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いやあ今年2024年ですが、早くも1か月が経過しました。月日が流れるのは本当に早いですね。 次に今月の総評ですが、ベンチマークとなるTOPIXにやや劣後してのスタートとなりました。私は毎年「1月だけは絶対に良い成績を上げたい。」と強く思っているのですが、残念ながらイマイチな結果に終わりました。(汗) パフォーマンスが優れなかった理由ははっきりしていて、自分の今のポートフォリオは最上位に時価総額がミニミニの超小型・小型の銘柄が多く、大型株優位の今月の相場に乗れなかったからです。 ちなみに私が「1月だけはどうしても勝ちたい。」理由は、 1月バロメーター というものがあるからです。 これは、投資家であればだれでも「一家に一冊」、富山の置き薬のように必ず常備しておくべき、国宝級の超名著 アノマリー投資(ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング、2013年) の中で、提唱されている有名な指標です。ちょっと引用してみましょう。 素晴らしい1月バロメーター 1月バロメーターは 1972年にイェール・ハーシュが考案した指標 だ。1950年以降に大きく誤ったのは7回だけで、 精度は88.7% だった。 この指標は、 年間の相場は1月のS&P500の動きに似る という格言に従っている。 1年の動きは1月の動きに似る ー 騰落率順で見たS&P500の1月のパフォーマンス そして、自分の個人的な感覚としても、この 「1月バロメーター」は絶対にある と思っています。そして私はそれを前提とし更に一歩進めて、「1月だけは何があっても絶対に好成績を出したい。」という所まで精神的には既に進化(・・? しています。 経験上、1月の成績が良かった年は大体そのまま年間成績がいいし、逆に1月の成績が悪いと年中ひーひー苦しんだ挙句最後も酷い ということが多いからです。(笑) 、、、という事は、今年2024年はとても大切な1月がこのように苦しい着地だったので、これはなかなかにタフな1年が想定されます。😥😥😥 その一方、TOPIXの絶対値(年初来+7.8%)で見れば今年の日本株市場は非常に幸先の良いパキパキスタートをキメたと言って良いと思いますし、私もその恩恵に預かれるように引き続き頑張りたいです。 ま、いずれにせよ、今年の相場も始まりました。何があっても生き抜けるように、そして絶対に退場しないように頑張ります。それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。
Jan 31, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。347位 2206 江崎グリコ (東P、6月優待) ○ PF347位は、『ポッキー』などチョコ、ビスケット菓子メーカー大手の江崎グリコです。 現在の株価は4274円、時価総額2926億円、PBR1.05、自己資本比率は65.9%、今期予想PER19.84、配当利回り1.9%(80円)、総合利回り2.1%(80+10=90円)で、優待は100株保有で1000円相当などの自社グループ商品です。 優待内容はかなり良いと思います。 何と言っても、この箱が可愛いよね。 中身も間違いのない物ばかり。 江崎グリコは絶対的に安いという株価水準ではありませんが、同業で優待付きの所謂「お菓子優待株」である2201森永製菓、2208ブルボン、2211不二家、2220亀田製菓あたりがマーケットでかなり高く評価されていることを考えると、「お菓子銘柄としては安い」という言い方ができると思います。と言うか、チャンスがあれば自分も優待MAXとなる1000株欲しいなあ、とずっと思い続けています。
Jan 30, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。346位 8093 極東貿易 (東P、3月優待) ○ PF346位は、産業向け機械、設備、高機能材料の専門商社で、海外販路に強みを持つ極東貿易です。 現在の株価は2170円、時価総額282億円、PBR1.08、自己資本比率は50.4%、今期予想PER17.37、配当利回り5.8%(124.9円)、総合利回り6.0%(124.9+5=129.9円)で、優待は200株保有で1000円相当のクオカードです。 極東貿易は指標的には妥当な株価位置と思いますが、十分過ぎる程の総合利回りが出ていますし、ポートフォリオ中位としては何の問題もない良い銘柄であると評価しています。
Jan 29, 2024
さて今日は、2022~24主力株概況シリーズで紹介してきたポートフォリオTOP110銘柄をまとめておきます。 1~10位 11~20位 21~30位 31~40位 41~50位 51~60位 61~70位 71~80位 81~90位 91~100位101位 9310 日本トランスシティ 倉庫業界は全般的に見て業績が好調かつマイルドながら成長力があるので、この業界への資金投入を拡大したかったこともありここを買い増ししました。102位 1928 積水ハウス 「売れっ子建築家がガチで怖がる」高い殺傷力の持ち主ですね。103位 8029 ルックホールディングス ここは指標的に安いですし、総合利回りもまずまず出ていますし、優待パワーがめちゃんこ強くなりましたし、更には近い将来の大幅増配も(もしかしたら)期待できるという「✨キラキラ成分✨多め」の状況ですね。104位 2730 エディオン こういう分かりやすい銘柄が新NISAで人気化しそうな気がしますね。 105位 4362 日本精化 好財務&手堅い業績推移&独自性のある魅力的な優待内容と、しっかりとした3本柱が揃った銘柄ですね。106位 7163 住信SBIネット銀行 「地銀株の未来を占う上で、躍進を続けるネット銀行を保有して学ぶことには大きな意義があるだろう。」と考えてここを少し多めに買いました。107位 8158 ソーダニッカ 総合的に考えてPF上位に足る銘柄と思いますね。108位 4538 扶桑薬品工業 東証プライム市場生き残り基準がギリギリでかつ残留希望の所は面白いですね。109位 8346 東邦銀行 東邦銀行は指標的にもまずまず安いですし、優待内容も抜群ですね。110位 9948 アークス 「北海道・東北の輝く一番星☆」ですね。 以上、2022~24ポートフォリオTOP110銘柄のまとめ でした。2022~24主力株概況シリーズ 免責事項2022~24主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 28, 2024
