2006.06.05
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アンリ・カルティエ=ブレッソン という写真家の名は、

聞いたような、知らないような…
という程度でした。


でも、ロバート・キャパと仲間といえば、
何となく分かります…


「20世紀を代表する写真家」のようです。

6月3日の 「美の巨人たち」 は、
アンリ・カルティエ=ブレッソンについて でした。



太い線が、構図を示して書きこまれていました。


絵を「描く」のでなく、カメラのシャッターを
「押す」という行為の短い瞬間に、そういう 構図  を、


決定できるなんて、絵を描く才能以上に、さらに、
私には、想像を絶するものがあります。


たしかに、 山の稜線と人体 とか、
建物のシルエットと人体のシルエット  とか


自然界には、遷ろいゆくフォルムのなかに、
なんとも、絶妙な美しさが響き合っているのでしょう。



ないでしょう。
ブレッソンの公式ページ




  ~~~~~~~~~~~~~~~~



それにしても、モノクロ写真を見ると湧いてくる、
不思議な郷愁は、なんとも、理屈ぬきに、懐かしいものがあります。


むかし、むかし、 まだ「カラー写真」が、



家の古~い アルバムに、一点だけ、カラー写真が、
大事そうに、ハトロン紙や、その上のカバーまでつけたまま、
張ってありました。


その時代にしては、写真に凝っていた父の趣味で、
毛布を張り巡らした部屋で、現像などを手伝った。


というか、そばにくっついて、 ながめていた幼女。^_^;


まっしろい、印画紙に、不思議と、なんらかの、
形が、浮かんでくるのが、


なんとも面白くて、
定着液みたいなプロセスを、自称「手伝って」、


水につけた後、不思議な装置で写真を乾かすと、
クッキーでも、焼けたように、楽しい気分で、(^^)v


いま思うと、変な匂い のような気もするけれど、
それは、子供心に、楽しい行事でした。


昨今は、誰もがデジカメで精度の高い写真を撮れるし、
プロのカメラマンは何かとタイヘンだ、という噂を聞きます。


だれでも、絵は描けるけれど 芸術作品にはならないように、
だれでも、写真を撮れるけれど、それが、歴史に残るのは、
たしかに、難しいことかもしれません。


歴史に残るとか、それは、私たちには 
どうでもいいのだけれど、


結果として残った人だから、やっぱり、スゴイ。


絵筆も握らず、シャッターも押さないけれど、
いつか、 憧れの地 に行くときは、


もっともっとメディアカードを持って行こうと、
密かに思います。


・・・まいどですが、土曜日のことを書いた月曜日の日記。

今週もいい事がありますように。


――――――――――――――――――
【本日の同音異義語の驚き(o^^o)】
不思議な教習と創造を絶する想像活動??
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最終更新日  2006.06.05 21:07:56
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