代・・・・・・あの頃みんながアホでした! 怪獣少年だった小学生時代から、大学を出て就職するまでを赤裸々に(?!)つづる、傑作青春記。新生「ガメラ」の監督、金子修介氏との巻末特別対談つき。(表紙カバーより)2009年1月、読破。あむあむさんの紹介記事で怪獣の話が出ていることを知り、買いました。東野圭吾さんには負けるかもしれませんが、ちょっと怪獣にはうるさいです。『つぶら屋のゴジラ』の章に出てくる特撮怪獣映画28本、全て見たことがあります。大半はテレビでですが。ゴジラ、モスラ、ラドン、ガメラ(但し、ガメラ作品はギャオスまで)・・・・・・ 懐かしいです。カッコよかったなぁ。『「ぺギラごっこ」と「ジャミラやぞー」』の章は、1行目の「シトロネラアシッドとは何か。」で「ウルトラQ」のリトラ(怪獣)の武器だと分かりました。ちょっと変なやつです。『俺のセブンを返せ』の章は、同感です。ウルトラシリーズのNo.1は、絶対ウルトラセブンです。このエッセイが書かれた後、ウルトラセブンの正統な続編が、オリジナルビデオとして多数制作されました。昨年は、生誕40周年記念で「ウルトラセブンX」がテレビ放映されました。東野圭吾さんの不満も解消されていることでしょう。怪獣以外の話題も、自分も同世代(ちょっと年下です)かつ体育会系&”似非理系”(笑)だったので、結構似たような体験があり、笑いの連続でした。でもあくまでも似たような体験です。東野圭吾さんのは、すごくないですか?
2009年01月18日
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「モリログ・アカデミィ12」 森博嗣 メディアファクトリー 690円森博嗣のブログ日記文庫化第12弾。初の映画化作品『スカイ・クロラ』が8月に公開。それに伴う取材やトークショーはあったものの、仕事は比較的抑えた3カ月だった。久しぶりに車を買い替えたので、パスカルとともにドライブを楽しんだりとゆったりとした日々。買い物でいえば、発売早々 iPhone を入手。ただ、こちらは初期不良でソフトバンクと一悶着あったのだが・・・・・・。この日記もあと半年。終わりを見据えて、総集編的な内容も盛り込まれている。今回の特別企画は、よしもとばななとの対談。メールのやりとりを頻繁にしている二人だが、対談は初めて。本書装画はもちろんいつもの羽海野チカ。(表紙カバーより)2009年1月、読破。「モリログ・アカデミィ」のネットでの更新は、2008年12月31日をもって終了しました。今回の第12弾は、2008年7月から9月の日記です。従ってこのシリーズもあと1冊となりました。以前の日記シリーズもそうでしたが、仕事・趣味・普段の生活と少なからず影響を受けています。参考にさせていただいたことも多数ありです。残すところあと1冊ということで、珍しくあとがきがちょっとしんみりです。
2009年01月13日
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「第15回JR大阪環状線ウオーク」に参加してきました。コースは、梅田スカイビルをスタートし内回りコースで一周し再び梅田スカイビルに戻ってくる27キロのコースです。ちなみにJR大阪環状線の全長は、21.7キロだそうです。今まで3回ほど参加したことがあるのですが、ずっと外回りコースでしたが、今回初めて内回りコースで歩きました。実は、高校生の時まで大阪の市内に住んでいたし、高校も環状線沿いにあったので、懐かしい場所もたくさんありました。大阪市内なので、さすがに信号が多く、決して歩きやすいコースではありませんが、駅間は、10分から15分程度で歩けますので、次の目標が設定しやすく、ゴールまでの距離感覚もあるので楽でした。中間地点の四天王寺までの半周コース(14キロ)もあります。写真は、通天閣です。大阪の街の雰囲気が出ていますでしょう?
