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さて、時計やカメラなどの専門性が高い商材の新品と中古をネットと店舗で販売し、その初期段階で目を付けて「ここは凄くいい。」と思ったのに、自分の勉強不足と核となる投資理論の不在で大きく買えなかった3179シュッピンの反省から生まれた、
「勝てる優待グロース株」発掘の秘密の公式である、YOU-CAN-SLIM法。
これは完全に私の投資家としての「企業秘密」に属するものなのですが、前回その初版をブログ上でアップしたところ、様々な場面で自分自身が頻繁に参照するのに非常に便利で役立ち、同時に「トータルで見てプラスがマイナスを大幅に上回った。」という実感がありました。そこで今日は自分自身の利便性のために、更なる改良を加えた第2版を公開します。
さて、それではまず原法であるウィリアム・オニールの「CAN-SLIM法」をまとめておきます。こちらも第1版から更に分かりやすくなるように文章を改変しています。
C= Current Quarterly Earnings 直近の四半期の1株益。最低でも20%は上昇していており、「勢い良く成長している」こと。
A= Annual Earnings Increases 年間の収益増加。過去5年間に意味のある成長が認められること。連続増益が望ましい。
N= New Products、New Management 新製品、経営陣の入れ替え、属する業種の重大な変化などがあったこと。
N= New Highs 株価が年初来高値、昨年来高値、上場来高値などの新高値をつけていること。
S= Supply and Demand 株式の需要と供給。 発行済み株式数が少ないこと。需給の法則から騰がりやすい小型株であること。
L= Leaders 相場を主導する銘柄であること。少なくとも業界の上位2、3社に入っていること。
I= Institutional Sponsorship 有力な機関投資家が保有していること。何故なら機関投資家は大多数の投資家よりも経験豊かで、より優れた投資実績を持ち、銘柄の選定にも長けているからである。
M= The General Market 相場全体のトレンドが悪くない、下降トレンドではないことを確認すること。
以上がCAN-SLIM法の2015年現在の最新のまとめになります。ただ、アメリカには優待株がほとんど存在せず、この原法のままでは「世界最大の優待株天国」である日本株市場の現状 にはジャストフィットしないため、オニールのこのCAN-SLIM法を私なりにアレンジして、
優待グロース株投資の絶対的な指針となるYOU-CAN-SLIM法
を新たに開発しました。 具体的には下記を付け加えています。
YOU= ゆー:優待のゆー
株価上昇のカタリストとなる 意味のある魅力的な優待が付いている こと。 そして1単元投資時の 「配当+優待」の実質総合利回りが4.0%以上である こと。 「優待原価率」が適正で長期間無理なく継続できる内容である こと。この3点が株式市場で負けずに生き残れる魔法の 「優待エアバッグ」作動の前提条件 となる。
S= Supply and Demand
株式の需給に関して日本株市場の特性を活かし、 東証2部昇格&優待新設により近い将来の東証1部昇格が濃厚な銘柄を狙い撃ちする こと。これは東証1部昇格により効率良く株価上昇が期待できるためである。
M= みきまる銘柄である
元々自分のPFである「優待株いけす」に入っている 銘柄であること。いけす内を広く澄んだ、子どものような純粋な透明な目で見渡した時に、その 総合戦闘力の高さから「自発的に」あたかも蛍光を発するように浮かび上がってくる銘柄である こと。PF外の新規銘柄を吟味無くいきなり主力株に据えるのは、勝率を高めるために必要なプロセスを経ていないため非常にリスクが高く禁忌である。
以上が YOU-CAN-SLIM法 第2版 です。
これからもこの変形オニール公式の「YOU-CAN-SLIM法」を使って戦闘力の高い優待グロース株を毎日楽しく発掘して行こうと思っています。
2021~25PF概況557位、サンクゼール。 May 6, 2025
2021~25PF概況556位、カナデン。 May 5, 2025
2021~25PF概況555位、萩原工業。 May 4, 2025