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化学基礎の解説です。当初は基本事項、モル関係、酸塩基、酸化還元とバリエーションも多く、計算量の多さのわりに30分という時間制限、なおかつ主に文系の生徒が受験している(と思う)ので、学校での授業単位数も少な目であれば、相対的に難易度高いのではと危惧しましたが、蓋を開けてみたらびっくりです。計算量もおさえて、応用的な問題はほぼないという、非常に良心的な問題でした。【全体概況】予想通り大問は2つ。マーク数も14で、1問2分という時間配分も予想通り。正直言って難易度は低い。第一問基本事項~モル計算あたりまでを範囲とするかと思いきや、ほぼ基本事項。昨年までの化学の「第一問」の小問集合に近い。来年以降化学基礎を受験する生徒は、2014以前の大問1を練習しておこう。計算はなく、原子の構造や電子などは標準的。ただし、新分野としての極性や配位結合、状態変化などが出題。とはいえ教科書レベルでも対応できる。日常の化学も、教科書をしっかり見ておけば対応できる。第二問多少計算問題があり、モル計算から酸塩基、酸化還元まで出題。とはいえすべて標準的。今年は中和滴定がらみは出ていないが、来年以降は警戒しておくことには変わりない。以降解説プリント。
2015.01.21
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【全体概況】懸念したほどの難化はなく、一安心。大問数が増えているので、ペース配分がちゃんとできたかが勝敗を分けたかも。選択の5,6がきて多くの受験生(や、学校)は助かったと思う。生物選択者なら迷わず6だが、ビニロンの計算はやや厄介なので、第5問を選択してしまった人は苦戦したカモ。予想通り「化学基礎で出た問題は出ない」ということで、問題のかぶりはない。(例えば電子配置や状態変化、結合の種類など)ということは、基礎科目が終わった時点で「出ていない部分を集中的に復讐する」ことで得点のブーストを図るという戦略はあながち間違いではなさそう。来年度以降の受験生は覚えておこう。【各問題】第一問オーソドックスな問題。問4が、選びにくそう。問5は、教科書レベルだし、昔のセンター試験や基礎的二次問題の過去問で対策できていれば問題なし。第二問問1は予想通りの結合エネルギー。エネルギー図のほうがはるかに早く正確に解きやすい。問2も予想通り。定番。問3の溶解度積は想定外、かつ非常に意地悪。体積変化で濃度変化を見落とすとドツボにはまる。後回しにした人が正解。問4はオーソドックスな電気分解。問5も定番。平衡定数に関する出題がないように見えるが、問3は実質的に平衡定数の問題なので来年以降は電離定数などの問題も確実に出題されそう。速度に関しては、出題されず。酸・塩基、中和に関しても、(化学基礎の履修が前提であったとしても)完全に化学基礎と棲み分けしているようだし、来年以降も化学での出題はあまりなさそう.第三問予想通り超例年通りの超得点源。ここで落としたら厳しい。とはいえ問5は少し手間がかかる。慣れてないと手こずったかも。問6は「局部電池」の問題で、知識はもちろん考える力が必要。迷ったら先に進んだほうがいい、ってくらいの問題ではあるけど、ちゃんとイオン化傾向など理解できていればできたはず。第四問第五、六問が選択になったことで、こっちは結果的にオーソドックスな形になった。問5が特殊な出題と一部ではいわれているが、化学の問題で「失敗するドジ実験者」はよく出てくる。なんのことはない、通常通り解けばいい問題。問6も、まともに計算せずに、解答例みたいに途中から適当にやろう。第五問高分子が得意な人はよかったかも。アセタール化の計算は難しい。第六問生物選択者なら有利。問1が選びにくい。問3は難しそうに見えるが、ビビらなければ楽勝。以下解答例
2015.01.20