2009年01月11日
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「シルエット」 島本理生 講談社文庫 419円女性の体に嫌悪感を覚える元恋人の冠くん。冠くんと別れ、半ばやけでつき合った遊び人の藤野。今の恋人、大学生のせっちゃん・・・人を強く求めることのよろこびと苦しさを、女子高生の内面から鮮やかに描く群像新人賞優秀作の表題作と15歳のデビュー作他1編を収録する、せつなくていとおしい、等身大の恋愛小説。(表紙カバーより)2009年1月、読破。表題作の「シルエット」、「植物たちの呼吸」、「ヨル」の3編で構成されています。作者が15歳から19歳の間に書いた作品となります。やはりこの才能はすごいなと感じました。表題作の「シルエット」は、時系列で物語が進むのではなく、主人公である「わたし」と冠くん、または、せっちゃんとのエピソードを交互に積み重ねていきながら、三人の人物像やそれぞれの関係を浮き彫りにしていきます。どの作品も読後、すぐに次の作品に進めないような余韻があります。
2009年01月08日
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「月への梯子」 樋口有介 文春文庫 590円知能は小学生程度だが、死んだ母親が遺してくれた小さなアパート「幸福荘」の管理人として、平和に暮らしてきたボクさんこと福田幸男、四十歳。ところがある日、アパートで殺人事件が起きたことをきっかけに、ボクさんとその周辺に、驚くべき変化が起こりはじめる・・・・・・。哀切に満ちた長編ミステリー。(表紙カバーより)2009年1月、読破。拙い自分のブログにいただいた日向永遠さんのコメントに「月への梯子」が紹介されているのを見て、早速購入して読みました。なんとも紹介しにくいミステリです。事件の起こる前のボクさんも起こった後のボクさんも変わらず優しいです。ラストは、想像していたものとは違いました。293ページあたりで、大当たりかなと一瞬思ったのですが・・・。ちょっと残念。
2009年01月06日
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「その日のまえに」 重松清 文春文庫 581円僕たちは「その日」に向かって生きてきた---。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何がでくるのだろうか・・・・・・。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。(表紙カバーより)2009年1月、読破。「ひこうき雲」ガンリュウのお見舞いシーン、うまいよなぁ。小学校の頃って、こんな感じですね。お見舞いに来てもらった人も来た人も。「朝日のあたる家」間違っているけれど、なんとなく嬉しく、明るくなります。「潮騒」すごいです、この題材。自分がこの立場になったらと考えさせられました。重いテーマですが、悲壮感はないです。ラストはぴったり嵌ります。「ヒア・カムズ・ザ・サン」母親の癌という辛い現実に立ち向かうトシくんの優しさが胸をうつラスト。泣けます。「その日のまえに」私的な話になりますが、自分が以前住んでいたところは、今の家から歩いて5分ぐらいのところにあります。でも引っ越してから、その前を何回通っただろうか? 数えるほどです。今度、ゆっくり見に行ってみたいです。毎日出勤するときに赤ん坊だった長男と妻がベランダから手を振ってくれていたのを懐かしく思い出しました。こんな日常の幸せを奪われてしまう悲しみはいかほどか・・・。主人公の二人が以前住んでいたアパートに「朝日のあたる家」の武口くんと入江さんが一緒に住んでいました。こんな嬉しいことはないです。「その日」読みながらずっと泣いてました。彼らの年齢、家族構成が自分と似ていて、涙が止まりませんでした。つらすぎました。「潮騒」の、「ヒア・カムズ・ザ・サン」のその後が少し語られています。こちらも泣けます。「その日のあとで」人間はよくできたもので、悲しみは時間と共に薄れていきます。その時のその悲しみをずっとそのまま持ち続けていたら生きていくことなんてきっと出来ないでしょう。これは仕方がないことですよね。亡くなった人を忘れてしまいたいわけじゃないのだけれど・・・・・・。これで一気に8つ記事を更新しました。帰省中にパソコンで書き溜めた記事を貼り付けただけですが。明日から普通の暮らしに戻ります(笑)
2009年01月03日
