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「四月になれば彼女は」 川上健一 集英社文庫 743円春まだ浅い青森は十和田。高校卒業三日目。肩を壊し野球選手の夢を閉ざされた”ぼく”は、同級生の駆け落ちを手伝ううちに相撲取りにスカウトされ就職も取り消しに。初恋の人との再会、釣り仲間との密漁と童貞卒業計画、番長の喧嘩に乱入、米兵との諍いに巻き込まれたり、ドタバタでしょぼいけれど素敵な事件の数々。人生のターニングポイントになった24時間を描いた、青春の疾走感がまばゆい傑作。(表紙カバーより)2009年3月、読破。高校卒業して三日目の24時間の出来事を綴った青春ストーリーですが、1日は48時間かと思ってしまう濃厚さです。物語の中で初恋の人に三度出会うことになるのですが、これがいいんですよ。物語の半ばで二度目の出会いがあるのですが、その時に次の日の朝に会う約束をします。物語の後半は、ラストのその場面を読みたくて、どんどん読み進めていきました。この「四月になれば彼女は」も懐かしさのある青春小説です。でも川上健一と言えば、「ららのいた夏」と「翼はいつまでも」が、すぐに頭に浮かびます。大好きな作品で、感動で大泣きしてしまいました。どうしてもあの感動を追い求めてしまいます。
2009年03月28日
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「沖で待つ」 絲山秋子 文春文庫 457円仕事のことだったら、そいつのために何だってしてやる。そう思っていた同期の太っちゃんが死んだ。約束を果たすため、私は太っちゃんの部屋にしのびこむ。仕事を通して結ばれた男女の信頼と友情を描く芥川賞受賞作「沖で待つ」に、「勤労感謝の日」、単行本未収録の短編「みなみのしまのぶんたろう」を併録する。すべての働くひとに。(表紙カバーより)2009年3月、読破。昨日の「肩甲骨は翼のなごり」に続き、本日の「沖で待つ」も日向 永遠さんのブログで知り、絲山秋子さんだし、芥川賞受賞作だし、ということで読みました。以前に読んだ「袋小路の男」ほどの面白さは、感じなかったです。芥川賞受賞作は、読後にすぐに別の本に取り掛かれないような余韻がある作品が多いと感じているのですが、この作品はちょっと雰囲気が違うようでした。ただ、同期っていうのは、こんな感じですね。自分も同期の仲間(女性もいます)とよく飲みに行きますが、同じ雰囲気(関係)が確かにあります。
2009年03月23日
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「肩甲骨は翼のなごり」 デイヴィッド・アーモンド 創元推理文庫 700円引っ越してきたばかりの家。古びたガレージの暗い陰で、ぼくは彼をみつけた。ほこりまみれでやせおとろえ、髪や肩にはアオバエの死骸が散らばっている。アスピリンやテイクアウトの中華料理、虫の死骸を食べ、ブラウンエールを飲む。誰も知らない不可思議な存在。彼はいったい何? 命の不思議と生の喜びに満ちた、素晴らしい物語。カーネギー賞、ウィットブレッド賞受賞の傑作。(表紙カバーより)2009年3月、読破。創元推理文庫ですが、ミステリとは違います。作者は、児童文学としてこの物語を書きました。不思議なきれいな物語です。おススメです。登場人物は、みんなあったかくって気持ちが伝わってきます。主人公のマイケル、ミナ、おとうさん、おかあさん、ミナのおかあさん、マイケルの友だち等々・・・・・・そして、「彼」。この本を紹介してくださった日向 永遠さんに感謝です。
2009年03月22日
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「面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則」 本田直之 大和書房 1000円【内容情報】(「BOOK」データベースより)面倒くさいことはほうっておくと雪だるま式に増えていく!そうならないために逆転の発想術。2009年3月、読破。ビジネスだけでなく、日常の生活の場においても役立つ55の法則です。図解入りで分かりやすく、文章も読みやすいです。55の法則は全て、要は自分でコントロールができない面倒くさいことになる前に早い段階で小さな面倒をやっておくということみたいです。転ばぬ先の杖です。初めて聞くような新しい法則ではないですが、実践となると・・・・・・。1つでも2つでも実行しないと読んだ意味がないですね。
2009年03月21日
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「秋期限定栗きんとん事件」 米澤穂信 創元推理文庫 580円ぼくは思わず苦笑する。去年の夏休みに別れたというのに、何だかまた、小佐内さんと向き合っているような気がする。ぼくと小佐内さんの間にあるのが、極上の甘いものをのせた皿か、連続放火事件かという違いはあるけれど・・・・・・ほんの少しずつ、しかし確実にエスカレートしてゆく連続放火事件に対し、ついに小鳩君は本格的に推理を巡らし始める。小鳩君と小佐内さんの再会はいつ?(表紙カバーより)2009年3月、読破。今年になってから休日の朝は、6時に起床して妻と2時間ほどウオーキングに行っているのですが、今日は昨日からの雨がまだ残っていて、ウオーキングは中止。で、非常にゆっくりとした気分で読書。栗きんとん事件は、一気に解決をみました。ミステリとしては、面白かったです。放火事件をそういう風には考えなかったですし、小鳩君が犯人にしかけた罠も思いつきませんでした。ただ元々、恋人でもない互恵関係なるものには自分としては、しっくりこなかったですし、二人の性格はちょっと変ですよね。そこが魅力的でもあるのですが。最後の一言も小佐内さんらしいところなんでしょうが、そこまで実行したという事実を見せ付けられると引いてしまいます。
2009年03月20日
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「秋期限定栗きんとん事件」 米澤穂信 創元推理文庫 580円あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。---それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい・・・・・・シリーズ第三弾。(表紙カバーより)2009年3月、読破。下巻も3月に発売され、上下巻揃いましたので一気に読みたいと思います。謎解きはこれからですが、どうもちょっと嫌な結末を考えてしまいます。その予想は外れていることを期待して下巻に突入です。
