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そこでは、色々な人の講演をテレビ中継で行なっている
この間は、竹下和男さんという人の講演会だった1年前に、神奈川県の某中学校の校長先生を退職された人のようだ
本を出されていて、『 始めませんか「弁当の日」 』という題である子供だけで作る弁当の日を、2001年に提案して実行した人である
聞いていて、泣いたねぇ~ 泣けました
弁当を自分で作るのは、小学校5、6年生と決まっていて家庭科の授業でしっかりと教え、後半10月から毎月1回作るというもの
買出しから始まって、調理はもとより弁当箱詰めをして片付けまでする親はそれを、一切手伝ってはいけないというものだった
親はそれを聞いて、弁当を1日だけでも作らなくてもいいと喜ぶところが、ところがである‥
ここから、この弁当の日を提案した竹下さんの思いが実っていく子供は、最初は自分で作ったといって弁当を持っていく
でも実際は、お母さんが作った卵焼きを切って弁当箱に詰めただけだったりする
それでも自分でやった (卵焼きを切った) ことには違いがないそう言いつつ、他の人はどうだろうかと不安を隠している
その中で他の人が、失敗談を話し始めた研いだ米を、勢い余って流してしまったと‥
すると卵焼きを切って弁当箱に詰めただけの子が、内心、慌てだすのだ○○さんは、自分で米を研いだのだ‥、と。
次の月の弁当の日は、買出しからきちんと行なったそして今度こそ、全部自分が作ったとみんなに見せる
そうすると今度は、もっと素晴らしいお弁当を持ってくる子が出てくるそれを見て悔しい思いをした子が、家に帰って親にお願いする
来月は、今回より素晴らしいお弁当を持っていきたいのでもっと、色々な料理を教えて欲しい‥、と。
今度は親が、たら~りと汗を流し料理本を片手に勉強を始め、子供に一生懸命教えることになる
まだまだ素敵な話しは続き、そして悲しい話しも聞くことになる毎日5百円玉を握らせて、一回も弁当を作って貰えなかった子供の話し
親は、こう言う‥
「こうして学校に行けるのも、5百円で弁当が買えるのも
私が働いているからだ」
子供は悲しそうに言う
‥では、何故私を生んだの? 一生に一度も弁当を作ってくれないのなら
どうして私は生まれてきたの?
愛を受けなかった子供が、大人になって行く
愛を知らない大人が自分の子供を、どうやって愛していくのだろうか
悲しいことである
子供が弁当を作ることによって、多くのことを学んでいく弁当から、家族ぐるみの勉強にまで発展していくのだ
親の背中を見て、子供は育っていくということをもう一度、考えてみてもいいのではないだろうか?