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「ひめゆりの塔」 石野径一郎 講談社文庫 419円太平洋戦争の末期、死闘をくり返す沖縄に於て、女学生ばかりで結成された姫百合部隊二百人余の大半が、米須の洞窟で玉砕するまでの悲惨な九十日を濃密に描く。乙女たちを中心に、死の行進を強いた戦争指導者への深い憎しみと怒り、戦場に散った若い生命への愛惜が全篇を貫く感動の名篇。(表紙カバーより)2009年1月、読破。自分の親は、まだ子どもだったけれども戦争を知っています。そして自分が生まれたのは、戦後わずか十数年後(沖縄返還の1972年には小学生で学校が半ドンになったことを単純に喜んでました)でした。2009年になりましたが、戦後からまだ64年しか経っていません。勉強不足で分からないことも多いですが、たった五十数年前に日本がどんな理由があるにせよ、あれだけの人と人との殺し合いをしたのだということが信じられません。現在も地球上で戦争は絶えないのですが・・・・・・。どんな状況にあっても必死に生き抜こうとした彼女たちのために、地球上から戦争がなくなることを祈らずにはおられません。
2009年01月03日
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改めて、あけましておめでとうございます日向永遠さんの企画に乗っかり、07年に続き、08年のミステリベスト10を発表します。もちろん、あくまでも私的なベストテンです。4位~8位は悩みました。明日にでも順位は変わりそうです。 *昨年同様、1作家1作品としました。 第1位 『ホワイトアウト』 真保裕一 昨年三月に読んだ作品ですが、今でもはっきりストーリーを覚えています。 読んでいる時も08年で一番ワクワクした作品でした。 第2位 『いちばん初めにあった海』 加納朋子 第1位のホワイトアウトもそうでしたが、こちらも初めて読んだ作家さんでした。 期待して読み始めたわけではなかったのですが、こんなに美しく泣けるミステリは初めてでした。 第3位 『風化水脈 新宿鮫8』 大沢在昌 昨年、「毒猿 新宿鮫2」を1位としましたが、今年も上位にきました。 8になって再びパワーアップしたという感じでした。 第4位 『クローズド・ノート』 雫井脩介 今までと作風がガラッと変わりました。ある程度、ラストの予想がつくストーリーでしたが、それを上回るラストシーンに涙。第5位 『チーム・バチスタの栄光(上)(下)』 海堂尊白鳥の強烈な個性、これにつきます。すごいミステリを読ませていただきました。第6位 『悪夢の観覧車』 木下半太悪夢シリーズ第2弾。これは作者の仕掛けにやられました。第7位 『セント・メリーのリボン』 稲見一良珍しく短編集です。どの作品も傑作です。特に表題作は、泣けます。第8位 『ぼくと、ぼくらの夏』 樋口有介 このあと「風少女」、「魔女」、「林檎の木の道」と続けて読みました。どれもストーリーの構成はパターン化されていますが、傑作ぞろいです。第9位 『イニシエーション・ラブ』 乾くるみメフィスト賞当時の作風から大変身。珍しく途中で分ってしまいましたが、こんな騙しは結構好きです。第10位 『犬はどこだ』 米澤穂信タイトルで損をしているかなと思います。英語のタイトル「CITADEL OF THE WEAK」の方がずっとよかったと思います。2008年 ミステリ以外べスト1第1位 『きみの友だち』 重松清連作短編集。重松清は、老若男女問わず、誰を描かしてもうまいですね。もこもこ雲が目に浮かんできます。ベスト10のうち6人が08年に初めて読んだ作家さんでした。ブログを始めたおかげで読書範囲が広がりました。みなさんのおかげです。今年もよろしくお願いします。
2009年01月03日
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12月に読んだ本は、12冊となりました。最後、年末に追い込み08年は104冊で終了。09年も100冊に挑戦です。12月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:3379ページ揺れる耳飾り (文春文庫)読了日:12月31日 著者:井上 靖決断力 (角川oneテーマ21)読了日:12月30日 著者:羽生 善治螺鈿迷宮 下 (角川文庫)読了日:12月30日 著者:海堂 尊螺鈿迷宮 上 (角川文庫)読了日:12月29日 著者:海堂 尊せつないいきもの (カッパ・ノベルス)読了日:12月28日 著者:竹本健治悪夢のドライブ (幻冬舎文庫 き 21-3)読了日:12月24日 著者:木下 半太稀覯人の不思議 (光文社文庫 に 18-6)読了日:12月21日 著者:二階堂 黎人林檎の木の道 (創元推理文庫 M ひ 3-6)読了日:12月15日 著者:樋口 有介ジェシカが駆け抜けた七年間について (角川文庫 う 14-5)読了日:12月10日 著者:歌野 晶午生まれ来る子供たちのために (講談社ノベルス ウF- 18)読了日:12月06日 著者:浦賀 和宏Rの刻印 読者参加型犯人当てミステリー読了日:12月05日 著者:ふじしろ やまと
2009年01月03日