2009年03月18日
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「黄昏のベルリン」 連城三紀彦 文春文庫 800円画家・青木優二は謎のドイツ人女性・エルザから、第二次大戦中、ナチスの強制収容所でユダヤ人の父親と日本人の母親の間に生まれた子供が自分だと知らされる。平穏な生活から一転、謀略渦巻くヨーロッパへ旅立つ青木。1988年「週刊文春ミステリーベスト10」第1位に輝いた幻の傑作ミステリーがいま甦る!(表紙カバーより)2009年3月、読破。切れ味鋭く次々と変わる場面展開が収束に向かう中、ラストに驚愕の真実が待っていました。下手をすれば荒唐無稽なつまらないミステリーで終わってしまうところですが、連城さんの説得力はすごいです。最初からのすべての出来事が、最後には納得出来、きちんと納まります。
2009年03月16日
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「Rの刻印 解決編」 ふじしろやまと 講談社文庫 非売品この度は『Rの刻印 読者参加型犯人当てミステリー』にご参加いただき、ありがとうございました。皆さま、お楽しみいただけたでしょうか。この企画は、[イーピン企画]が行っている観客参加型の謎解きイベント「ミステリーナイト」から生まれました。謎解きイベントの基盤を作った「ミステリーナイト」は、宿泊+観劇+謎解きがセットになったホテルイベントで、1987年に誕生してから20年以上も愛され続けています。是非イベントにもご参加いただき、「謎を解く喜び」を共有していただきたいと思います。これからも、より上質な”謎解き作品”を作っていけるよう頑張ります。見事な推理の数々、本当にありがとうございました。 ふじしろやまと (表紙カバーより)2009年3月、読破。「Rの刻印」では、犯人は明かされず、巻末の「逮捕状」に推理の結果を記入して送ると、上記の「Rの刻印 解決編」が全員に送られてくるという読者参加型になっていました。但し、逮捕状は、原紙に記入されたもののみが対象。期限は、2009年1月15日まででしたので既に期限は切れています。さて、犯人は見事にハズレ。第1の殺人のトリックは、ほぼ正解でしたが、第2、第3の殺人のトリックは、読みが浅かったです。もっとよく考える必要があったんだと解決編を読んで気づかされた次第です。正解率が高いと思われる葉書の暗号やアンクの書の暗号は、正解でした。最優秀名探偵賞のエジプト旅行が、叶わぬ夢となりました。Rの刻印
2009年03月14日
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「Rの刻印 解決編」 ふじしろやまと 講談社 非売品今日、講談社から郵便物が届きました。思い当たることがなくて、何か応募でもしたかな と思いながら封を切ってみると「Rの刻印 解決編」が入っていました。もう、完璧に忘れていました。まだ未読ですが、明日には自分の推理がどの程度合っていたか報告したいと思います。
2009年03月12日
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「銀の犬」 光原百合 ハルキ文庫 740円人々に降りかかる災厄を打ち払う「祓いの楽人」オシアン。その名は伝説の祓いの楽人と同じであり、その人間離れした音楽の才を妖精の女王ニアヴに愛され、妖精のあいだにしか伝わらないはずの数々の歌を全て口伝えに授けられたとされる人物だった。オシアンは、相棒のブランとともに世界中を旅し、この世に未練を残した魂や悪鬼、「愛を歌うもの(ガンコナー)」たちを、彼の竪琴が奏でる調べで救っていく・・・・・・。ケルト民話と著者の独特の世界観が作り上げる、切なく、悲しいファンタジーミステリー。(表紙カバーより)2009年2月、読破。日向 永遠さんに紹介してもらった本です。ケルト民話と光原さんの世界が融合された素晴らしい作品でした。祓いの楽人・オシアンと相棒のブランが活躍する連作短編集です。5編から構成されています。どの作品もミステリ的な要素もありますが、なんと言ってもストーリーが切なくて、読み応えがあります。どの物語も面白いですが、第二話の「恋を歌うもの」が特によかったです。
2009年03月07日
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「2月に読んだ本」1月、2月で合計21冊となりました。年間100冊に向けて順調な滑り出しです。2月の読書メーター読んだ本の数:13冊読んだページ数:3504ページ夢はトリノをかけめぐる (光文社文庫)読了日:02月27日 著者:東野 圭吾初恋よ、さよならのキスをしよう (創元推理文庫)読了日:02月24日 著者:樋口 有介テロリストのパラソル (角川文庫 ふ 20-1)読了日:02月20日 著者:藤原 伊織ゾラ・一撃・さようなら (講談社ノベルス)読了日:02月17日 著者:森 博嗣透明人間の納屋 (講談社ノベルス シC- 26)読了日:02月13日 著者:島田 荘司ラスト・イニング (角川文庫)読了日:02月12日 著者:あさの あつこスカイ・イクリプス―Sky Eclipse (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)読了日:02月11日 著者:森 博嗣あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書 (新潮新書)読了日:02月08日 著者:保阪 正康頭がいい上司の話し方 (祥伝社新書 82)読了日:02月07日 著者:樋口 裕一星に願いを―さつき断景 (新潮文庫)読了日:02月06日 著者:重松 清ジェネラル・ルージュの凱旋(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫)読了日:02月02日 著者:海堂尊勝てる子供の脳―親の裁量で子供は伸びる (角川oneテーマ21 C 143)読了日:02月01日 著者:吉田 たかよしジェネラル・ルージュの凱旋(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫)読了日:02月01日 著者:海堂尊読書メーター
2009年03月01日
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