経ってしまいました。
(と、言いますか、日記ならぬ週記状態…)
何が一番って、落札価格の話で、
クリムト作品155億円、絵画史上最高値で米の富豪購入
と いうことです。
作品とは、代表作の一つといわれる
「アデーレ・ブロッホ・バウアーI」1907年作
史上最高価格が、ピカソやゴッホだったりするのは、
なんか、「そのまんま」という気がします。
そこで、 グスタフ・クリムト Gustav Klimt
(1862-1918)
が記録を塗り替えたのは、ひと味、違っていいかな…
まあ、価格云々は、あくまでもそれだけの話で、
仮に、「モナ・リザ」がオークションに出されたとしても、
その数値はいろんな意味で 予測不能でしょう。
(その試算を、読んだような気もしますが…)
だから、あくまでもオークションという制度を、
通過した作品に限っての話。
ご参考までにニュースを辿ると……
【1月25日】
オーストリアの画家グスタフ・クリムトが描いた有名な肖像画
「アデーレ・ブロッホ・バウアー1」など絵画5点(計約210億円)の
所有権をめぐり、同国政府と絵のモデルとなった最初の所有者の
親族女性の間で争われた訴訟で、ウィーンの裁判所は1/16までに、
親族の所有権を認め、政府に絵画の返還を命じる決定を下した。
絵画は大戦中にナチス・ドイツが接収、国所管のオーストリア・
ギャラリーが展示、収蔵していた。(共同通信)
【4月12日】
ナチス没収のクリムト絵画、米在住女性に返還
「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像」を含む5作品が、このほど
オーストリア政府から絵のモデルの親族で米ロサンゼルス在住の
マリア・アルトマンさんに返還され、4月4日に一般公開された。
(ロイター)
ということで、裁判の結果が出た後、事態はあっという間に
進んだようです。
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クリムトの 代表作の筆頭はやはり、こちらでしょう。
「接吻」1907-08
クリムト作品について回ると思われるもの・・・
官能性、装飾性、死の香り、退廃
etc
これらは、魅惑的で覗いてみたいものであり、
それでいて、正視するには照れてしまう。
何故?
おそらく、 いい意味で 居心地が悪いのです。
(言葉自体が矛盾している… (+_+)
官能的な魅力も、
「金」の魅力も、
貴重、 希少 であればこそ、
そこに 長く居たいというよりは、
たまぁに 覗いて見たいものです。
(少なくとも私には…)
~~~~~~~~~~~~~~~~
ちなみに、連想される人が 尾形光琳
(1658-1716)
「太公望図屏風」
「紅白梅図屏風」
そういえば、200年近くも、先輩ですね~
光琳さん、
う~ん。。
日本人の力、おそるべし・・・・
「おそるべし」の、顕著な人が やはり、 北斎
でしょう。
と書いたらもう深夜でした。 尻切れトンボ
失礼して、お休みなさい (o^^o)/~
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【本日の同音異義語の驚き(o^^o)】
工事にあたり経費を資産してみました。
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