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センター化学2015の概要予想と対策です。って言っても、ガラッと変わるので、要注意ポイントをあげましたという感じ。ギリギリですが、動画でも解説予定です。大雑把に、黒文字がおおよそ出そうなもので、黄色マークは要注意、青は、変化球あり?という感じ。☆は頻出、○は確実に。△は後回しでよさそう。全体的に、【1】【2】に計算が集中しそうなので、時間配分に注意。計算は後回しでいくのが吉かも。さらに、【1】【2】の化学基礎と被る部分(酸塩基、酸化還元)は、ずらしてくると考えられる(同じような問題の使いまわしはない)ので、化学基礎の試験が終了した時点で、「出なかった」部分を教科書などで直前補充しておくといいのではないかと。もしかしたら、選択問題があるかもしれないが、期待はできない。日常の化学はどの大問で出てもおかしくないので、教科書のコラムや写真を一通り見ておこう。【1】結晶・気体・溶液「基礎問はわずか!計算速度と正確さが必要!」 結晶は面心、体心の簡単な計算や密度付近まで。六方は名前くらい?充填率も、最密を覚えればOK念のため、半径の計算方法と「球の体積の公式」は確認。イオンの格子はないと思うけど… 気体は、ボイルシャルルや状態方程式はもちろん。グラフと出そう。水銀柱や蒸気圧、オーソドックスな混合気体もあり。この辺は10年以上前のセンターの問題で仕上げておくとよさそう。 溶液については、溶解度がらみの問題とは思うが、水和物が苦手な人はなんとかしておこう。ここも、グラフもあり。コロイド、浸透圧などは、もしかしたら【3】【4】あたりに流れ弾がいくかも。【2】熱・電気・速度・平衡「化学基礎との兼ね合いに注意!計算とグラフ処理!」 熱は、オーソドックスなヘスはあると思うが、結合エネルギーや活性化エネルギーがらみの可能性も。後者なら教科書の演習問題レベル以上はない。ヘスなら、問題は出尽くしてるのでやや難問カモ。 電気は普通の電気分解(グラフ・計算)はあると思うが、要注意は燃料電池。ここで酸塩基や熱(エネルギー)と複合させる工夫した問題にも対応できるように。電気がたくさんあれば酸化還元は【3】に流れるかも。こちらも滴定は注意。化学基礎との兼ね合いで。 速度は基本的な問題以上はなさそう。ただし、条件を左右するもの(触媒とか)は聞かれる。 平衡は、平衡移動についての正誤が妥当にありそう。あとは、酸塩基からKaとか、pHあたりか。酸塩基の出方は化学基礎との兼ね合いもあるが、二段階滴定や逆滴定も確認。 場合によっては圧平衡定数が【1】で出たり、ハーバーボッシュ法の平衡あたりが【3】で出たりと、他の大問に流れ弾がいくかも(流れた場合は難問にはならないだろうが)。平衡定数の単位のつけ方も念のため確認しよう。溶解度積はさすがに勘弁してほしいが、こちらも【3】に流れる危険もある。余裕があれば。【3】無機「数少ない例年に近い形。ここで得点できないと厳しい。」基本的には「例年通り」にアルカリ・アルカリ土類・ハロゲンを重点。製錬方法やイオン化傾向~分離、両性元素や鉄・銅などのイオンの色や沈殿あたり。錯イオンは要チェック。あとは、アンモニアソーダ法、接触法はもちろん、ハーバーボッシュからのオストワルトも定番。【2】からの流れ弾の平衡や酸化還元が来た場合は、得意に応じて後回しにしていいだろう。【4】有機「高分子関係の知識問題で失点を防げるかがカギ。例年通りの問題は落とせない」全体として、「異性体」「エステル」に関する問題は頻出。これは例年通りで対策しておく。前半は鎖式。からの高分子や熱の計算という展開もありそう。複雑そうな問題が来たら、時間に応じて逃げよう。後半は芳香族。定番のフェノール~サリチル酸がらみは確実に。分離やPETも頻出。計算はあまりないかも。ここに、油脂~セッケンがねじこまれそう。けん化価・ヨウ素価の計算も確認(でも、ここで計算が増えるとたぶん多くの受験生が倒れていくだろう…)。さらに、高分子の分子量計算や重合度計算もこの辺で来そうで怖い。浸透圧や、蒸気圧降下(沸点上昇・凝固点降下)などもぶっこまれる危険性もあるが、慌てず計算できるかどうかだろう。糖・たんぱく(アミノ酸)はちょびっと。イオン交換樹脂とかも、知識を余裕があれば確認。
2015.01.05
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