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今日ツイッターを見ていたら、投資に関する鋭いツイートを連発されていて以前から尊敬しているtadataruさんが、
と仰っていて、私は「あぁ、これは本当にその通りだなあ。」と感銘を受けました。そして、
とツイートしました。
このブログでも繰り返し述べていますが、私は ナンピン買いは「最悪の投資手法」 であると考えています。その理由は 「ハイリスク・ローリターン」で危険極まりないやり方だから です。ナンピン買いをすれば確かに勝率は上がります。特に今のようなアベノミクス下での楽しい宴の続く良好な投資環境の元では尚更です。ただ、もしも、その銘柄が本当にダメな子だった場合、ナンピンにナンピンを重ねて「屋上屋」を建てていると、その意地の1発が致命傷になり得ます。滅多に起こらないはずの「テールリスク」を踏んでしまうことがあるのです。
そして私がナンピンが良くないと思う理由がもう1つあります。それはナンピンの過程で投資家としての貴重な精神エネルギーを消費しきっているので、運よくリバウンドして買値を超えてきたとしてもそこから更に引っ張る心の余力が既に枯渇しているということです。つまり、 ナンピンで浮いたとしてもそのリターンは知れている のです。
もう10年以上前のことですが、私はある時何故か9474ゼンリンに入れあげて大きな勝負に出ていたことがありました。ところが株価は下落に次ぐ下落でどうしようもありません。ゼンリンに自信のあった、そして今から較べると圧倒的に様々な意味で未熟だった私は愚かにもナンピンに次ぐナンピン、いわゆるクソピンで対応し、盛大に自分がこれから入ることになる墓穴を掘り下げていきました。
ところが私には悪運が残っていたのでしょう。その後ゼンリンには突如として神風が吹き、株価が1000円弱から4000円強にまで急騰したのです。
それではこの取引で私はどれほどの凄い利益を得たのでしょうか? 結果は「ほんの数万円」だったのです。ナンピン地獄で精神的に摩耗の極みに追い込まれていた私は、買値を少し超えた段階で大喜びですべてのゼンリン株を叩き売ってしまったのです。
そして、こういった多くの苦い・怖い経験から、私は 「ナンピン買いは全く割に合わない」 ものと確信するに至ったのでした。。。。。。
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