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今でも私は、歩き方に気を付けて動いている。
先月半ばに右足の膝裏を痛めてから1ヶ月が経過したのだが、
まだ膝裏が違和感満載で、歩き方がぎこちない。
そりゃそうだ、右足だけ真っ直ぐでなく歪んだ歩き方を、
何十年とやってきたわけで、千鳥のノブのツッコミじゃないが、
「クセがすごい!」歩き方をしていたからだ。
何十年と歩いてきた歩き方が、そんなにすぐに直せるわけがない。
習慣というかクセというか、長年体に染み付いてしまった歩き方が、
簡単に正しい歩き方に出来るわけではないのだ。
右足だけO脚なのよね、私‥。まぁ、ことの始まりは、反対側の左足を、若い頃挫いたことにある。
小石か何かに乗ってしまい、カクっとなって捻挫をしてしまったのだ。そしてこの捻挫がクセになってしまい、何度も捻挫を繰り返してしまう。
私は若い頃整体の勉強をしたことがあるのだが、その時先生に、
「伸びきってしまっているから、これはもう元に戻らないねぇ‥」
と言われてしまった。
この捻挫グセがついてしまった左足を、変なかばい方をした結果、右足のほうが、O脚になってしまったのである。
でも、歩くのに支障がないから、そこに注目することもなく、
変な歩き方であるのにそのままにして、何十年ときてしまった。
だけど悪い歩き方をしていて、いつまでもいいはずがない。
いままで沈黙していた右足が、ついに悲鳴をあげてしまい、
立つ意志を放棄してしまったのである。
今でも覚えているのだが、
名古屋駅のほうの三車線という長い信号を渡った時、
点滅する信号に慌てて渡ってしまった。
その時だったのだが、右足の裏がピキッと音をたてたのである。殆ど渡り終わった時だったのが幸いした。
今思い出しても恐ろしい‥渡れないまま信号が変わってしまったのなら、私はどうなってしまっていただろうか?
渡り切ったところだったから助かったのだが、その場で全く歩けなくなってしまったのである。
右足が全く動かない‥何かに掴まって足を運ばなければ、一歩も前に進まなくなってしまったのである。
この日はなんとか帰宅して、次の日医者に行った。医者は右足のO脚に問題があることを、私に告げた。
O脚は、体の重心が足全体にかかってこない。
足が湾曲しているから、体重のかかり具合が歪んでしまい、
膝裏に無理をさせていたのである。
なので、膝裏が悲鳴をあげて、いや~な音をたてて壊れていってしまったのである。
医者で、膝のサポートをしてくれるものを買ってつけた。
まぁつけたのは1回か2回で、今は当然つけていないのだが、
お守りのように持っている。
8千円近くしたが、後日町役場に申請すると、医者では健康保険で3割負担だから、7割戻ってくる。
初期費用は10割必要だが、戻ってくるからそんなに高くない。
1ヶ月チョッとたった昨日の時点で、
通帳に振り込む旨の連絡が、町役場から郵送で知らせてきた。
値段が手頃なのと、自分に合う物を用意してくれるので、医者で買って良かったと思っている。
今私は、右足の足の運び方に意識を集中して歩いている。毎回意識を集中しないと、前の悪い歩き方が出てしまうからだ。
意識をしないで前の歩き方をすると、あの時に聞いた鈍い音が脳裏を過って、足が竦むのである。
極力意識して正しい歩き方をしているのだが、何十年と正しい歩き方をしてこなかった為、筋肉痛の毎日である。
何十年と正してこなかった歩き方だから、筋肉痛になるのは当たり前だ。
逆に言えば何十年間の間違った歩き方を、
数日で治ると思っているほうが、間違っている。
今はまだ、走れないのが悔しい。絶対走れるようになるぞと、気合を入れて歩いている。