みきまるの優待バリュー株日誌

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May 18, 2023
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カテゴリ: 投資本書評
さて今日は株式投資本オールタイムベスト137位





投資の科学 (マイケル・J・モーブッシン著、日経BP社、2007年)











 の第2弾です。






 今日はまずはいきなり最高の出来である、まえがき から。






 チャールズ・マンガー(世界一の投資家であるウォーレン・バフェットの腹心の片腕で、自身も超凄腕のバリュー投資家)の長きにわたる成功は、知識のコンシリエント(相互飛躍的)なアプローチに対する類まれな信念によりもたらされたものである。










 私も「知識は複利で働き、学び続けることによってその効用は飛躍的に高まる。」と考えていて、そのためにこの株式投資本オールタイムベストシリーズを長年続けています。そして実際、このシリーズを書き始めてから、自分は投資家として明らかに成長したと実感しています。








 問題解決の成否を左右するのはIQではない。マンガーによれば、チャールズ・ダーウィンが成し遂げた世界観の大転換という偉業は、彼の才能よりも彼の研究方法に因るところが大きいという。一方で、秀才たちが残した数多くの失敗例は、柔軟性の欠如や心理学への軽視が判断を誤らせるという事実を示している。






→ 失われた30年の続く、世界最弱市場&デッドマーケットとして知られるここ日本株市場では、過去に財務やファイナンスの専門家を含む多くの凄腕投資家が、その類まれなる力量を持ってしても生き残ることが出来ず、窒息して息絶えてきました。特にリーマンショック時には、「まさか、貴方まで死ぬのか!」という驚きを隠せない、凄惨な生き地獄が展開されたことを今でも恐怖と共に昨日の事の様に思い出します。





 株式市場で生き抜くにはIQの高さや知識の豊富さだけでは全く足りない、ということなんですね。












 複雑系の概念は、市場をより直観的に理解する道具であり、実証データともよく調和する。





→ そう、株式市場と言うのは原因と結果が必ずしも一致しない、不可思議で矛盾に満ちた、混沌とした世界なんですね。そしてこのタフ過ぎる世界で生き抜き続けるのに、このモーブッシンの名著は、なくてはならない必須書籍なのです。







 (続く)





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Last updated  May 18, 2023 07:33:43 PM


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