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前の2個体もそうですが、やはり品種区分が難しい個体はマーブルに集中するようです。今日の画像の個体は、一見するとレッド・ドラゴンですが、ヒレの紋様や頭部のレッド&ホワイトのマーブルパターンから、この個体にはマーブルの血が導入されている事が判ります。また、僅かながら体にブラックの発色も見受けられることから、トリカラー・マーブル由来なんだろうなぁ~って思います。まぁ、無理やり品種名を付けるならば「トリカラー・レッド・ドラゴン・マーブル」なんでしょうけど、これじゃネーミングから実物が一体どんな個体なのか想像しにくいダメな品種名の典型です。 品種名はともかく、バンコクでこの個体を見かけた時には本当に感動しました。今までも、ドラゴン系のマーブルは見ていましたし実際に仕入をした事も何回もあります。ただ、多くの場合は「役満ベタ」であっても、外見は余り美しくない個体が多いんです。でも、この個体は本当にビューチフル!なんですよね~。ブリーダーは、ちゃんと意図して赤の発色のキレイなレッド・ドラゴンの血を導入してましたし、メタルドラゴンを使わなかった点も卓見だと思います。 ・・・でも、売れないんですよね~(苦笑)。バンコクで仕入れた時は、「まぁ、この個体は逸品堂のHPにアップした瞬間に即売確定だな」って思ったんですけど。前からよくぼやいていますが、私がこれぞっ!と感じた個体と、逸品堂での人気個体には大きな乖離がある様です。おそらくは、「ブリーダーとしての観点」から個体を見てしまう為、どうしても「作出難易度」が評価に大きな影響を与えてしまってるんだと自己分析してます。「純粋に美しい個体」と「何だか訳判らんけど凄い個体」は違うって事ですね。 ただ、この「さかなおやじ独自の視点」と言うか趣味性がなくなってしまったら、つまらないですからね~。・・・って、もちろん私自身が(笑)。これが、本業ならば生活かかっちゃってますから「お父ちゃんっ!今月の娘のミルク代がないわっ!!」とか言われちゃって、仕方無しに「人気品種」ばかり仕入れる様になるんでしょうけど、まぁ、サイドビジネスですから、本人が楽しいのが一番だと思ってます。
2010/11/11
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昨日の個体と同じ系統、たぶん同じ親から生まれてきた兄弟と思われる個体です。ボディのマーブルパターンが少ない分、ずいぶんとスッキリとした表現形になってます。この個体で注目すべき点は、ヒレの付け根のブラックが明瞭に発色している点にあると思います。ボディにはほとんどマーブルパターンのない個体と言うのは結構よく見かけるだけに、その様な親を使えば、かなりキレイなホワイト&ブラック・バタフライを作り出す事が出来るんじゃないでしょうか。 ただ、この様な作り方では固定するのは困難でしょう。あくまでも、ブラック&ホワイト・マーブルの血が導入されているだけに、作出個体の多くはボディに鮮やかなブルーの発色が極僅かながらも残る事になるのは確実です。どうせブルーの発色が出てくるならば、昨日の個体のようにブルーの面積が多い個体の方が見事ですから。プロブリーダーは挑戦しにくい交配でしょうね~。極少数のブラック&ホワイト・バタフライの逸品を得る為に、販売しにくい表現形の個体をどっさり作り出してしまい四苦八苦するのは確実ですから。 そんな点を考慮すれば、本来はアマチュアブリーダーが純粋に趣味の領域で作出を楽しむのに最適な系統と言えるのではないでしょうか。私も逸品堂なんてやってなかったら、こう言う「時流からは隔絶した品種?」をじっくりそしてひっそり手掛けてみたいもんです。
2010/11/08