2020年のコロナショックの真っただ中で2つのアパレル銘柄を買いました。 1つは「アパレル業界の勝ち組」と目され、元々市場からの評価が高かった クオリティ株 の 7606ユナイテッドアローズ。 もう1つは株価大暴落で当時華麗に逆10バガーをキメていた ディープバリュー株 の8219青山商事。 コロナ真っ只中の当時の自分の現場感覚では、「ユナイテッドアローズは元々業界の勝ち組だしすぐに業績は回復するだろう。ここは鉄板。青山商事はビジネスモデルが完全に崩壊してるしもう元に戻らないかもしれない。でもPBRが0.1倍台前半で財務状態もそれほど傷んでおらずウルトラディープバリューなので、こっちを多めに行こう。」という判断でした。 でも心の奥底では、「ここで優良株のユナイテッドアローズじゃなくてポンコツ&オンボロ株の青山商事を選んじゃうようなメンタリティーだから、自分はいつまで経ってもmonster級の投資家になれないんだろうな。でもそういう性格だし、仕方ないよな。」とちょっとしょんぼりもしていました。、、、3年が経過してみると、鉄板だったはずのユナイテッドアローズは想定通り業績は戻ったものの株価はあまり回復しませんでした。 私が現場観察をして見るところでは、都会の駅ビルや高感度なファッションビルに入居しているファーストラインの「ユナイテッドアローズ」やセカンドラインの「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」は非常に好調です。 ただ、全国津々浦々に広がる巨大イオンなどの普段使いのショッピングモールに展開しているサードラインの「ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング」に客があんまり入っていなくて不調に見えるので、そこが会社の想定外だったのではないか?と感じました。 アパレル業界はとにかく競争が厳しい所ですし、グリーンレーベルリラクシングだと 2685アダストリア の出来の良い各店舗に総合戦闘力で割り負けしているというのが実情なのではないか?と個人的には感じています。 一方の青山商事は業績も株価も急回復しました。コロナの頃に「明るい墓場」同然だった店内に相変わらず客足は大して戻っていませんが、それでも明白に最悪期は脱しており、株式市場はそこを高く評価したのです。 「その時に市場で最も不人気で、先行きも真っ暗に見える銘柄に大きく張る」やり方の有効性を改めて再認識する出来事でしたし、前世紀の大投資家ジョン・テンプルトン の、 皆、私に見通しが有望な銘柄はどれかと聞く。だがその質問は間違っている。本当は、見通しが一番暗い銘柄を聞かなければならないのだ。 と言う言葉の深さを改めて感じる出来事でもありました。 、、、と、ここまで「投資ポエム」を楽しく書いて参りました。 今回の記事で何が言いたかったのかと言うと、今自分は「ここは第2の青山商事だな。」と考える所に思い切り資金を投入して戦っているので、当時のことを、「青山の陣」での何が成功のエッセンスだったのかを、改めて深く考え直していたのです。 次の戦いもうまくいくといいな。。。
Jan 27, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。345位 8022 美津濃(東P、3・9月優待) ○ PF345位は、スポーツ用品専業大手でオーナー系の美津濃です。って言うか、ミズノって感じで美津濃と書くんですね。ここの株を買うまで全く知りませんでした。 現在の株価は4340円、時価総額1154億円、PBR0.82、自己資本比率は68.8%、今期予想PER9.02、配当利回り1.6%(70~80円)、総合利回り1.8%(70+7=77円、100株優待の割引券10枚のメルカリ平均価格の700円で換算)で、優待は100株保有で年1回3月株主に20%割引優待券10枚などです。 美津濃は指標的にも安いですし、過去の業績推移もまずまず安定していますし、PF中位としては良い銘柄であると考えています。
Jan 26, 2024
さて今日は2022~24主力株概況シリーズです。 110位 9948 アークス(東P、2月優待) ◎ PF時価総額110位の上位銘柄は、北海道・青森・岩手でトップシェアを誇るスーパーチェーンのアークスです。 私は2010~2011年頃に青森地盤のスーパーである 旧3078ユニバース を主力の一角として戦っていたのですが、その後アークスに経営統合されたためスライドしてアークス株を多く持つことになりました。ただその後株価が上昇したため持ち株をチビチビと売却して一旦は「優待株いけす」に戻っていました。 2021年12月に様々な食品スーパー銘柄の相対的な比較をしているときに、「アークスは業界上位だし、指標的にも安いし、積極的かつ妥当な価格での手堅い同業者M&Aを通じての成長力もあるし、もっとポートフォリオ上位で持つべき銘柄だな。」と感じて、1000株まで買い増しをしたために久しぶりにPF上位に登場してきました。 現在の株価は2903円、時価総額1674億円、PBR0.94、自己資本比率63.6%、今期予想PER15.52、配当利回り2.0%(58円)、総合利回り2.7%(58+20=78円)で、優待は100株保有で自社商品券もしくは全国共通ギフト券2000円相当、もしくは青森県産りんご3キロ、もしくはりんごジュース1箱です。ユニバースの優待制度が残ったのが旧ホルダーとしては嬉しかったですね。 アークスは今や「北海道・東北の輝く一番星☆」ですし、 イオン等のスーパー列強との今後の死闘を楽しみにこれからもホールドして応援していく予定です。。。。。。。2022~24主力株概況シリーズ 免責事項2022~24主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Jan 25, 2024
