
昨夜7時半ころ、チャイムがピンポーン。 今頃だれ?
月見草を持った友人が立っていました。
二年くらい前から、認知症の実家のお母さんの面倒を見るために、
自宅から車で20分くらの距離を、よく行き来しておられます。
その実家の庭では、いま、一面に月見草が咲いているそうです。
一晩の命だけれど、と届けてくれたのです。
さっそく花瓶に活けて、部屋の灯りの下で、写真を撮ってみました。
田舎のこととて、日が落ちると、あたりは真っ暗です。
私だったら、花を届けるためにわざわざ回り道をしないなあ、と
私にはないそんな友人の優しさに感じいってしまいます。
今夜開いたこの花の美しさを共有しようという優しさですよね。
同じ感性で、きれいねー、と言える相手がいることは幸せ、と思います。
朝、咲いていた花はすべて萎れ、今夜咲くツボミが立ち上がっています。
ツボミが茎ごとにいっぱい付いているので、一週間くらいは楽しめるのでしょうか。
月見草をこんなに間近に、観察したのは始めてのことです。
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