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「刺青白書」 樋口有介 創元推理文庫 743円女子大生・三浦鈴女は、中学時代の同級生が相ついで殺害されたことに衝撃を受ける。彼女たちは二人とも、右肩に刺青痕があった。刺青同様に二人が消したかった過去とは何か。第一の、アイドル殺害事件のレポートを依頼された柚木草平は、鈴女たちの中学時代に事件の発端があるとみて関連性を調べ始めた---。鈴女の青春と、柚木のシニカルな優しさを描いた傑作、初文庫化で登場。(表紙カバーより)2009年6月、読破。柚木シリーズですが、今回は女子大生・鈴女(スズメちゃん)が主人公。柚木さんは一歩下がって脇役です。でも確実な捜査で真相にたどりつくあたりはさすがです。中学卒業から全然変わっていないとみんなから言われるスズメちゃん。そのスズメちゃんが同級生の彼を大きく変えて、ハッピーエンド。辛い、切ない物語だけに最後のハッピーなラストに救われます。
2009年06月21日
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「摩天楼の怪人」 島田荘司 創元推理文庫 1200円ニューヨーク、マンハッタン。高層アパートの一室で、死の床にある大女優が半世紀近く前の殺人を告白した。事件現場は一階、その時彼女は34階の自室にいて、アリバイは完璧だったというのに・・・・・・。この不可能犯罪の真相は? 彼女の言うファントムとは誰なのか? 建築家の不可解な死、時計塔の凄惨な殺人、相次いだ女たちの自殺。若き御手洗潔が摩天楼の壮大な謎を華麗に解く。(表紙カバーより)2009年6月、読破。文庫で1200円という分厚さ! やっと読み終わりました。さすが島田荘司さんです。スケールの大きい謎、高層ビルに隠された真相。面白かったです。ただ、一部殺害方法で推理というより、マニアックな専門的な知識があるかどうかで決まると思われるものがあります。論理的ではあるのですが。でもそれを差し引いても物語としても面白く、読み応えのある作品でした。
2009年06月17日
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「最後の一球」 島田荘司 講談社ノベルス 880円「母親が自殺を計った。幸い命はとりとめたのだが、理由を知りたい」山梨から来た青年に、相談を受けた御手洗潔。彼は翌日現地を訪れ、原因が母親の巨額の借金にあることを突き止める。無知につけ込み、法を悪用して暴利を貪る金融業者。仮に裁判をしても敗訴は必至---さすがの御手洗も頭を抱えるが、後日突然彼女の訪問を受け、あまりに意外な顛末を知らされる・・・・・・。著者のことば 以前から、一度言いたいと思っていた。この作は、無数の御手洗作品に埋もれて標準作と思われているだろうけれども、自分としては、代表作のひとつと言いたいくらいに好きな作品だ。生涯を二流で終える選手。人はひと握りのトップにだけ拍手を送るが、そのスポーツへの思いに、一流も二流もない。大勢の声なき声に背を押されるせいか、この作はするすると筆が進み、書くのがひどく楽だった。 二流選手の、人知れぬ生涯ただ一度の煌めき。こんなあり方が、自分は最も好きだ。(以上、表紙カバーより)2009年6月、読破。御手洗潔の出番は、最初の4分の1と最後の数ページですが、作品としては、面白かったです。二流選手の素晴らしい大勝負の物語。一流を目指し、その才能がないことを自覚した二流選手の人生を真っ向から克明に描くことで、最後の大勝負に感動します。
2009年06月06日
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「トワイライト」 重松 清 文春文庫 629円小学校の卒業記念に埋めたタイムカプセルを開封するために、26年ぶりに母校で再会した同級生たち。夢と希望に満ちていたあのころ、未来が未来として輝いていたあの時代---しかし、大人になった彼らにとって、夢はしょせん夢に終わり、厳しい現実が立ちはだかる。人生の黄昏に生きる彼らの幸せへの問いかけとは?(表紙カバーより)2009年6月、読破。主人公たちは、大阪万博が開催された時に小学校2年生。それから三十一年が経ち39歳になっています。重松作品にしては読み進めるのが辛かったです。39歳で黄昏るなよ。逃げるな、もっと立ち向えと言いたかったです。自分と同時代の人たちだから、余計にそう感じたんだと思います。最後は、希望のあるラストで救われましたが。話は変わりますが、物語の中に懐かしいものがいっぱいでてきます。タイムカプセルもそのひとつ。自分らも小学校卒業記念に校庭にタイムカプセルを埋めました。確か二十歳の時に開封したと思います。理由は忘れましたが参加できませんでしたが。全員、自分の将来の夢を紙に書いて入れたはず。「トワイライト」の主人公たちと同じで夢は叶わずです。あの頃、タイムカプセルは流行だったのでしょうか?その他、象が踏んでも壊れない筆入れ(自分も使っていました)、仮面ライダーカード、万博の太陽の塔、パンダのランラン、カンカン等々、懐かしかったです。万博は親に連れられて1回だけ行きました。入ったパビリオンは今も覚えています(並ばなくてよかったシンガポール館やクウェート館(笑)、子どもらしく住友童話館など)。エキスポランドや日本庭園に行ったのは、子どもができてからですから、二十何年も経ってからのことでした。
2009年06月04日
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5月に読んだ本「ルパンの消息」、「カンニング少女」、「動機」の3冊がおススメ。5月の読書メーター読んだ本の数:9冊読んだページ数:2879ページ動機 (文春文庫)読了日:05月29日 著者:横山 秀夫エバーグリーン (双葉文庫 と 16-1)読了日:05月24日 著者:豊島 ミホ君の夢僕の思考 (講談社文庫 も 28-40)読了日:05月24日 著者:森 博嗣カンニング少女 (文春文庫)読了日:05月21日 著者:黒田 研二シンデレラ・ティース (光文社文庫 さ 24-1)読了日:05月18日 著者:ルパンの消息 (光文社文庫 よ 14-2)読了日:05月13日 著者:横山 秀夫ブレイクスルー・トライアル (宝島社文庫)読了日:05月10日 著者:伊園 旬ある愛の詩 (角川文庫)読了日:05月03日 著者:新堂 冬樹レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)読了日:05月01日 著者:本田 直之読書メーター
2009年06月01日
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