1930年代から40年以上も成功し続けた前世紀の大投資家 ジェラルド・M・ローブ は 自分の損失を監視して損切りできる人は、、、長い目で見ると一番成功する。これこそ、ほかの全ての投資原則を凌駕する方針なのである。 という鮮烈な名言を放ちました。 そして私は常に心の真ん中にローブの言葉を抱きながら投資家としての毎日を戦っています。 具体的には、ポートフォリオ内に自分の投資家としての器量を超えるような損失を出しそうな子がいないかをチェックし、大きな癌細胞に成長しそうなものは「早めに予防的に外科的に切除」 することを徹底しています。具体的には毎日PFを含み損順に並べ、穴の開くほどに凝視して精査しています。 ただ、「100%常に正しい投資家」など世界中のどこにもいませんし、私は皆様ご存知の通りの 優待ヘッドギアに守られた、常時おむつ着用の永遠の3歳児投資家 なので、未だに多くの間違いを繰り返しながら生傷だらけの日々を過ごしています。 、、、、さて前置きはこのくらいにして、「当ブログ有数の人気コンテンツ」に成長した ポートフォリオ含み損ランキングシリーズ の5か月振りの最新版の発表です。 ちなみにこのシリーズは2020年にレギュラー化されたのですが、どの記事もアクセス数が多く更に時間が経ってもそれがあんまり落ちないという傾向があります。「なんでかなあ。」と考えたのですが、多分、人が損をしている話って、純粋にエンターテインメントとして滅法面白いからではないか?と現時点では思っています。(汗) それでは早速、私の「過ちの一覧表」ともいえる2024年1月24日現在の「ブリザード吹き荒れる寒々しい」最新のポートフォリオ含み損ランキングを見ていきましょう。 ランキング内で目についたところを自分用のメモ書きとして思い付くままにざっくばらんにコメントしていきます。尚、以下の内容はすべて「今後自分がより良い投資家になるための、個人的な反省と内省」のためのものであり、一切誰にも投げていません。(上記データはSBI証券より引用) 保有全785銘柄中の含み損ランキング1位には岐阜県西部地盤の地銀である 8361大垣共立銀行 が輝きました。以前はこのランキングに地銀株が沢山入賞していたものの最近は株価上昇によりほとんど姿を消しています。そんな中で大垣共立は株価の戻りが悪くトップで登場することになりました。ここが「相対的に弱い地銀」であることを反映しているものと思いますが、ま、優待MAXの500株を保有していくのには大きな問題は無いかな?と現時点では思っています。 2位には『古本市場』を路面店軸に展開している 7610テイツー が初登場しました。ここは「優待リユース株バルクプロジェクト」の一環で勢いよく参戦したのですが、その後の株価推移は私の期待したものではなく低調なパフォーマンスとなっています。ただ業績自体はそれほど悪くはなく、自分としてはこのままホールド継続の予定です。 6位には防塵・防毒マスク2大メーカーの1つで防衛省向けを独占供給している 7963興研 が入りました。ここはずっと優待MAXとなる5000株を保有していたのですが、ずっと含み損状態で精神的に大きな負荷がかかっていたことと、昨年末に新しい銘柄に資金を集中させて買っていた時にお金が足りなくなったので1000株を残して見切り売りしました。ナシーム・ニコラス・タレブ の言う 「反脆さ」 を体現したような銘柄なので、余力があればそのまま持っておきたかったのですが、ま、仕方ないです。 気になるところはこのくらいかな? 今は市場環境もいいのでポートフォリオ全体の含み損が非常に少なくなっています。経験上ここまで良い状態は長くは続かないことが多いですが、今回はどうなるかな?
Jan 24, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。 344位 3512 日本フエルト (東S、3月優待) ○ PF344位は、抄紙用フェルト市場をイチカワと二分する日本フエルトです。 現在の株価は433円、時価総額79億円、PBR0.42、自己資本比率は77.5%、今期予想PER11.28、配当利回り3.0%(13円)、総合利回り3.5%(13+2=15円)で、優待は1000株保有で2000円相当のクオカードです。 が、 実際には細かい区分けがあり、 正確には、「1年以上3年未満継続保有の場合100株以上300株未満の株主には300円相当、300株以上1,000株未満は1,000円相当。3年以上継続保有の場合100株以上300株未満は600円相当、300株以上1,000株未満は2,000円相当 。」となります。難解ですね。 そして、 300円のクオカードと言うのはなかなか珍しい んですね。今日は私が過去に頂いた日本フエルトからの優待写真をいくつか御覧に入れましょう。並べるとボリューミーですしなんだか可愛いんですよ。 ね、なんかいいでしょ。 さて、日本フエルトは指標的にもまずまず割安ですし、PF中位としては実に悪くないと思います。これからも現行の優待制度が続く限りは末永くホールドして応援していく予定です。
Jan 23, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。 343位 9658 ビジネスブレイン太田昭和 (東P、3月優待) ○ PF343位は、コンサルやシステム開発受託のビジネスブレイン太田昭和です。 現在の株価は2200円、時価総額280億円、PBR0.91、自己資本比率は64.4%、今期予想PER1.77(株式売却による特別利益込み)、配当利回り3.4%(75円)、総合利回り3.9%(75+10=85円)で、優待は100株保有で1000円相当、200株保有で2000円相当のクオカード(1年を超えて継続して保有した株主のみに贈呈)です。 ここビジネスブレイン太田昭和が典型ですが、この数年はシステム開発系の会社に業績絶好調な所が目立ちます。私は「指標的に凄く安い所があったら大きく買いたいな。」と思って市場を広く見渡しているのですが、今の所、「よっしゃ、これや!」という銘柄には巡り合っていません。でもこれからも引き続きマーケットでブラブラとほっつき歩きながら、光り輝く子を探し求め続けて行きたいと考えています。
Jan 22, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト141位逆張り投資家サム・ゼル (サム・ゼル著、パンローリング社、2018年) の第2弾です。 ビジネスの基本は単純さ。。。大事なことはリスク。。。 必ずとったリスクに見合う報酬があること、自分の限界を超えるリスクをとらないことと、失うことができないものをリスクにさらさないこと。 とにかく単純に徹することだ。4段階のシナリオは、1段階のシナリオよりも失敗する可能性が3回分高いのである。 私も株式投資に際しては、極力単純に取り組むようにしています。具体的には業務内容がシンプルで分かりやすく、かつ一石二鳥で 小型株効果 を見込める、時価総額の小さい小型株・超小型株に限りなく特化して戦うようにしています。 大きなタイミングを生むのはタイミングと実行力だ。 私は、世界中の出来事や経済ニュースや会話など、どこでもチャンスの種を見つけることができる。 私も「これは大チャンスだ。」と感じた時には、集中して徹底的に調べ、「よしいける。」となった時には、短期間に大量の資金を投入して勝負に出ます。同じチャンスにはほぼ同時に複数の投資家が気付くものですし、行動の早さがそのパフォーマンスを決定づけることがよくあるからです。(続く)
Jan 21, 2024