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「揺れる耳飾り」 井上靖 文春文庫 280円(当時)運動具店の美しい未亡人・耿子に配するに、小悪魔さながらに振舞う義妹・靡沙子---成熟と若さとで競う二人の女性が、偶然の戯れか一人の中年男・石野に恋をしてしまった。その間に入って煩悶する青年画家・加納・・・・・・青春の一断面を情感に溢れたみずみずしい筆致で描き上げたイキでシックな愛の讃歌。(表紙カバーより)2008年12月、読破。既に絶版になっていますのでアマゾンにて購入しました。価格は、50円でした。「氷壁」がベストセラーで評判を呼んでいたころの作品で、昭和三十二年(生まれてないぞ!)の「主婦と生活」に連載。井上靖の恋愛小説には本当に悪人が出てこないので読んでいても清々しいです。昭和三十二年当時の東京を舞台としているので、現代の恋愛と趣は異にしていますが、自分も含め古き時代の人たちには十分今でも理解できるものです(笑)。石野のことを決して好きをは言わない耿子(こうこ)と靡沙子(ひさこ)の会話や結局失恋したかたちとなる加納と靡沙子のやりとりがリズミカルで楽しいです。靡沙子(二十歳前半)が宿の若い女中(十五、六)を連れて正月の町に出てハンカチを買ってやる場面がありますが、これなんかは、すごく時代を感じます。井上靖が幼少時代に過ごした伊豆の街や「氷壁」の取材体験が生きている松本(長野)の街が出てくるのはファンとして楽しいです。
2009年01月03日
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「決断力」 羽生善治 角川oneテーマ21 686円決断するときは、たとえ危険でも単純で、簡単な方法を選ぶ。・決断とリスクはワンセットである・欠点は裏返すと長所でもある・早い段階で定跡や前例から離れる・直感の七割は正しい・事前研究が三、四割を占める・ミスには面白い法則がある (表紙カバーより)2008年12月、読破。全く知らなかったプロの将棋の世界が、どんなものなのか分り、楽しかったです。また、対局中に長考している時は、どんな思考をしているのか雰囲気が掴めました。何をそんなに考えることがあるのだろうか? と素人としては、ずっと思っていましたが、プロはヤッパリすごいです。将棋でもスポーツでもビジネスでも相通じるものがたくさんあるようです。特に新しい驚きはありませんでしたが、日頃考えていることがたくさん出てきて再認識する意味ではよかったです。特に「経験を積めば積むほど、いろんなケースを考えてしまい、かえって決断が鈍る場合がある」というのには、確かにそういう場合がよくあるよねと感心しました。
2009年01月03日
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「螺鈿迷宮 下」 海堂尊 角川文庫 476円医学生・天馬大吉が潜入した不審死の続く桜宮病院に、奇妙な皮膚科の医者がやって来た。その名も白鳥。彼こそ、”氷姫”こと姫宮と共に病院の闇を暴くべく厚生労働省から送り込まれた”刺客”だった。だが、院長の桜宮巌雄とその双子の娘姉妹は、白鳥さえ予測のつかない罠を仕掛けていた・・・・・・。終末医療の先端施設に隠された光と影。果たして、天馬と白鳥がそこで見たものとは? 現役医師が描く、傑作医療ミステリー!(表紙カバーより)2008年12月、読破。桜宮病院の影の部分の真相が白鳥らによって暴かれますが、院長の巌雄やすみれがやったことに対して嫌悪を覚えないのはどうしたことか。ここに現在の医療の問題が提起されています。ちょっと重たい題材です。白鳥の登場。そして”氷姫”こと姫宮の活躍。ラストには、高階病院長、不定愁訴外来の田口までちょこっと登場するサービスぶり。こらからの「桜宮サーガ」が楽しみです。
2009年01月03日
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「螺鈿迷宮 上」 海堂尊 角川文庫 476円医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから1年半。東城大学の劣等医学生・天馬大吉はある日、幼なじみの記者・別宮葉子から奇妙な依頼を受けた。「碧翠院桜宮病院に潜入してほしい」。この病院は、終末医療の先端施設として注目を集めていた。だが、経営者一族には黒い噂が絶えなかったのだ。やがて、看護ボランティアとして潜入した天馬の前で、患者が次々と不自然な死を遂げた! 彼らは本当に病死か、それとも・・・・・・。(表紙カバーより)2008年12月、読破。「バチスタ」の"氷姫"こと姫宮の登場。そしてあの白鳥が、バチスタでの強烈な個性をここでも遺憾なく発揮しています。桜宮病院の一族は、どいつもこいつも怪しそうですが、その全貌は、下巻までお預けです。上巻では、桜宮病院に潜入した主人公・天馬が姫宮のドジで思わぬアクシデントに見舞われていくところが本人には申し訳ないですが、愉快です。あけましておめでとうございます今年もよろしくお願いします先程、帰省先より我が家に戻ってきました。12月29日から1月2日までに読んだ本について今から更新していきます。
2009年01月03日
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