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必要な油は?
動脈硬化を引き起こす油ではあっても、油の全てが悪者ではない。必要な油でもあるのだ。
ただ取り過ぎるのが、いけないことだということだ。
油が体のために必要だというのは、
人体の数十兆個の細胞全ての柔軟性に関係しているからだ。
と、教えてくれたのは、月に一回放送されている「食の起源」だ。
前回は「塩」だった。あの回も面白い回だった。司会者は、TOKIO‥まぁ、それで見るようになったわけだけど‥(笑)
塩も一日2グラム取るだけで良いという。2グラムなんて、料理に使うとすぐである。
でも現代人の暮らしから掛け離れて生活している民族に、
塩を舐めさせると、全員が吐き出してしまう。
そして不快な顔をするのである。
彼らは、朝も昼も絞りたての乳を1杯だけ。
夜の食事も調味料を加えていない。
では何処で塩を取っているかというと、絞りたての乳からである。
動物は自分に必要な塩分量を知っている。決して人間のように、余分に塩分を取らない。
その動物たちから摂取した乳の中に、
人間にも必要な塩分量が含まれているのである。
それ以上は必要としないのが、従来の人間の姿なのである。
それではどうして現代人は必要以上に塩を摂取してしまうのか?
これは今回の油とも同じ理由で、美味しさを知ってしまったからである。
人類が道を踏み外してしまったのは、グルメになったからである。
北極圏に住む先住民族のイヌイットは、マイナス50度で住んでいる。彼らの食糧は、アザラシやクジラの脂身である。
イヌイットの伝統的な食生活は、驚くべきことに摂取カロリーの7割がアブラなのである。
狩りをしてアザラシを仕留め食べるのだが、
アザラシの体の殆どがアブラである。
マイナス50度に耐えるように、全身をアブラで覆っている。
そういう環境の中なら人間でも、7割アブラを取っていいのだろうか?
彼らをみていると、太っているわけでないし、
どうやら血液もドロドロになっていないらしいのだ。
コペンハーゲン大学のヨーン・ダイヤベルグ博士は、
イヌイットが食べているアブラを徹底調査したところ、人間に必要なオメガ3脂肪酸を、
一日14グラム摂取していると判明した。
ちなみにこの一日14グラムのオメガ3脂肪酸というのは、日本人の10倍摂取している量になる。
オメガ3脂肪酸は、全身の細胞膜の材料になる。細胞膜を柔軟にしているのだから、血液もスムーズに運ばれる。
「一昔前では動脈硬化にアブラが効くなんてことは考えられなかった」TOKIOの中の一人が、ボソッとつぶやいた。
体にとっては、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が、1対2の割合で摂取するのが良いという。
ところが現代人はオメガ6脂肪酸‥サラダ油、大豆油、コーン油、
他には鶏肉、豚肉、牛肉にも含まれているアブラを、
過剰にとってしまっているのである。
オメガ6脂肪酸は、ウイルスや病原菌から体を守る役割がある。取るべきアブラではあるのだが、過剰に取ってしまえば悪者にもなる。
3500年前の古代エジプトの王族のミイラ50体を調べたところ、
半数に動脈硬化が有ったという。
美味しいアブラが命を縮めたことになる。
必要ではあるが、過剰摂取は逆に命を縮めてしまう。
毎日の食事をしっかりコントロールして、片寄らないことが重要だ。
バランスをとった食生活を心掛けたい。