さて今日は2022~24主力株概況シリーズです。 109位 8346 東邦銀行 (東P、3月優待) ◎ PF109位は、福島県地盤で県内預金シェアが4割半ばの東邦銀行です。 現在の株価は300.0円、時価総額758億円、PBR0.39、自己資本比率は2.9%、今期予想PER13.76、配当利回り2.9%(7円)、総合利回り3.3%(7+3=10円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」1000株保有で3000円相当、5000株保有で5000円相当、10000株保有で8000円相当などの福島県の特産品です。 私の過去の選択品をいくつか見ておきましょう。どれも素晴らしい内容です。 東邦銀行は指標的にもまずまず安いですし、優待内容も抜群です。というか、ここに限らず地銀は依然として指標的にはまだまだ割安ですし、更に魅力的な優待が付いているところが多いですね。2022~23主力株概況シリーズ 免責事項2022~23主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 20, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。 342位 2804 ブルドックソース (東P、3月優待) △ PF時価総額342位の中堅銘柄は、ソース最大手で傘下に関西地盤のイカリソースを抱えるブルドックソースです。 現在の株価は2199円、時価総額307億円、PBR1.40、自己資本比率は64.6%と良好、今期予想PER594.32、配当利回り1.6%(35円)、総合利回り2.0%(35+10=45円)で、優待は100株保有で1000円相当、800株保有で3000円相当の自社製品です。 ブルドックのイラストがリアルかつ獰猛&凶暴で怖いですね。今にも噛みつかれそうです。(汗) 今日は実際の使用例を1つだけ御覧戴きましょう。 ブルドック優待のお好み焼き なかなかに美味しい。 ブルドックソースは財務状態も優待内容もいいですし、PF中位としては特に問題のない銘柄と思っています。
Jan 19, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。341位 9432 日本電信電話(東P、3月優待) ○ PF時価総額341位は、NTTグループ持株会社でドコモが主力の日本電信電話です。 現在の株価は188.3円、時価総額170506億円、PBR1.72、自己資本比率は34.7%、今期予想PER11.84、配当利回り2.7%(5円)で、優待は100株保有で以下の通りです。 NTTは指標的には妥当な株価位置と思いますが、ま、PF中位銘柄としては特に問題はないものと考えています。
Jan 18, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベストです。第141位は、 逆張り投資家サム・ゼル (サム・ゼル著、パンローリング社、2018年) です。 本書は、1968年に自らが設立した投資会社のエクイティ・グループ・インベストメント会長で、ニューヨーク証券取引所の上場会社5社の会長でもあった、起業家かつ投資家のサム・ゼルの自伝です。ゼルは逆張り思考の強い人間であり、同じく逆張り好きの私にとっては、非常に共感できる、そして同時に勇気付けられる素敵な一冊です。 サム・ゼル氏は残念ながら昨年2023年に81歳で亡くなられました。この書評を彼に捧げたいと思います。(上記データはBloomberg2023年5月19日配信の記事より引用) 今日はまず長尾慎太郎氏による監修者まえがきを見ておきましょう。 これは単に不動産投資で財を得た人物の成功譚ではなく、リスクと言うものをどのように扱うべきか、そしてそのためには人や組織にどういった「文化」が必要なのかということに関する啓蒙書なのである。 著者にとっては、リスクを取らないことはせっかく自分に与えられたチャンスを無駄にし、さらには潜在的により大きなリスクをとっていることにほかならないのである。 ゼルはユダヤ人であり、彼の両親は第2次世界大戦時に日本人外交官であった杉原千畝の発行したビザによって命を救われたスギハラサバイバーであった。ポーランドで穀物商をしていたゼルの父親はナチスの危険性をいち早く見抜き、事前に周到な準備をしたうえでギリギリのタイミングで家族と共にポーランドを脱出した。。。父親の冷静な判断と果敢な行動がゼルの一家を救ったのだ。 一方で、常識や先入観にとらわれてリスクをとらなかった多数派の人々は生き残ることができなかった。文字通りリスクの扱い方1つが生死を分けたのである。 私たちが戦う株式市場では、世間の一般常識や先入観に捕らわれた大衆・多数派は長い目で見るとほぼ負けます。市場で勝ち残るには「計算されたリスク」を取り、逆張り思考を持って臨むことが極めて大切です。 そしてこのゼルの自伝からは、多くの貴重な示唆を得ることができます。ゼルのリスクに対する考え方は極めてユニークですが同時に学ぶべきところが沢山あります。それでは次回からはこの本のベストオブベストの部分だけをコンパクトに見ていくことと致しましょう。(続く)
Jan 17, 2024
さて今日は、2021~24ポートフォリオ概況シリーズ です。 340位 2157 コシダカホールディングス (東P、8月優待) △ PF340位は「カラオケ本舗まねきねこ」を直営展開し、おばちゃま達でぎっしりのフィットネス子会社「カーブス」を2020年3月にスピンオフしたコシダカHDです。 現在の株価は1066円、時価総額877億円、PBR3.42、自己資本比率は44.5%、今期予想PER14.99、配当利回り1.3%(14円)、総合利回り2.3%(14+10=24円、優待はヤフオク平均落札価格の額面の50%で換算)で、優待は100株保有で2000円相当、400株保有で5000円相当などの株主優待券です。 それにしても、コシダカHDは2007年の上場以来、本当に爆発的な成長を遂げました。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) そしてコシダカHDは「これぞまさに成長株!」という爆発的な株価の伸長を魅せてくれました。多くの投資家の方が「第2のコシダカ」を探しています。そしてもちろん私も「次のコシダカ」を求めて株式市場を広く見渡しながら探索の日々を過ごしています。
Jan 16, 2024
