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「夜の樹」 カポーティ 新潮文庫 552円ニューヨークのマンションで、ありふれた毎日を送る未亡人は、静かに雪の降りしきる夜、<ミリアム>と名乗る美しい少女と出会った・・・・・・。ふとしたことから全てを失ってゆく都市生活者の孤独を捉えた「ミリアム」。旅行中に奇妙な夫婦と知り合った女子大生の不安を描く「夜の樹」。夢と現実のあわいに漂いながら、心の核を鮮かに抉り出す、お洒落で哀しいショート・ストーリー9編。(表紙カバーより)2009年4月、読破。「ミリアム」、「夜の樹」、「夢を売る女」、「最後の扉を閉めて」、「無頭の鷹」、「誕生日の子どもたち」、「銀の壜」、「ぼくにだって言いぶんがある」、「感謝祭のお客」の9編から成ります。前半の5編は、非常に内向的で暗いストーリーですが、作品の持つ雰囲気は好きです。後半の4編は、作者の少年時代の思い出から生まれた作品で、こちらはユーモアがあります。個人的には、どちらかと言うと後者の方が楽しめました。「夜の樹」は、島本理生さんの小説の中で出てきた作品で興味を持ち、今回読みました。カポーティと言えば、オードリー・ヘプバーン主演で映画化された「ティファニーで朝食を」が有名ですが、こちらは未読です。映画は昔々に観ました(笑)
2009年04月30日
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「モリログ・アカデミィ13」 森博嗣 メディアファクトリー 740円森博嗣のブログ日記文庫化第13弾。2005年10月にスタートした『MORI LOG ACADEMY』は、3年3カ月の間、1日も欠かすことなくアップされ、2008年12月末日をもって更新が終了した。これまでも執筆活動をするなかで感じたことをストレートに読者に公表してきた森だが、この最終巻は総集編的な位置づけで、作家生活の実際、プロとしての心得、自身の小説作法、編集者とのつき合い方、出版界の問題点および改善案などがまとめられた一冊となっている。作家、出版業界を目指す人には刺激的な内容といえるだろう。特別企画として、森博嗣と萩尾望都の対談を収録(森がノベライズした『トーマの心臓』を中心に語り合われた)。本書装画は、もちろんいつもの羽海野チカ。(表紙カバーより)2009年4月、読破。とうとう終わってしまいました。もう二度と読めないかと思うと淋しさを隠しきれません。ホント、旧の日記シリーズから始まり、いろんな面で刺激を受けた作品でした。13巻だけを取り上げると今までの繰り返しのようなところがあり、いまひとつでしたが、13巻全体でいうと最も刺激を受けた作品(ビジネスで書かれた日記だということなので作品と表現しています)だったかも。
2009年04月22日
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「探偵は今夜も憂鬱」 樋口有介 創元推理文庫 686円美女に振りまわされつつ、事件調査も生活の糧にしているフリーライターの柚木草平。エステ・クラブの美人オーナーからは義妹に関する調査、芸能プロダクションの社長からは失踪した女優の捜索、雑貨店の美人オーナーからは死んだはずの夫から送られてきた手紙の調査の依頼が迷い込むが・・・・・・。柚木を憂鬱に、そしてやる気にさせる美女からの三つの依頼。私立探偵シリーズ第三弾。(表紙カバーより)2009年4月、読破。中編3編(「雨の憂鬱」、「風の憂鬱」、「光の憂鬱」)から成るシリーズ第三弾です。過去の2作の長編とパターンは同じなので、短い分少し面白さがダウンしているように個人的には思います。妻や娘との絡みもありませんし。でも柚木草平のモテモテぶりは、相変わらずです。うらやましい限りです。
2009年04月11日
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「ナラタージュ」 島本理生 角川文庫 590円お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務がある---大学2年の春、母校の演劇部顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す。後輩たちの舞台に客演を頼まれた彼女は、先生への思いを再認識する。そして彼の中にも、消せない炎がまぎれもなくあることを知った泉は---。早熟の天才小説家、若き日の絶唱ともいえる恋愛文学。(表紙カバーより)2009年4月、読破。この恋愛は傍からみると、辛くって、悲しくって、切ない物語ですが、主人公は案外幸せだったのかも。こんな風な恋愛もあることは想像できるのですが、実際となれば、”葉山先生、もっとはっきりしなさい”と言いたいところです。
2009年04月06日
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「3月に読んだ本」3月は、11冊(ビジネス書を除くと7冊)。累積では3ヶ月で25冊(ビジネス書を除く)と年間100冊ちょうどのペースです。3月の読書メーター読んだ本の数:11冊読んだページ数:2975ページ仕事の「5力」読了日:03月28日 著者:白潟 敏朗四月になれば彼女は (集英社文庫)読了日:03月28日 著者:川上 健一沖で待つ (文春文庫)読了日:03月23日 著者:絲山 秋子肩胛骨は翼のなごり読了日:03月22日 著者:デイヴィッド アーモンド面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則読了日:03月22日 著者:本田 直之秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)読了日:03月20日 著者:米澤 穂信秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)読了日:03月18日 著者:米澤 穂信黄昏のベルリン (文春文庫 れ 1-16)読了日:03月16日 著者:連城 三紀彦[図解]会議の技術 (PHP文庫)読了日:03月14日 著者:八幡 紕芦史銀の犬 (ハルキ文庫)読了日:03月07日 著者:光原 百合威厳の技術 上司編 (幻冬舎新書)読了日:03月02日 著者:田中 和彦読書メーター
2009年04月03日
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「福家警部補の挨拶」 大倉崇裕 創元推理文庫 780円本への愛を貫く私設図書館長、退職後大学講師に転じた科警研の名主任、長年のライバルを葬った女優、良い酒を造り続けるために水火を踏む酒造酒造会社社長---冒頭で犯人側の視点から犯行の首尾を語り、その後捜査担当の福家警部補がいかにして事件の真相を手繰り寄せていくかを描く倒叙形式の本格ミステリ。刑事コロンボ、古畑任三郎の手法で畳みかける、四編収録のシリーズ第一集。(表紙カバーより)2009年3月、読破。あむあむ108さんのブログで知った作品です。作者は単なる「刑事コロンボ」好きではなくて、コロンボに惚れ込んだ人のようです。作品からその想いは伝わってきます。
2009年04月01日
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