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みぶ〜たさんサイド自由欄
先日、いつもより余分に動かなければならないことが起きた。
それも思った以上に動きが激しくて、
いつもは使わない筋肉を、思いっきり動かすことになった。
当然のことながら運動不足の私の体は、軽い悲鳴を上げたのである。「こりゃ参ったなぁ‥」と思ったが今更遅い、後の祭りである。
でも実はこの酷使した動きが、
次の日にちょっとした喜びへと変わったのである。
それは筋肉痛だった。
何だって?筋肉痛が嬉しいんだって??ご心配なく、決して私の感覚が変になったわけではない。
ご年配の人なら分かると思うのだが、歳を取ると筋肉痛は次の日に来ない。日をまたいで、その次の日に筋肉痛はやってくるのである。
若い頃は必要以上に動き回ったら、一晩寝た次の日に、起き上がる時から軽い痛みに襲われた。
そうすると自分の頭の中の記憶は、
昨日いつも以上に動いて体が辛かった記憶が蘇ってきて、
痛いと思いつつ納得がいくのである。
でも、いつの頃からだろうか? 次の日に痛みがやってこないで、その次の日に痛みがやってくるようになったのである。
そんな時朝起きて体中が痛いと、どうして痛いのか分からない。
痛みを引き起こした出来事は二日前なので、
自分の記憶がすぐにはその出来事に、辿り着けないからである。
その時はその時で悩んだものだが、周りでもそういう人が多く居たので、これも老化現象の一種かと自分を納得させたのである。
なのでそんな事に慣れてきていたものだから、今度は脳が二日前の記憶を思い出そうとするようになってきた。
せめてこれがもう一日延びて三日前にならないようにと、思うようになってきたぐらいである。
だから次の日に痛みがやってきた時、痛いのに嬉しかったのである。「もしかして私は若返っている?」等と、ずーずーしく考えたりして‥。
痛いのに嬉しいだなんて、私はマゾか!と思いつつ、一人ほくそ笑んでいた私だった。(笑)