さて今日は2022~24主力株概況シリーズです。108位 4538 扶桑薬品工業 (東P、3月優待) ◎ PF時価総額108位は、人工腎臓用透析剤・補液が主軸の製薬中堅で透析剤は国内シェア5割の扶桑薬品工業です。私は本日新規参戦しました。 現在の株価は2124円、時価総額201億円、PBR0.50、自己資本比率は47.0%、今期予想PER13.83、配当利回り3.3%(70円)、総合利回り3.9%(70+13.3=83.3円、優待は1ポイント0.5円&最良利回りとなる1500株保有時で換算)で、優待は400株保有でプレミアム優待ポイント4000Pなどです。 扶桑薬品工業は本日2024年1月15日の13時に優待新設を発表しました。私は見た瞬間に「あぁ、ここはしばらく前に立会外分売もしてた気がするし、多分東証プライム市場生き残り基準がギリギリで、株価を上げて残留したいんだろうなあ。」と思いました。 本当は色々と確認してから買いたかったのですが、場中の優待新設発表で株価が急騰中のタイミングだったので、取り敢えず一番総合利回りが良くなるところである1500株を買うなら買おうと思ってすぐに計算しました。 優待族である私にとっては過去の多くのデータから、「1ポイント=0.5円」がレートなのでそれで計算したところ、何と総合利回りがぴったり4.0%!の水準でした。 私はその瞬間に心が「ゾワッ!」としました。優待王桐谷さんが良く雑誌などでも仰っているように、我々優待族の銘柄参戦基準が「総合利回り4.0%」であり、そこを狙ったかのようにぴったりと一致していたからです。 「ふー、この株価位置はかなりしんどいなあ。1500株≒約300万円とまあまあの資金吸収サイズで、総合利回りはワイらの基準ギリギリのギリ、更に国策の低薬価政策のダメージを全身全霊で受け止める業種で今後の業績見通しも暗そう。製薬業界は今やどこも青息吐息だし正直あんまりお金入れたくないな。トータルで見て入るか入らないか微妙な案件だな。見送って0株かもしくは優待MAXとなる1500株買うかのどちらかだけど、、、」 「待てよ、でも多分ここは株価を上げないと東証プライムから陥落することになるだろうから、多分この新設優待も配当も今後も頑張って維持することになるだろうし、そこまで加味すれば、市場参加者がこのスキームを今後徐々に認識していく株価はそこを緩やかに織り込んでいくというシナリオを前提とすれば、何とかギリのギリで買えるか?」 、、、ここまで考えるのに自分の中では永遠とも感じるくらいに永い時が流れましたが、実際にはほんの5分くらいだったと思います。ただ自分が決断して実際に買うまでの数分で株価は更に急騰してしまったので、やはり今のマーケットは本当に難しい所だな、と改めて痛感しています。(滝汗) 、、、買った後で改めて確認してみると、流通株式時価総額がプライム基準に足りていないようでした。今回の優待新設でそれをクリアすることが目的だろうと思いますし、こういうところに、 「呼ばれてもいないのに勝手に馳せ参じて、永遠の忠誠を誓う」 のが我々優待族でもあります。 なので、総合的に考えると参戦する価値はあったかな?と現時点では考えています。(笑) ふー、それにしてもこれは難しい案件でした。今や優待族も決して楽な稼業ではないんですね。(玉汗)2022~24主力株概況シリーズ 免責事項当シリーズは、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 15, 2024
さて今日は 2022~24主力株概況シリーズ です。 107位 8158 ソーダニッカ (東P、3月優待) ○ PF時価総額107位は、ソーダ製品柱の化学品専門商社で苛性ソーダ首位級のソーダニッカです。株価上昇により当シリーズに初登場となりました。 現在の株価は1201円、PBR0.99、自己資本比率は36.2%、今期予想PER14.28、配当利回り2.5%(30~34円)、総合利回り2.9%(30+4.5=34.5円、優待ポイントは1P=0.5円で換算)で、優待は1000株保有で3000円相当のクオカード+プレミアム優待クラブ3000ポイントなどです。大盤振る舞いで嬉しいですね。 ポイントで選んだ品物を1つだけ。 なんか、透明でおしゃれなスツール。 ソーダニッカは、総合的に考えてPF上位に足る銘柄と思います。これからも現行の優待制度が続く限り、のんびりとホールドして応援していく予定です。2022~24主力株概況シリーズ 免責事項当シリーズは、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Jan 14, 2024
さて今日は通常の2021~24ポートフォリオ概況シリーズです。 339位 2911 旭松食品 (東S、3・9月優待) ○ PF時価総額339位は、高野豆腐で首位の旭松食品です。 現在の株価は2230円、時価総額42億円、PBR0.54、自己資本比率は78.4%、今期予想PER20.55、配当利回り1.1%(25円)、総合利回り1.8%(25+15=40円)で、優待は100株保有で1500円相当、200株保有で3000円相当の自社商品(凍豆腐・即席みそ汁など)です。また2000株以上を3年以上継続保有の場合、9月にも3000円相当が追加されます。 旭松食品の優待内容は抜群に良いと思います。具体的に過去数回の200株優待品を見てみましょう。 2023年。 2022年。 2021年。 次に今日は実際の使用例を2つ御覧戴きましょう。 旭松食品優待の高野豆腐。 旭松食品優待の豆腐ハンバーグ 旭松食品は指標的には妥当な株価位置ですが、優待内容には非常に力があります。自分としては現行の優待制度が続く限りはこれからも楽しくホールド継続の予定です。
Jan 13, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。 338位 3387 クリエイト・レストランツ・ホールディングス (東P、2・8月優待) △ バリュー投資家としての評価 ○ 優待族としての評価 PF338位は、ショッピングセンター内にレストランやカフェを展開し、立地ごとの業態開発に強みを持つクリレスHDです。 現在の株価は1144円、PBR7.96、自己資本比率は22.4%、今期予想PER48.07、配当利回り0.6%(7~8円)、総合利回り3.4%(7+32=39円、優待券はメルカリ平均価格の額面の80%で換算)で、優待は100株保有で年2回2000円相当の優待食事券などです。 私は元々このクリレスHDの様な、華美な優待内容で高株価を維持している一部の「ハリボテ高PBR銘柄群」が非常に苦手で、以前は1度も保有していませんでした。 ただ数年前に同じくハリボテ系の3197すかいらーくが筆頭株主の「ベインキャピタル」の株券高値売り抜け (・・?) のためと強く推察される「邪悪な見せ餌」として「優待3倍特盛大幅増強」を打ち出したことがありました。 私はその魅力の前に「これは絶対に罠だ。」と思いながらも、優待族としての原始的な大脳皮質がどうしても抗しきれずに膝から崩れ落ちて即日優待MAXで参戦したのですが、結果的に短期視点で見ると高値掴みとなりました。 そしてその時に、「やっぱり普段から1枚は持っていないと、こういう緊急動乱時に、適切に、瞬時に、冷静にハリボテ系銘柄を評価できないんだな。」と反省して、クリレスもついに今後の勉強のために買ったのでした。そしてその後は付かず離れずな感じでお付き合いを続けています。 さてクリレスにはたくさんのブランドがある訳ですが、今日はその中から1つだけ、「しゃぶ菜」の実際をご覧いただきましょう。 値段を考えると十分に美味しいと思います。 締めのおうどんがこれまた旨いんだよなあ。。。 むしろ、これが食べたいがためにしゃぶ菜に行くまである。 豆腐入りにすると、味が滲みてこれまた絶品なんだよなあ。。。 以上、総合的に考えると、クリレスHDはPF中位としては特に問題のない銘柄であると評価しています。
