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気がつけばサンクスギビングはもう来週それが終わるとBlack Fridayがあって それが終わると12月になってまたあっという間にクリスマスまたまたお金のかかる時期です ここで最近のうちのボーイズたちの近況 <長男君> 9月でやっと15歳になった長男君彼は学校ではもう10年生なんだけど彼は彼の学年の中では一番若いほう 彼のほとんどの友達はもう16才になってその彼らの今の大きな話題は Driving Permit コロラドでは15歳になるとこのDriving permitというものがとれてそれが取れてから何十時間なり何ヶ月なりして本格的なDriving Licenceが取れるというシステム このDriving Permitはいろいろな制限があってたとえば、昼間しか運転しちゃいけないとか友達を車に乗せちゃいけないとかいろいろあるらしいんだけど それでも彼ら男の子、女の子に限らずやっぱり自分で車を運転するというのは彼らにとっては結構魅力的なことらしい うちの通りでも長男君と同じ学年の子5人いるんだけどみんなはやばやと15歳になって講習を受けてPermitをとっているらしい うちの長男君もそのPermitをとりたくてしょうがないみたいだけど今は少し状況を見ているところ Permitぺrみをととったとはいえ車を運転するということは自分の命に責任を持ちその他の人の命にも責任を持つという意味 つい最近もこの近くで4人の高校生(16歳ふたりと17歳ふたり)が休みの前の日に車で近くを走っていて直線の道で何があったのかわからないけれど車のコントロールを失って車は二回転して道路際の家のフェンスにぶつかって止まったらしい そのうちの一人の16歳の男の子はうちの次男坊の行っている小学校の図書館の先生の息子その事故で頭を強打したらしくライフサポートをつけられたんだけれどあまりの脳のダメージがひどいため医師たちも何も手を施すことができず ご両親は安楽死の選択を余儀なくされたらしい 自分の子供が交通事故にあうのは親としては結構な衝撃だけどそれにプラスして自分たちでライスサポートのプラグを抜く選択をしなければならないなんて考えただけで胸が苦しくなってくる そういうこともあって長男君の車の運転には少しだけ躊躇している私です 今は車に乗るたびに彼を前に乗せてドライバーの視界がどんなものか体験させているんだけど彼にはわかっているのかどうか?? <次男坊のこと> この前の秋休みに家族でメキシコのMazatlanというところへ行ったんだけどそこはメキシコの中でも小さな漁村で町はお世辞でも裕福とはいえないようなところ それでも、まだまだ自然の残っているすばらしいビーチ沿いの町だからビーチ沿いにはメキシコでも裕福な階級の人たちのためのコンドやアメリカ人のためのホテルとかコンドが立ち並んでいる 空港からホテルまではバスで40分ぐらい町の中を通ってホテルまで行くんだけどその間うちの次男坊は私の隣に座っていつものようにバスの窓から外を見ていた そこはやはり貧しい漁村の小さい町今にも壊れそうなレストランだとかすべての窓に鉄格子の張られたペイントの剥げたコンクリートの小さい建物の窓から子供が顔を出していたり 走っている車ももう20-30年近く乗っているようなフロントのガラスにはひびがはいりトラックの荷台にはたくさんのジャンクが積まれその車自体もさびだらけでオリジナルのトラックに色もわからないほど そして子供たちも穴の開いたTシャツとショーツにビーチサンダルでそこら辺にたむろしてる それを見ていた次男坊は ”ママ...ここら辺はあんまり安全なところじゃないねみんなお金があまりないのかな? ”って言うから ”そうだよ、特にここら辺はきっと貧困家庭が多くてあなたはどれだけ自分が幸せかって認識しなきゃね” って言っていたら突然私たちの乗ったバスが信号で止まった そしたらあちらこちらから次男坊ぐらいそれより小さい子供たちがいきなり私たちの乗ったバスとか隣に止まったトラックの前の部分にジャンプしてきていきなり窓拭きをはじめた それをみていた次男坊 目が....点.... 私は彼に ”ここら辺はみんな貧乏だからあれぐらいの年からああやって仕事をしてお金を稼いでいるんだよもしかしたら、お父さんお母さんもいなくて自分たちだけで暮らしている子達かもしれないね” って言ったら彼はあんぐりと口をあけたまま どうやら次男坊にとっては相当のカルチャーショックだったらしい 今まで実際にそんな光景は見たことなかったから... そして信号が青に変わると一生懸命まどを拭いていた子供たちはドライバーから小銭をもらうといっせいに車から飛び降りてあちらこちらへ去っていった 次男坊の世界にはそんな世界は今までなかったんだろうと思う きちんと両親がそろっていて住む家があって毎日の食事に困ることもなくてあのゲームがほしいだのあの電話がほしいだのそんな生活をしている彼には想像もつかない世界だったみたい 次男坊にそういう生活をしろって言っているのではないけれどこの広い世界の中にはそういう生活をせざるを得ない子供たちがいることも理解してほしいし 今回こうやってそういう状況を自分の目で見ることのできた次男坊は少しでも自分の置かれている環境に感謝できる気持ちを持ってくれたらなって思う それだけでも学ぶことができたなら今回のバケーションも捨てたものではなかったかもしれない
2010.11.20
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詳しくは...こちら 見るも無残... 僕で~~す
2010.11.01
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