緑色大好き♪ヴェルデの雑食日記

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2009年11月19日

☆グランメゾン・銀座「ロオジエ」で至福の時☆

(22)

テーマ：美味しいお店を教えて！(16961)

カテゴリ：フレンチ・イタリアン・スパニッシュ

明日発売されるミシュランでも☆☆☆を維持している、日本を代表するグランメゾン「ロオジエ」。

家族で眼鏡さんは誤解されているようですが、
わたしが最後にここで食事したのはまだジャック・ボリー氏の時。
久しぶりの訪問に胸は高鳴ります。
メンバーはこの時と同じ。

このクラスの店になると２日前にリコンファームの電話が掛かって来ます。
友人がその際、写真撮影の許可を頼むと「開店前の少しの時間、
他にお客様がいなければ」とのこと。

ガレット(gateau2006) さんは撮られましたよね？

既にup されていました

「ロオジエとは『柳』という意味でございまして、こちらの階段なども全て柳の柄に…」
の写真は撮り忘れました。

このお皿も？

ワインには疎いわたしですが、上手に希望を聞いて下さって、
期待通りの美味しいワインと共に食事が始まります。

アミューズブーシュの一番下はまぐろのタルタル。

アミューズ.jpg

一番上のマカダミアナッツとカリフラワーのムースと混ぜ混ぜして食べると

（緑のシブレットの香りはあまりしなかった）
これは幸先の良いスタートです。

前菜のビーツのサラダ。黄色いビーツもあるんですね～。

ビーツのサラダ.jpg

細い枝のようなものはビターなカカオとのことですが、想像より甘かった。

酸味と甘味、パルメザンのムースがもたらすコクと鮮烈な香りが一体となった
非常に個性の強い皿。
ボリー氏の時にはなかった味わいですね。

このスープがまた美味しい～。エリンギとセップ茸だったかしら？

シャンピ二オンのスープ.jpg

ふわぁ～っとした香りを楽しんでいるうちに
一番下のシイタケのロワイヤルにとどめを刺されます。
百合根と栗も入っていましたね。「秋」を見事に表現しています。

メインは緑茶をまぶした白金豚のロティを。「静岡の甘鯛」も気になったんですけどね。

見た目鰹のたたき風。特に緑茶は感じませんでしたが…。
ソースには抹茶が使われています。それに甘酸っぱいブドウ。
不思議な感じだけど合いますね。

あ、（最近は富山でも甘鯛が獲れるそうですよ～。）

実はわたし、玉ねぎが大の苦手。
しかしこの付け合わせのコンフィは、今まで食べた玉葱で
一番美味しかった～～～

ガレットさんはシャンピ二オンのリゾットと鶏のファルシィ。
見ているだけで美味しいオーラが

パンは「メゾンカイザー」のもの...のはず。
イチジクとゴマのパンを選択。

イチジク自体はそんなに入っていないように見えましたが、
生地にも練りこまれているのか、イチジク感は強いです。
もっちりして美味しい～

画像はボケてしまったので、省略しました
ゴマはデセールを考えると食べられませんでした

バターは無塩と有塩と二種類用意されていましたが、使うの忘れちゃった。

ここでもボリー氏の時代とは違う点が。

シャトー・ラギオールのナイフ。モダンですよね。

あ、今日はボジョレ・ヌーヴォーの解禁日ですね。
今年は出来がいいとか…（って毎年言ってる気がする）。

色調は黄色～緑色の間くらいに揃えている、とのこと。カラーも黄色。

テーブルのカラー.jpg

フレンチにしてはバターが少ないのか、
しっかり食べた感はありますが、あまり凭れない料理です。
かといって奇を衒うわけではない、重厚さも兼ね備えています。

さて、明日は怒涛のデセール攻撃～～の予定です。

何年かに一回行けるか行けないかの超高級店ですが、
大勢のスタッフはみな、とてもフレンドリー。
近所のお店にでもいるようにリラックスさせて下さいます。

料理の説明もゆっくりわかり易く（なのに覚えていられない自分が情けない）
良くある「立て板に水だけど何を言っているのかわからない」店とは違う、

やはりここは☆☆☆の価値のあるお店です（断言）

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