Jan 12, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。337位 4751 サイバーエージェント(東P、9月優待) △ PF337位は、ネット広告代理業が祖業でスマホサービス、ゲームを展開し、ネットテレビ局『アベマ』を育成中のサイバーエージェントです。 現在の株価は916.1円、時価総額4641億円、PBR3.21、自己資本比率は30.2%、今期予想PER57.98、配当利回り1.6%(15~16円)、総合利回り4.7%(15+28=43円、「ABEMA」プレミアム利用料は1か月税込み960円)で、優待は100株保有で「ABEMA」プレミアム利用料無料クーポン3か月分、500株保有で同12か月分です。 サイバーエージェントはなんだかキラキラした社風っぽい会社ですし、かなりの高PBRでもあるので、本来であれば「人の気配のしないシケモク超低PBR銘柄」が専門の私が手を出せるような会社では全くありません。 ただここを500株買うと、「ABEMAプレミアム」が「永年無料」になるので、それを目的として私はしばらく前に参戦しました。 自分は現在民放キー局を中心として「優待メディア株バルクプロジェクト」を実行しており、その一環としてアベマにもアクセスしてその実力を見たかったのです。 後もう1つ言うと、U-NEXT12カ月無料=つまり永遠に見放題になる優待がどうしても欲しくて、高PBRに目をつむって 9418USEN-NEXTHD を2021年の5~6月にかけて1000株買ったのですが、このポジションにたっぷり含み益が乗っている状態で非常にうまくいったので、その「2匹目のどじょう」を狙いたかったということもあります。 アベマ優待を楽しみに末永くホールドしていけたらいいなあと思っていますが、私がパッと見た所、アベマプレミアムにはあまり面白いバラエティー番組がありません。何かお勧めがありましたら、皆様是非教えてください。
Jan 11, 2024
さて今日は久々に2022~24主力株概況シリーズです。106位 7163 住信SBIネット銀行(東S、非優待株) ◎ PF時価総額106位は、ネット銀行大手でAI活用した住宅ローン融資に強みを持つ住信SBIネット銀行です。今回上位に初登場となりました。 現在の株価は1539円、時価総額2321億円、PBR1.68、自己資本比率は1.4%、今期予想PER9.92、配当利回り1.0%(15.5円)で、優待はありません。 さて私は現在「優待地銀株バルクプロジェクト」を楽しく実行中なのですが、同時に「ま、将来的に地銀が完全に無くなることはないだろうけど、それでも実際の銀行の店舗に行くことって自分もどんどん減っているし、将来的にはネット銀行のシェアはもっと大きくなるだろうな。ほとんどのことはネットで済んじゃうし。」とも漠然と思っていました。 そして「地銀株の未来を占う上で、躍進を続けるネット銀行を保有して学ぶことには大きな意義があるだろう。」と考えてここを少し多めに買いました。それ以外にもやや重複しますが2つの理由があります。1. 成長力を加味すると今の株価位置は安いと感じた。2. 「SBI」と言う名前にはどうしても「政商北尾様」の影がちらつく。様々な「見えないリスク」がありそうで投資家としてはどうしても身構えるし「SBIディスカウント」されがちになる。その「北尾逆プレミアム」に魅力を覚えた。 今後、ここを保有しながらネット銀行の未来について学んでいく予定です。
Jan 10, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。336位 3501 住江織物 (東P、5月優待) ◎ PF336位は、国会の赤じゅうたんを納入する名門繊維企業の住江織物です。 現在の株価は2319円、時価総額178億円、PBR0.51、自己資本比率は33.2%、今期予想PER11.36、配当利回り3.0%(70円)、総合利回り3.9%(70+20=90円、利回りは200株保有時で換算)で、優待は100株保有で700円相当の自社製品、200株保有で4000円相当のオリジナルカタログギフトなどです。 過去の選択例を1つだけ見ておきましょう。千房のお好み焼き・焼きそばセットです。 住江織物は指標的にもまずまず割安ですし、総合利回りも出ていますし、PF中位としてはとても良い銘柄であると評価しています。
Jan 9, 2024
さて私は現在日経マネーで、「株式投資のレジェンドに学ぶ必勝テク」という連載をさせて頂いているのですが、今日朝からずっと集中してやって、たった今その最終回の準備が終わりました。 この連載では、第1部でバリュー投資のレジェンド達を紹介しました。 そして現在の第2部ではモメンタム投資のレジェンドについて書いているのですが、その最終回の準備が完了したという事です。 今回の連載では、読者の方々にとってより読みやすくかつ面白くなるように、「もしも各レジェンドが今の日本株市場で選ぶとしたらこんな銘柄なんじゃないか?」というものを毎回1銘柄ずつプレゼンしてきたのですが、当然銘柄がダブってはいけないので、こうやってチェックをしてきました。(笑) 紙面上で最終回を迎えるのは、実際にはまだ数か月先となります。引き続き最後まで当連載をよろしくお願い致します。
Jan 8, 2024