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本来のカラーパターンの上にシルキーホワイトがかぶさると言う事では、今日の個体もまた同じ様なカテゴリーに分類できると思われます。うーん、これまた一体何と言う品種名をつけたらよいのやら・・・。 一見するとブルー&ホワイト・マーブルの様に見えますが、ヒレの色彩を見る限りではブルーではなくブラックです。しかし、ボディのシルキーホワイトの下からにじみ出てくる色調は美しいブルー。ただ、今までのバンコクのマーブルを考えると、ボディがブルー&ホワイトでヒレはブラック&ホワイトと言うマーブルパターンは見た事がありません。あくまでも私の推測に過ぎないのですが、この個体のベースは限りなくブラックに近い濃紺&ホワイトのマーブルだったのではないでしょうか。その上にシルキーホワイトが被さる事で、ブラックに近い濃紺のマーブルパターンが美しいブルーの発色になったと考えます。もともと、ベタにはブルーと言う色素胞はありませんので、ブルーに見える発色もメラニン色素胞(黒色)と他の虹色素胞が互いに作用してブルーに見えている事を考えれば、あながち無理な解釈とは言えないでしょう。 非常に美しくしかも神秘的な系統ですが、惜しむらくはシルキーホワイトの発色がマーブルパターンの上に覆いかぶさってしまう為、肝心のマーブルパターンがあまり鮮明に表現されない様です。それでも、個人的には物凄く好みのカラーリングですね~。作出ブリーダーの今後に大いに期待したいと思います。・・・それにしても、この個体ヒレのパターンがバタフライになっているんですけど、これじゃあ一体どんな品種名を付けるべきなんでしょうか?まぁ、逸品堂ではめんどくさいので「ブルー&ホワイト・マーブル」って一言で片付けちゃってますけど(笑)
2010/11/07
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昨日紹介した画像の個体は、ブラック・ドラゴンベースで、その上にプラチナホワイトがベッタリと乗った物です。おさかな逸品堂では、ドラゴン系でボデイのドラゴンパターンが増大しボディのほぼ全体を多い尽くすようになった個体をメタルドラゴンと勝手に命名し、通常のドラゴンとは区別しています。これは、本来の方針である「勝手にローカルネームを用いない」と言う原則に反しますが、最近あまりにもこのタイプが多くなってしまったので、両者を「ドラゴン」と言う名称で統一してしまうのには無理が生じてきた為です。 しかし、昨日の個体は厳密にはボディのドラゴンパターンが増大したのではなく、体全体にプラチナホワイトが乗っている事から、厳密には「ブラック・メタルドラゴン」ではありません。作出ブリーダーにその辺りを尋ねてみた所「ブラック・ドラゴンにさらにシルバー(彼が表現するシルバーと言う系統がどんなものかは判りません)を交配した」との事でした。彼の狙いはブラック・メタルドラゴンの作出にあったのでしょうが、彼の意図するよりも多めにプラチナホワイトが全身に乗ってきてしまったようです。それでも、まぁかなりインパクトのある個体に仕上がった事は間違いありません。そこで、彼の所で数個体、この「ブラック・メタルドラゴン・マルチ?」を入手してきました。 さて、帰国してから逸品堂での販売の為に、これらの個体を撮影しているとあることに気が付きました。例えば、今日の画像の個体の個体がそうなんですが、ボデイのプラチナホワイトの下に明らかにマーブルパターンが認められるのです。これはどう考えても、ベースになった個体がブラック・ドラゴン・マーブルなんでしょう。・・・って事は、今日の個体は「ブラック・メタルドラゴン・マルチ・マーブル?」って言うネーミングになってしまう訳で、こんな長ったらしい品種名はとてもじゃないが使えません。 おそらく作出者は、ボデイがただのブラックドラゴン&ホワイトのマーブルパターンでなくて、白地がより鮮やかなプラチナホワイトの発色になる事を期待したのでしょう。ただ、残念ながらプラチナの発色が黒のマーブルパターンよりもより体表の上層部にあった為に、ボディ全体をプラチナが覆い尽くす事になってしまったんでしょう。うーん、それにしてももはや品種区分ができません!
