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会社帰りの満員バスの中でのことである。名鉄バスは降車の際に利用料金を払うことになっている。
なので一番前まで行って、運転手さんの横にある料金入れで精算、
或いは交通マネーをタッチして精算する、という手順を踏むのだが、
満員の時はこれが結構大変なのである。
途中何人かの人が運転手さんに声掛けをして、
バスの真ん中の乗車口を開けてもらって、
外から前に周ってもう一度ステップを踏んで精算していた。
普通はあまりそういうことは起こらない。みんな頑張って人をかき分けて、前の降車口まで辿り着くからだ。
でもその日は結構混んでいたし、
運転手さんに大きな声で、声掛けをする人が、
各停留場で居たからである。
そういうことをした3番目の停留場で3人目の人の時だった。
どうもドアがその人にひっかかりそうになり、
運転手さんが「危ないですから気を付けてください」
と声掛けした女性のことである。
その人は前に周り、凄い勢いで運転手さんに怒り始めたのである。声を荒げ目で威嚇して文句を言いまくっていた。
何故ドアで危ないことになったかというと、そこは乗車専用なので、
運転手さんは乗るほうの人を見て、ドアを開け閉めしている。
そこから降りる人のことを想定していない。
前の2人が別の停留場でそこから降りたのは、運転手さんに頼んで声掛けをして降りたからである。
これは親切で行なったことで、普通は規定通り前の人を掻き分けて、降車場所である一番前まで、行かなければならない。
どんなに時間がかかっても待ってくれるので、そのことで間違って降りられないということは、まず無いのである。
前の2人は運転手さんに声掛けをしたが、その人はそれをしないで外に出ようとしたのだと思う。
本人は「声を掛けた」と言っているが、
運転手さんとその人との中間地点に居た私ですら、
聞こえなかったわけで‥それは言っていないに等しいと私は思った。
運転手さんはそのクレームに対して、
「すみません、聞こえなかったものですから‥」と何度も謝っていた。
そぅ、何度も何度も謝っていたのである。
その人は腹の虫がおさまらないのか、睨み付けて怒鳴り散らしていた。私は座っていたので、そのやり取りがよく見えたのである。
その間1分ぐらいだろうか‥。
私のように座っている人はまだしも、
立って満員バスに乗っている人が沢山居る。
また急いで家に帰らないといけない人も居るだろう。
みんな黙って彼女の怒りがおさまり、
その場から立ち去ってくれることを望んでいただろうと思う。
(貴女も迷惑を受けたかもしれないけど、
バスに乗っている人全員も、貴女から迷惑を受けたのよ)
私は心の中でそう思っていた。
私が降りる時、いつもは言わないのだけど、「ありがとうございました」と運転手さんに声掛けをした。
(頑張ってください)という言葉は流石に恥ずかしかったので、心の中だけで、つぶやいた。
私のようにメンタルが弱いと、心が折れて運転を失敗しそうである。(事務員で良かった)‥私の本音である。
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