さて大変なご好評を戴いている 「株式投資本オールタイムベストシリーズ」 ですが、今日はその ベスト140 をまとめておきます。 さて私が投資家としての生を受けて20年以上が経ちました。今日紹介するのは、今までに数千時間以上をかけて読み倒してきた数百冊の投資本の中のまさに至高の「ベスト・オブ・ベスト」です。 今この日記を書いている机から14秒以内に手が届くところに全てがある、投資家として「全幅の信頼を寄せている」本たちです。私は資産を失っても、家を失っても、投資家として何度でもやり直せるという絶対の自信があります。でもその時にもしも、この子達が自らの傍にいなかったらそれはもう全然ダメです。つまり この記事は、私の投資家としての頭の中の全て ものの見方・考え方の全て ということです。 そして同時にこの記事は、私の投資家としての 「ある意味での集大成」 とも言える内容でもあります。このベスト140には私がどのような投資家であり、何を大切にしているのか、そしてどういうことを考えて毎日を戦っているのか、の全てが表出していると思っています。 全部読めば実力UP間違いなし、まさに「永久保存版」 絶対の自信を持って皆様に贈る渾身の日記となります。 前置きが長くなりました。 それでは早速始めましょう。 1~100位 101~105位 105~110位 111~115位 116~120位 121~125位 126~130位 131~135位 なお未読の方は「持てる筆力の全てを尽くした」完全燃焼の上記のベスト135を先に御覧下さい。。。136位 スノーボール(アリス・シュローダー著、日本経済新聞社、2009年) 「世界一の投資家」として知られるウォーレン・バフェットの「本人公認」の自伝です。バフェット本人が筆者を決定し、300時間以上ものインタビューに応じてすべてを語り、また家族・友人など250人以上の関係者への取材を認め、5年の月日をかけて書き上げられた大作ですね。1.総論2. 格好悪い方の話3. 褒める時は名指しし、批判するときは分野の不特定多数を批判する4. 人生デビュー時点から既に用心深い5. 数字が好き6. バリュー投資家の片りん7. シスターの指紋8. ディープバリュー投資家からクオリティ投資家へ9. テレビネットワークは本当にオワコンなのか?10. スノーボール137位 投資の科学 (マイケル・J・モーブッシン著、日経BP社、2007年) 著者のモーブッシンはファイナンス学会の俊英で、「ウォール街で最も影響力のある人物」の1人としても有名です。彼の豊富な知識と海よりも深い洞察力が余すところなく発揮された本著は、「控えめに言って超名著」太鼓判認定です。 この本は、数ページの短いエッセーが連作で繋がるように構成されており、非常に読みやすいのが特徴です。全部で30章から成っており、全く捨てページの無い驚異の密度となっています。1. 総論2. 株式市場は複雑系3. 優れた気質は常に高いIQに勝る4. 正の期待値を手に入れることが重要5. インデックスに勝つための4つの秘訣6. 上昇の確率は低いが期待値が魅力的7. 古い会社よりも新しい会社に賭けるべき8. DCF法は役に立たない9. モフモフエアバックだらけの優待バリュー株投資手法10. 株式市場は複雑系11. 株式市場ではべき乗法則が成り立っている138位 株式トレード 基本と原則 (マーク・ミネルヴィニ著、パンローリング社、2018年) この本は「マーケットの魔術師」マーク・ミネルヴィニによる2冊目の著作となります。1冊目のミネルヴィニの成長株投資法に較べると、株式投資でやってよいこととやってはいけないことを概念的に示した1冊になっています。1. 総論2. 目標を実現するか、死ぬまでやり続ける3. MVP指標4. ナンピンは間違いを増やす5. 決算プレイの是非6. 大きな成果を上げるための4つのカギ7. ドローダウンを抑えるための4つのカギ139位 ミネルヴィニの勝者になるための思考法(マーク・ミネルヴィニ著、パンローリング、2022年) ミネルヴィニは、名著 「成長株投資法」 や、それを軽く超えると個人的には考えている神本 「成長株投資の神」 などの著作で知られる、世界でも指折りの株式トレーダー&現代最高峰のモメンタム投資家の1人です。彼の著作には外れが無いですが、この本もいい出来です。1. 総論2. 脳は変われる3. RAS(網様体賦活系)を訓練することが大切4. 高いセルフイメージを持つことが大切5. 極度に集中することが大切6. 非現実的になろう140位 サイコロジー・オブ・マネー (モーガン・ハウセル著、ダイヤモンド社、2021年) いくつかの大きな欠点はありますが、それを打ち消す魅力のある素晴らしい1冊ですね。0. 「自分がアクティブ投資で勝てなかったからインデックス投資が最強」という謎理論1. 経済的成功のカギは「ソフトスキル」2. テールイベントの絶大な力3. 「恐怖効果」のパワフルさ4. 合理的>数理的5. 「知らない企業」より「好きな企業」への投資がリターンを生み理由6. 「夜、安心して眠れること」を優先する7. 他人に富を見せびらかさず、誠実に人と接しよう 以上、みきまるの優待バリュー株日誌特別編、株式投資本オールタイムベスト140のまとめでした。
Jan 7, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。 335位 6490 日本ピラー工業 (東P、3月優待) ○ PF335位は、液体の漏れを防ぐメカニカルシールの業界大手の日本ピラー工業です。 現在の株価は4285円、時価総額1073億円、PBR1.57、自己資本比率は71.5%と盤石、今期予想PER11.80、配当利回り2.8%(120円)、総合利回り3.2%(120+15=135円)で、優待は100株保有で1500円相当のクオカードなどです。 日本ピラー工業は指標的な割高感もありませんし、財務状態も鉄壁ですし、ポートフォリオ中位としては十分に良い銘柄であると評価しています。
Jan 6, 2024
さて今日は、9048名古屋鉄道 のスピンアウトブログです。 名鉄の優待で、愛知県犬山市にある「本物の明治建築を保存展示する野外博物館」である明治村に優待料金で入場することが出来ます。とても広大且つ勉強になるところで、私は大好きで何度も行っています。 強制的に村内をたっぷりお散歩することになるので当然お腹が空くわけですが、実はこの明治村の中にひっそりと牛鍋のお店が隠れていてそこが滅茶苦茶に美味しいのです。正直、牛鍋を食べに行くためだけに村民になってもいいレベルです。 そこで今日は、その「牛鍋 大井牛肉店」についてちょっと紹介したいと思います。 まずは店構えです。「文明開化」の香りがして、もうすでにここからいいですねえ。 メニューです。どれにしようか迷うなあ。。。 明治時代の建物なので、店内はとても寒いです。でも逆にそのおかげで牛鍋がめちゃんこ美味しく感じられるんだよなあ。ちなみに下の写真の卵ですが1個120円でお替りできるので筋トレ中の方も全然大丈夫です。 お肉と野菜が運ばれてきました。。。 お店の人が親切に全部作ってくれます。。。 この立ち上がる湯気がたまらない。。。 早く食べたいなあ。。。 出来上がり。!! 迷わずお肉から。! 投資家なので勝負所を逃さないことは肝要です。 あぁ、またすぐにでもお肉を食べに行きたいなあ。。。