2010/11/06
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とにかく、目に付いた品種は何でも手当たり次第に交配してしまうバンコクのベタブリーダー達ですから、良くも悪くもカラーバリエーションは無限と言うほど広がりを見せています。その反面、粘りとか持続性には少々乏しい国民性なのか(苦笑)ほとんどの品種は固定される事無く、市場から姿を消して行っちゃいます。何事も型にこだわりがちな日本人だと、新品種作出のパワーがない反面、一つの品種をひたすら追い求めその純度と言うかクオリティを高めていくんですけどね。個人的には、両者の折衷案的な方向が望ましいと思います。 まぁ、そんなバンコクで毎月の様にベタを仕入れてくる訳ですから、仕入に行く度に新系統が市場に出回っていて本当に飽きません。その反面、帰国してその個体を販売する段階になって、そのネーミングには本当に困ってしまいます。ちなみに、原則的にベタの品種名をむやみやたらに増やすのは嫌いな方で、出来れば大きな括りの品種名の中に様々なバリエーションがある方を好みます。それと、ラベンダー・バタフライとかマスタードガスの様に、よほどそのネーミングがベタホビー界ですでに浸透している場合を除き、通称的なネーミングも避けるようにしています。 この命名方式だと、誰が聞いてもある程度は品種名からその個体の外見が予想できると言うのがその理由です。でも、この命名法にも欠点があって、最近のバンコクのベタブリーダーの様にむやみやたらに沢山の品種を複雑怪奇に交配(もちろん、無作為&無意識でしょうけど)しちゃった場合にそのネーミングはやたらと長い物になりかねないんです。例えば、理論的にはオレンジパステル・ダルメシアン・バタフライ・マーブルとかもありな訳で、これなんぞはかつてのプレコみたいに「スーパーマグナム・プレコ」とか命名しちゃった方がいっそスッキリっていう気がしなくもありません(笑)。 これから何回かに分けて、最近バンコクで入手した「もはや品種区分が難しい」個体を紹介して行きたいと思います。まぁ、このシリーズも何回続く事やら。なんだか、最近海外出張ばかりで「思考が日本人離れ」してきちゃってますので。家族に言わせると、「思考が欧米化するならばまだしも、完全に東南アジア化しちゃってる」そうですから、「飽き性ですぐに目移りしちゃって、一つの事に集中持続できなく」なってます。・・・って、これは思い切りタイ人気質って事じゃないですかぁ(笑)
2010/11/05
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しばらく前から、バンコクのベタ市場では「ピンクマルチ」ないしは「ピンクベタ」と呼ばれる品種が出回っていたのですが、その多くはヒレが朱赤でボディがクリームホワイトのカンボジアンと呼ばれる品種をベースにしているだけあって今一歩と言う出来の個体がほとんどでした。特に、ボディの発色が美しくないんですよね~。カンボジアンベースのせいなのかどうかは判りませんが、何だかマダラ模様みたいに見える個体ばかりでした。 しかし、流石は「新品種開発王国」だけあって(笑)、今回ゲットした個体はかなり理想のカラーリングに近づいて来た様に思います。ヒレは、申し分のない美しいサーモンピンク、ボディの方もややカンボジアンの影響を残すものの、これまたムラが無く美しいピンクです。まぁ、あえて理想を言えばボディ&ヒレのカラーリングがまったく一緒のソリッド・ピンクにして欲しい所ですが、現時点ではこれが「ピンク系の最高峰」と言える出来ではないでしょうか。 私が滞在していた時点では北部・東北部が大水害に見舞われてましたが、今度は南部が大雨で散々なタイですが、ブリーダー達もこれにめげずに頑張ってこれからも「新品種の作出」に精を出して欲しい物です。・・・それと、願わくば「古典的品種」のちゃんとした系統維持もお願いしたい所ではあります(苦笑)
2010/11/04
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