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さて、前回の続きである。
それでは牛乳を飲んでお腹を壊す人が居るのは、
どういうことなのか?という林先生の疑問に対する話しだ。
その解答は、牛乳に含まれる糖質で、乳糖というものがあるのだが、
その乳糖を分解する酵素が少ない人は、
お腹を壊しやすいという事だった。
実は私の弟がこれに該当する。
私は全く平気なのにどうして?と思うのだが、
兄弟姉妹でも違うんだよなぁ‥。
では、こういう人たちはどうすればよいのか?というと、
一度に沢山飲まずに、少しずつ分けて飲むか、ミルクを温めてホットミルクとして飲むと、
乳糖が分解されやすくなるので、良いということだった。
それではいつ飲むと牛乳のカルシウムが吸収されやすいかというと、食前の1杯がお勧めだという。
食事前は胃酸が酸性の状態なので、カルシウムイオンが吸収されやすいという。
但し、筋肉をもっとつけようとする時に飲む牛乳は、運動後30分以内というから、お間違えのないように‥。
また、筋肉が衰えないように運動をして牛乳を飲むのだが、その際、バナナも一緒に食べるといいらしい。
運動すると糖質をエネルギーに変えるのだが、糖質が無いとタンパク質をエネルギーとして分解してしまう。
なので、折角取ったタンパク質が筋肉にならずに、消費されてしまうことになる。
だからタンパク質と糖質を一緒に取ることが大事になる。
これが筋肉の修復とスタミナアップに繋がり、
効率が2倍となるわけだ。
ちなみに、バナナは水分を除くと90%以上が糖質である。
牛乳は筋肉の衰えを防いでくれる、必須アミノ酸が、≪全て≫含まれているのだから、飲まない手はない。
何故アミノ酸が必要なのかというと、人間の体を作るのに不可欠な成分だからだ。
その体を作るアミノ酸は20種類あるのだが、それらが全部体内で作り出せるわけではないのだ。
食事からしか摂取できないアミノ酸が有り、それを必須アミノ酸といい、20種類中9種類にも及んでいる。
必須アミノ酸が全部バランスよく含まれている牛乳は、とても有り難い食材だと言える。
お腹を壊してしまい牛乳が飲めない人も、工夫してなんとか飲めるようになるといいなぁ‥と感じた。