Jan 5, 2024
2024年の相場が始まりました。大発会の今日は私の主戦場である小型の優待バリュー株に株価が好調な所が多く幸先の良いスタートとなりました。 ところで昨年2023年の私は非常に苦戦したわけですが、その原因はポートフォリオ上位で戦った2681ゲオHD、6623愛知電機、7533緑十字あたりの銘柄群が、業績はまずまず堅調な一方で株価が「トータルで見ると1年間ほぼヨコヨコ」で推移して大きく足を引っ張ったことにありました。 ただ 株式市場というのは「平均回帰の原則」というリターンリバーサル的な重力が強力に作用するところ であり、「去年の勝者が今年の敗残兵、去年のA級戦犯が今年のVIP」ということも良くあるので、これらの去年不発だった銘柄群のリベンジにも期待しています。 ま、いずれにせよ、株式市場には 「1月バロメーター」 という最強アノマリーもありますし、今月は1年間で一等頑張りたいと思っています。実際 去年は1月のパフォーマンスがTOPIXの+4.4%に対して自分が+0.9%と大きく劣後し、そのままずっと地獄のラリーが年中続いてしまった というトラウマがあるのでなおさらです。 2024年はどんな1年になるかな。
Jan 4, 2024
2023年の8月末から溜まっている未整理の優待写真が4900枚もあって、それらをフォルダに整理しないとブログの更新が出来ない状況に陥っており、昨年末から泣きながら取り組んでいます。 しばらくは写真整理最優先で行きます。
Jan 3, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。334位 9048 名古屋鉄道 (東1、3・9月優待) △ PF334位は、中部地盤の私鉄大手で不動産、百貨店、ホテル等幅広く展開している名古屋鉄道です。 現在の株価は2295円、時価総額4514億円、PBR1.08、自己資本比率は33.9%、今期予想PER21.49、配当利回り1.1%(25円)、総合利回り1.7%(25+15=40円、優待券セットはメルカリ平均価格の1冊3000円で換算)で、優待は200株保有で年1回優待券セットなどです。 名古屋鉄道は、名古屋圏在住の優待族の方には必須銘柄です。 ただ、そうでない場合には、ちょっと魅力の薄い銘柄かもしれないですね。(まさかの続編へ続く)。。。
Jan 2, 2024
皆様、2024年明けましておめでとう御座います。 さて早速今年の抱負ですが、 1. 「いつも笑顔で、全財産をにこにこフルインベストメント」を原則とする。決して「悪魔のささやき」であるマーケット・タイミング戦略 を取らない。過去200年の期間で見てあらゆる金融商品の中で株が最も長期リターンが良いことはデータから明白なので、その「最も有利な所」にシンプルに全財産を賭け続ける。(上記データは「株式投資の未来 ジェレミー・シーゲル著、日経BP、2005年」より引用) また「失われた30年」が続き、1990年を起点とすると世界でダントツの低パフォーマンスに喘ぎ、既に誰にも注目されなくなっているローカル日本市場ではあるが、過去115年間(1900~2015年)の超長期での「1か月物Tビルと比較した年平均プレミアム」で見ると6.2%であり、世界平均の4.2%、アメリカの5.5%を上回っている。 マーケットは「平均回帰の原則」が強く働くところであることを考慮すると、過去30年間があまりにもとんでもなく酷過ぎた分、ここからの数十年の日本株市場の長期パフォーマンスは世界平均を大きく上回る可能性があると個人的には考えている。 何が言いたいかと言うと、「長期ポテンシャル抜群」&「長年戦い続けてきて裏路地の隅々まで知り抜いている」ここ日本株市場で、今年2024年も全身全霊を賭けて戦う。(上記データは、「ファクター投資入門 アンドリュー・L・バーキン+ラリー・E・スウェドロー著、パンローリング、2018年」より引用) 2. 1年間例えどんな事があろうとも、株式市場から絶対に退場せずに生き抜く。そして「常に上機嫌で、朗らかに楽しく」毎日を過ごす。株式投資は「世界最大のグレートゲーム」であり、それに参加できることへの感謝の気持ちを持ち続ける。 3. 「優待株いけす」から選び抜いた総合戦闘力の高い精鋭銘柄に資金を集中し、ベンチマーク(TOPIX)を上回る成績を上げることに注力する。 自分には投資でワクワクドキドキ感を味わいたい、スリルとサスペンスを楽しみたいという無意識の欲求があり、それでリスク・リワード比の劣るギャンブル的な銘柄で勝負してしまうという悪癖が以前からある。またそれによって平均するとこれまで毎年3~4%のパフォーマンスを失っている。 なので、「野菜畑を育てる農夫」の様な気持ちで、リスク・リワード比の優れた、地味だけど魅力的な銘柄に限りなく特化して堅実に戦う。投資に過剰な楽しみを求めない。普通にやっているだけでも十分に面白いんだし、自分は「お金を稼ぐためにマーケットにいる。」ことをしっかりと意識し続ける。 具体的には数多くの優待銘柄でポートフォリオの防御力・総合利回りを限りなく高めつつ、強い確信の持てる上位銘柄には迅速&大量に資金を投入する「カウンター狙いの投資」に徹底する。 毎年少なくとも2回か3回は絶好の投資チャンスが訪れる。例えば昨年2023年だったら 7932ニッピ や 9401TBS に、「ボールが止まって見える。お金が目の前に落ちている。」と感じる瞬間があった。それを決して逃さない。絶好球は強打する。 イメージとしては、モンゴルの大草原の草むらに体を低くして隠れ獲物を捕らえるチャンスを粘り強く待つマヌルネコの様に「極限まで重心を低くして」集中して戦う。 (撮影 みきまる 名古屋東山動物園) 4. 投資戦略としては、現在の自分の根幹手法である バリュー → モメンタム戦略 を貫き、少しでも良好なパフォーマンスを目指す。「メンタル中世」を合言葉に、「勝つことにどこまでも貪欲」に戦い続ける。 5.優待銘柄への感謝の気持ちを忘れず、戴いた優待は様々な手段を駆使して100%使い切る。 といったところです。 尚ここで、自らの利便性のために、昨年2023年末のベンチマークとなる各指数を貼っておきます。今年も絶対に、各指数を確実に一人ずつ順番に○ってやります。(上記データはSBI証券より引用) 今年はどのような優待バリュー株との出会いがあるのか、どの銘柄を新たに主力として戦うことになるのか、今から本当に楽しみです。何があろうとも、自分が生きている限りは最後まで死力を尽くして頑張ります。それでは皆様、今年2024年も1年間何卒よろしくお願い申し上げます。 みきまる拝。
Jan 1, 2024
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